『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこまでも落ちていく
もがくほどに沈んでいく
ひどくゆっくりと
落下してゆく
落下する時って何を考えるんだろう?と言ったあなた僕は少し否だいぶ不安です
なにかあったのかとホットミルクを作り、彼女のそばにいきホットミルクを渡した。
びっくりした顔で見つめてくるので心配になったと言うと納得した様子でいつもみたいに笑った。
元気ないように見えた?と読まれてしまったと思い平然を装いたかったけど彼女の方が1枚上手で僕を優しく包み込んでくれた。
言葉足らずでごめんね。テレビでバンジージャンプ見ててそう思っただけと言ってくれて安心した。
不安なことがあったら言ってね?と言ったらありがとうと言って頷いてくれた。彼女の魅力にまた落下していくのだろう。
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theme 落下 2024-6-19
落下していくものをただひたすらに見つめる
なんでかわからないけれどスローモーションに見えている、
そう 私もあのコップみたいに散る運命なのだ_。
この空を舞うのは何回目だろう
青い青い空の下で僕はまた
空中でひとり落下している
僕が自殺行為をするのは
今に始まったことじゃない
昔からずっと計画したいたことだ
友達に自殺計画ノートがバレて
そのあと燃やしたって言ったけど
燃やす前に他のノートに書き写したんだよね
それは未だ誰にもバレていない
そして僕はまた__死ぬんだ
【解説】
主人公は死んで生きて死んで…と人生を繰り返している
辞め時は知らないし昨日としなければ良いのだろう
だがしかし生きて死んでを繰り返すのだから過去の嫌なことも着いてくるはずだ
だって最初に死んだ人生をずっと繰り返しているのだから
転生ものはいいが嫌な人生をループするのは心底嫌だろう
主人公もよく諦めないものだ
死ぬことが目的でこのまま生きてきたんだから手っ取り早く死にたいはずなのに
同じ人生をずっと繰り返しているとなるともう疲れ果てている頃だろう
177テーマ【落下】
心も体も落下していく
垂直落下…
こんな人生のどん底にいて、よじ登っては落とされよじ登っては落とされ…
差し伸べられる手を跳ね除け。
どんどん落ちていく…気づいた時にはもう、遅かった。
私は、こんなにもボロボロなのだと…
まわりの、人たちが教えてくれた。
自分じゃ気づけなかった。
落下…とは。
こころが限界だった数年前。
冷蔵庫から卵を取り出した時に手が滑り、床へ落下させてしまいました。
たったそれだけのことなのに、いえ、むしろこれがきっかけだったとでも言うように、こころがぱしゃりと音を立てて壊れるのを感じました。
その時、ふと頭に思い浮かんだ友人へ、助けを求めるように電話をかけました。その友人は少し離れたところへ住んでおりしばらく会っていなかったのですが、何の隔たりもなくすんなりと話を聞いてくれました。
その友人にしてみれば迷惑だったかもしれません。でもそんなことはおくびにも出さず、昔の記憶と変わらぬ声で接してくれることに、こんなにも良き友人がそばにいてくれたということに、涙が出てきました。
いまさら自分の不甲斐なさを嘆いたところで、どうにもならないことは分かっているのです。でも、ただただ聞いてほしい時もある。落下しているわたしの腕を掴んで引っ張り上げてくれた友人には、感謝しかありません。
ありがとう。おかげさまで、生きています。
落下とは何処からか落っこちることです。
皆さんは落ちたこととかありますか?
私はベットやブランコで落ちたことがありますw
私はベットの柵があっても何故か落ちるので
2段ベットなのに敷布団で寝てます
なので1段は妹が寝ており2段目は物置になってますw
皆さんは何か落下について
1回何かあったかなと考えたら少し面白いかもしれませんね
「なんと、哀れな。」
青年は、不敵に笑う。
青年の目線の先には、肥え太った男がいた。
肥え太った男は欲に目が眩み、青年の誘いに魅せられて、たった今失脚した。
肥え太った男は、何やら喚き立てている。
しかし、青年に肥え太った男の喚きは届かない。
肥え太った男は、知らなかった。
欲に目が眩む、恐ろしさを。
他人を蔑ろにした、代償を。
興味が無ければ、人は居ないも同然であることを。
普通になりたいな〜もっと頭良くなりたい,おしゃれしたいもっとかっこよくなりたい、いい大人になりたい、いっぱいお金も欲しいそれと新しいことにドンドン挑戦していきたいとにかくヤリタイことがありすぎるオレは今のオレのままでずっといるのかな〜変わりたいティックトック動画もっとバズりたいし一人で生きていけるようになりたい
屈折した光は 全てを歪ませた
眩しかった太陽が、私たちを塗りたくったのに
まだ同じ色にはなれないよ
時には赤い光が、時にはピンクの光があるのに
私たちは何色にもなれないよ
落ちているというものは
ずっと回り続けている飛行船だ
導かれるということは 終わりのないものだ
「恋に落ちるという表現を考えた人は天才だね」
「·····あなたがそんな事を言うなんて、珍しいですね」
「なんだい、私が恋を語ったらおかしいかい?」
「おかしいです」
「にべもないなぁ」
「だって、〝人の感情なんて私には無いんだよ〟っていつも言ってたじゃないですか」
「うん。そうなんだけどね。私には感情なんて無いけれど、他人の感情はよく分かるのさ」
「·····」
「人の紡ぐ物語が大好きだからね」
「恋物語はあなたの好きなハッピーエンドばかりではないでしょう?」
「うん。でも、そこがいいし、それだけじゃないところもいい」
「私は·····あまり恋物語というのは分かりません」
「君はそうだろうとも。君が私に最初に語ったアレは、勘違いだからね」
「あなたの言いたいこと、今なら分かります」
「おっ、成長したね」
「怒りますよ」
「ごめんごめん。でも、成長というのは大人になっても、どうなっても出来るものだから。それを言うなら私だって成長してるのさ。·····多分」
「ぷっ」
「笑うなよ。真面目な話さ。物語を知り、感情を学び、他者との交流で自分を知る。素敵なことだよ」
「·····それが悲劇を招いても、ですか?」
「そうだよ。結末が悲劇だとして、そうして後悔を知ることも人には必要なんだ」
「後悔したくないと、みんな思っているのに」
「うん、そうだね」
――それが人間の悲哀であり、おかしさでもあり、愛おしさでもあるんだよ。
「あなたがそんな事を言うなんて、本当に珍しい。恋に落ちたのがあなたなのか、他の誰かなのか分かりませんが、幸せになれるといいですね」
「そうだね」
――多分、幸せになることと恋が叶うことはイコールじゃない。むしろこの恋はきっと悲劇になるだろう。
恋に落ちたという自覚が無いまま、終わるかもしれない。
昏い色をした目を思い出しながら、そんな事を彼は思った。
END
「落下」
落下
落花のほうが読みやすい
ネガティブな過去を振り返させる。
重力には逆らえないのか?
