『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
浮遊感、というものが昔から苦手で落下すること自体が好きではない
位置エネルギーというものはそこにあるだけで他のエネルギーに変換される可能性のあるもので、一度落ちたらもう他のエネルギーがないと戻れない、それも怖い
地に足をつけるとは何なのだろう
自分が浮ついてるとは思う
浮ついたままの居場所が欲しいよ
『落下』
上昇も落下も望んでない
今のままでいい
深い深い闇の底
どれだけ落下し続けようが、
決してたどり着かない闇の底、、
君は止めてきた。
何してんの?
馬鹿なの?
そんなに怒らなくてもいいじゃん。
見ての通りだよ。
私は落ちようとしてるの。
もうどうでもいいかなって。
なんか。
疲れたし。
受験勉強。
落ちていく。
落ちている。
気が付いた瞬間、地に叩き付けられた。
激しい痛み。なのに気絶もせず、死にもしない。
痛いと泣き喚く。
助けてと叫ぶ。
悶え苦しみ、呻き藻掻く。
けれど、ふと聞こえた声が、それを一蹴する。
「その程度の高さから落ちたくらいで何だ。情けない」
「同じ高さから落ちた他の奴は誰も泣かなかった」
「もっと高い所から落ちた奴だっているのに」
一人の声だった気もするし、大勢の声だった気もする。
反射的に確かめようとしたけれど、出来なかった。
確かめる前に、抗議する前に、また体が浮き、落下を始めたから。
パニックになり、喉が裂けんばかりに悲鳴を上げながら落ちて、やがてまた、地に叩き付けられた。
明らかにさっきより激しい衝撃。
多分、高さも先程の比ではない。
それでもやはり、気絶もせず、死にもしない。
何故、どうして。
痛い。
痛い。痛い痛い痛い痛い痛い……!
どうして、こんな……
「甘えるな」
「泣き喚く暇もなく死んだ奴もいるんだぞ」
「そんな奴らに向かって助けてと叫べるか? 生きてるだけでも有難いと思え」
--そうしてまた、声が響く。
何とか這い上がろうとしても、助けを求めて手を伸ばしても、天井は遥か高く、引き上げてくれる手もなく。
痛い。
たったそれだけの言葉さえ、届く事も受け取って貰える事もなく。
己を賢者だと妄信する愚者達よ。
あなた方は一体
何処まで落ちれば満足ですか?
何処まで落とせば気が済みますか?
今日のテーマは「落下」ですが、
ちょうど父の日ということもあり、
少しだけ思っていることを書きます。
私は父を幼い頃に病で亡くしています。
父との思い出は薄れかけていますが、
とても優しくて、勤勉な尊敬できる父親でした。
父の日という文字を見ては、
「父に会いたいなあ」と思う日々が増えました。
父の笑顔を思い出し、父のことを想うばかりで、
夢の中でも父から言葉を返してもらえたことはありません。
こんな文を見てくださった方が、
父の日をお祝いできるといいなあと思います。
落ちていく。
精神的に落ちていく。
体ごと落ちていく。
深い深い闇の底。
真っ暗闇で何も見えない。
どんどん落ちていく。
底なし沼はどこまであるのか。
*.ʚ落下 ɞ.*
私の人生は
病気になった去年の春を機に
どん底へと落下していった
#落下
私はいつか落下する
私が生きてる世界にさよならするの
落下
落下……
落花生が出てきたよ
🥜🥜🥜🥜🥜
落下感
まいにち経験しているはずなのに
慣れない
日常が終わって眠るときの落下感
いつまでたっても
ジェットコースターが怖いのに似てる
“落下”
落ちていく、あなたの心に
染み込んでいく、私の身体に
私の意志が、溶けていく
‐落下‐
天蓋に吊られた
黒鐵鋼裝飾の
硝子燈會の中で
紅い炎が妖しく搖れる
炎に釣られて
照らされて
蒼い蛾が
翡翠色の翅蟲が
夢見心地で
囘り飛び交ふ
身を滅ぼすと解つてゐても
危險な戀慕と解つてゐても
吸ひ寄せられて近づいて
炎に灼かれ彈け散る
炎は誘ふ
こつちへおいでと
蟲が応へる
そつちへ逝くと
愚かな蟲と蔑む君
盲目の想ひ
羨望するぼく
ぼくらは道を間違へた
君は誰も愛さない
ぼくも誰も想はない
不毛な二人
さうなる爲のカードは
全て揃つてゐるのに
大好きな君の揺れる髪を眺めながら…
大好きな君の手で…
