自転車に乗って』の作文集

Open App

自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/14/2024, 11:54:16 AM

チャレンジ25(自転車に乗って)
 家族で行った遊園地で、親子自転車に乗った。3人一組で漕ぐので休むわけにいかない。太ももが痛くなった。子供に喜んでもらえたのが良い思い出である。
朝の川辺を自転車で走ったのも忘れがたい。自宅から少し遠い公園で、友だちと待ち合わせた。距離のある場所に行くだけで、大人になった気がした。雲梯のある公園。懐かしい。帰りに飲んだオレンジのつぶ入りジュース。渇いた喉を潤す美味さだった。

8/14/2024, 11:53:40 AM

あー暑い…
自転車に乗って、坂道を下る。
遠い空には夏の雲が流れる。
もし。
この自転車の後ろに君が座って。
もしくは隣に自転車に乗る君がいて。
一緒にこの坂を下る。
そして一緒に話して…
そんな一縷の望みは、
夏の暑さと共に儚く溶けていった。

8/14/2024, 11:52:50 AM

※自転車に乗って

保育園児の頃、何処までも行けると思ってた
だから36km離れた市街地駅まで行ったんだ
朝に出て、着いたのは深夜?だった

警察に行方不明者発見て言われ、親もマジギレ
でも一番覚えてるのは「腹減った」

今なら自転車3時間くらいで到着出来るのに
あの時、世界はとても広かった

8/14/2024, 11:51:56 AM

襟尾は片手にビラを持ってデスク横のソファで寝転がっている津詰に近寄った。

「ねぇ、ボス、さっき昼飯食べに外でたら、こんなチラシ貰っちゃって、見てくださいよ」

「ん、見せてみろ、……なんつうもん持ってきたんだだ、こんなでっかいプリンアラモード見たことないぞ。というか、甘いもん食べたくなってきちまった」

津詰はそういうとポケットに入っていた飴を舐め始めた。

「ボス、やっぱり甘いもの好きですよね!今度食べに行きましょ!」

「俺を早死させたいのか。……まぁお前さんがそんなに行きたいなら、ついて行ってやってもいいぞ」

「またまた〜、ホントはボス、食べたいんでしょ」

「そんなことはないっ!絶対だ」

 津詰の見え見えの逆張りは襟尾には当たり前にお見通しだった。

「でも、最近ボス、ちょっとお腹周り、大きくないですか?」

 襟尾は津詰の耳元に口を近づけて言った。

「ギクっ」

「セルフ効果音?そんなに気にしてます?」

「痛いところ突くなよー、俺だって甘いもん食べないように、我慢しようとしてんだ」

「しようとしてるだけですよね?……じゃあ、こうしませんか?これ、売ってる店までここら辺からちょっと離れてるじゃないですか。一緒にチャリ漕いで行きましょうよ」

「自転車……最近走るだけでも辛いってのによぉ、自転車なんて、無理に決まってるんだろ」

「チャリ漕いだら、お腹、キュってしますよ」

「うっ……だぁ!しゃあない!エリオ、チャリ漕ぐぞ!」

「そう来なくっちゃですよ!ボス!」



「気持ちいいですね!ボス!」

「エリオぉー、待ってくれぇー、若いやつは早すぎんだよぉ」

「ボスの耄碌もだいぶキテますね、こりゃ若返らせなきゃ」

「俺は、まだ、耄碌なんか、して、ねぇぞ……」

「もうちょっとで着きますよ、頑張ってください!」

8/14/2024, 11:50:11 AM

小夜なら、と漕ぎ出でる夢の通い路は上りも下りもなく重いだけ


/お題「自転車に乗って」より

8/14/2024, 11:49:50 AM

高校生の頃は、自転車通学だった。電車でも行けたけど、うちからだと遠回りすることになるから、雨の日以外はいつも自転車を30分漕いでたな。暑い夏の日でも、普通に漕いでいた。あの頃は若かったな。今じゃ、絶対きついと思う。

