『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わりにしよう
旅は、また、できる。
今回も、色々な経験ができたし、
色々な人々に出会えた経験は、
宝になる。
風羅羽
こんな関係終わりにしよう
傷の舐め合いをらしていたって何も変わらない
私は慰めの言葉でなく、何かを共にしようと言う言葉が欲しい。
■終わりにしよう
終わりにしよう
マイナスになる考え。しんどくなるだけだよ。手放せば。
今日も一日お疲れ様です。この言葉で、何でもリセットできる気になってる。
夏が過ぎて秋が来て。
秋が終われば冬が来て。
冬が過ぎて春が来て。
季節の変わり目にはいつも
終わりが来て始まりが来る。
人間も同じようだ。
僕らはいつも僕らを連れて生きている。
僕らは僕らを終わらせても。
僕らはまた僕らを始めるんだ。
君が君を終わらせても。
君はまた君を始めるんだ。
終わりにしよう。
それは
始まりの合図だ。
「なぁ、俺たちそろそろ終わりにしよう。」
そう言われた瞬間、息の仕方を忘れてしまったかの様に動けない。
あぁ、血の気が引くってこうゆう事なのか。
なんて他人事の様に思う。
学生の頃より会える時間も減った。
それでも私は会う度、鉄朗にドキドキしてた。
私より背が高くて逞しい体も、歩く速度を私に合わせてくれる気遣いも、家では少し甘えん坊なところも、全部全部大好きだった。
私には勿体無いくらい素敵な人だからきっともっといい人が見つかったのかもしれない。
鉄朗の為に“分かった”と頷いてあげたいのに目に溜まった涙を溢さないようにするのが精一杯で目も合わす事が出来ない。
どうしようも出来ず鉄朗のお腹辺りをただ見つめる。
すると突然しゃがみ込まれ、目がばっちり合ってしまった。
「え゛、ちょ、泣いてる⁉︎」
「ち、ちが。」
全然違くない。
別れたくない。
鉄朗以外、考えられない。
一度溢れた涙は線を切ったように流れ出してしまう。
「ごめん、急過ぎたよな」
そう言ってポケットから取り出してきたのはキラリと光る指輪。
「…え?」
「そろそろお前を彼女じゃなくて奥さんにしてぇんだけど」
“…ダメ、デスカネ”
私が泣いていた事で自信を無くしたのか段々声が小さくなる鉄朗に、まだ声が出ない代わりに彼の胸に飛び付いた。
-終わりにしよう-
私には15年以上の幼なじみがいる。
当たり前のようにずっと一緒にいる。
そして片思い中だ。
2日後
彼女ができたみたいだ。そんなんで諦められるわけないじゃん。
10年後
結婚式。私のじゃなくて幼なじみとその彼女の。
流石に片思い終わりにするね
長いことチマチマかき集めたガチャ引ける石が
みるみるうちに半分溶けた。
どうしても欲しいキャラのピックアップガチャ。
全然来ない、かすりもしない。
もう、終わりにしよう。またこれだけ引くのに石を貯めるの
どれだけ時間がかかる?今終わらせれば…
いや、この機会の為に貯めたのに
今、回さずにいつ回す?
あと10回、来てくれる、来てください、てやっ!
・・・うぅ。
ピックアップガチャってナンデスカ?
少しは確率上がってるんじゃないんですか?
・・・。
よし、決めた。もういい、もう決めた。
出るまで回す、石使いきる。
それでもお越し下さらなかったら
終わりにしよう
このゲーム。てやっ!
