『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
しんどい気持ち。
生きるのを辞めたくなる気持ち。
いつか結局は自分から死んでしまうのではないかという不安に似た恐怖。
ずっと脳裏から離れないでいる。
脳が秘める可能性はあまりに無限で謎が多いから、先代は頭の中で考えていることを脳の「裏」にあるものとして、脳裏と言ったのかな。
確かに私たちの考えは複雑すぎて、脳の表面上や中にあるというよりも、どこかの裏倉庫のようなものにあると考える方が実感が湧きやすいかも。
「ねー、この服ほしい!」
1万円もする服を指さして笑う君に、僕は言う
「ちょっと高いかな、ごめんね」
そう答えた瞬間。
君の顔が曇り、
「ケチ」
とだけ言って店内へと走っていった。
朝日の眩しさに目が覚めた。
またあの夢か、もう忘れかけていたのに。
あの時の君の声、表情、店内の空気⋯
その全てが未だに「脳裏」に焼き付いている。
ずっと焼き付いてるんだ
ずっと覚えてるんだ
ずっとあの日のことを忘れられないんだ
ずっとずっと前のことなのに
ずっと傷ついてるんだ
ずっと脳裏にいるんだ
きーん
ぴーーーん
ピキっ
イラッ
ずーーん
汗
そわそわ
どよん
頭の中の擬音を、言葉に出して生きてみたらどうだろう。
コントみたいで面白い世界かもしれない。
題;脳裏
まーたすぐ好きになっちゃったんで
今日1番脳裏に浮かんだのは君です
ベスト・オブ考えてたで賞
受賞おめでとうございます
脳裏
洒落たお店で最中を買う。
店員さんの笑顔に、あなたも輝くような表情で、ありがとう、と言う。
脳裏に何度も反復されます。
また明日も来てくれるでしょうか?
頭の裏側の世界の質量が、目の前にある世界の質量を上回らないように生きていくのが難しいので、いつも世界のサイズがひっくり返っているような気がします。
なので、もう長い間生きているのに、脳みその表側にある世界のことがちっともよく分からず、生まれたことも死ぬことも、うまく喜んだり悲しんだりできません。
老いさらばえた猫なんかが丸くなっているのを見ると、コーヒーや紅茶にたっぷりのミルクをゆっくり注いでいくように、少しずつ夢の中や、死後の世界が混ざっていくのを感じます。とても穏やかなものです。人間もそうなのでしょうか。
寝ていても起きていても、同じようなことしか考えられない私の意識には、どれほどのミルクが混ざっているのでしょうか。
多分、体はまだまだ長持ちします。その間、私はどのくらいの質量で生きていられるのでしょう。
旅行先のほとんどをホテルで過ごすように、生まれながらに夢を見て、何度目かの特別な日を迎えます。
私の体へ、世界へ、生きながらえてくれて、ありがとうございます。
これを読む方が、今日少しでも健康でありますように。
脳裏
冷たい静寂の中、
暗い部屋に響くのは、
只…自分の呼吸だけ。
影が影を呑み込み、
見えない手が、
俺の心を鷲掴みにする。
思考が薄れ、意識が遠退く度、
過去の残像が、脳裏を過る。
映し出されるのは、
ひび割れた、思い出。
懐かしいアイツの顔が、
歪んで、崩れて、
掌から溢れていく。
声にならない叫びが、
闇を切り裂く。
脳裏に焼き付くのは、
もう戻らない、アイツの面影。
記憶が心を蝕む。
アイツと幸せな思い出さえ、
全て、真っ赤に染まり、
アイツの断末魔と重なる。
アイツを助けられなかった。
その悔恨と無念に、
雁字搦めになって、
俺は闇に堕ちていく。
……。
暗闇の中。
俺は必死に手を伸ばす。
…こんな俺でも、
赦されるのなら。
どうか、この手を取ってくれ。
炎天下の陽炎の中に小さな桃色の靴が一つ
あたりを見渡すが持ち主はおらず
小さな小さな私の中の私が、泣き出すほんの少し前
私は我に返り、私の中のあの頃の小さな私を見つめる
大泣きして手に取った水色のスカートが
写真の中で大きく揺れる
そのまま歩き去り、写真を見つめる私がひとり
脳裏でマイナス思考が止まらない私
そのせいでネガティブになりがちだったけど
もしもに備えてくれてると考えると少し自分が好きになった
思い浮かぶのは
いつだってあなたの笑顔でした
_脳裏
今際の際 走馬灯に映るのは
しくじり場面集かもしれぬ
#脳裏
脳裏
つらいことも、泣きたかったことも
楽しかったことも嬉しかったことも
覚えてる
忘れたいようなことだってつぶさに覚えているのに
脳裏の焼きついて離れないあなたのことだけは
視覚からの情報量が一番多い。
今は絶賛インプット中で、kindleでたくさん漫画を読んでいる。堂々とタイトル言えるものから言えないものまで。
目に光が直接入ってくるからか、割と続けて読める。
物理の積読が崩せなくて困る。
ゴールデンカムイとか全巻紙で揃ってるのに、わざわざkindleの期間限定無料で3巻まで読んだけど続きが読めない。
進撃はレイス卿が超大型巨人になって顔引きずりながら、どっかの突出区に向かう巻までは読んだけど以降は買うだけは買って完結してるのに読めてない。
鬼滅、ワートリ、夏目友人帳他同様。
長い事書くどころかろくに読めてなかったんだから、かなりマシではある。
kindleは私の脳裏にいろいろ届けてくれるのを手伝ってくれてます。ありがとう。
koboは主に小説。
あとこのアプリもありがとう。
だんだんアウトプットのコツが掴めて来ました。
「脳裏」
脳裏によぎる
"あれ?これ見たことある!"は
世界で一番信用してはいけない妖精の声
きみの脳裏の中をのぞきたい。
なにを考えているのか、私の事どう思っているのか
自分とは…
自分は何のために一日一日過ごしているんだろう。
仕事を辞めて何もやる気になれなくて、少しでも何か変わればと今まで出来なかったことをしている。
でもたまにつまんなくなって、何もしたくなくなる。
働かないと行けないけど何をしようか迷う。
そんな自分が嫌になる。
少しずつ自分の気持ち書いてみようとおもった。
物陰に隠れて一息つく。巻いたばかりの包帯に血が滲む。
きっとまだ敵は沢山いる。
味方とははぐれてしまった。
向こうから銃声音がしなくなって数分は経つ。
……隠れられていると信じたいが、きっとその可能性は低い。
昇格すると同時に部下も出来て、調子に乗って「お前らのことはこの俺が守る!ついてこい!」なんてカッコつけていたらこのザマだ。
作戦は失敗。部下を全員死なせ、一人でのこのこ帰ろうもんなら……いっそここで死んで、英雄にでもなった方がましかもしれない。
それでも。
俺は死ぬ訳にはいかないのだ。
這ってでも帰らなければならない家がある。
俺を待っている人がいる。
彼女の言葉が、脳裏によぎる。
『また賭け事でお金溶かしたの?今日のおやつは抜きですからね!』
ちょっと今それどころじゃない。
[脳裏に過ぎってほしかった言葉はそれじゃない。]
脳裏
平静を装っている。
頭の中では、不安で怖くて孤独に耐えて、
涙で溺れそうな時も、考える事が増えて
潰れそうになったりして。
まだ平静を装っていると言えるのか??、、、