『胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
独占したい
君のことを私だけの存在にしたい
近すぎると疲れて嫌いになってしまう
嫌いになりたくない
近づきたいのに近づけない
胸の鼓動
私は出会ってしまった!
相棒に。
それはペットショップで見つけたワンちゃん。
もうこの子と生きていくんだなと胸の鼓動がすごかった。
良い時も、悪い時も
ドキドキ ドクドク。
早まる鼓動は 好きになれない。
胸の鼓動。漫画やアニメで恋をして胸の鼓動が早まる描写がよくあるからそういうお題か。年を取るとなんかの病気を先に疑ってしまうけど。
恋愛はラブコメだけじゃなくてどんなジャンルでも出てくる普遍的な話だな。ドラゴンボールやワンピースでも恋愛関係の話はあるし。
多くのキャラクターがいてそういう話が一切ないほうが不自然だからあるのは当然か。自然にしゃくを稼げるテーマだしな。
そういえば恋愛だけをテーマにした作品ってぱっと思い付かないな。大抵は他に大筋の話があって恋愛はサブのテーマって印象。
映画ならローマの休日とか色々ありそうなんだけどな。恋愛を主軸にすえるのはやっぱ少女漫画か。そっちはあまり読んでないからな。
昨日台風だったから今日はエアコンなしで過ごせそうかと思ったけどつけないとやっぱ暑い。早くエアコンのない生活をしたいものだ。
〘胸の鼓動〙
高い空田んぼは稲刈り青信号今日は週末いいことあるぞ
胸の鼓動を感じる機会はあるか。
あるとするなら、どんな時に感じるのか。
生まれて一度も止まったことがないこの音を
耳を澄ませて聞く時はない。
だからこそ、聞こえたときは何か意味があるのではないかと思う。教えてくれているのだろうと思う。
緊張した時、恋をした時、焦った時、思いっきり走った時。
色々な時があると思うが、聞こえた時はそのメッセージに耳を傾けようと思う。
生きている証だから。
胸の鼓動
今日はいつもどおりの日常、いつもどおりの私
そんな普段の私は、胸の鼓動はどんな感じだろう
毎日平凡な生活を送っているが、毎日ダラダラと過ごしている
そんな普段の私は、胸の鼓動はどんな感じだろう
最近嫌なことがあると、胸の鼓動がズキズキと激しく感じた
緊張感、焦り感、怒りを感じたりすると、いつもどおりの自分、普段の私はどこか消え去って行く
そして、時には涙がポツンっと流します
そんな時の私の胸の鼓動は、どんな感じだろう
痛みが激しく、鼓動が鈍い痛みが走るような音だった
しかし、最近では落ち着くようになった
いつも人に怒鳴ったり、口調が荒く、怒っているばかりしている人が、最近はニコニコと笑顔で優しく喋るようになっていた
そして私もその人のように、優しくなり、ニコニコと笑顔で喋るような、落ち着く振動が同じような音になっている
なぜだろうか
それは感情は伝染するから
そんな幸せを感じている、落ち着いてる、今この瞬間は
私の心臓の鼓動はどんな感じだろう
―それはとても温かく、痛みが和らげるような優しい音でした
カーテンから射し込む光で目が覚めた。
目の前には愛しい人が眠っている。手で顔を覆うように寝ていて見えにくいけど、安らかな彼の寝顔が、たまらなく可愛い。
もっと近くで見たくて、手をどかして、彼が私を抱きしめるような体勢にした。寝顔と、寝息と、温もりと、匂いと、鼓動が、一度に全部感じられて心地がいい。
ずっとこのままでいたくて、彼の胸に顔をうずめて目を閉じた。とても温かくて、鼓動がより鮮明に聞こえた。彼と私の匂いが混じりあって、表現しがたいやわらかい気分に包まれながら、意識を深く沈ませた。
【胸の鼓動】
「いっ…!」
しまった。指を切ってしまった。
最近やっと調理の方もやらせてもらえるようになったのに、全然集中できてない。
「ナカジマく〜ん、大丈夫?なんか今日、ボーッとしてるね。体調悪いんじゃない?」
店長が話しかけてくる。
「今日はもう、帰って休みな?」
「いや、でも…。」
指を抑えながら振り向くと、店長と目が合った。有無を言わせない圧を感じる。
「はい、そうします…。」
バイトを始めて年上の人達と関わるようになって時々思う。大人って、こちらの何もかもを見透かしているように思える時がある。
(やたらはしゃいでる時は子供っぽく見えるのにな…。)
シュンは店長の言葉に甘えて帰ることにした。
帰り道、いつも通りかかる公園でなんとなく力尽き、シュンはベンチに座った。辺りはとても静かだが、街灯に照らされて明るく、星はほとんど見えない。
ボーッとしながら、さっき切った指を無意識に抑えていた。そこに心臓ができたみたいに、どくん、どくん、と血が流れているのを感じる。
「レイのお母さんが、俺のお母さん。」
声に出してみた。友達になった奴の母親が、昔家を出ていった実の母親だなんて、そんなこと滅多に起きないだろう。
「どうせ出てくんならどっか遠くに行けよ…。」
「あ、もしかして、こないだの方?」
女性の声がして顔を上げると、そこには聡慶高校の制服をした女の子が立っていた。
