ぺんぎん

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少々盲目な恋に呆気なく追い越されたあとに
溶けきらない猛毒に塗れた姿に笑えた
その造花のくすんだ色を乾いた花びらを綺麗だと言ったの
散り際だけは馬鹿らしいくらい気取っている癖に
飲み干したカップには苦味が残されているだけで
振りかえって中途半端な喪失ばかり、傷は覆い隠しておいて

8/8/2022, 3:04:55 PM