落ちてゆく最もの美しさを経て、一枚の葉っぱがひらひらと、また一枚、また一枚、何かに揺らされ落ちてゆく。木が寂しくなって、寒そうで、木の根元に落ち葉のマフラーを。枝から入る風は、いつもより冷たく感じたけど、皺の入った手を眺めては、また年を重ねたと、空を見上げて想いを馳せた。
11/23/2023, 1:14:26 PM