「…?あ、すごい雨だった日の…?」
そうそう、と言いながら、彼女は少しそわそわした様子でそこに立っている。
会ったことがあると言っても、たまたま同じ場所で雨宿りしただけだ。
「あれ、指、どうしたの?」
シュンの怪我した指を見て彼女は言った。
「ああ、さっきバイト先で怪我しちゃって。」
「へぇ、なんのバイト?」
そう言いながら彼女はいつの間にか隣に座っている。やたら人懐っこいな、と思いながら、シュンはしばらく彼女の質問攻めに答えた。
「こんな所で座って何してたの?…あ、私質問してばっかり…。ごめんなさい。」
「いや、いいけど…。」
実際、考えたくない事でグルグルしてるよりは良かった。
(聡慶高校って言うと、レイと同じ高校か。でも確か…)
「2年生、でしたっけ?」
「そうよ。」
学年は違うのか。いっそのこと、話してみようか。どうせ他人だし。
「怪我すると、そこに心臓ができたみたいに、ドキドキしません?」
考えがまとまる前に、彼女が話し始めた。
「ん?ああ、そうですね。」
「不思議よね。心臓はいつも動いてるのに、普段あんまり気にしない。」
確かにそうかもな、とシュンは思った。これまた無意識に、自分の胸に手を当ててみる。ちゃんと鼓動が伝わってくる。
「怪我して始めて、『生きてるなー』って思う。リスカって、死にたくてするんじゃなくて、生きてることを確かめたくてする人もいるんだって。」
リストカット。急に重い話になったな。でも俺が少し前までは喧嘩ばっかしてたのも、もしかしたらあんまり変わらないのかもな。
「自分の胸の鼓動に耳を澄ませたり、確かめたりなんて普通しない。でも、ちゃんと動いてくれてる。」
どくん、どくん。胸に手を当てて心臓の音を聞いていると、不思議の指の痛みを感じなくなった。
生きてるんだな、俺。レイも生きてる。二人とも、あの女から生を受けたのは皮肉だけど、生きてることだけは確かだ。
(レイは知らなかったわけだし、約束は守らなきゃだな。)
「あ、なんか私一人で語っててキモいですね。」
女の子が焦り始めて、そのまま立ち上がった。
「いや、ありがとう。」
シュンもつられて立ち上がる。感謝されたのが不思議だったのか、女の子がキョトンとした顔でこちらを見ている。その時始めて彼女の顔をまじまじと見たシュンは、彼女がとても綺麗な顔立ちをしている事に気づいた。
「まだ名前言ってなかったね。私、カンバヤシ シズクです。」
右手を出してきた。
「ナカジマ シュンです。」
そっとその手を握った。
「怪我、早く治るといいね。じゃ。」
そう言って、シズクは長い髪を揺らして去って行った。
どくん、どくん。さっきより胸の鼓動が早い気がするのは気のせいだろうか。
どんどんどん
ドアが叩かれる音がした。
誰とも約束はしていない。夜8時。
急な来客?それとも、、、、
胸が苦しい
胸の鼓動が早くなる
不整脈、再発したやん(´•̥ω•̥`)
『胸の報せ』
空気を入れ換える 重たい部屋の雰囲気が外にふんわり逃げてった 外の世界では部屋の問題は些細なもので シャボンのように消えてった 一瞬気分が楽になる 心地よい呼吸ができた あの重たさは何だろう
人の不安の集まりか はたまた地球のため息か
ドキドキする時もわくわくする時も鼓動は高鳴る。
じゃあいったい、今の胸の鼓動は何の部類になるんだ。僕は手術室の前でただ立ち尽くしている。もうかれこれ、5時間くらいずっと。
キミが搬送されて、すぐに手術だと先生に言われた。それしか教えてもらえず、僕はただキミが出てくるのを待つことしかできない。なんでこうなったのか、考えれば考えるほど僕の心臓はどくどく音を鳴らす。加えて、どうしようという感情が更に鼓動の速さを加速させる。いつになったらキミに会えるんだ。僕がどうしたっていうんだ?こんな生地獄はもう沢山だ。早くこの緊張から解き放たれたい。
――ああ、そうか。この鼓動の正体は緊張か。それと他に、不安、絶望といったところか。僕は何に絶望してるんだ?キミのことをそんなふうに考えたくないのに。だけど弱気な心が僕の思考を蝕んでゆく。もしかしたら、なんて考えたくないのに最悪な事態を連想させる。嫌だ嫌だ嫌だと、何度も何度も頭を振っては正しい意識を取り戻す。頼む、どうか、神様。
それを思った瞬間に『手術中』のランプが消えた。ゆっくりと扉が開く。僕の心臓は人生史上1番の速度で駆け出している。両手の汗は尋常じゃなかった。先生が僕に近寄ってくる。マスクのせいで表情が分からない。
頼む、どうか、お願いだから――
「胸の鼓動」
あとは待つだけだ
午前4時30分…5分後、彼はこの道を通る
「私たちはこれで」業者は空気を察したように消えた
改めて見るとその高さに驚く
24段の巨大跳び箱、通称モンスターボックス
24段…そう、これを飛べば世界新記録である
23段の世界記録保持者は5人
彼がこれで満足してるはずがない
たこ焼き屋など始めてる場合ではないだろ、目の前のモンスターに立ち向かってくれ!
