『落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「落ちていく」
あなたの魅力に落ちていく、どんどん落ちていく…
目が合ったら、あなたのかっこよさが分かるし、
話したら、あなたの知的さが分かるし、
励ましてくれたら、あなたの頼りがいが分かるし、
いろんな魅力が伝わってくる
あなたの面白さも楽しさも、かっこよさも、かわいさも知的さも、何もかもが魅力に満ち溢れている
そんなあなたに、どんどん落ちていく
"まだ頑張れる"、"がんばらなきゃ"、
って、おまじないをかけて、今日堕ちていく
あぁ、いっその事、
窓から落ちてしまいたいくらいだ
上も下も右も左も全てが黒く塗り潰されている。
あるのはただ落ちていく感覚だけ。
いつまでも此処で孤独に漂うだけかもしれないのに。
どうして希望を見い出せてしまえるんだろう。無条件に貴方が来てくれると思ってしまうんだろう。
もういっそ呑み込まれてしまった方が楽だろうに。意識なんて手放してしまえば心地良く眠れるだろうに。
私はどうしても貴方を、貴方と過ごした日々を捨てたくないみたい。
貴方が何処にいるのかも生きているのかも、ずっとわかっていないのにね。
この暗闇は。貴方に落ちきってしまった私の運命で、そして向き合うべき私自身なのかな。
『落ちていく』
※シリーズものですが、単体でも読めるようになっております。
「貴方を救いたい、から…!」
__流石だよ。ボクのヒーロー。
君は何時でもそうだった。ボクの為に頑張って、ボクの為に泣いて、ボクの為に立ち向かった。
それを賞賛するべきだし、感謝するべきだ。
だけど、ボクはそうはしなかった。当たり前だと思った訳ではないし、"べきこと"をする程価値のある人間では無いと思った訳でもない。
只、怖かっただけなんだろうと思う。
「…有難う。その言葉だけで、ボクは充分だよ」
そう言って、ボクはフェンスによじ登る。
「待って、待ってください…!」
…あはは、やっぱりわかるよね。こんな事し始めたらさ。
君はボクの下にやって来て、ボクを降ろそうとする。だけど、君の力よりボクの力の方が強い事はよく知っている。君は呆気なく、ボクに負けた。
フェンス越しに見た君の顔は綺麗だ。涙一雫さえも、宝石の様に輝いて見える。
…嗚呼、ボク、やっと気付いたよ。
君に救われたくないと思う理由が。ここまでやる理由が。
__ボクは只、君の視線を独り占めしたかったんだね。
知ってしまったらもう遅い。もうボクは本当に救われない。
嗚呼、こんな形で知るなんて。自覚するなんて。
それでも良いや。君の脳裏に、ボクの顔が焼き付いてくれるのなら。
ボクは飛び降りた。
地面に向かって落ちていく。
故意に落ちていく。
恋に落ちていく。
天国から落ちていく。
罪を犯してしまった私は
現世へと堕ちた。
楽園と呼ばれる天国から
皆の理想の天国から
落ちてしまった。
羽も、天使の輪も、力もない
あぁ、もう終わりだ。
そう思っていたのに。
この世界は思ったよりも心地が良かった。
天国と違って
求められてるのが"完璧"じゃなかったから
勝手に創られた像に寄せなくてもよかったから
悪いところがあっても誰も責めない
それさえも受け入れてくれる
落ちることって案外
悪いことじゃないのかもしれないな
No.5
落ちていく。
なんかすごい殴り書きになってしまった...
