行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/24/2022, 11:27:19 AM

Blut auf Glas



透き通る器
秤に掛け
朱雫流し 刻み廻り

虚像との残像…

孤高を纏い
裂いた聲
叶わぬ望み
哀しげな薄笑み

足跡が傷み
想い馳せ
届かぬ祈り
色褪せてく陽炎


「在ルベキ 其ノ願イ…」


透き通る器
秤に掛け
朱雫流し 刻み廻り

虚像との残像…


儚げに煌き
瞳に映し
瞼閉じて 描き彩り

虚像との幻像…


「静カニ破片ハ…」

10/24/2022, 11:26:49 AM

数年経ったのに

あの時の自分の言葉が、時々脳内を乱反射する

「行かないで」

何度唱えても、彼女の足を止める事は出来なかった

むしろ、速度は速まるばかり

同時に、身体は震え、息を乱す音すら聞こえる

それに気づいた瞬間、怖くなった

彼女の顔を見る勇気が、自信がなくなった

僕は卑怯者だ、呼び止めておきながら

それを受け止める覚悟がなかった

あの時、それでも呼び止めていたら…

金木犀を眺める、最後に一緒に眺めた花

香りが、陶酔を呼び込む

10/24/2022, 11:24:57 AM

今日、小学校時代からの付き合いの友が遠くへ引っ越してしまう。
遊んでいたらもうこんな時間。
私は帰らなきゃだし、友達は駅に行かないといけない。
もう会えないかもしれないんだ。
友達が別れを告げようとしたところを割り込んで、駅まで一緒に行くことを告げた。
友達は泣きながらありがとう、と感謝の言葉を発していた
友達のご両親と合流して、電車に乗った友達。
ドアが締まる直前で

「こんな私とずっと遊んでくれて、友達になってくれてありがとう。」

と涙を頬に伝わらせながらこちらに微笑んでいた
泣かないでよ。
そんな事言わないで。
私まで泣いちゃう。
止めたくなっちゃう。
本当は行ってほしくなんかない。
ずっとこっちにいて欲しい。
行かないで。
そんな私の願いは、電車の音と共に消えていった

行かないで

10/24/2022, 11:24:23 AM

嫌いなものは終電前のスマートフォン

まるで糸切りばさみのように
私達は分かれさせられる

必ずまた同じ場所に帰ると
信じて何も言わない

言えない。最後まで。
言えなかった「行かないで」

10/24/2022, 11:20:46 AM

本当の自分を知られたら
もしもう嫌気がさしてたら
声が聞けない期間がつづいたら
会えない日が長かったら
冷めてやっぱり。。と思われるのではないか、と
考える。

めんどくさい人にはなりたくない。

けど。


どこへも行かないで。

10/24/2022, 11:18:18 AM

行かないで

  5歳年下の友人

  独身、ネコ1匹と一人暮らしをしている

  バイクに車、模型作り、暇つぶしの趣味は

  一通りやった

  このまま気楽に独身生活を続けて行くもの

  と思っていた

  ある日、突然宣言する

  永遠のパートナーを探しに行くと

  行かないで!と叫びたかったが

  友人のしあわせを願うと言えなかった

  がんばって! 健闘を祈る

  そんな気持ちで送り出した

  40歳、独身男の決断は間違っていなかった

  後、家もファミリーも手に入れ

  あの、寂しい部屋にいた暮らしから

  羽ばたくことに成功した

10/24/2022, 11:15:11 AM

行かないで!あなたを追いかけたいから。いかないで!あなたと一緒に行きたいから

10/24/2022, 11:08:20 AM

「行かないで」

人間の本当に苦しい時に言えない言葉は、

「助けて」と、

「行かないで」なのだろう。

10/24/2022, 11:07:51 AM

言えば良かった、
まだ話してたいって
言えればよかった、
まだ通話切りたくないって
あの時正直に言えてたら、
素直に甘えられてたら、
何か違ったのかな、、

10/24/2022, 11:03:05 AM

「行かないで」
大切な人が行ってしまった。正直心配だった。最近外に出ることが増えている気がする。浮気かな。そう思っていた。
ある日、大切な人の声がした。ほかの女の名前を呼んでいた。振り向くとそこには、大切な人と知らない女がいた。
渋谷に。(最初から読んでください)

10/24/2022, 10:59:11 AM

今日で最後。
これでお別れ。
もう会う事はないだろう。

私は大丈夫だからさ
あんまり無理するんじゃないよ
じゃあね、ばいばい
今までありがとう
楽しかったよ

君が背中を向けた時に
涙が頬を伝う

お願い行かないで
貴方と一緒がいい

そのわがままを言えてたら
今でも隣にいたのかな?

