『行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「行かないで」 10月24日
気がついたら取り残されることが多かった。
みんな先に行ってしまう。
私が馬鹿だから?
要領が悪いから?
難聴だから?
普通でいられるように
なんとか普通の枠に引っ掛かっていられるように、必死だった。
私、普通でしょ?
だけど、この違和感は何?
ぼんやりしている間にみんな先に行ってしまう。
「行かないで」
届かない声が心の中に響くだけ。
行かないで
降り積もる雪の日…
あなたは…
黙って住み慣れた家から
出て行った
わたしは何も知らずに
スヤスヤと…眠りの中…
ふと…
目が覚めて…
あなたがいない
ことに気づき…
えっ!えっ!
頭がパニック…
慌てふためき…
薄着で外に駆け出した
…吹雪で前が見えない…
あなた…
どこに行ったの…
行かないで…
わたしを置いてかないで
…
絶望した…
「ねえお願い……」
ドアの前で懇願する私を見ても、彼の決心は揺らがなかった。私の目を見て、ゆっくりと首を振る。
「そんな状態でいっても、殺されるだけよ。今は警察に任せて……」
「警察は買収された」
彼は静かに、淡々と言い放った。
「このままにはしておけない。誰かがやらないと」
「あなた怪我してるのよ? 立ってるだけでフラフラじゃない。スーツの下はミイラ男。目の青痣も引いてない。歩くのにも足を引きずってる……」
彼は私を優しく制した。
「わかってるはずだ。僕じゃなきゃだめなんだ」
「あなたが死んじゃう」
「みんな同じだ。このままじゃスナイダーさんみたいに遅かれ早かれ殺される。これ以上僕の街で奴の勝手を許すわけにはいかない!」
彼は珍しく声を荒げた。その怒気に一瞬身がすくんだ。街の犯罪者が彼を恐れる理由が、少しわかった気がした。
「お願いだから、そこを退いてくれ」
私は震えながらも唇を強く結んで、首を横に振った。
「いや」
彼の目はどことなく悲しそうだった。
「すまない」
それだけ言うと、彼は目にも止まらぬ勢いで窓から飛び降りた。慌てて下を覗くと、彼は都会の喧騒の中を跳び回り、闇に消えていった。
「だめ!」
私は夜空に向かって叫んだ。
「行かないで……」
その声を聞いてくれる人は、もういなかった。
『行かないで』
『行かないで』
息も真っ白な冬の朝、
寒さで目が覚める。
隣のお布団は、もう空になっていて、
台所で、朝の身支度をする母の音が聞こえる。
母の朝は、週3で早い。
週に3回は、新聞配達をして、帰ってくると、
少し仮眠をとって、午後の家事に備えてる。
私が朝、起きて、顔を合わすのは、
配達が終わった後の母。
だけど、年に2度くらいのタイミングで、
配達前の母に会う。
今日はそんなレアな朝。
眠い目をこすり、ぼやけた頭と寝ぼけた声で
「いってらっしゃい」と、見送る私。
母は、はつらつと愛車のママチャリで出かけてゆく。
すぐ戻ってくるとわかってるから、
なんとも思わない朝の日常。
そんな生活がずっと続いて、
もう私は大人になったけれど
今も、新聞配達を週に2回はしている母。
お母さん、だいぶ歳をとったなぁ。
昔と違って、なんだか頼りなさそうな後ろ姿に
『いってらっしゃい』と、見送って、
帰って来なかったらどうしよう、なんて、
変なことも考えるようになった。
だから、口では「いってらっしゃい」と、
言いながらも
心の中では、『行かないで』って呟いてる、
そんな時もある。
『行かないで』って、子どものセリフのように
思っていたのに、
実際は、大人になった私が呟いてるのが、
なんだか可笑しくて、でも、切なかった。
今度は母と一緒に 早起きして、
今日も無事故で、帰って来ますようにって
子どものように、母親のように祈ってみようかな
『行かないで』
言いかけた言葉をグッと飲み込む
絶対に言ってはダメだから
どうして
こんなに愛しい時間を過ごしてしまったんだろう
宝物のような日々が今目の前から消える
捕まえることができず握りしめた手を開きそっと君に振る
記憶に残る私がいつも笑顔であるようにとびきり笑って
ほんとはずっとここにいて欲しい
行かないで
その言葉はココロの中だけで
行かないで
時間という道の途中
この道をずっと歩き進むか
この道が勝手に後ろへ行くのか
どちらにしてもここに
とどまることは出来ない
どこへ着くのか
この場所に
着いてる足から
大地の強さを感じて
今ここにいるを知る
このままにしたい永遠は
心の中にしか残せないから
人は思い出を
ずっと大切にしている
それすら手放そうと
思い決めた時
行かないでの声は
ずっと道の後ろから
叫び振り返らせるように
大きな声で心に届く
過去を全て捨てて歩む
明日には後ろの道は
消え去ってしまうから
リセットは1度だけ
行かないでと
幾度も叫びは聞こえてる
まだ間に合うから
ゆっくり振り返れば
思い出はしっかりと
あなたを笑顔にする
そうすればきっと
今までの道を捨てず
この道をまた前へと
歩む気になれるから
行かないで・・・
あの時素直に
口に出せていたら
何かが
変わっていたのかな
道の茨は
いつもこの身を雁字搦め
先行きは
高く角度のきつい壁ばかりで
二人きっと
疲れ切っていたよね
あの言葉が
トリガーになる事
分かっていたんだよ
そう
分かってた
貴方に
さよならを言わせる事を
「行かないで」
#行かないで
いつの日か昨年3月に変な夢をみてしまった。
その夢の中に…なんでどうしてと言いたくなる。
なぜなら夢の中に好きな人が出てきた。
だから行かないでじゃなくて、来ないでほしかったんです😭
どうして❓️いやぁ、大切な人を護りたいからです…