いつか書き直します
作品13 落ちていく
気づいたら、雪でうっすら白くなった、見知らぬ街に立っていた。ここまで来た道のりを一切覚えてない。それどころか、街の光景に、何か違和感を感じる。
「ここはどこですか?」
心に浮かんだ疑問をそのまま、近くにいた人に聞いてみる。しかし、その人は突っ立ったまま、何も答えなかった。
仕方ない。他の人に聞こう。
足に力をいれ歩こうとし、先程感じた違和感の正体に気づく。足が地面とくっついたように、全く動かないのだ。腕もお腹も。辛うじて、顔が動く程度で。
怖くなって、大声を上げた。
「誰かー!助けて下さーい!」
一所懸命声を張り上げるが、誰も振り向いてくれない。どうやら他の人たちも、私と同じ状況にいるようだ。街全体を巻き込んだドッキリか?いや、それはおかしい。ドッキリなんかじゃ、私がここまで来た記憶がないことの、説明がつかない。
誰でもいい、助けてくれ。
そう願っていた次の瞬間、私達の目の前に、一人の子供が歩いてきた。助けて、と声を出そうとしたが、とうとう声さえ出てこなくなってしまった。
その子は私達をじーっと見たあと、私達に手を伸ばしてきた。子供の手なのに、なぜか大きく感じる。こわい。
子供の手がみるみるうちに近づいて、ガシッと体を掴まれたと思うと、突然地面と空が逆さまになった。雪が空に落ちていく。
しかし、私達は固定されたままだから、空に落ちていくことはない。
動けなくてよかったと思っていると、隣から悲鳴が聞こえた。さっき話しかけた人が、空に落ちていくのに巻き込まれてしまったようだ。
私もああなるのかと怯え、早くもとに戻ることを願っていると、始まりと同じくらい突然、地面と空がもとに戻った。そして空から、雪とさっきの人が、ゆっくり落ちてきた。その人は、地面に転がったまま、何も話さなくなった。
外からさっきの子供の声が聞こえる。
「ままースノードームの人形壊れちゃったー。」
⸺⸺⸺
眠くて頭が回りません。特大ミスしてそう。
落ちていくって題名だし、椿の話にしようとしましたが、悲しきことに牡丹と見分けがつかなくて諦めました。
〈落ちていく〉
あぁ……どんどんと落ちていく…
偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って偽って
暗闇へ沈んでいくように落ちていく
#13
落ちていく
この階段を上がれば屋上に出る。夜の屋上はやや強い風が吹き、暗闇の中に隣りのビルの明かりが差し込んで全体がよく見える。コンクリートが冷たたく光り、あのフェンスを越えれば飛び降りることができる。フェンスまで3m。フェンスに手を掛けて、足を掛けて越えるだけ。越えてしまえば私を隔てるものはない。1歩踏み出せばあとは落ちていくだけ。風が私を吹き抜けていく。3.2.1
「ダメ。」
「え!お母さん。うわぁ。なんでここにいるの。危ないじやん。死んじゃうよ。」
慌てて背中のフェンスを掴み、その場に尻もちをつく。腰が抜けた。何してんだ私。
本当に死んじゃうよ。
帰ろう。お母さんが待っている。
フェンスを乗り越え、屋上をあとにする。
あーあ。残念。
もう少しだったのに。誰が邪魔をしたのか。あの天使か。
ふーん。まあ、今回は見逃してやろうか。
でも次はない。
いくら見習だからといって死神をバカにしてもらっては困る。
屋上の上から下を見下ろせば、あのフェンスに天使が腰掛けていた。
「あの子はまだダメ。ちゃんと順番は守ってもらわないと困るわ。見習いさん。」
ムカつく天使だ。
「ノルマがあるんだよ。邪魔すんな。」
天使がにこやかに笑いながら自分の横をすり抜けて行った。やっぱりムカつく奴だ。
さあ、次の魂を回収しにいこうか。
落ちていく 私の筋肉
落ちていく 私の瞼
落ちていく 私の頬
みんな重力に逆らわず
素直に落ちていく。
私の身体よ
そこは反抗してほしい。
見えない糸で吊るそうか。
見えない針で刺激を与えようか。
落ちていく全てを
受け止め
食い止め
押し上げる。
この年齢のあるある。
貴女が私を見るたびに
私は貴女に惹かれていく
昔、目は魂の窓だと言う人がいた
そして私の魂は
貴女の夜の海のような
黒い瞳に吸い込まれて
だんだんと貴女の中に
落ちていく
だんだんと
沈んでいく
あぁ…なんでこんなことに、なったの…?
あの人を見るとあの人を考えるとどんどんどんどん苦しくなる…これはなに?
僕は今、何をおもってくるしいの……?
