『繊細な花』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ねえ、たこ焼き食べない?」
人の波をスイスイと器用に泳いでいく
さすが都会っ子、人混みの歩き方がうまい
俺は、はぐれないよう彼女の後ろ姿を必死で追った
赤や黄色の原色が並ぶ道路脇
お目当てのたこ焼きを手に入れた彼女は
熱いうちに食べるため、人の少ない路地へと進んでいく
「あれ何かな?」
路地裏の一角
色のない小さな屋台の前に人集りができていた
人の隙間からそっと覗き見ると
色がついた何かを温めては伸ばし温めては伸ばし
くるくると形を作っていく
屋台の横にある看板らしきものには「飴細工」の文字
「飴細工って?」
「飴で動物とか花とかを作るんだよ」
「へぇ。ひとつ欲しいな」
彼女の手には出来上がったばかりの飴細工
それは赤い薔薇を模していた
「綺麗すぎて食べるのもったいないね」
***繊細な花***
枯れた花はどこへ向かう。
散った花びらはどこへ向かう。
僕たちは散ったその先を知らない。
死んだ後はどの生物も知り得ない。
いつかは散る、そのときまで。
少しの棘で傷つく繊細な花を持って。
生きていく。
あの子は、繊細な花。
みんなに、そう呼ばれている。
顔も綺麗で、みんなに好かれているけど、少しのことで直ぐに泣いたり怒ったりするから。
私は苦手だった。
すぐ泣くのって面倒くさい。
すぐ怒るのって気持ち悪い。
うちのクラスからいなくなってくれないかな。
だけど、どうしても、
あの綺麗な瞳に見つめられると、
どうでも良くなっちゃうんだよなぁ。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
繊細な花
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
「繊細な花」
この言葉を見た時、君を思い浮かべた。
産まれたところが生きるには過酷すぎて出会った頃にはもうボロボロになっていた。やせ細って苦しそうにないていた。それから私は君を育てると決めた。
今は隣ですやすやと寝ている。
「あっ、ごめんね。起こしちゃった?」
そう聞くと君は優しく
「ニャー」
と鳴く。
今ではこの子と私で暮らしている。
"繊細な花"
それを人として考えると
人一倍小さなことにも気づき一生懸命頑張ってる人
それが発端で、
時にどっと疲れる時もあったりするかもしれない
でも、
誰よりもきみが人一倍花咲かせてるということ
少しずつ成長してるのではないかと
わたしは思う
繊細な花
私は繊細な花だ
大切にされるべき存在なんだ
簡単に触れていい存在なんかじゃない
軽々しく扱って言い訳がないんだ
放っといたらすぐ枯れちゃうんだよ?
どっか飛んでっちゃうかも
そんなのよくないでしょ?寂しいでしょ?
だから
大切に丁重に接してよ
舐めた態度をとらないで
私の事をQueenのように崇めて
私を傷つけないように
毎日緊張感をもって、油断しないように
私を好きでいてね
「陰日向」
繊細な花がおりました
それはとても強い花で
とっても心配性でしたから
深く深く根を張って
ちぎれんばかりに耐えて咲くのです
踏んづけられても、見えずとも
花は清らに咲きました
けれど、ご覧なさい、日が隠れた一瞬
ぽろりと露を
流すのを
お題:繊細な花
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(1日遅れー💦)
「笑い鬼」
明日のことでめそめそしていたら
鬼に笑われた
一寸先が怖くて、望遠鏡を覗いたら
もっと鬼に笑われた
1分1秒息を殺して、やり過ごそうとしていたら
さらに鬼に笑われた
そのうちに、
腕を引っ張られ
鬼の真ん前に座らされた
そこで、はたと目が覚めた
豪快な笑い声だけくっきり残った
見ておれよ
お前に笑われたちんけな命でもって
1年でも、2年でも
笑いながら生きて
俺の話を手土産に
お前をたんまり笑わせてやるから
覚悟しておけ
お題:1年後
「繊細な花」
「繊細なんだね」
と言われると
ワタシ気になりますアピールして
面倒くさい奴って思われてるのかな
と思ってヘコむくらいには繊細です
いっそのこと
「気にしいなんだね」
と笑い飛ばして貰いたい
そしたら私も一緒に笑って
たくましい花になる
たくましい花は
適なるお水とお日様の光と
優しい眼差しをいただいて
繊細で美しい花になるのです
小さい頃の私は
胸いっぱいに透明な花束を持っていた。
それは、あまりにも綺麗で、
大人達や友達は無情にも
素手で触っていった。
段々と透明さを失くして、散っていく。
私は悲しんだ。
周りは、綺麗でなくなる花束を見ては
興味をなくし離れていった。
なぜ、なぜ、私から花束を奪うの?
私の大切な花を散らしては、
知らんぷりをするの?
