落ちていく』の作文集

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落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2024, 3:46:40 PM

「自由」に憧れて、落ちてみた
頑張ることを辞めてみたんだ

けれどどうだ
後に待ってたのは、自由なんかじゃなく闇だった


【落ちていく】

11/23/2024, 3:42:44 PM

落ちていく

 自分、高所恐怖症のくせに、スカイダイビングはやってみたい気がする。
 飛行機から飛び出して、風の抵抗を受けながら落ちていく、「落ちる」のではなく「落ちていく」感覚はどんなだろう。
 数秒で地面に激突するビルからの飛び降りとは違うだろうから、自分みたいなビビりでも、すぐ落ちるよりは、落ちていく間になにを考えるだろうとか、なにが見えるだろうとか、ちょっと面白そうな気はする。
 でも、いざとなったら、ビビって降りられないに決まっているけどね。

11/23/2024, 3:40:57 PM

「な、なんだ、これ。」

大雨が降る森の急斜面で滑り落ち、死を覚悟をしたのも束の間私は古い木造建築の倉庫のようなものの屋根に寝そべっていた。

自分の傷を確認して大事でない事を確認してから起き上がってゆっくりと倉庫から降りると大量の枯葉が道を作っていた。まだ息が切れて動悸が止まらない。
私が今生きているのは奇跡そのものだ。
安堵していたが、不意に、ここはどこだと思い始めて不安に駆られる。
重症でないとはいえこの状態で遭難は危険だ。
慌てて周りを見渡すと倉庫の入り口から死角になっているところに古い立て看板が見てた。
「この先落石注意」
私の不安感はさらに増す。
さらに周りを見渡すとまた小さな木の看板が地面に刺さっていた。2000と書いてある。
ここもハイキングコースなんだと分かり私は安堵の溜め息をついた。
2000と書いていない看板の裏側がハイキングコースの進むべき道だ。つまり、2000と書いてある方角が下山に繋がる道である。

そう思いながら看板を確認しようと再度見ると、近くに枯葉が盛り上がっている部分があった。特別気になった訳ではないが私は安堵の気持ちから軽い気持ちで枯葉を足で払いのけた。
単に枯葉ばかりの山でなく下には何かあるようだ。黒い布のような....

枯葉が盛り上がってる部分はぱっと見150センチの横長だ。また一気に恐怖が押し寄せる。これは死体では?
急に足で払いのけるのが怖くなり、見たくないと思うようになった。

「別にいいよな。」

私は後づさりしてその場を後にしようとした。
すると、ビックリ仰天。落ち葉の盛り上がりがバッ!っと起き上がったのだ。
私は悲鳴をあげながら逃げた。
下山しようとするが先ほどまで降っていた雨のせいで地面が悪く、何度も転びかけた。はぁ、はぁと山の空気の薄さと一気に走ったせいで息切れして動けないと思ったとき、声が聞こえてきた。

「待って!待ってよ!!」

その声が凄まじく早く近づいてきていることに気づいた時には背筋に冷たいものが走り、冷や汗が止まらなかった。
しかし、その声に悪意が感じられず、幼い声に聞こえたので私は立ち止まった。
もし、怪我人なら大変だ。こちら側が一方的に驚いて逃げれば失礼だ。
妙に冷静になるもやはり、その姿を見た時は鳥肌がたった。

それの目は正気が全く感じられず、正に死んだ青魚の目だ。そして青白い顔、そして何より、頭がかち割れているのだ。前方の頭の三分の一ほどがない。頭の一部があるはずのところは欠けていて、赤黒く変色し、白いウジ虫が目立つ。

確実に死んでいる!!幽霊だ!

私が再び逃げ出そうとした時、その幽霊はいった。

「怖がらないでくれよ。確かに俺は死んでる。でも、いい幽霊なんだよ〜!お願いだ、頼む。霊感あるやつが来る可能性ってめっちゃ低いからさぁ!」

霊感がある?私は幽霊なんて見たこともなければ信じてもいなかった。

「腰が抜けて動けなさそう?ならちょっと説明だけでもさせてよ。俺は言わば呪縛霊だ。そして幽霊歴が長い。
なんと45年だ。体は見ての通り少年だが歴だけは自信がある。しかし、45年もこうやってこの山を見ているとウンザリするんだよね。だって人に話しかけられないし綺麗な花を摘むこともできないし、腹も減らない、夜も眠れない暇のひとことだ。」

