『落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
落ちてゆく
最もの美しさを経て、一枚の葉っぱがひらひらと、また一枚、また一枚、何かに揺らされ落ちてゆく。木が寂しくなって、寒そうで、木の根元に落ち葉のマフラーを。枝から入る風は、いつもより冷たく感じたけど、皺の入った手を眺めては、また年を重ねたと、空を見上げて想いを馳せた。
【落ちていく】
雫がぽたり、ぽたりと落ちていく。
と言っても、音は聞こえないのだけれど。
毎日毎日、この雫が落ちるのを眺めていた。
途中で飽きて目を閉じてみても、何故かうまく眠れなくて。
毎日、一時間半。
怠い体を横たえたまま、ぼうっと雫を見つめている。
今の私は、この雫に生かされているようなものだ。
この心が深く沈んで、さらに暗いところへ落ちてしまう前に。
どうか私を元気にしておくれ。
落ちていく
人生のどん底へ落ちていくってなんだろうか
失敗した時?
絶望を感じた時?
人生のどん底を感じる時って
必ずどこかであると思う
本当はゆっくりでもいいから
立ち直って行きたいけど
実際は立ち直るのが辛いんだよね
立ち直れたらどんなにいい物か。
紅葉が散って下に落ちていく。
チラチラ、舞うよ。
今日も葉っぱが赤く染まるよ✨
赤い葉っぱ、キレイだね😃🍁✨
今日も、明日もあさっても、
赤い葉っぱが咲いている🍁✨
秋が深まり、始まる予感✨
ワクワク、ドキドキ💓
いろんな秋が皆を待ちわびてるよ🎵
今日も、1日頑張りました👍️
明日も、ドキドキ、ワクワク夢いっぱい❣️
落ちる夢は、不安や自信のなさを表しているらしい
意外だな
なぜなら、僕はいつもあらゆる不安を抱えているし、まったく自分に自信がないのに、一度も落ちる夢を見たことがないから
夢占いがインチキなのか、あるいは、実は僕は、潜在意識では自信満々の楽天家なのか
ねえ、どっちだと思う?
落ちていく
「ニャッ?!」
キャットタワーから足を踏み外し、私の体は下に落ちていく。咄嗟のことだったため、着地の体制も取れない。
「うおっと!!」
キャットタワーの隣に座っていた男ー飼い主が手を伸ばし、既のところで私をキャッチした。
「ハハハ。お前、よく落ちてくるよな〜」
確かに私は空から落ちてきて、傷だらけの私をそのまま面倒を見て、飼うことになった男からすれば、私はそう見えるかもしれないが、最初の出会いは偶然で・・・
ーひょっとして、私ってどんくさい?
「まぁ、そういうとこもかわいいからいいけどな」
飼い主は仕方なさそうに笑って言った。
まぁ、私もこうやって出会わなければ、この男とこうやって暮らすこともなかった訳で・・・
ー私もこの暮らしをなかなか気に入っている。
前回の落下の続編です。けっこう前の作品だし、前回より減ったものの文字数多いけど、私的にこの作品気に入ってます。(みけねこ)
落ちていく
どんどん深く深く落ちていく
終わりが見えない
暗くて暗くて 寒くて冷たくて
寂しい、ここはすごく
嫌なところだな
暗いところから 少しだけど
うっすらと光が見えた
嗚呼、きっとあそこはあったかくて
綺麗なところだろうなっと思った
そこに近づいて触れた時
そこは、病院だった
三か月ほど起きなかったらしい
僕はトラックに轢かれたらしい
相当の重症だったらしい
僕は少し息があったらしい
息してること自体奇跡に近いほどの状態だったらしい
嗚呼、そっかあのままずっとあそこにいたら
今頃僕はこうして........
落ちていく
どんどん深く深く落ちていく
終わりが見えない
暗くて暗くて 寒くて冷たくて
寂しい、ここはすごく
嫌なところだな
暗いところから 少しだけど
うっすらと光が見えた
嗚呼、きっとあそこはあったかくて
綺麗なところだろうなっと思った
そこに近づいて触れた時
そこは、病院だった
三か月ほど起きなかったらしい
僕はトラックに轢かれたらしい
相当の重症だったらしい
僕は少し息があったらしい
息してること自体奇跡に近いほどの状態だったらしい
嗚呼、そっかあのままずっとあそこにいたら
今頃僕はこうして........
わたしたちは
人生のどこかで
落ちはじめ
何もしなければ
そのまま落ちていく
だからといって
不幸とか
そういうことではない
そこそこみんな幸せ
でも、みんな
それなりに
ちっちゃな不幸を背負ってる
なんなら高校生だって
そこそこ不幸かも…
落ちていくのは
わたしだけでいいのに
まー
きっと気づかない。
だって、どこまでも平坦だったから。
ずっと、何事もなかったと思い込んでいるから。
だからきっと、解らないまま。
ある日突然、”落ちていく”
その先がなんなのかは、その人しか知らないこと。
落ちていく
落ちていく
実ったのなら
そこから先は
いずれにしても地に帰る
どうゆう経路を辿ろうとも
下には地しかない
海にも底があるんだから
何処かに落ちてるんじゃないかな
そこいらにもいっぱいあるよ
ただその落差がどれくらいのものなのか
何処から落ちていくのか
それはわからない
始めからそこにいたのに
落ちたと思ってる人らもいる
ようやく落ちたと気がついたって話もある
最初から落ちていて
その最初っていつのことだろう
それまでは何処にいたの
ここではなかったってだけなんだろうか?