だからその日は丑三つ時前に起きました❗️
現実に起きたら非常に困るから‼️😔😭
『行かないで』
果てしない世界の紡ぎ手
終わりのない物語を謳っては
綴じて閉じて離さない
君は何処へでも行けるから
僕は此処にしか居られない
「ずっと傍にいるよ」
いつだって君は嘘つきだ
信じる僕も僕だけれど
お願いさよならなんて
言わないで
私から行かなくならないで
行かないで
まだ愛してくれているのなら
歳を重ねていくにつれて、大切な人がみんな向こう側に行くようになった。
それも、なんの前触れも無く。
そのたびに、"︎︎行かないで"︎︎とは言ってみるものの、届かないこのもどかしさを、どこ捨てたら良いんだろう。
いつか私も、"︎︎行かないで"︎︎と言われる側になるのかな。
行かないで
▧
目をあけたら、当たり前に世界がひろがるように。わたしが眠るときは、いつだって君が隣にいた。だって、それが当たり前じゃん。や、わたしに非が無かったとは断言できないけどさ、わたしがうまく寝れないとき、いつだって、普通に君はいたわけで、でも今はいないね。そっか……。ウン。シャッと音を立ててカーテンを開ければ、差し込む日の眩しさに思わず目を細めて、なんかすごく普通な感じで嫌だな、と思う。ふたりぶんのソファをひとりで座るから、なんか贅沢なほどに寂しい。さびしい。たった4文字を当たり前に呟いてはじめて、あー寂しいんだって実感湧いて、じゃあ今までわたしはなにを抱えていたんだろうね。きみがいないことがわからない。酸素がなくなったとき、ひとは何を思うんだろう。わからないでしょ? それと同じ。でも、もしかしたらこれは後悔。絶え間ない人生だから、わたしが息を吸って吐くたびにそれは繰り返されるけれど、君はやめちゃった。その事実に、なんだかやりきれなくて浮かぶ。ぷかぷかって感じ。マヌケだって笑う君はいないから、わたしも笑わない。あーーわかんない、わかんない。どうしたらよかったなんて、君はなにも教えてくれなかった。寂しそうに笑う顔が頭にこびりつく。息が出来なくなりそう。げほって、まるで噎せたみたいに涙が湧いてでた。言えたらよかったのかな、君がいないと寂しいって簡単なこと、でも言えるわけない。君が苦しいのは痛いほど知ってたから。しゃくり上げるのが止められない。君のあたたかな手は、もう届かない
わたしを置いて
「行かないで」
私の声が、伸ばした手が、よく晴れた爽やかな空に消えていく。
あなたはもう私の声なんか聞こえていないとでもいうように、一直線に走っていってしまう。あんなに私のことが大好きで、盲目的なまでにじゃれて抱き合った日を忘れちゃったの?
あなたは青空が好きで、今日はご機嫌だったじゃない。
さっきまでは二人で仲良くデートしてたのに。
こんな裏切り、ひどいよ。
「ああ、行かないで!ポチ〜!」
「あははっ!久しぶりだね〜、ポチくん」
愛するあの子は、憎き我が親友に駆け寄って、私にするようにじゃれて抱き着く。
その足元から、リードに繋がれたそちらの子が私を気遣うように寄ってきた。
「なんでよ……私よりその女の方を選ぶって言うの……?」
「相変わらず昼ドラみたいな言い草好きだね、あんた」
ただ今だけは哀れなヒロインと化した私を、愛しいあの子はきゅるんとした瞳で見つめていた。
行かないで
縋る私を悲しい目で見つめる貴方
こんなにも悲しく、そして美しい目を
私は見たことがない
「いかないで、、」
涙で濡れた私の頬にそっとキスした貴方
こんなに優しくて、酷い貴方を
私は今でも好いています
行かないで
貴方の夢を応援したい。
できれば、ずっと側にいたい。
そんなの無理だって、分かってる。
私は、貴方の隣にいるのには、力も覚悟も足りない。
笑って背を向ける貴方の背中に、本当はこう言いたかった。
「行かないで。」
お題 行かないで
二人で決めた事だから
離れても暮らせると思ったのに
一人きりになると考えてしまうあなたの事
本当は行かないで欲しかった
あなたと同じ時の中を生きたいから
私をおいてどこにも行かないで
私を見捨てないで
私の前から消えないでお願い
旅行も、ドライブも、楽しいこと沢山一緒にしよ
貴方と一緒に居ることが私の楽しいことだから
貴方が居てくれるだけで私はいい
貴方と、永遠に居たい
だから消えないで
なんで…なんで…私より先に貴方があの世に行ってしまったの?
一緒に楽しいこと沢山したかったのに…
これから私はどうしたらいいの?
ねぇ教えて?
なんでなんにも言ってくれないの?
貴方は私のこと好きだった?
私はあなたが 大 大 大 大好きだったよ
私をおいて行かないでよ!
🍀行かないで
……行きたくないよ
離れたくないよ
まだここに居たいよ
でも進まないと。
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最近忙しすぎて帰ってからすぐ寝ていたので
何日か投稿できていませんでした😔
忙しかったのは先週まででしたので
頑張って投稿していきます💪🏻
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行かないで私の知らない場所に。
消えないで。私の元から。
ずっとずっと傍に居て。
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Theme:行かないで
生きていることが辛い
楽しい時もあるよ。
でもね、
今はツラいの。
声出して泣きたいし、
誰かにぎゅーってして欲しい。
寂しいから隣にいて手を握っていて欲しい。
大丈夫だよって。
泣いてもいいんだよって。
いつも暗くてごめんなさい。