(終わりにしよう)
#今日のタイトル
#ありさのタイトル
#実話に近いノンフィクション
#終わりにしよう
それは何気ない一言だった。もう終わりしないか?この関係。私たちは9ヶ月一緒にいた。理由を聞いたら
祖母と喧嘩して祖母に私を預けられないと言われたこと、気持ちが離れたことらしい。私は泣き崩れた。
でも、あれから7年。変わっていく私はもうあなたの姿とかも消している。もらったものはゆずったりゴミに出したりしてる。もしもこの先付き合って結婚してもきっと私たちは幸せになれない。とある霊感の強いおばあさんに言われた。〇〇ちゃんとあの彼氏は
結婚したらあまり上手いこといかなくて別れるぞ
それの予感は的中。いつからだろう。私とケンカしたり
彼は素っ気なくなってきたこと。
もう私は彼に愛想つかしてたし
もういいやと復縁も諦めた
いまは
別にいいと思ってる
彼に未練なんて全くない
よくお前って冷たい女とか言われるけどあんたらに
なにがわかんの??みたいな感じ
言わせたいやつには言わせておく
そんなバカ相手にするほど私には余裕ねぇんだよばーか。
これで最後だよ
ってもう何回言ったか
覚えていない
そろそろ君を許すのも
もう終わりにしよう
「終わりにしよう」なんて
言いたくも言われたくもないよ
5,「終わりにしよう」
剣の切先を向ける。国中の願いと呪いを背負って、魔術師たちが文字通り命を込めて作り上げた剣。ひどく重いけれども、この剣がなければ倒せない。恐ろしい魔王は倒せない。
「……」
男とも女とも、老人とも子供とも、そもそも生きているのか死んでいるのか。全ての情報が遮断された存在。人類の敵。その被害は人類だけに留まらず、植物や動物にまで及ぶ。長らく恐怖の象徴であった魔王を倒すために、今日、人類は技術の結晶を勇者に託した。
ただ、何故か。
「──終わりにしよう、魔王」
僕には君が、泣き出しそうなただの女の子に見えたんだ。
信長の休日ってだいたいそんな感じでしょ
「尾張に私用」
「終わりにしよう」
そのたった一言が、ズドンと落ちた。
胸の奥深くまで落ちたそれが
這い上がってくることは二度とない。
ああもう嫌だ。
誰でもいい。
誰でもいいから
早くそれを引っ張り出して。
終わりにしよう(執行は総意の下で)
「観念しろ」
銃口を相手の頭部に突き付け、わたしは膝をついて屈んでいる男に両手を挙げるよう促す。
渋々と、ゆっくりそれに従いながら、自分を見据える双眸には憎悪の色しか見えない。
「“あと少しだったのに”“まさか女に捕まるとは”………そんなところか?」
嘲笑と共に吐き捨てるように問うが返答はない。
代わりに男は忌々しげにチッと舌を打つと顔を歪ませた。
「君には不服だろうが、これも仕事なのでね」
わたしの背後に薄く透明の、巨大な画面が現れる。
シメイテハイハン
トウソウレキ ゴネン
ザイジョウ:サツジン
―――男の経歴と顔写真がそこに鮮明に映し出される。
目の前にいる人物との一致率100%。問題はない。
「逃走五年とは、頑張ったじゃないか。罪状が殺人なだけにまあ、そうなるかな。………これから審判が始まる。心して聞け」
巨大画面が切り替わり、『国民の声』が反映される。
この男の罪に適切な刑は何かを、国中の人々が直ちに議論し結審まで行い、追い詰めた捜査員が確実に実行する手筈が整えられている。
………殺人及び逃走歴五年。罪は重い。
判例からすれば過酷な労働からの拷問か、身体の一部を強制的にもぎ取る欠損辺りが妥当だろうか。
画面に赤のパーセンテージが表示される。
これが低ければ低いほど冤罪、軽罪となり、逆に高ければ高いほど罪は重く、重罪となる。
そして0%ならば晴れて無罪放免、しかしもし100%ならば―――。
「………やれるものならやってみろ」
「何だと?」
「後悔なんかするかよ。何でも受けて立ってやる。けどな、半端な罰じゃまた似たようなこと仕出かすぜ、俺は。そういう根っから腐った人間だからな」
―――その声を受け、すぐさまパーセントの値が伸びる。
『国民の声』も重罪にすべき、無駄な手間を取らせるな、男を八つ裂きにしろとの意見が背後の画面に所狭しと流れ込んでくる。
「どうせこれ以上どうにもならない人生だ。バカな国民、バカな実刑即施行制度。反吐が出る!」
70、80、90%。
みるみる間にゲージが伸び、ついには99%、そして―――。
パン、と乾いた音が一発、辺りを震わせた。
銃口からの弾丸は男の眉間に命中―――はせず、空へと煙が揺らいでいる。
「………。残念。僅かに外れた」
彼女がつまらなさそうに呟く。
真っ青になり腰を抜かして動けなくなった男を、駆けつけた他の捜査員が数人でその場から連行して行く。
………躊躇わず外さなければよかったか。
画面に残る表示は“99%”。
それに一瞥をして、彼女は何事もなかったように歩き出す。
―――“外す”んじゃない。
彼女は気だるくもう一度呟くと、煩わしげにその画面を消し去った。
END.
