『花咲いて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
繊細な花が咲いて約1ヶ月が経って
音沙汰は全くない
でもこれでいいの
綺麗に咲き続けなくていい
消えさえしなければ
もう無理だなと言われてしまうのが怖くて
何も言えない言えるわけない
だって立ち直れないよそんなのしばらくは
傷つきたくない
このまま忘れてしまいたい
忘れてほしい
萎れる前に押し花にしておこうかな
こういうのが引きずってるって言うんだよ
放置はしないから枯れるまでは見守ろう
私は何かと尋ねる時
確かに存在していた
強く吹く向かい風に
負けるもんかと鳴く
揺れていたあの日に
咲いていた私は星に
ひとつ願いをかけた
幸せを教えて下さい
喜びを教えて下さい
天ばかりを見ていた
ぽつりと降った雨は
優しく濡らした私を
ひとりではなかった
それは足元にあった
大地と繋がっていた
『花咲いて』
花咲いて
花が散るころ
大事な人と
永遠の別れ
複雑な気持ちで花を
見るようになったのでした
🥹🥹🥹
笑顔が眩い人だった
他者の目を惹く程に
良くも悪くも中心で
外を知らぬ人だった
好奇心は猫をも殺す
境界とは常に曖昧で
内から出るは容易い
いきはよくとも
かえりはこわく
月に叢雲花に風
叢雲が月を呑み込み
風は花を食い散らす
無知では身は守れず
無垢では心も守れぬ
白さ故に黒は塗られ
穢れだと謗りを受け
終いには指先集まり
花は散るも定めだと
落ちた花に虫は集る
煮詰めた涎も拭わず
下卑た口々を歪めて
馳走に愉悦と残した
下劣な色の虫食い痕
床は涙を飲み終えて
望まぬ種は灰へ埋め
何の罰かと天を仰ぎ
応えかと見紛う雨に
心を乱した君が嗤う
ー 花咲いて ー
【作者からの後書き】
精神的な疲労が文章に影響しているのか
何度書き直してもバットエンドになったので
開き直って後味の悪さを増し増しにした。
『花咲いて』
「ラーメンが食べたいですわ」
美しく咲き誇るラベンダーを
眺めながら悪役令嬢は静かに呟いた。
「ラーメン……ですか」
「はい。幼い頃、お父様に連れて行ってもらった
ラベンダー園で食べたラーメンの味が忘れられ
ないのです。またあれが食べたいですわ」
早速セバスチャンは、
図書室でジャポネ料理の本を読み漁り、
メイドのベッキーと共に厨房へ向かった。
「今日は何を作られるのですか?」
「ラーメンだ」
「東洋の料理ですよね?初めて作ります!」
「俺も同じだ。だが、あの方の望みに
応えるためにはやるしかない。
力を貸してくれるか、ベッキー」
「もちろんです!」
まずセバスチャンは麺作りに取り掛かった。
小麦粉、塩、水を正確に計量し、
ラベンダーの粉末を加えて丁寧に捏ね上げる。
人間離れした腕力で生地を伸ばし、
何度も折りたたむ。
まるで芸術家が作品を生み出すかのように。
その間にベッキーはスープの準備に専念する。
今回は紫色の麺が映えるよう
塩ベースで挑戦だ。
手羽先、にんにく、生姜、長ネギ、玉ねぎ、
人参、りんご、水を大鍋で煮込みながら、
別の鍋で昆布と鰹節の出汁を取る。
何度も味見を重ねて、調整を続ける二人。
「うーん、なんだか物足りない感じがします」
「そうだな。もう少し塩を付け足すか」
試行錯誤の末、遂に究極のラーメンが完成した。
「お待たせいたしました、主。
ラベンダーラーメンでございます」
セバスチャンが差し出した器には、
透き通った薄紫色のスープに
紫色の麺が浮かんでいた。
上には、輪切りレモン、オクラ、コーン、
カイワレ、赤玉ねぎのみじん切りが