でも
貴方を困らせたくないもの
幸せそうでいてほしいもの

だからまたどこかでその笑顔見せて
私の幸せも願っててね
忘れないで。

10/24/2022, 10:54:21 AM

#16 ちゃんと朝が来た。
朝日が昇る日、ベットから起き上がることができた。

少し前、苦しくなった時、あの人が声をかけてくれた。
いつも孤独で辛い思いをしていたからこそ、
初めて心配してくれたことが嬉しかった。
心の中でずっと助けを求めていたのかもしれない。

でも、次の日、その次の日もいつもとは何も変わらないただのクラスメイトだった。
よく話すわけでもなく、別に話さないわけでもない。

最近、あの日から一年が経って、痛みが強く、時間も増えてきた。だから、孤独で苦しむ時、その人のことを思い出す。

朝が来て、その日が始まるけど、その人に助けてほしい。
「大丈夫?」その一言だけが、心のどこかでは嬉しくて、平気なふりをして逃げてしまって、寂しいことに気づいたから。

行かないで。……苦しくて……助けてほしい。

そう思ってしまう。何も関係ないのに。
何も言わないから、わからないのに。
その人、"彼"が気になってしまう。
苦しみの中の光。
それでも、何も変わらない日々は続いていく。
いつかは、終わってしまうけど。


___行かないで

10/24/2022, 10:49:10 AM

行かないで

君の前では強がりな私だから、
行かないでなんて言わない。
君を不安にさせちゃだめだからね。
君が旅立った後の駅のホームで
独り静かに呟いた。

"本当は行ってほしくなかった"

10/24/2022, 10:47:58 AM

『行かないで』


「煙草は外で吸って欲しい」
貴方は聴こえていないらしい

「酒を飲むのはやめて欲しい」
貴方は聴こえていないらしい

「ならば私と別れて欲しい」
貴方は聴こえていないらしい

不思議に思って貴方を見れば、耳だけ言葉が書かれていない

察した私は家を出る
貴方は耳なし芳一に、なるべくしてなったのだ

振り返れば芳一がついに言葉も出ないのか、こちらを見ながら口をパクパク

「さらば愛しの耳なし芳一、次は耳まで書きなさい」

家を出てから徒歩数分、カーブミラーに写った私が髪をかきあげ耳が出る
……何だ、お互い様ではないか

照れて染まった綺麗な耳に、貴方の言葉が書き足される

──行かないで

10/24/2022, 10:46:36 AM

「行かないで」 10月24日

気がついたら取り残されることが多かった。
みんな先に行ってしまう。
私が馬鹿だから?
要領が悪いから?
難聴だから?