何処にいようとも
そこには必ずあなたがいる
あなたが見上げること諦めても
その上には空がある
あなたが見上げるまでもなく空がいる
空から見たら僅かな差だろうね
落ちていく
知らない世界に落ちていく
それは、現実なのか、頭の中なのか
よくわからない
お金が落ちていく
現実が落ちていく
夢も落ちていく
恋も落ちていく
人も落ちていく
手から離れて落ちていく
溢れて溢れて落ちていく
ごめんなさいも落ちていく
ありがとうも落ちていく
涙も笑顔も落ちていく
落ちた後は何も残らない
空の抜け殻だけが残っていく
でも最後は
昇っていく
落ちていく
草の斜面を全速力で駆け下りると
いつの間にか地面から足が浮き空回りしていた
ああこのまま落ちていくのかな…
一瞬そんな感覚に陥るけれど怖くはない
そのうち風をつかまえたパラグライダーは
インストラクターと私の体をゆっくりと上昇させていく
秋のひんやりと澄んだ空気をふわりくるりと切り開くようにまだまだのぼっていく
さっき走った草むらも人も遠くに見える
思っていた以上にひんやりとした風が心地よく顔を撫でる
逆にワクワクして胸のあたりはじんわりとあったかい
よくあるセリフだけれど「鳥になったよう」これが一番しっくりくる
ぐるりと周りの景色に目を向けてみる
遮るものがない広々とした世界では、自然の大きさや偉大さのなか小さな鳥になった自分を感じ、わたしも自然の一部であることを満喫する
しばらくすると今度は大きな円を描きながら降りてゆく
まだまだこの世界に居たいという気持ちのなか、五感で感じた事を忘れないように記憶に刻む
そしてゆっくりと元いた世界へと戻っていく
初めての空中散歩は時間にするとほんの15分ほどだったけれど、私には倍以上の感覚に感じられた
落ちていく感覚
のぼってい感覚
降りていく感覚
素敵な体験だったな
夢の中で、
転んだりして、ふっ…!と落ちていく感覚はなんなんだろう?
それでびっくりして、
わっ!!
て飛び起きるんだよなー
で、
あ!夢かー…
てなるんだよねー
なるよね???
落ちていく 堕ちていく
気まぐれに覗いた 君のなか
天上を仰ぐような 深淵を覗くような
水の中に沈むように 空気を飲み込むみたいに
ただひたすらに 君に溺れてしまう
君の姿に 君の声に 君の生き様に
流れる髪に 白い素肌に 揺らめく瞳に
落ちていく 堕ちていく
見つめたその目が もう離せない
水面に映る睡蓮が 光を浴びて花開く
静かな小波が音をたて 龍頭の玉が煌めくとき
私を見ない 君に魅せられる
【落ちていく】
↓ Ver違い
落ちていく 堕ちていく
気まぐれに覗いた 君のなか
天上を仰ぐような 深淵を覗くような
水の中に沈むように 空気を飲み込むみたいに
ただひたすらに 君に溺れてしまう
君の過去に 君の現在(いま)に 君の未来に
燃える意志に 冷えた表情(かお)に 隠した素顔に
落ちていく 堕ちていく
見つめたその目が もう離せない
彼岸に乱れる徒花が 風に揺られて花散らす
幾重の刃が刺す丘に 欠けた鉄の飛び散るとき
私を見ない 君に魅せられる
『 また1本、落ちていく 』
残酷にも、彼は私の眼の前で落ちていった。
裏切られたような気分だった。
落ちていく最中、彼は「ニヤリ」と笑った。
最期に別れの挨拶でもしたつもりだろうか。
意外と、律義な奴。
儚い彼の生涯に、、、敬礼。
落ちていく、落ちていく
気分が落ちていく。
気力が落ちていく。
食欲が落ちていく。
人としての生きていくなにかが落ちていく。
心にモヤが溜まって何もかも落ちていく。
際限なく落ちていく。
落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちていく、落ちてく、
深き湖の底へ。
もしくは深き地中の奥へ。
あるいは果てない宇宙の彼方へ。
落ちていく。
口をぽかんと開けながら、木から落ちていく枯葉を眺めていた。
色々なことが手につかなくなった私は、外で適当にボーっとしていた。
いつもは結んでる髪もおろして、荷物も持たず、ただボーっと。
すると、緊張で上がっていた肩が、自然と落ちていく。
枯葉がすべて落ちきった木には、何も残されていないけれど、暖かくなればまた美しい緑を身に纏うだろう。
私も、枯れてしまった葉を落として、新たな実りを静かに待とう。
お祈り申し上げます。
慌てて目を通したメールには皮肉ともとれる見覚えのある言葉が文末を飾る。祈りを受けることが間接的にも私を落胆させるのは少し複雑な気持ちだ。
採用に至らなかった人へ祈りを捧げる敬虔な彼らは日々の仕事になんて手がつかないんじゃないだろうか、と懸念が生まれる。祈りを捧げる専門の部署があるのならこの気持ちは杞憂で済むのにな。(そういう仕事してみたいかも)
就職活動を続けることは集めた手札が一つ一つ落ちていくような感覚に陥ることがある。でも本当は想いを込めて手札を切って彼らからの祈りを集めていく作業なのかもしれない、と降り積もったメールの山を見て思うことがある。そんな彼らからのたくさんの祈りに恥じない人であれるよう、私は今日を輝く人間であり続けるのだ。
【落ちていく】
-落ちていく
人は美しいものに弱い。
美しい花、美しい景色
そして美しい人。
僕の目の前にいる本を読む女子生徒も美しい人という部類に含まれているだろう。
「…ねえ、何呼んでるの。」
「……小説。」
漢字二つで返された僕の勇気も彼女ならば仕方がない。
僕の心はとうの昔に君に落とされ、
今も拾われないままでいる。