色鮮やかに盛り付けられている。
悪役令嬢は目を輝かせ、恐る恐る箸を取った。
麺を啜った瞬間、彼女の体に電流が走る。
「何ですのこれは……」
「お口に合いませんでしたか?」
心配そうに尋ねるベッキー。
「違いますわ!これこそが私の求めていた味。
いいえ、それ以上のものですわ!」
悪役令嬢の怒涛の食レポが始まった。
「ラベンダーの香りがほのかに香る上品な麺に、
鶏と海の風味が調和したスープ。これらが
絶妙にマッチして、まるで紫色のドレスを纏う
女王と武士が手を取り合いダンスを
踊っているようですわ」
よく分からない例えだが、褒め言葉として
受け取るセバスチャンとベッキー。
「素晴らしいですわ。
二人とも、本当にありがとうございます」
「光栄です、主」
「お嬢様に喜んでもらえてよかったです!」
その日の午後、清々しいラベンダーの香りが
漂うテラスで、三人はラーメンを啜った。
彼らの頭上でラベンダーラーメンの女神が、
花咲くように笑った気がした。
雪が土を湿らせる。
柔らかな土と日差しが君を温める。
まだ、ちいさく幼い君は己の殻を破るため力を込めて、もがいている。
硬い殻を破ったとて、すぐには現れない。
時間をかけてふたつの葉を開かせる。
君は、日を追う事に殻を破った努力が、自らの成長への1歩だと実感するだろう。
沢山食べて、沢山飲んで、沢山息をする。瑞々しい体を空へ伸ばす。
初めの葉を養分にしてまだまだ伸び続ける。
子供から大人になる季節、君もまた、大人になる。
大きく、可憐な花を惜しげも無く咲かせる。
朝露に濡れる花は、可愛く、美しく、妖艶な輝きを持ってみつばちを呼び寄せる。
みつはちとの協力が実を結ぶと、新たな生命を誕生させる準備を完了させる。
君が枯れてしまっても、君の子は君と同じように、元気に育つだろう。
生物の目的、次世代へのバトンタッチができたのは、君が魅力的な花を咲かせることができたからだ。
それは、君の小さい、けれど大きなきっかけからだということを忘れてはいけない。
心ともなく笑える動画だった。ありふれた、明日にはきっと思い出せないくらいのそんな。
「思い出みてえーだな」
小田島の述懐である。ふ、と忍笑いを溢して、短い動画の画質の荒さを小田島は思い出と表現した。
街角で出会い頭に殴られる。想描くならばこんなとこだろう。平生から得てして発揮される小田島ワールドを味わうと、多分に漏れずそんな心地がする。
小田島は日常に、奇妙な価値を与える感性をもっていた。
花咲いて
花咲いて
夜空に
大きな大輪が
次々と花開き
散っていく
ああ
今年も夏が来た
「孤独だった木が花弁で満たされるように」
「僕の心も満たされる4月は死ぬ迄に来るのかな」
今この瞬間僕では君を満たせれない事を自覚させられた
「来年にはきっと、2人で幸せになれてるよ」
「そうだと良いな」
「うん」
「2人で幸せになれる迄この桜見に来ようね」
そんな会話をしてから、1年後の春
僕の隣には画面の中の君しか居ない
僕とでは無く他の人と死ぬ事を選んだ君しか居ない
2人で幸せになる迄見に来る約束をした桜を今年からは
1人で見なくてはならない
「こんな呪いあんまりだよ」
何も無い木から蕾が芽吹き花を咲かす4月
そんな春が僕は大嫌いだ
__花咲いて。
2024年7月24日
花が咲きついに到来、夏本番。みなさん「夏」と言って思い浮かべるのは、、そう!「夏休み課題」ですよね。
私たち学生にとっての宿敵である夏課題ですが、私は数学の夏課題については授業で習ってはその都度課題を解きという習慣をつけました。みなさんはどう過ごしますか?