「落ちていく」
「落ちていく」
落ちていくのは一瞬。
気づかないところでもう終わってる。
日々努力をしないと維持できない。
毎日努力を継続して自分を磨きあげてやっとたどり着ける境地。
落ちきった後に気づく。
私こんなにできてたんだって。
成績が悪いのは頭が悪いからじゃなくて毎日頭を使って勉強してないからだ。
太っているのはバスケ部だった頃と同じ量を食べてるのにほとんど運動してないからだ。
部屋が汚いのはコツコツ片付けをしないで物をためていくからだ。
ちょっと前は学年トップだった。
ちょっと前は制服のスカートは余裕だった。
ちょっと前は部屋が綺麗だった。
それらは全部過去の栄光。
いつまでも功績にしがみついてないで。
現在進行形で落ちていく今に気づいて。
ちょっと疲れる日もある。
少しサボりたくなる日もある。
でも、ほんの少しだけ頑張って。
1回できたことはすぐ取り戻せると思いがちだけど、思っていた以上に難しい。
登るのは結構しんどい。
だから、今頑張ろう。
「できた」を1つずつ積み重ねて。
「亮太、紙ヒコーキつくろうぜ!どっちが遠くまで飛ばせるか勝負な!」
彰の声が教室に響く。こないだの席替えで、たまたま隣になって仲良くなった男子だ。彼の俺に対しての誘いに、他の男子もわらわらと集まってくる。
彰はクラスの中心的存在だった。対する俺は、お昼休みに図書室で本を読んでいるような生徒だった。新学期が始まって四カ月経ったけど、あまり馴染めてない。
彰は集まってきた男子と楽しそうに話ながら折り紙を折っていた。俺と同じように黙々と折っているやつもいる。
「うっわ、晃輔のヒコーキいかつ!絶対飛ぶやつじゃんそれ」
「ふん。そうだろ?こないだYouTubeで見たんだよな。凄いカッコいい紙ヒコーキの動画」
意気揚々としていた晃輔の紙ヒコーキは、自重でぽとりと落ちていってしまった。残念がるものもいれば、自分の勝利に一歩近づいたと安堵するものもいた。俺は後者だった。
「あ〜、落ちちゃった。期待してたのに……。次誰飛ばす?」
「お、俺、やってみてもいいか」
そろりと手を挙げる。男子たちは俺のほうを見た。晃輔は、お手並み拝見と言いたげな表情で俺をみていた。
お題:落ちていく
落ちていく
季節の変わり目は、たくさん葉っぱが落ちていく
葉っぱが散っていくどこに季節色がなくなっていく。
この世界は、365日
色が落ちていくとみんなの心の色も落ちていく。
でも、ひとつの葉っぱだけは、とても輝いていた
それに触るとみんなの色が戻り世界が明るいものになりました。
落ちていく
私は幼少から酷い虐めにあっており
いつも傷だらけで体中痛かった
家は貧しく、両親の夫婦仲も悪く
絶望の毎日で根暗と言うあだ名だったのだが
子供のクセに心の中ではこっそりと
人間の深遠に触れたと驕り高ぶり
自分が正義の味方だと思い
善行だけを行う善人だと思い込んでいたが
長く生きると、自分が良かれと思ってした事も
実は誰かを傷付けていたり
強すぎる正義の主張こそが悪になっていたり
悪意が無くても、失敗した時には加害者になってしまう事すら有り、
ふとすると
気持ちが堕ちて真っ暗闇に呑まれて
自分自体が真っ暗闇なんじゃないかと思うけれど
真っ暗闇から見た景色は
物凄く明るくて眩しくて
あぁ、なんて世界は素敵なんだろうって
涙が出る程、毎日感動できる
みんなありがとう。
大好き。
落ちていく落ちていく
ああ僕はみんなと一緒にはいられないんだ
色に染まった同志たちと
落ちていくしかないんだ
そして踏まれるんだ
人々に踏まれてバラバラになるんだ
ああ儚い一年だったな
by枯れ葉
もうわたしの人生は
何もかもすべて終わりだ
惨めな人生だったなあ
だから
このまま
わたしは
どこまでも
落ちていこう
そうすればきっと
わたしは天国じゃなく
100%地獄行き決定だなあ
さよなら
目をとじて
飛び降りた
落ちてゆく
落ちてゆく
どこまでも
落ちてゆく
きっとわたしは
そのまま
意識を失い
死ぬことになる
しばらくしても
まだ意識はある
わたしはただ
下をだけを見ている
あとどれくらいで
下に落ちるのだろう?
