落下』の作文集

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落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/18/2023, 2:34:23 PM

テーマ:落下 #217

あ、落ちる。
そう思った直後、
私の体は階段から落下した。
目を開けると逆さまになった世界があって、
沢山の人が集まっているのを感じた。
でも、
何故か痛みを感じなかった。
落ちたんだなぁ…と思うくらい。
どうして落ちたのか、
どんなふうに落ちたのか、
全く覚えていないが、
次に記憶があるのは保健室。
あのときのことはよく覚えていない。

6/18/2023, 2:30:39 PM

目を閉じる。そしたら、真っ白な天井は見えなくなって、途端に暗くなる。真っ暗になる。…何が聞こえてくる?時計がカチカチ鳴る音?クーラーの音?雨は今降ってる?あと、自分の呼吸音も聞こえてくるね。こうしてる間にも、体は沈んでいく。深く、深く。今日も眠りに落ちる。

6/18/2023, 2:25:04 PM

『夢』


落下する夢を見た。
夢占いによれば私自身が落ちる夢は精神の不安定らしい。

最近なにか精神が不安定になるようなことがあったかしらと現実の記憶を呼び覚ましてみたけど見当たらない。

知らず知らずのうちにストレスを抱えてたりするのかしら。

とりあえず良く食べて良く寝るのが一番だなあと思った私だった。


お題:《落下》

6/18/2023, 2:22:50 PM

落下

−13日目

不確かなもの

目に見えない

それを決めつけて

舞い上がったりしてると

勝手に落下している

誰が悪いわけでもないのに。


またそれとは逆に

思いがけず舞い上げられていることもある

自分では何もわかりはしないのだ

結局のところ

6/18/2023, 2:22:38 PM

ガチャ、と何かが固定される音がした。逃げられないと思うと冷や汗が出た。終わったかもしれない。なんの予兆もなく動き出す車体。傾斜は思った以上に急で、全く前が見えない。どんどん遠ざかっていく地面。前を向けば快晴の空。果てしない後悔が全身を駆け巡る。君のためとはいえ、断固として拒否すればよかった。お金を払って、列に並んで、拘束され、挙句に落とされる。人間はなんと愚かな生き物だろう。ma=F、E=mc^2だというのに。
 この時、僕は世界の真理に到達していたのだが、残念ながらその記憶がない。一つ学んだのは、ジェットコースターには二度と乗らないということだ。

6/18/2023, 2:18:09 PM

落下と言えば 少し前に
マンションの飛び降りニュースがあった気がする
配信をつけて
飛び降りた とかいうやつ

あれについて思うこと、かいてもいいかな
私 性格悪いから気分を害すかもしれない
読む必要は、きっと無い 以後 自己判断で

まず 彼女たちのご冥福を

あの出来事は
配信をしたから注目を集めた?
拡散されたから注目されたの?
違う、ただ単純に
命が絶える瞬間を 人間たちが面白がったから
それに群がったから だから広まった
加害者とされる人が 圧倒的に批判された

結果、ネットに疎い私のとこまで流れてきた

拡散するのも悪いけど
配信したのも悪いと思った
わざわざ死に際を見せて
悲観されたかったのか、としか思えなかった
最低だね ほんとクズだごめんなさい
でもね、死ぬ時は静かに逝くべきだと思うんだよ
だってさ遺された家族は 騒がしいネット民に
もしかしたら個人情報を特定されるかもしれない
そしたらさ 『可哀想に』
って言われ続ける苦しみも永くなってしまう

あと、そのニュースを切り抜いているのに対する
「可愛いのに...」ってコメントをよく見たんだ
可愛かったら、なんなの?
不細工が死んでも、悲観されないってこと?
ものすごく理不尽を感じてしまった
コレが世の中 これが現代社会 これが情
理不尽に溢れてクソにまみれた闇の偽り世界

善悪の天秤は すごく複雑に調整されてるんだよねきっと
そういえば、先に 拡散するのは悪いって言ったね私
自分もしてるじゃんね、悪人だな...呆れる
ただ いま描きながら思ってることは
自殺ってのは 自分の個性を殺すことなんだと思う
自ら命を絶つって行為は ただの寿命なんだろうなって
それが生まれ持った時間なんだろうって思う ってこと
だから 亡くなった人間には全て
天寿を全うして 偉いです、よく頑張りました お疲れ様
こんな言葉をかけるべきだと思うんだよ
少なくとも、私はそう言われたいから

長くなってしまったね
流石に今日はここで終わりにしようと思う
因みに、私はちゃんと
うちが死んだら、お疲れって言って笑ってくれよ
って頼んでるんだ(笑) 長生きする自信ないし

