蝶よ花よ』の作文集

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蝶よ花よ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/8/2022, 7:23:13 PM

『蝶よ花よ』

あなたは蝶よ花よと私を大切にしてくれた
私はそれが当たり前と思うようになり
自分本位なわがままを身に付けた
あなたが去って行くまで
自分の愚かさに気付きもしないで
今はもう蝶も花も見当たらない

8/8/2022, 6:25:24 PM

「喋よ 花よ」

美しい花が凛と咲き

その周りを蝶がヒラヒラと舞っている

それらは美しくそしてどこか儚く

見たものを魅了させてしまう力を秘めている

だが、この美しさも魅力もいつか必ず散ってしまう

いつか散るから美しい

いつか散るから花を咲かせ、羽を羽ばたかせる

いつか散るから今を懸命に生きようとする

辛さや苦しさが見えずその分、美しい部分が引き立ち
見るものを魅了する

綺麗な所を切り取ったように
綺麗な所だけ目を向けるから
美しさの裏は誰も知らない

いつか散るその日まで咲かせてみよう、その花を

いつか散るその日まで舞ってみせよう、その羽で

その命すり減らして

8/8/2022, 5:57:14 PM

004【蝶よ花よ】2022.08.09

女学校の同窓で、忘れられぬ者がいる。
喜和子だ。
「蝶よ花よだなんてことば、この世から無くしてやるんだから!」
卒業までに数ヶ月残して学校を去らねばならなかったあの日、彼女は山猫のようにぎゃんぎゃん泣きわめいた。

喜和子の望みは、通訳になることであった。学びのために、学校は最後まできちんと出席したかったのである。そして、当節流行りのモガのように、髪を短く刈り揃え、外国と我が国の紳士同士のやりとりを颯爽と仲介する、そんな姿を目指していたのである。
しかしながら、両親がそれによい顔をするはずもなく、「蝶よ花よと育てた娘を、異国人の只中に放り込むなんて、恐ろしい」とか「蝶よ花よと育てた娘に、みずぼらしい髪型なんてさせられるものか」とかと、事ある毎に渋面をみせ、挙げ句、さっさと縁談をまとめて女学校を辞めさせる、という強硬手段に出たのである。
蝶よ花よと傅育されることは、貧しい育ちの少女にとっては、夢のまた夢、憧れですらあることだろう。だが、時代の風に感化され、独立心旺盛な女性に育った喜和子にとっては、蝶よ花よと手厚くかしずかれる一方で、雨にも風にも当てぬよう囲い込まれるような出自は、呪い以外の何物でもなかったのだ。

ユキちゃんなら笑わないわよね、と喜和子が打ち明けてくれたことがある。
彼女が好きなのは蝶ではなく、庭のダンゴムシ。危険なときにはコロリとまるまって身を守り、危険が去ればまたモゾモゾと這い、我が道を行くところが、見た目に似合わず賢明じゃなくって?、と。

8/8/2022, 5:49:53 PM

蝶の舞う
お花畑の噂話
  (ご存じ?ここの蝶は嘘つきですのよ)

(嘘つき?)
(どんな嘘をついているのかしら?)
 (それはとってもとっても大事なことですわ)

(あの子達は働き者だしいい子じゃない)

(そんな大きな嘘をつくかしら?)
(付けるのかしら?)

(勿論ですわ、皆様)
       (彼等の嘘はこの世で1番罪深いのですわ)

(なんて恐ろしい!) (一体どんな嘘なのかしら?)

(もしかして本当は害虫なの?)
(いいえ、サギソウ様)

(じゃあ実は花粉を運んでいないとか?)
(いいえ、マツヨイグサ様)

    (じゃあ一体?)
(それはですね)




(実は、彼等は蛾なのです!!)

8/8/2022, 4:10:39 PM

蝶よ花よ

悪なき世界へ

舞い散れ

そして全てを覆ってしまえ

8/8/2022, 3:58:21 PM

蝶よ花よ

蝶は舞い踊り、花は狂い咲け
壺は吸い込み、水は流れ回れ
時は止まらず、針は動き続け
人は笑い泣き、間は保ち続け
風は吹き上げ、月は美しくあれ

私は座ったまま、詩を書いている

8/8/2022, 3:30:16 PM

蝶よ花よ
舞い散るのなら
私の命も
刹那に塵となれ

8/8/2022, 3:27:33 PM

蝶よ花よ、なぜ私を置いていくのか

この地を離れられぬ私を、時間が流れない私を

そう男は一人泣き続けていた。


女は何も知らずに生まれ、死んでいった。

男は時を忘れて、彼女を思い続けて1000年が経った。

ある日女は、ふと大通りを過ぎて、小道に入る。何かがあると言う感でもなく、自然と足が向いていた。
初めて見る道なりなのに、自然と足がどこかに向かっている。



これは時の止まった男と逃げられない運命の女の話である。

8/8/2022, 3:04:55 PM

少々盲目な恋に呆気なく追い越されたあとに
溶けきらない猛毒に塗れた姿に笑えた
その造花のくすんだ色を乾いた花びらを綺麗だと言ったの
散り際だけは馬鹿らしいくらい気取っている癖に
飲み干したカップには苦味が残されているだけで
振りかえって中途半端な喪失ばかり、傷は覆い隠しておいて