普通でいられるように
なんとか普通の枠に引っ掛かっていられるように、必死だった。

私、普通でしょ?
だけど、この違和感は何?
ぼんやりしている間にみんな先に行ってしまう。
「行かないで」
届かない声が心の中に響くだけ。

10/24/2022, 10:46:27 AM

行かないで

降り積もる雪の日…
あなたは…
黙って住み慣れた家から
出て行った

わたしは何も知らずに
スヤスヤと…眠りの中…

ふと…
目が覚めて…
あなたがいない
ことに気づき…

えっ!えっ!
頭がパニック…
慌てふためき…

薄着で外に駆け出した
…吹雪で前が見えない…

あなた…
どこに行ったの…
行かないで…

わたしを置いてかないで


絶望した…

10/24/2022, 10:45:51 AM

「ねえお願い……」

 ドアの前で懇願する私を見ても、彼の決心は揺らがなかった。私の目を見て、ゆっくりと首を振る。

「そんな状態でいっても、殺されるだけよ。今は警察に任せて……」

「警察は買収された」
 彼は静かに、淡々と言い放った。

「このままにはしておけない。誰かがやらないと」

「あなた怪我してるのよ? 立ってるだけでフラフラじゃない。スーツの下はミイラ男。目の青痣も引いてない。歩くのにも足を引きずってる……」

 彼は私を優しく制した。

「わかってるはずだ。僕じゃなきゃだめなんだ」

「あなたが死んじゃう」

「みんな同じだ。このままじゃスナイダーさんみたいに遅かれ早かれ殺される。これ以上僕の街で奴の勝手を許すわけにはいかない!」

 彼は珍しく声を荒げた。その怒気に一瞬身がすくんだ。街の犯罪者が彼を恐れる理由が、少しわかった気がした。

「お願いだから、そこを退いてくれ」

 私は震えながらも唇を強く結んで、首を横に振った。

「いや」

 彼の目はどことなく悲しそうだった。

「すまない」

 それだけ言うと、彼は目にも止まらぬ勢いで窓から飛び降りた。慌てて下を覗くと、彼は都会の喧騒の中を跳び回り、闇に消えていった。

「だめ!」

 私は夜空に向かって叫んだ。

「行かないで……」

 その声を聞いてくれる人は、もういなかった。

『行かないで』

10/24/2022, 10:42:52 AM

『行かないで』


息も真っ白な冬の朝、
寒さで目が覚める。

隣のお布団は、もう空になっていて、
台所で、朝の身支度をする母の音が聞こえる。

母の朝は、週3で早い。
週に3回は、新聞配達をして、帰ってくると、
少し仮眠をとって、午後の家事に備えてる。

私が朝、起きて、顔を合わすのは、
配達が終わった後の母。

だけど、年に2度くらいのタイミングで、
配達前の母に会う。

今日はそんなレアな朝。

眠い目をこすり、ぼやけた頭と寝ぼけた声で
「いってらっしゃい」と、見送る私。

母は、はつらつと愛車のママチャリで出かけてゆく。

すぐ戻ってくるとわかってるから、
なんとも思わない朝の日常。


そんな生活がずっと続いて、
もう私は大人になったけれど
今も、新聞配達を週に2回はしている母。

お母さん、だいぶ歳をとったなぁ。
昔と違って、なんだか頼りなさそうな後ろ姿に

『いってらっしゃい』と、見送って、
帰って来なかったらどうしよう、なんて、
変なことも考えるようになった。

だから、口では「いってらっしゃい」と、
言いながらも
心の中では、『行かないで』って呟いてる、
そんな時もある。


『行かないで』って、子どものセリフのように
思っていたのに、
実際は、大人になった私が呟いてるのが、
なんだか可笑しくて、でも、切なかった。


今度は母と一緒に 早起きして、
今日も無事故で、帰って来ますようにって
子どものように、母親のように祈ってみようかな

10/24/2022, 10:40:51 AM

『行かないで』

言いかけた言葉をグッと飲み込む
絶対に言ってはダメだから

どうして
こんなに愛しい時間を過ごしてしまったんだろう

宝物のような日々が今目の前から消える

捕まえることができず握りしめた手を開きそっと君に振る
記憶に残る私がいつも笑顔であるようにとびきり笑って


ほんとはずっとここにいて欲しい
行かないで

その言葉はココロの中だけで

10/24/2022, 10:40:33 AM

行かないで


時間という道の途中
この道をずっと歩き進むか
この道が勝手に後ろへ行くのか
どちらにしてもここに
とどまることは出来ない

どこへ着くのか
この場所に
着いてる足から
大地の強さを感じて
今ここにいるを知る

このままにしたい永遠は
心の中にしか残せないから
人は思い出を
ずっと大切にしている

それすら手放そうと
思い決めた時
行かないでの声は
ずっと道の後ろから
叫び振り返らせるように
大きな声で心に届く

過去を全て捨てて歩む
明日には後ろの道は
消え去ってしまうから
リセットは1度だけ

行かないでと
幾度も叫びは聞こえてる
まだ間に合うから
ゆっくり振り返れば
思い出はしっかりと
あなたを笑顔にする

そうすればきっと
今までの道を捨てず
この道をまた前へと 
歩む気になれるから

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