8/14/2024, 11:49:24 AM

「自転車に乗って」


はぁっ、はぁっ

自身の荒い息遣いだけが響く熱帯夜。

昼間に降った雨のせいで湿った空気の中を自転車で駆け抜ける。

時折額に走る汗を拭いながらただがむしゃらに漕いでいく。

汗で服がまとわりつくのも気にならなかった。

どうしても、そこから、あの気味の悪い場所から、離れてしまいたかったから。

恋人をとっかえひっかえして、家を放置する母。

何にも関心がなく、人をモノとしか思っていない父。

ただ操り人形のように人の言うことしか聞かない妹。

特に理由もなく人をいじめるクラスメイト。

ただ上の決定を聞いて、意味もなく人を死に追いやるような先生。

そして、そんな中何も出来ず、反抗もしない自分自身。

何もかもがバケモノのようで、気持ち悪くて仕方がない。

だからそこから逃げてしまいたかった。

そして何もかもなかったことにしてしまいたかった。

少しすると、海が見えるところまで出てきた。

月の光でキラキラと照らされ、人のいない静けさで少し寂しくも感じる、美しい海だった。

崖の縁と道路の隙間を縫って走る。

この海で消えることが出来たなら、こんな自分でも美しく散れるだろうか。

そんな事を考えながら海を見ていると、奥に人影が見えた。

その人は海の浅瀬を歩いていた。

下を向いて、白い服を着て、裸足のまま。

1度自転車をおりて、見に行ってみようか。

ふと、そんな出来心が浮かび上がる。

気づいた時には、自転車をおりてその人の方へ向かっていた。

目の前は崖だったけど、最悪死んでもいいかという気持ちでそこから飛び降りると。

「っ!?あぶないよっ」

鋭い声が聞こえると同時に誰かに抱き抱えられながら砂浜に転がる。

「っ痛」

そう言いながら顔を顰めているのはさっき見ていた白い服の人。

遠くからでは分からなかったが、腕にはたくさんの傷があって、逃げ出してきたのかも、なんて勝手に親近感が湧いた。

そして顔を覗く。

「…大丈夫?」

その時カランと何かが落ちるような音が聞こえた気がした。

泣き腫らした目に、アザのある頬。

世間ではきっと大して可愛くもないと思われるような顔だと思うのに、どうしようもなく愛おしくなった。

飴の様に甘く、ビターチョコレートのように深くドロドロとした独占欲。

こんな顔も自分だけがさせたい。自分だけに見せて欲しい。

1度落ちたら抜け出せない沼のようで、初恋が一目惚れなんて、と自嘲気味に笑いながら言う。

「一緒に逃げ出さない?2人で。」

満月が目論見をさらけ出すように、2人をただ明るく照らしていた。


──────────────────────────
やばいブランク凄すぎて全然書けない。
ちょっと数日は文芸部もあるんで練習がてら顔出すかもです。
あぁ…全然書けなかった…チ───(´-ω-`)───ン

8/14/2024, 11:48:30 AM

自転車に乗った君。

あの自転車に乗って、どこまで行ったのかな。

俺にはもう見当もつかないけど、俺の知ってる街だと嬉しいな。

海のように青い自転車に乗って、風を切るのは気持ちがいいんだろうね。

君に会えるといいんだけど、君はあまりそう思っていないかな。

だから、俺はいつまでも待つよ。

自転車に乗って、君が帰ってくるのを。




んで、帰ってきた。
ちくしょう、家の前に停めてるから鍵閉めを怠ったのが愚かだった。
その辺に乗り捨ててあったらしい。
敷地内から堂々と盗みやがって。見つけたら承知しねぇぞ自転車泥棒め。