彼がやってきた、当然モンスターに気付く
相対する両雄
彼が笑ったように見えた
そしてゆっくりと助走を始める
私の胸の鼓動も徐々に早まっていく
そして彼が十字路にさしかかったその時
横から飛び出してきた新聞配達のカブが彼を飲み込み闇に消えた
胸の鼓動
こういう時間を黄昏時っていうんだよね。
助手席のドアガラス越しにぼんやり外を見ていたら、急に車の速度が落ちて体がシートに軽く押し付けられた。前を向くと赤く光るテールランプが高速道路の先の方まで詰まって続いている。
「渋滞にひっかかったなあ」
彼はいつもより低い声で、ひとり言のように言った。
「早めに向こうを出たつもりだったけど甘かった。ちょっと夕飯遅くなるわ、ごめんな」
「いいよ、全然大丈夫」
彼はちらりとこちらに視線を向けて、すぐにフロントガラスの方へ戻した。車のメーターは30km/hを示している。
助手席からそっと彼の横顔を見る。渋滞嫌いな彼の口角は少し下がっている。
でも、その横顔もやっぱり好きだ。つき合って二年ほど経つけどまだ慣れたとは思わない。胸の鼓動が速くなる。
「何見てんの?」
どきん、心臓が跳ねる。でも見とれてたなんて言わない。
「別になーんにも」
彼の口元が少し上がった。
「ふーん。寝てていいよ」
「ありがと、そうしようかな」
あなたは私のこんな気持ちに気づいているのかな。私ばっかりみたいで、ちょっと悔しくなっちゃうんだけど。
助手席のリクライニングを深く倒して、今度は斜め後ろから彼を見つめる。その首筋は日に灼けて少し赤くなっていた。
私の情熱。
そんな言葉が頭に浮かぶ。自分の中にこんな滾るような思いがあるなんて知らなかった。あなたといると私はどんどん知らない自分を見つけてしまう。
「お、渋滞脱けそうだぞ」
彼が呟いて、車の速度が再び上がった。もうすっかり日は落ちてしまっている。夜を走る車の中で、私の体は火照って熱い。
#21
ドキドキ。
ドキドキ。
心臓の音が、耳の奥で鳴り響いている。
気道が狭まる感覚。
浅くなる呼吸に、勝手に上がる口角。
生涯回数が固定されていると噂の心臓の音は、死へ近付く道中の生を意識させる。
「あっは」
苦しくて、息もできないのに、どうしようもなく笑みが溢れる。
生きてる。こんなに、オレは生きてる。
速まる胸の鼓動が、生の実感。
****
「おかえり」
なんの約束もしていなくて、ふらりとどこかへ消えて帰ってくるオレに、その人はぐるりと寸胴鍋をかき回しながら言った。
トクン。
心臓が鳴る。
靴を脱いで近付いて、手を洗えと文句を言う背中に抱きつく。
息を吸って、吐いた。
「ただいま、て、言っていいんですか?」
「……ん?」
「オレ、何も言わずに出ていったのに」
「……まあ、帰ってくるし」
「―ッ」
ぎゅう、と腰に回した腕に力を入れる。
どうしよう、泣きそうだ。
こんなに甘やかして、どうしたいんだろう。
「ねえ、」
「んー?」
「オレの家になって」
「……」
「だめ、ですか?」
「仮宿じゃないならいーよ」
オレの腕に、あなたの手が触れる。
あなたの背中から、オレの心臓の音がバレてしまいそう。
トクトクと止まない胸の鼓動は、この暖かさを手放すなと告げている。
お題「胸の鼓動」
「抱いてあげてちょうだい」
師匠の奥さまを産院に見舞う
憧れのマドンナがカンガルーに見えて
俺は初恋の夢の陶酔からさめた
運命は師匠との養子縁組を水に流した
腕の中でカンガルーの子ども
もとい 令息の体温がわだかまりを溶かす
血縁や書類の届け出よりも
濃い系譜の力強さで
この子の胸の鼓動を守らせてください
「胸の鼓動」
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
「胸の鼓動」
ドキドキ ドキドキ……
思わず手首で脈をとる
……お年頃なもので
好きな人を見ると胸の鼓動が高鳴る。
向こうから話しかけて来ると心臓が飛び出るぐらい
ドキドキする
好きじゃないって思ってても好きだと気づく。