地面に墜ちてゆく
「落下」
ただ、何も考えずに落ちていきたいな。
落下。
君は笑っていた。
とても綺麗な朝日を背にして
まるで幸せの権化かのように
僕はただ見とれていた
君は特別美しいわけじゃない
だけどただ目は君だけを見ていた
ひと目見た時から
君は僕の心を独り占めしていた
きっと僕はその時落ちたのだ
君以外の何もない落とし穴に
何もないその場所で
君だけが輝いていたんだ。
落とし穴から出る術はなかった。
その術を探そうとも思わなかった。
ただ君だけで良かった
だけど
僕は突然その落とし穴から
引き上げられた
僕は泣いていた。
とても暑い日に炙られながら
まるで不幸の権化かのように
君はただ動かない
君は特別美しいわけじゃなかった
だけどただ目は君だけを見ていた。
落ちたのは
重力から開放されるその瞬間
やっと笑える気がした
# 落下
かっこいいね
って言ったら
なに今更
って返してくれる人に魅力を感じて、
好きだよ
って言ったら
知ってる
って返してくれる人を好きになって、
片想い期間はとても短くて
すぐ進展して、
ありがとうもごめんねも
私の方が多くて、
返信速度は
いつもバラバラだけど
そんな人を好きになる。
だけどね、きっと
かっこいいねって言ったら
ありがとう。貴方も可愛いよって言ってくれて、
好きだよって言ったら
俺も好きだよって返してくれて、
片想い期間は長くて
中々、お互い誘えなくて、
ありがとうもごめんねも
お互い半分半分で、
返信速度はいつも一定で、
私より優しい人の方が幸せになれる。
分かってる。
分かってるのに、なんで好きになれないんだろう。
もっと大人になれば、
好きより幸せを選ぶようになるのかな。
好きになりたいって何度願っても
好きになれない自分が嫌いで、
好きになっちゃいけないって分かってても
好きになって期待しちゃう自分が醜い
もうそろそろ若さだけでは言い訳できなくなるけど
まだこんな自分を
「若さ」のせいにしていいですか、
試験の日に見た夢は、高い空から落ちる夢。真っ青な空と、あちこちに浮かぶ雲。その中をどこまでも落ちていく。不思議と恐怖は無かった。
受験戦争、なんて言葉がしっくり来てしまうくらい、ここ数年はピリピリしていた。母は生真面目で一生懸命な人だから、私のために痛々しいくらい必死になってくれた。
「お母さん、自分が行きたかったあの学校にあなたが受験を決めてくれたこと、本当に嬉しいの。あなたならきっと素敵な娘役になれるわ」
ことあるごとにそう言って、私を励ましてくれた。日々の振る舞いや言葉遣い、食事の管理も、常に母は気を配り、一切妥協がなかった。
「大丈夫、あなたならできる」
精一杯の笑顔を貼り付けた試験日を過ぎてからは、私よりも結果を気にして落ち着かなかった。気にしたところで結果は変わらないのに。
私にはやりたいことがある。受験勉強の最中に芽生えた感情が、あの過酷な戦禍においても進み続けられる私でいさせてくれた。それを叶えるためにも、絶対に志望校に合格したい。
そしてついに、私は奇跡を手にした。合格通知を受け取った時は、嬉しくてどうにかなりそうだった。あぁ、これで私は私のやりたいことが出来るんだ、って。目の前に広がる晴れ晴れとした空は、夢の中より美しく見えた。
部屋には母に宛てた手紙を置いてきた。面と向かって上手く伝えられなかった思いを、改めて文字にして伝えたくて。
――ねぇ、お母さん。
「聞きました?あそこのお嬢さん、自殺だって」
「どうしてかしらねぇ。志望校に合格したって、お母さんすごく喜んでらしたのに」
――私の人生は、私のものだよ。
〉落下 22.6.18
落下した?!
したのは
僕の
ときめきか
恋か
それとも
今日の晩御飯か…!
あぁ…。
しょんぼり(´・ω・`)
#落下#ちょっとふざけましたスンマセン(╯︵╰,)
by唐揚げ弁当(五月雨深海魚)
愛の不安に押し潰され
いまにも溢れ
零れそうな
その涙に誓うよ
“いつも優しい光と共に君を愛していく”、とね。
落下した林檎の実を持ちながら
アダムはきっとイブにそう呟いた
…そんな気がする、
甘くてやわらかな薫りがする
こんな初夏の夜には。
#落下·裏投稿