最後に、落下する死は うまくいかないと最悪になる
生き延びた時 後遺症、辛いんだって

最近悪夢が絶えない
でも眠いから、おやすみなさい。

_ ₇₇

6/18/2023, 2:17:21 PM

落下。
その2文字に私は、完全な虚無を感じました。
何故か。何故かいい意味に、捉えられないのです。
落下と言う文字は、不吉でならないーと。

6/18/2023, 2:16:44 PM

【落下】



その理論を出すために君を誘った

午後3時に全てを失った僕たち

それが一番いいと思う

つまらない日々 

くだらない日々

退屈な日々

手放しては行けない

その一瞬

その一瞬に全てが詰まっている

喜びも

苦しみも

気持ちの波に揺れることも






君が落下した

落下って言っても自殺とかじゃない

ただ落ちただけ

ただただ堕ちただけ

間違いだらけの正義の中で

風と友に贈られる中で   




           『青春と一瞬』

6/18/2023, 2:14:10 PM

私は弱くて頑固だからすぐに君を、君たちを攻撃してしまうね。ピンと張った綱の上を針山を纏って歩きながら、すれ違えずにぶつかった人を刺す以外の生き方を知らなかったよ。気を抜くとすぐにバランスを崩してしまう。感情。脳の頂点からいきなり血がサッと引く感じ。
気を張って立っていないと視界も思考もすぐにブラックアウトしてしまう。
私は生き残りたいから針を鋭くしてこの唯一の道から落ちないように今日もこれからも歩いていくしかないのだ。

6/18/2023, 2:13:51 PM

銅色の髪は、陽の光に照らされて黄金色にキラキラと輝き、上下にびっしりと、生えた睫毛に縁取られた、透明に近い青灰色の目はしっかりと、私の視線を捉えていた。
邸の図書室の書架から階子ごと落ちて来た、仕立ての良い、三つ揃いのスーツを身に着けた若い男は、地面に仰向けになったまま、酷薄そうな唇を歪ませて「クソ野郎」と呟いた。それが私と年の離れた、弟との出会いだった

6/18/2023, 2:10:20 PM

落下
子供の頃から、ずっと暗く果てない谷間に落ちて行く夢を見る。恐怖も無ければ、何の感情も湧かない。只管吸込まれるように、頭から、その漆黒の闇を見つめながら、あゝ、また落ちてる…

6/18/2023, 2:08:56 PM

冷たい風がばちばちと耳に当たって、ありとあらゆる音が掻き消される。ラミネート加工を施された手書きの「きけん」が剥がれて飛ばされ泥まみれになっている。
「なんで、そんなところにいるんですか」
 きみの声がした。もう聞けないはずの声がした。
「きみに会いたいからだよ」
 涙があふれてくるのに、風がすべてを飛ばしては無かったことにする。変なところに力が入って不細工な、ぼくの顔だけが残る。
「欲張りだなあ」
 これ以上何を求めているのかと聞かれている気がしたから、壁打ちとわかっている独り言を続けた。「ぼくは、また君と、話したい。手を繋ぎたい。ハグをしたい。……キスも、まぐわいも、ぜんぶしたい。また、もう一度」
 こんなに欲張りになってしまったのは、きみが勝手にいなくなったのが悪いんだ。
 ぼくがいるのに、ぼくがいるのに、きみはお構いなしにぼくを置いていったじゃないか。
 愛してるって言ってくれたじゃないか。それなのに。
「お前は、もうちょっと、楽に死んでいいと思うけど」
「ぼくが楽に死にたかったら、寿命を全うして死ぬさ。きみと同じところで死ねば、すこしは近づけそうなんだ」
 コンクリートから、足音がよく響く鉄へ素材が変わる。雨が降っていたから、いまにも滑ってしまいそうだ。
「また同じ時間に生きようよ」
 背中から、重力に身を任せて、真っ逆さまに。
 ああ、きみも、この景色を見たんだね。


落下

6/18/2023, 2:07:58 PM

落下

下に落ちること
地面または水面があるはず
宇宙だとその果てまでいけるかも

上から下に落ちるので
下からは落ちれない
下から上がるには底が必要で
底には何か嫌なものでもあるのかね

下であることを恐れる必要はない

上から下に向かうにしても
それなりの素養が必要で
そうそう底までは辿り着けない

落下って
自身の位置を自覚してないんだろうね

落下したようでいて
実は同じ場所だったりする

これは自分への見せ方の問題で
幻滅したりするかもだけど
自覚しただけである
その場所に上も下もない
そんな場所からの落下の話

正しく現実を直視出来ていれば
多少の気をつけていられれば
落下することはまずない
下降程度で済むはず

落下が出来たなら
あとはその底が
どんな場所か知ることが大切で
そこから上がっていきたいように
上がっていけばいいけど
実際は手遅れではないとしても
こと信用や信頼なら
自分だけの問題じゃないから
手遅れだと言ってさしつかえがない

自分事なら気にしないけど
自分に出来ること
自分でしたいことを
自分勝手にやるだけだから
あとは周りの問題で自分事じゃない
ただそれだけだから
その評価を下すのは事後であり
価値は人それぞれだから
私が価値を見出せてるなら気にはしない