花咲いて
枯れて、消えてしまう
儚いもの…
さみしい気持ち
つらい…
永遠なんてないのだから
美しいと思うけど、
でも…
永遠に同じままで
いて欲しい
と願う
さみしいね
花咲いて
花は咲くといずれ散る。
刹那、私は世を儚む。
「ねぇ、お父さん」
「うん?」
「これ、何?」
そう言って、娘が私に向かって見せたのは、白黒の写真のパネルだった。
随分前に行方不明になっていたのだが、妻の衣装ダンスにあったとはな。
妻が闘病の末、静かに旅立ったのは半年と少し前。
嫁に行った一人娘が、孫ふたりと戻ってきた三年後の事だった。
私と妻が知り合ったのは、もう50年近くも前になるだろうか。
当時流行っていたボウリングに友達3人で行って、隣のレーンでゲームしていた4人組の女の子たちと意気投合し、一緒に遊ぶようになった。その中のひとりが妻だった。
ただ⋯⋯。
「これ、お父さんが撮った写真?」
「そうだな」
雪の中、手袋をした両手を口元に当てて空を見上げる女性を納めた写真。
市のコンテストに応募したら、ちょっとした賞を取ったやつだ。
だから、パネルになっている。
「これ、お母さんじゃないよね?」
「あぁ、そうだな」
「え、じゃあ誰?」
「和枝さんって言って、⋯母さんの幼なじみの女性だ」
「へぇ、すごい綺麗な人だね」
「あぁ」
本当に彼女は綺麗で、すれ違う男共は皆振り返った程だった。
私もその一人で、彼女の前では気取って歩いたものだった。
だからこそ、彼女から告白された時は夢じゃないかと思った。
皆とも遊びつつ、時間をみては二人でデートを重ねた。
喫茶店を巡ったり、少し遠出をして海に行ったり、映画を観て感想を言い合ったり。
「お母さんからは和枝さんの話を聞いた事なかったな。幼なじみなら話題に出てきそうなものだけど」
「⋯⋯⋯そうか」
「ん?⋯コレは何?」
「どうした?」
「裏に何か書いてる⋯えっと」
『儚く散り逝く吐息と共に
凍える氷の花咲いて
キミの夢が叶うようにと
遙か遠くの星に願う』
「どういう意味だろう?あとは『和ちゃん愛してる』だって、お父さん良かったね。お母さん愛してるって」
娘に手渡されたパネルの裏側に書かれた詩。
小さな字ではあるけれど、それが誰の筆跡かはすぐにわかった。
「⋯って、お父さん?泣いてる?」
和枝は、出会った二年後の冬に帰らぬ人となった。
私達はその冬が明けたら結婚しようと、約束していたのに。
あっという間だった。
体調が悪いからと、その日の約束を断られた。
私は彼女が好きなガーベラの花束を持って、見舞いに行った。
部屋のベッドの上で彼女は笑って見せた。
少しだけ言葉を交わして、最後にキスをして別れた。
それが最後となった。
次に会った時、彼女はただ静かに眠っているだけだった。
「お父さん?」
そこからの記憶は曖昧で、彼女がいない世界がいつもとかわらずに回っていることに絶望していた。
そんな中、隣にいてくれたのが妻だった。
何を望むでもなく、ただそっと当たり前のように隣にいる、ただそれだけ。
そんな些細なことが、その頃の私にとって必要なことだった。
和枝を失って10年、心に空いた穴が漸く埋まり始めた頃、私と妻は結婚した。
そこにあったのは、和枝との間にあった燃えるような感情ではなく、ただそこにあるだけの優しい温もりだったが、それが心地よく穏やかな日々を過ごすことが出来た。
「はははっ、やられたな」
そう呟いた私を、娘は怪訝そうな顔をして見ている。
昔、1度だけ妻が私に言った、生前の和枝の願いごと。
私が幸せである事が、和枝の唯一の願いだったと。
それを聞いて、私は泣いた。
そして続けて妻はこう言った。
『和ちゃんの願いは、必ず私が叶える』
そこまで、幼なじみのことが大切なのかと、当時はそう思ったのだが、どうやら違ったようだ。
私と妻はライバルだったのか。
気付けなくて妻には悪い事をしてしまっただろうか。
もしかしたら、気付かせないことも妻の計画の一部だったのかもしれない。
妻の字で書かれた詩の左下。
小さく書かれた短い言葉。
『和ちゃん愛してる』
私の名前は和彦で、子供の頃は和ちゃんと呼ばれていたが、妻からは和彦さんと呼ばれていた。
それも娘が産まれる前までの話だが。
妻が和ちゃんと呼ぶ人物は、私が知る限りではたった一人しかいない。
言いたくても言えなかったこの短い言葉を、妻はいったいどんな思いで書いたのだろうか。
私と妻の間には、和枝がいる。
和枝を通して私と妻は家族になった。