【お題:自転車に乗って】

8/14/2024, 11:48:14 AM

「坂だよ!」
「知ってます!」
「·····、まっ·····!!」
「掴まってて下さい!」

二人で乗った自転車が、ぐんぐん速度を上げて坂を降りていく。緑の木々や街並みが後ろへと流れていくのを風を受けながら見送る。
「気持ちいいですね!」
「え!?」
「風が気持ちいいですね!」
「あぁ、うん!」
彼の両肩に手を乗せて、稲穂のような金髪が風を受けて波打つのを見下ろしている。
「このまま海まで行きましょうか!?」
「いいけど、重くないのかい!?」
「気になりませんよ!」
このまま道なりにまっすぐ行けば、やがて浜辺に辿り着く。籠に乗せたジュースがガチャガチャ音を立てる。流れ去る風の音。タイヤが坂を滑る音。合間に重なる互いの声。
「海に着いたら何をしましょうか!?」
「なんでもいいよ!」
「着くまでに考えておいてください!」
「分かった!」

着いた途端、私達は自転車を砂浜に倒してそのまま寝転がるだろう。そうして荒い息を吐きながら、どちらともなく笑い合う。
そんな光景が頭に浮かんで、私は彼の両肩を掴む手に思わず力を込めた。

END


「自転車に乗って」

8/14/2024, 11:48:08 AM

この道をペダルも漕がずに駆け下りたらそのまま海の先まで飛ぶぞ!

題-自転車に乗って

8/14/2024, 11:46:54 AM

お題:自転車に乗って


このお題を見た瞬間

いきものがかりの「自転車に乗って〜」という歌詞が頭に流れてきた

だが、歌のタイトルは思い出せない

さて

こんな風に

ひとつの言葉から歌が流れてくることはよくある話だと思う

よく聴く歌の時もあれば、懐かしいなと思う歌の時もある

そして、たった一つの言葉から、忘れていた大事な歌を思い出すこともある

言葉には、思い出を結びつける何かがあるのかもしれない


お題からだいぶ逸れてしまった

皆さん、自転車に乗っても信号には気をつけましょう

危ないから(経験者)

8/14/2024, 11:45:27 AM

あ 空ってこんなに広かった?
い たぶん
あ 海ってこんなに碧かった?
い たぶんね
あ 風って…
い こんないい匂いしてたよ
あ うん
い うん
あ 人ってちっさいねー

『自転車に乗って』

8/14/2024, 11:43:45 AM

テーマ:自転車に乗って

自転車に乗ると気持ちがいい
どこへでも行けそうな感じ
道が無限に続けばいいのになぁ

2024/8/14

8/14/2024, 11:41:58 AM

(自転車に乗って。)🦜

   あのね。
     僕は雀だから
        自転車には
            乗れ無い。🦜
       (でもね。)

   「優しい、叔父さんが
     自転車で
       買い物に行く時に、
        自転車のカゴに
       僕を乗せて
         くれるんだよ。」🦜
       《その時に。》

    ✣僕の大好きな
      ビスケットを
       買ってくれるんだね。🦜

   【だから、お礼に、
     叔父さんが、大切に
      育てている、野菜を
        食べる虫を
     僕が食べて
       野菜を守っているんだよ】
         
   ・(少しだけ、野菜の種を
      僕が、食べる事も
        有るけどそれは
           内緒にしてね。)