「は、はぁ。」

私は夢でも見ているんだろうか。冷静に考えてこれが現実なはずない。

「そんでね、成仏したり誰かの背後霊になったりするには、霊感あるやつに叶えてもらうしかないの。例えば浮遊霊だったらこの土地にいる幽霊達全員で協力して上に上がるしかない訳よ。運良くどこかの浮遊霊が俺たちの誰かをタッチしてくれれば浮遊霊になれる。」

「でもそれってすごい労力使うし、下には熟年の幽霊が勤めるしかないの。何故なら存在感が増すから。この世にいるとどんどん存在が濃くなって集中すれば落ち葉に触れることだってできる。だから、しっかりとした土台を作るには、ベテランじゃないとダメなの。でも最近の幽霊は不真面目なヤツばっかでさぁ。俺の体が少年だからって舐めて浮遊霊になれてもタッチしてくれないの。そして幽霊歴がドンドン長くなっていくって訳。」

「だっ、、大問題ですね...」

「うんうん、そうでしょ?浮遊霊になるのは若者ばかりで協力した浮遊霊は報われないって、酷い世の中よね。そんなことが続くと、ベテランもただじゃ協力しなくなってくるのよ。結局は破却してここの山には幽霊がウヨウヨしてる。でも見えて聞こえるのは俺だけでしょ?説明は後だからさ、浮遊霊じゃなくて背後霊だと今の状況じゃ楽なんだよ。君に憑けばいいから。君に憑くには君の許可がいる。幽霊の権限でなにかしてあげてもいい。君の背後霊になってもいいかな?背後霊になった後は簡単!地上の浮遊霊にタッチしてもらって浮遊霊になって俺の意思があれば成仏できる」

「はぁ。」

私は妙に冷静にこの幽霊の言うことが頭に入っていっていた。

「憑いていいよね?守護霊になってあげてもいいよ。」

私が口篭っていると、幽霊はもーっ、と頬を膨れさせて速く速く、とせかした。幽霊だから全く可愛くない。

「いいですよ...ただし、私の古い友人と会わせて下さい。」

「古い友人?いいだろう。君みたいな三十代くらいの男性の友人なんてどうせ高校時代か大学時代の友人だろう。」

私は何も言わずに頷いた。

「背後霊なってもいいですよ。絶対合わせて下さいね?」

「マッジで!?おけ、じゃあ呪文唱えるから待ってね。あ、涙は出さないで。ないと思うけど。」

「〒7548jtjtmtwpaj」

????
なんて言った?

そう思った瞬間どこからともなく風がやってきだと思ったら、幽霊の姿は見えなくなっていた。

「私の幻覚....?」

私が振り返ると先ほどの落ち葉の盛り上がりがあった。
その瞬間またあの恐怖が襲ってきた。夢じゃなかったのか。

そう思いながらもさっきの幽霊を起こすために今度は手で落ち葉を払いのけた。すると、そこにいたのは頭が片割れた幽霊でない、私の友人の姿があった。
10年前、行方不明になっていた古い友が見るも無惨な死体となって私の前に現れたのだった。

「タッチ!!よっしゃ!」

と言う声がどこからともなく聞こえてきた気がした。

11/23/2024, 3:36:23 PM

胸が満ちていく あなたの言葉ひとつで

恋に落ちていく あなたの仕草ひとつで

心が朽ちていく あなたの行動ひとつで

地獄に堕ちていく あなたへの気持ちひとつで

11/23/2024, 3:35:08 PM

落ちてゆく 


気持ちが落ちる事はあるだろう
しかし
人としては拒絶しろ


″落ちても堕ちるな″


君の言葉がこだまする

11/23/2024, 3:33:23 PM

スゥ…と光が落ちていく

その中でも一際強い光は怪物を討ち倒す


その日、彼女は救われた
代わりに、ある人は世界から消えた

その人は500年もの年月をかけ、彼女を救うために力を尽くした
彼は、幼い頃の自身を救った彼女をひたむきに愛し続けた

其れ等の記憶や記録は彼を憎む者、愛する者…全ての人の心に触れただろう

観測する僕の涙は記録を見るたびに落ちていく

11/23/2024, 3:30:57 PM

落ちていく

新しい花を咲かせるために、落ちていく。淋しさの終わりの始まり。冬が来る前に自分を重ねた、秋灯し。

11/23/2024, 3:24:55 PM

落ちていくって聞くとやっぱり誰も助けてくれなくてするする下に落ちていくあの感覚を思い出しますね。思い出すどころか進行形ですけど

11/23/2024, 3:24:33 PM

『落ちていく』というテーマについて…
『気持ちが落ちていく』『携帯を落とす』。
私自身この2つかな??携帯はよく落としている…
気持ちもいい日とあまり良くない日がある…
携帯は落とすと壊れてしまう…人の気持ちも同じかもね…気持ちが落ちたままだといつか壊れてしまうね…
落ちる前に対策を考えなくちゃね。携帯も気持ちもね。
仕事や他の事で考えすぎてしまうと気持ちが疲れてまうね…
自分が思う『落ちていく』っていうテーマになったかもしれないね…