上層志向が、あるのはいいがある過ぎるのは
どうしたものか?
でっち上げられた価値観に、振り回されたくない。
自分がどうありたいのか、考えるべきだ。
日本人の文化は、人間の生き方を教えてくれる。
「落下」
落下する夢を見る時がある。
その夢はやけにリアルで、確かな浮遊感もあって、起きると汗で体が濡れているなんて事もあった。
あの浮遊感はどこで感じたものなのだろうと考えると、一番しっくり来るのがジェットコースターに乗っていた時の感覚だと思い出す。
ジェットコースターに乗ったのはもう何年も前のはずなのに、身体は覚えていて、夢じゃなくてもあの感覚はすぐに甦ってくる。
風が身体に当たり、身体が揺れて平衡感覚が分からなくなるような、あの独特な感覚。
なぜかもう体感したくはないはずなのに、懐かしさを覚えてしまう。
……久しぶりに乗ろうかな。
「落下」
後ろ背にお尻から落ちていく
底の見えない恐怖よ
手足は宙を舞い
夢中で掴んだそれは
昔遊んだブランコの鎖
遊んだ後は手に錆の匂いが付いた
鉄棒 ジャングルジム
滑り台の上から砂場にダイブ
ベンチではシール交換
チャームが揺れる香り付きのペン
ポケットにはおまけ付きのチョコ
誰かに名前を呼ばれた気がして
振り向いても誰もいない
手を離せばまた落ちていく
名前を呼んだのは私
手を離したのも私だった
『星がオチル』
星がオチル 星がチル 下北沢に隕石オチル 発光体を見たってね 花火のようでソレとは違う 独特のニュアンスがあるようで 不思議だなぁって火花をみたよ 何かがはじまるようで 胸は高鳴る
おちる。
おちた。わたしのからだ。
おちておちておちていく。
次の瞬間 わたし からだ ば らばら。
あ、ぁ、さよう、なら
小さい頃、落下する夢をよく見た。
地面に叩きつけられる瞬間、全身がビクッとして目が覚める。
大体背を地面にして空を見上げていた気がする。仰向けに寝るせいだろうか。
寝たのに寝た気がしない悪夢のひとつだ。
#31『落下』
落ちて
落ちて
重力に従って加速して
抱えきれないほどの重みですら
あなたは容易く受け止めた
からりと笑うその笑顔に、
私は何度救われただろう
高いところから落下する夢というのを、私はよく見る。そして落下する最中、もしくは地面に触れる寸前にぐわりと現実に引き戻される。だからあの時もこれはきっと夢だと踏んでいた。
落ちていく。どこまでも真っ逆さまに。
助けなんてこない。演奏者くんだって来れない。
権力者集団の塔の奥には何があるのか、なんて興味本位で進んだら、塔の奥に行った瞬間に落ちた。
何の引っかかりもなく、落ちていく。
下なんてないから、どこまでもどこまでも真っ逆さまに。
風がどんどんボクの横を通り過ぎていくような感覚がする。
このまま死ぬのかな、なんて思ったけど、どこかに落下しなきゃ死ねない気がして、ということは一生落ち続けるのかもしれないなんて思った時にふわっと何かに着地した。
「大丈夫かい?」
聞こえた声をボクは知っていた。
「⋯⋯演奏者くん」
「そうだよ」
いつもの服の後ろから白い羽が生えていた。
「⋯⋯⋯⋯夢?」
「いや、現実。そこら辺は後で説明する」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯なんでここに」
「上から落ちてきたからね。このままだと家の屋根に落ちそうだったから助けようと思って」
⋯⋯⋯⋯家の、屋根?
ユートピアの家の屋根に? ボクの身体が落ちそうだった⋯⋯?
ボクが落ちたのは塔の奥、つまりユートピアの端なのに、それなのに家の屋根に落ちそうになる?
位置関係、どうなってるのかも分からないし、演奏者くんが今どういうことなのかも分からないけど。助かったことだけは理解ができたから。
「⋯⋯⋯⋯ありがとう、演奏者くん」
「⋯⋯どういたしまして」
演奏者くんは穏やかに微笑んだ。