わたしは
本当に
死んでもいいのだろうか?
恋愛に騙され
多額の借金もした
事業に失敗し
多額の損害が出てしまった
もう生きていても
どうすることもできない
だから
わたしは
己の責任を取り
自殺をすることにした
わたしは嘘をついてしまった
責任じゃなく
逃げただけだ
もし
生きているのなら
この逃れられない
責任をどう
償っていけばいいのだろうか?
また
チャンスはあるのだろうか?
色々と考えているうちに
まだ下にはついていない
あれから
一週間ほどで
ふと目が覚めた
いつの間にか
意識を失っていたらしい
あのとき
わたしは
飛び降りたはずだ
どうして助かっているんだ
わたしは
やはり
いちからすべて
やり直したいと
考えてを改めることにした
数えきれないほどの
かなりの年月を迎えてしまったが
多額の借金は
綺麗さっぱりにすべて完済をした
どう返済したのかは
秘密にしておこう
(落ちていく。)🦜
あのね
来れから、さむい、寒い。
冬が来る前に
なると
人間、しゃん。は
紅葉の時期だと、
喜ぶけれど。🦜
・雀にとっては
大切な季節なんだね。
「其れは、冬の寒さを
凌げるお家を造らないと
成らないし
体に沢山脂肪を
着ける為に
沢山食べなければ
成らないんだね。」
✣それぞれの、木々も
葉っぱを落とし
冬に備え始める。🦜
✣僕も《ふくら雀。》になる為
の準備も必要なんだよ。🦜
【人間、しゃん。は まるまると
成った《ふくら雀。》を
可愛い、とか、縁起がいいと
言うけど。】
❝雀にとっては大変な事なんだよ。❞
あぁ、忙しい。🦜🦜🦜
何も変わらないおかしな日常
足元には天井
あくる日も飽きず貪り食らう
塩気の効いた砂糖菓子
外が暗ければ明かりを消せと
あなたが言った
微睡みは身体を這い登る
頭は足元に
――サメの言うことにゃ、
落ちていく
落ちていく
短足でお腹出てるものでして、ベルトしないとほとんどのズボン落ちやすいんです。
家にいる時はベルトも外すので、ふと歩く度に少しずつ落ちていき、腰パンから丸見えまで。
太ももで頑張って食い止めても無駄な足掻き。
手を使わずにズボン履けるかな選手権の逆なら有力候補になれるかなと。
あの両足をくねくねと動かす謎の動き。
そんなことせずとも、少し揺らせばすっと落ちていく。
私にも誇れるようなところあるぞと、履歴書とかの特技に書いたりしたら怒られますかね?
怒られますね、すみません。
せっかく誇れそうな長所かと思ったのに。
世の中そう上手くはいかないものです。
ここまで書き終えて、イチョウの落ち葉がヒラヒラと落ちていく。
みたいな風情のある話書けたのに、なんでズボン落ちてくマヌケな話書いてんだと、片手に持ったチョコモナカジャンボをバリバリ噛みながら片手でスマホを弄り反省しております。
なにかうまい話でもしないと。
落ちていく。
昨日食器用洗剤買い替えたから油汚れが落ちていく。
先週襟袖用漂白剤買ったから汗黄ばみが落ちていく。
ちゃんとピンチに挟めてなかったハンカチが風で飛ばされベランダから落ちていく。
ダメです!
限界です!
どこの主婦だよって例ばかり。
だってしょうがないじゃないですか!
落ちていく、なんてお題最初見たとき、ポエムかよって思いましたもん。
全力私生活丸出しな文章力と想像力しかなくてすみませんね。
こういうのを逆ギレっていうんですよね?
普段しないことでなんだか新鮮です。
色づいた葉が落ちていく。
そんな風情ある日常もいいですが、作業に使った材料費が経費で落ちていくのもいいものです。
何はなくとも上様領収書
withインボイス