11/23/2024, 3:24:30 PM

「ふふふ、やっと始められる」
 私は誰もいない部屋で、一人高笑いする。
 目の前にあるのは、藁人形、五寸釘、そしてハンマー……
 私は呪いの三点セットを前にして、喜びを隠すことは出来なかった

 私は今日、夫を殺す。
 長い結婚生活では色々あった。
 時にはいちゃついたり、憎み合うこともあった。
 しかし試練を乗り越えるたびに、私たちは絆を深めた。

 でもそんな事は関係ない。
 夫は絶対にやってはいけないことをした。
 私は絶対にそのことを許すことなく、報いを受けなさせないといけない。
 自然とハンマーを握る手に力が入る。

「くらえ、プリンの恨み!」

 力を込めてハンマーを振り遅下ろす。
 部屋に響く、『カーン』という金属音。

 そして一瞬の静寂の後、『パリン』と夫の使っているお気に入りの湯呑が真っ二つになる。
 コレが割れたという事は、夫に何かがあったという事。
 やったわ。

 プリンを食べられて早一週間。
 ようやく恨みを晴らすことが出来た

 あの人が悪いのよ。
 私が大事に取っておいたプリンを食べるんだから。
 でもこれで終わり。
 さて勝利の美酒ならぬ、勝利のプリンでも食べようかしら。

 私が勝ち誇っている時、私のスマホが着信を知らせて震える。
 着信先の夫の名前を見て、ほくそ笑む
 私はスマホを取って、通話ボタンを押す

「もしもし」
『酷いじゃないか』
 スマホから聞こえてくるのは、呆れたような夫の声。
 いむ、想像通り呪いは降りかかったようだ

「食べ物の恨みは怖いのよ」
『だからといって、呪殺する事は無いじゃないか。
 いくら僕が『死んでも生き返る』チートを持っていると言っても、限度があるよ……』
「いいじゃない、減るものじゃないし」
『前もそう言って僕を殺したよね。
 どんどん僕の命の価値が減ってきてる』
「そんなことより」
『誤魔化さないで』
「何が起こったのかしら?」
『はあ……
 どこからともなく鉄骨が落ちてきて、そのまま潰されたよ。
 僕じゃなかったら死んでいたところだ』
「そんなことあるのね」
『今回ばかりは反省してよ。
 他の人も巻き込まれそうになったんだから』
「分かった。
 次呪うときは連絡するから、人気のない場所に行ってね」
『何も分かってない……
 あ、ちょっと待って』
 そういうと、夫がスマホから遠くなる。
 電話口からは誰かと話している雰囲気だ。
 相手は……
 女性?

 『巻き込まれそうになった人がいる』と言ってたけど、もしかしてその人を助けて惚れられたか!?
 なんてこった。
 まさか、私の呪いでラブロマンスが始まろうとは!
 私が愕然としていると、夫がスマホに戻って来た

『ゴメン、それで話の続きだけど――』
「アナタ、今から呪うから人気ない場所にってね、そこにいる女と一緒に。
 浮気は許さないから」

11/23/2024, 3:13:15 PM

『落ちていく』(創作)

冬の冷たい暗闇の中、スマホのぼやけた明かりがチラチラと動いている。暖房器具のない部屋の空気は、静けさの象徴のようにキンと研ぎ澄まされているのに、スマホのぼやけた明かりだけが何やら現実味を帯びた温もりのようだった。

僕は毛布に包まったまま眠れずにスマホを見ていた。
眠ろうとして灯りを消した後、眠れずにベッドの中でスマホの操作をするなんて、ごくありふれた、よくある風景だろう。スマホ操作が眠りの妨げになるのは重々承知だったが、そんなことはどうでもいいのだ。

チラチラとしたぼやけた明かりを見ているうちに、僕は眠りに落ちていく。
『ああ、今夜も寝落ちしちゃうかもな…』

立て続けに寝落ちしてしまう僕の信頼も、落ちていくだろうけれど、まどろみの縁にいる僕には、もうどうすることもできやしない。

(End)