妻は私より先に和枝に会いに行ってしまった。
残された私は、もう少しだけ、和枝と妻のいないこの世界で、和枝の願いを叶え続けよう。
━━━━━━━━━
(´-ι_-`) 書ききれてない感じ。
私(和彦) → 和枝 ← 妻
花咲いて
ずっと貴方が好きでした。
多分、オレがそんなことを言っても、
貴方は信じないだろうけど。
貴方と初めて会ったとき。
オレは絶望の中にいて。
貴方の気遣いも優しさも、
全部嘘だと思ってて。
そんなオレを、
貴方は見捨てず、
そっと遠くから見守っててくれた。
だからオレは死なずに済んだ。
花咲いて。
そして、いつか花は散る。
密かに咲いた貴方への想いも、
気付かれないまま、いつか、散る。
それまでは。
貴方の足元でひっそりと咲く、
花で居ようか…と思うんで。
どうぞよろしく。
枯れた白いバラ12本
この気持ちをカタチとして渡す日が来るならば
小さな花束を後ろに隠して
生涯を誓う
花咲いて
小学生の頃は、田舎のおばちゃんの家に遊びに行き、そのままずっと田舎にいることが夏休みの恒例となっていた。
田舎では川に行き、橋の上から川に飛び込んだり、従兄弟達と花火もやったし、スイカを食べ、良く遊び、笑い、40日近くあった夏休みを謳歌いていた。
そんな夏休みの一番の思い出は、ひまわり畑の迷路だ。自分の背丈以上もあるひまわりが何万本と咲き乱れ、正規のルートを覆い隠す。歩いている道の角を曲がった先も見えない状態だ。
この迷路は、花が咲いていないと緑の草木のな中を歩いていくことになり、いまいちパッとしない。なんなら虫がでたり、地面がぬかるんでいるのが気にだしたりとかなりハードだ。
だか、黄色の大きな花が顔を上げると燦々と輝く陽の光に照らされ、鮮やかに咲くひまわり畑は黄金の海となる。
私達は、黄金の海に出た海賊だ。財宝を求め航海に出れば、ひまわりが行く手を塞ぎ迷路となる。
まさに花が咲いて巨大迷路が完成する。
花咲いて。
1度だけの僕の願い。
其れだけでいい、其れ以外僕に取り柄は無い。
趣味の音楽。
投稿してみるけど、再生回数は0。
高評価も0、勿論コメントも0。
お願いだから、花咲いて、才能は蕾のまま。
蕾になってるかも、芽が出てるかも分からない
才能開花。
才能の開花、開花には水と光が必要。
後、酸素と二酸化炭素かな。
水は僕の技術や教えて貰った事を。
光は僕の視聴者さんや僕の自信を。
酸素は心の余裕とか寄り添ってくれる人を。
二酸化炭素はアドバイスをくれる人を。
僕には水以外無い、花は植物は水をやりすぎると枯れる。
僕以外にも才能開花の条件が揃わなくて、枯れて散っていった芽もあると思う。
でも、僕はまた植えた。
才能開花の芽を。
期待はされていないが自分がする事が大事。
認められないのは確かだけどやっぱり沢山投稿しないといけないから、諦めない事。
それからアドバイスとか高評価を気にする事。
再生回数も10行ったらいい方。
目標を決めて達成できたら、何か自分にご褒美をあげる事。休憩も仕事。
だから、だから、花咲いてと枯れてた花にも願ってみてはどうだろうか。
みんなの花が咲きますように。
僕がみんなを支えられるように。
よし!2作目完成!
蕾のままや植え損ねた種はないですか?
この機会に植えてみてはどうでしょうか?
花咲いて
ふと思ったことを呟いただけなのに
呟きを拾ってわざわざ買って私の元へ
持ってきてくれた金木犀の鉢植え
世話をするのが苦手で
人様から頂いた植物を上手に咲かせられなかったら
どうしようかと強いプレッシャーを感じてました。
お水をちゃんとあげて
鉢を少し大きいのに植え替えて
フカフカの土をいれてあげたら
スクスク樹が育ってきたので
とても成長が嬉しいです。
いつも秋の季節に可愛い花を咲かせてくれてますが
今年はどれだけ沢山のお花を咲かせてくれるのか
とても楽しみにしてます。
花咲いて儚く散る。
咲いている時も綺麗なんてずるいよね
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theme 花咲いて 2024-07-23
薔薇や百合はエレガントで上品。
勿忘草や紫陽花はどこか儚げで可愛らしい。
向日葵はパワフルで見てると元気もらえる感じ。
夏の太陽に向かって真っ直ぐ空高く伸びて
ジャーンと花を咲かせてる綺麗な黄色がすごく好き。
薔薇や百合にも憧れるけど
私は親しみのある素直で明るい向日葵になりたい。