6/18/2023, 2:07:27 PM

あなたが落ちてくれさえ、するのなら

  季節外れな、でも綺麗な花火が地面に咲いた。ひゅーと落ちて、どんっと散った。
 私はそれを見下ろしていた。突っ立つ私の周りで微かに蠢いていた澱んだ夜の空気が、花火が散ったのと同時に滑らかに動き出してどこかへ消えていく。これで私は他と同じになって、また健やかに生き始めるだろう。
 ふと、腕時計を見る。夜闇に溶けた針を目を凝らして見つけ出すと、もう夜はそれほど残されていないとわかった。私は屋上の縁に立ったまま、欠伸をする。眼下遠くに見える赤が月明かりに照らされて素敵だった。
 にわかに風がやってくる。後ろから私の背中を押すみたいにやってくる。落ちるのも嫌なので、私は屋上の縁から離れ、それから服についた皺を手で伸ばした。もうここに用はない。私は鉄でできた重い扉に近づくと、その内側の鍵穴にしっかりと鍵を挿す。少し風が強いのが不安だが、自然に扉が閉じることはまあ、ないだろう。
 私は屋上を後にした。

6/18/2023, 2:06:34 PM

「いいかい。父さんはこれから自由落下をするからね」
そう言い残して、研究者だった△△の父は、飛び降り自殺をした。
△△の両親は早くに離婚していた。仕事がある中で家事をし、その上△△を育てていたのだから、父はどこか追い詰められていたのかもしれない。気がつけば、父の機嫌を損ねて手をあげられることが日常となっていった。
ある日突然、マンションの屋上に連れて行かれて、△△は遂に自分が殺されるのかと怯えたが、そうではなく父が死んだ。
愛や優しさというものを、自分は知らない。施設に入って、たくさんの人に優しくしてもらった。自分は、その人達の真似をして誰かに優しくしたり、共感したりした。だから本気で心から優しい気持ちが溢れだしたことなど、死ぬまで一度もなかった。
愛されてみたかった。そして自分も、心の底から人やものを愛せる人間になって、優しい人だと言われたかったのだ。

6/18/2023, 2:02:48 PM

見つけられない物は落下しているからなのだろうね。今もまた落ち続けているだろう。まだ見つけられていないのだから。どこで落下し続けているだろう。せめてどこにあるかだけでも知りたかった。
大切なものは残り続け、要らない物は(要らない者)は落ちていく。(堕ちていく)
もしかしたら落下しているものが案外大事な物かもしれない。でも穴はいつか塞がり落下していく物はその中に閉じ込められる。そして無かったことになる。(亡かったことになる。)
可哀想だろう。惨めだろう。哀れだろう。(憐れだろう。)嬉しいだろう。楽しいだろう。(愉しいだろう。)愉悦の笑みを零すだろう。塵が消えれば(得れば)快適だろう。でも戸惑うだろう。私がやったのかもしれないと。(演った。)
私は落下しているだろう。(雨宿り、天野鳥。)
酷く取り乱して叫ぶだろうな。(鳥乱して。)

6/18/2023, 2:02:30 PM

落下


「重力には逆らえないよ」
少女は諦めたようにそう呟いた。背中に生えたその美しい翼では羽ばたくことができず、せいぜい高いところから落下して滑空することくらいしかできなかった。
「そう思っているから、飛べないんじゃない?」
少女の横でもう一人の少女は羽を広げて飛ぼうとする。
「あたしは、飛べるって信じてる」
もう一人の少女のその言葉で、少女の瞳に希望が宿った。
それを見たもう一人の少女は、ニヤリ、と笑って羽ばたく。ゆっくりと足が地面から離れていき、ついにその重力に逆らうことができた。たった数センチではあるが、ふわふわと飛ぶもう一人の少女は、少女に手を差し出す。
「あなたを縛るものなんて、本当はないのよ」

6/18/2023, 1:59:33 PM

難関を越えて

みんなに
おめでとう!
って言われて。


なりたいわたしになった!
つもりだった。



でも
いざその道を
歩いてみたら
苦しさの連続で


必死に
綱渡りをする毎日。

この道から落ちたら
もう後はない

ような気さえしてた。



でも

いざ
バランスを崩して
綱渡りから落ちたら


落ちた先にも
道は見つかって


今度は
苦しくない道で
ありますように。
と願うばかり。


#落下

6/18/2023, 1:57:13 PM

景色が水彩絵の具のように滲み、霞んで入り交じる。体表の産毛が、細胞の一つ一つが泡立ち、宙に吸われる。自我が虚無に還元される。肉体が霧散する。風を切って魂と肉体がズレる。衝撃とともに魂が弾き出される。意識ごと痛みは吹き飛ぶ。

#落下

6/18/2023, 1:51:46 PM

落下

前に好きだって言ってたよね。

そう言って渡されたのは、お菓子のおまけについてくるマスコット。
あくびをした猫が愛らしく手の上に乗っていた。

よく覚えてたね。

本当にちょっとした会話だったから、笑って彼に言った。

君との話だから覚えてたんだよ。

猫の頭を撫でながら君は笑う。
うわ、やられてしまった!

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