8/8/2022, 2:43:22 PM

蝶よ花よ
この私を救ってください
この地獄のような日常から抜け出す方法を
天国のようだが
本当は地獄であるこの社会から
救い出してください

8/8/2022, 2:41:57 PM

はじめて観たとき、言葉が出なかった。
まるで心臓が、時が止まったようだった。

草原に座る彼女は僕と同じ人間におもえなかった。

彼女の周りは花が咲き、蝶が舞い、鳥や動物が唄っていた。
太陽が彼女にピンスポットを当てているようだった。

神か天使か乙女か姫かなんだかわからない。
でも、彼女の存在が美しかったんだ。
目が離せなかったんだ。

風の音がする。
心地よい音だ。
子供の頃以来、聴いていない。久しぶりだ。

手に持っていたロープを鞄にしまい、僕が生きてきた唯一の証であるスケッチブックを出した。
まさか、この最後の紙に絵を書くと思わなかった。
僕はまたペンを手に取った。

この瞬間を忘れないように。

8/8/2022, 2:39:28 PM

これはちょっとしたすれ違い。
そう信じてるから。
大丈夫。

8/8/2022, 2:37:50 PM

-蝶よ花よ-

健康であれ。叶うなら純然たる未来を。
人間を許せ。未来を夢み滅ぶ神として。

8/8/2022, 2:33:06 PM

蝶よ、舞え。

花よ、散れ。



私の夢の如く、淡い色に染まりながら。


あなたのような淡い色に。

8/8/2022, 2:26:26 PM

『 蝶よ花よ 』



蝶よ花よ 。 はやく僕を彼女のもとへ導いてくれ。



君と初めて会った花道を僕は未だに歩いている。


でも、君は何時に経っても僕のもとへは来てくれない





なんだ…。

もうあの世へ逝ってるじゃないか。





君は僕に手を差し伸べた。


これでやっと、一緒だね

8/8/2022, 2:23:59 PM

蝶も花も好き。
モンキチョウやモンシロチョウを見たら、自然を感じられてうれしくなる。
お花が咲いていると、空気が華やぐようで、育ててくれた人に感謝したくなる。
私にとっての蝶や花は、温かい気持ちにしてくれるもの。優しい気持ちにしてくれるもの。
ありがとう。これからも、動物や虫、植物を見て幸せだと感じられる、そんな心を持ち続けられる人でいたい。

8/8/2022, 2:21:34 PM

蝶も花もなかったよ、僕には

絶えて枯れて散らばっていた記憶は
今もこびりついてるけど
愛でられた記憶はやっぱり無いみたい

だからあの日捨てた
自死を選ぶよりは、と

それが親不孝とでも?
実際子を捨てる親はあちこちに居るのに?


蝶よ花よと愛でられてきた君は
こんな僕でも受け入れてくれるんだろうけど
理解はできないんだろう


実際少し離れた所に居る君は
ちやほやされ愛し愛され
周りが理想とする幸せの形そのものだ

君は何のために愛でられて生きてるの?
そんな君を見てそう聞きたくなった

それは親のため?見せびらかすため?
それともそれが無性の愛ってやつ?

自分のため?には僕には見えなくて

今が幸せで楽しくてそのままでいいなら
僕は何も言わないけど

あの日あの場所で
猫柳の枝を粉々に折ってたのは
紛れもなく君で

分からなくなった
蝶よ花よのその束縛と
蝶も花もない無関心と

一体どちらが幸せなのかな?

8/8/2022, 2:11:27 PM

蝶よ花よ

踏まれても、見向きもされなくても
いつでも美しく咲き誇る花よ

小さなサナギから姿を変えて
大きく美しい羽を広げて空を飛ぶ蝶よ

貴方たちは、生きる術の中で出会い
そして、混ざり合う

8/8/2022, 2:10:51 PM

蝶よ花よと可愛がられている幼い君。
無邪気な笑顔に、純粋なまっすぐな瞳。
君の目線では、どんな世界が広がっているのだろう。
いつまでも、真っ直ぐな君でいて。

君はどんな大人になるのだろう?
将来が楽しみだけど、不安もある。
どうか、同じ歩幅で少しずつ成長していこう。

8/8/2022, 2:07:57 PM

あの人と話していたい
あの人の隣にいたい
あの人が惹かれるものになりたい
蝶よ花よ

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