私の綺麗な花束は
赤黒く、孤独な色になる。
触れた相手を傷つける棘と毒を含んで。
やめて、もう、触らないで。
一生懸命、自分を守るための自己防衛。
か弱く脆い私の花たち。
お願いもう、傷つけないで。
繊細な花
いつか散る花
その命がとても
儚いことを知っているから
その一瞬を愛おしむように
目に焼き付ける
もうすぐ散る花は
いっそう鮮やかに匂いたつ
人の心も儚くて
泡沫にたゆたいいずれ消える
花の終わりを惜しむように
いつか消える命を
慈しむことができたなら
そんなことを思いつつも
今日も無機質な言葉の海に溺れていく
【繊細な花】
毎日このアプリに投稿される
みんなの作品こそが
繊細な花のように思える
美しかったり、個性的だったり
枯れかけていたり
たくさんの花が咲いている
毎晩、人の数だけ咲いている
今日もたくさん花が咲く
昨日 初めて 投稿しなかった
だって 5月にも 同じお題で書いたからだ
最初は 書くのが 楽しみだった
でも 最近は 書くのが楽しくない…
少し 書かなければいけない という
そんな気持ちになっているのだ
そう 例えるなら 締め切り前の作家のようだ
たいした 文章は書いていないけど
少し お題のことも書くかな
繊細な花とは どんな花だろうか?
育てるのが 難しい花かな
花のことには 詳しくないので 分からない
「繊細な花」
触るたび、
1つまた1つと、
花弁がするりと落ちていく。
傷つき傷つけ合い、
いずれ枯れてしまう運命か。
終着点はどこにあるのか。
終わるなら終わって欲しいと願う。
悲しみもいつかは満開の花になると信じて。
繊細な花
そう
見てくれは鋼鉄
でも心は
弱い風にも
翻弄される花のような
私なのよ
誰にも
信じてもらえないけど
高校時代、通学路で1輪の花を見つけた。
コンクリートの道の端に、窮屈そうに生えていた。
鮮やかなピンク色で、生えてる場所も妙だから、やけに目を引いた。
なんだか写真を撮りたくなって、自転車を降りてスマホを取り出し、1枚だけ撮った。
次の日に通りかかると、その花はいなくなっていた。
私は少し悲しくなった。
私はあまり花には興味が無くて繊細な花は何でしょうかね笑私は~ひまわりと彼岸花の花が好きです!
ひまわりは何事にも真っ直ぐみたいで好きです
彼岸花は亡くなった人を意味します、他にも彼岸花は人の血が染まって居るなどありますが怖いですね
私は花にはあまり興味は無いですでも、花を見ると元気を貰えるような気がします✨お花が好きな人は私に色々な花を教えて欲しいでですよ笑
繊細な花
たんぽぽの綿毛。
風に吹かれて飛んでいく。
子供の息でも飛んでいく。
子供の頃、母に見せようと摘んだけど、母の元に着いた時にはなくなってたよ。
あの時は悲しかった。
でもね、大きくなって知ったんだ。
あれはたんぽぽが命を繋ぐ為のものだと。
少しの風で飛ばされていってしまう、その繊細さで色々な場所に花を咲かせるたんぽぽ。
だからこそ、幼い子供にも知られる花になったんだね。
ゲームはよく分からないので
私の好きな花にします
雪割草
見に行きたい
植物園に植えて
あったのだけど
何種類もあって
切株落葉と重なっていて
とても良かった
かわいい
写真を撮りに来てる人もいて
待った
繊細な花54
びっくりする程驚いた
面白いです
笑った
あの手と顔がかわいい
難しくて読めませんでした
カメラも使い方わからず
アラビア語は認識すら出来ない
繊細な花
脆くて…そっと…
触れる
愛おしい…
目立たないところで
ひっそり咲く…
【繊細な花】
繊細な花とはなんだろう。そもそも、繊細とはなんだろう。繊細は、細かい?では、細かい花?意味が分からなくなる。でも、繊細な花とは、どんなことにも全力で取り組む人のようだ。だから、繊細な花は、繊細な人…そういう解釈もできる。だから、繊細な花は、細かい花なんかじゃない。決して諦めない花なのだ。
“繊細な花”
このお題目をみて 調べてみた…“delicate flower”
“ベニスマロウ”
知らなかった花がヒットした…
1日にわずか1時間しか咲かないため、『一時間の花』
と呼ばれ、ヴィクトリア時代の人々にとって、
ベニスマロウは『繊細で儚げな美しさ』を意味していた
日本にもある 花なのだろうか…
別名 “銀銭花(ギンセンカ)”
アオイ科
夏から秋にかけて黄白色の花をつける。
花は早朝6時頃~10時頃までの短い命
可憐な花なのに生命力はたくましい一年草…
花言葉は「ういういしい愛」「デリケートな美しさ」
「乙女の美しい姿」
今日の出題は 勉強になった…
お花は繊細だけれども繁殖力が強く
生命力のたくましい…
なんとなく。意味深い“花”だな。