11/23/2024, 3:12:05 PM

『恋なのか憧れなのか』

恋なのか憧れなのか
この気持ちは説明できないけど

あなたが見ていてくれるから
頑張ろうと思える私は
きっと落ちてしまったんだと思う

#落ちていく

11/23/2024, 3:09:36 PM

落ちていく。

秋の挨拶の枯葉のすれ違いも
青い春の恋の思い出も
挫折を味わった時も。

落ちることも、抗い登りゆくものも、
全て幸せとは限らない。

人それぞれの幸福と、苦痛は
第三者から見ると、結局は紙一重なのだ。

11/23/2024, 3:02:08 PM

週末は、《加熱式たばこのにおいに耐える日》と認定されてしまった。

においにも音にも光にも敏感な私だが、たばこのにおいはずば抜けて耐えられない。

おしゃれアイテムなのだろうか、最近加熱式たばこを吸う人の割合が増えてきた気がする。

独特の臭いに頭が痛くなるのだが、それを言ったところで「神経質すぎる。」とムッとした顔をされる。

たばこを吸った後に話しかけられると、気絶しそうになる。

口臭の攻撃威力に勝てる物は、そうそうない気もする。

身体の心配をして、やめたらどうかと提案した時もあった。

しかし、「加熱式たばこは害がないから。」と浅はかな知識をダラダラと披露してくるから、もう何も言わないことにした。

ただ、お願いだから、頼むから口臭をどうにかして欲しい。

吸い続けるのなら、礼儀として口臭緩和の努力を怠らないでほしい。

そして、毎年当たり前のように肺がんドックを受けている矛盾に、気づくべきである。

11/23/2024, 3:01:57 PM

落ちていく
気が付くと、いつの間にか落ちていた…
絶対にないと思っていたのに…意地悪なあなたに、惹かれている…喧嘩ばかりしていて、憎まれ口ばかりで大嫌いだと思っていたのに…
知らないうちに、目で追ったり、他の人と親しげに話しているとモヤモヤしたり、会えないとイライラしてしまう…
何で、って思うけれど、日に日に、あなたへの想いに墜ちていく…

11/23/2024, 3:01:29 PM

空を舞うものに憧れる。
鳥、昆虫、気球、飛行機、ドローン、宇宙船·····。
空に憧れる気持ちは誰にでもあるだろう。重力に縛られた私達は、地上から離れることに膨大なエネルギーと技術を必要とする。

でも、よくよく考えてみて欲しい。
空を舞うものはことごとく、落ちていく可能性をはらんでいるということを。

射かけられて。
撃ち落とされて。
衝突して。
故障して。
疲れ果てて。

美しい天使だって落ちていく。
空を舞うものはなんだって、落ちていくかもしれない恐怖と戦っている。
私達人間は臆病で·····その癖傲慢で·····、落ちていくというその恐怖を忘れない為に、自由に空を舞うことが出来ないようになっているのかもしれない。


END

「落ちていく」

11/23/2024, 3:01:28 PM

何もしないと筋力が落ちる

寝てると何もしないと自然とレギュラーから外されたり何かしない、動かないことによりどんどん下に落ちていく

何かしないとだね!

11/23/2024, 2:58:57 PM

恋に落ちていく
気づいた時にはもうとっくに落ちていた

11/23/2024, 2:55:46 PM

作品No.237【2024/11/23 テーマ:落ちていく】


 例えば。そう、例えばの話。
 私が死んだとして。私が突然死んだとして。
 遺された家族は、どんな反応をするのだろうか。
 哀しむのだろうか。
 怒るのだろうか。
 年長者より先に逝くのはゆるせない——そう言うのだろうか。

 十ほど歳の離れた従兄の葬いを控えた夜だから、そんな考えに耽るのだろう。答えのない問いを考えたまま、また眠りに落ちるのだろう。

 いつものように。

11/23/2024, 2:55:43 PM

落ちてゆく
もう這い上がれないほど深く
貴方という沼に落ちる
私という沼に貴方も落ちているのでしょうか
もし落ちていたら
私は貴方が沼から出られないように蓋をしたい
もっと深く底まで落ちておいで
この沼から抜け出したくないとそう貴方に思わせたい
もっと深く私を愛して
もう私は沼から抜け出せない
抜け出そうとも思わないし抜け出す未来も見えない
貴方を知れば知るほど
貴方の沼に深く深くおちてゆく
もう出会ってなかった頃の私には戻れない
貴方に落ちてゆく乙女である
ちゃんと責任を取って欲しい

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