         ❝お願い。❞

8/14/2024, 11:39:36 AM

チリン、チリン。
聞き慣れた、ベルの音。

開けておいた窓から、少しだけ顔を出すと、
見慣れた顔の少年は自転車に跨ったまま笑って見せた。

「おはよう! 今日は、調子良さそうだね」

私の具合を見抜くようになった少年に、少し驚きながらも頷く。
そんな些細なことで、また一層嬉しそうに笑う、ふしぎな人。

「いつか、一緒に外を歩けたらいいな……」

一緒に、外を? あぁ、そうやって。
またひとつ、こんな私に光を見せる。

「……変なこと言って、ごめんね。もう行くよ」

困らせているのは、私のほうなのに。
そっと手を振り返して、ペダルを漕ぎ出した少年を見送る。

その姿を見つめ続ける私は、未練がましいだろうか。
そう思い、窓を閉めようとした瞬間、声が聞こえた。

「訂正は、しないから!!!」

驚いて外を見た時、少年はもう随分と遠くにいたけれど。
真っ直ぐと聞こえたその声が、頭にはっきりと残っていた。


╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴╴

「自転車に乗って」 2024. 8. 14

8/14/2024, 11:36:09 AM

自転車に乗って

萩原朔太郎の自転車日記は自虐コメディで素敵だ。まあコケるの。萩原朔太郎だからコケても面白くて素敵。てか危ない。萩原朔太郎自転車日記によれば「余車上ニ呼ビテ曰ク。危シ、危シ、避ケヨ、避ケヨト」。ぶつかりそうで自分じゃ避けられないんだよ怖いよ。原朔太郎の詩集でいうと「氷島」のノリだよね、この怖さと軽さと自虐。

夏目漱石の自転車日記も文体は硬いけどどう読んでも自虐コメディで大好きだ。夏目漱石はなぜかロンドンの下宿先の婆さんに「自転車に乗るべき」と言われて乗る。具体的に引用するとこうね、「余に向って婆さんは媾和条件の第一款として命令的に左のごとく申し渡した、自転車に御乗んなさい」。それで自転車に乗るとこがすごく夏目漱石らしい。 

しかるに志賀直哉、やつは明治の世に13歳にして自転車を買ってもらった。当時日本で自転車を買うと二百円くらいしたらしい。いまでいうと二百万円である。まあ適当な計算だけど、いいとこのボンボンが外国のスーパーカーに乗ってるようなもんだな。かわいくないぞ志賀直哉。でも萩原朔太郎や夏目漱石より若い頃から乗った志賀直哉は暴走族のごとく自転車を乗りこなしている。うらやましいわ。まあかっこいいのは間違いない。志賀直哉自身「自転車狂い」だと書いてるしアクロバティックな乗り方してる写真残ってるし自転車すごく好きだったんだろう。

うん。自転車は楽しいんだ。

私はそのへんのDIYショップで買った安い自転車にまたがり坂を気持ちよく下ってゆく。自転車、私が私の力だけで遠くに行けた乗り物、鳥になれそうでなれない翼を持たぬ素敵な乗り物、それが自転車。ライト兄弟は自転車屋だったんだぜと思いながら自転車で下ってゆく坂の爽快感! この気持ちよさは萩原朔太郎も志賀直哉も夏目漱石も納得するだろう。

8/14/2024, 11:36:08 AM

ひと漕ぎすると、雲が生まれる。そうして夜は明けると知っていた。また次のひと漕ぎが雲を呼ぶとはいかないが、それはドラマに冷や水を浴びせるためではない。なぜなら、もうすでに明け方の空の論理へ雲は移ってしまったから。

8/14/2024, 11:35:45 AM

『自転車に乗って』

坂道をゆ⚪︎さんの曲を聴きながら下っていきたい。
自転車に乗って、どこまでも行けると思った。
だから、どこかに行きたい。そう思って・・・
今はどこにも行けないけど、いつか・・旅に出たい。
               終

8/14/2024, 11:34:44 AM

自転車に乗るとさ、
ってより自転車に乗って坂道下ると、ゆずの夏色うたっちゃうんだよね。
特別ゆずが好きなわけじゃないのに。
私みたいな人いっぱいいるんだろうなー。

8/14/2024, 11:34:06 AM

僕が乗っている自転車に君が急に乗ってきて
二人仲良く同じ自転車に乗りながら帰る……
まぁ、全部妄想で終わっちゃうのが現実なんだけどね
でも、僕がとてつもない幸運を引いて、
もし君が恋人になったとしたら
二人乗りなんて絶対しない
危ないし…だってあれ、確かやっちゃダメなはず…
…そう言う弱気な部分が僕のダメなところなのかなぁ…

Next