独白 2024/7/16
この世に生まれ出でたこと、
つらく思うことはあれど
なかったことにはしたくないよ
『終わりにしよう』
華やかな貴族のサロンに、色とりどりの
ドレスを纏ったレディ達が集う。
その中でも一際目を引くのは、
深紅のドレスに身を包んだ悪役令嬢。
「前から疑問に思っていた事なのですが、
メア様はなぜ悪役令嬢と名乗って
いらっしゃるのでしょうか?」
貴婦人の問いかけに、
悪役令嬢が自信満々に答える。
「ふふん、それはですね……。私が神から
悪役令嬢になるようにと命じられ、
この地に産み落とされたからですわ」
「まあ、なんと崇高な使命を……!
素晴らしいですわ、メア様!」
「おほほほほ!そんなに褒めないでくださいまし」
周りからヨイショされてご満悦の悪役令嬢。
だがしかし、彼女の地獄耳は隅で囁き合う
若い令嬢たちの声を聞き逃さなかった。
「神から与えられた使命?ですってw」
「自分で言ってて恥ずかしくないのかしら」
「そこのコソコソ話してる二名!
聞こえてますわよ」
悪役令嬢の言葉に、二人は慌てて
扇子をパタパタとあおいだ。
コツコツと踵の高い靴を鳴らして
回廊を歩く悪役令嬢。
「メアか、久しいな」
振り返ると、黒髪を後ろに撫で付けた美しい
紳士、彼女の兄であるウィルムが立っていた。
「お、お兄様……ご機嫌麗しゅう」
「お前が悪役令嬢と名乗っていると貴族たちが
噂していたぞ。最近、流行っているらしいな。
異世界転生?無双?あんなのは現実の暮らしが
上手くいってない輩が読む本だろう?お前も
いい歳なのだから、いい加減卒業したらどうだ」
「うっ」
殺傷能力高めの言葉が悪役令嬢を襲う。
それからも兄の小言は延々と続き、
ようやく解放された彼女は
薔薇園のガゼボで深い溜息をついた。
「もう、これで終わりにしようかしら」
「何を終わりにするのですか?」
優雅な足取りで近づいてきた魔術師。
フロックコートを華麗に着こなす姿は、
まるでどこかの貴公子のようだ。
「あら、あなたがこのような場に
顔を出すのは珍しいですわね」
彼は孤児院の子どもたちが作った
ビーズのアクセサリーを売りに来ていたという。
「金と暇を持て余した貴族たちは施しの機会に
飢えていますからね。ところで先程は
一人で何を話されていたのですか」
「もう悪役令嬢と名乗るのをやめようかと」
「えーっ!」
事情を聞いた魔術師は
うんうんと深くと頷いた。
「僕もよく祖父に言われますよ。お前には
責任感がない、貴族が中流階級や労働者階級
の人々のように働くのは恥ずべき行為だとか」
「あなたは家督を継いだら
店を閉じてしまうのですか」
「とんでもない!これからも続けていきますよ」
我が道を行く魔術師に悪役令嬢を目を細める。
「ふっ、素晴らしい心がけですわね」
彼に励まされた悪役令嬢は、これからも
自分らしく生きていこうと決意したのであった。
いつからなくなったんだろうね
もう終わりにしよう
もう 終わりにしよう
君が辛そうに 不安そうに
いつも僕を繋いでおくように
何度も聞いてくる
僕の気持ち
嫌いにならないからって
言ってもね
不安にさせない
傍に居ることは出来なくても
どんなに離れていたって
誰よりも君を思っている
誰よりも君が好きだ
だから不安だなんて言葉は
最後にしよう
死ぬ迄僕は君を愛する
例え命が滅びても
天国から君を見つめてる
君を愛している
はい、私。
好きなものは最後まで取っておく派です。
余韻。後味。残り香。そういうものって何気に大事だな
って個人的には思っていて。
会話はめちゃくちゃ楽しい盛り上がり、ピークをほんの少し過ぎたくらいで切り上げましょう。
文を書くときは、読み手の心に爪痕をつけられる締めの一文を考えましょう。
スピーチは長すぎると結局なにが言いたいか分からなくなるので、手短にまとめましょう。
こんなうざったいアドバイスが、私が今まで得てきた
教訓だったりします。
友達とリアルタイムでLINEで話す喜び。
わかる、わかるよ。けど、なんとなく続けてた会話が
不意に盛り上がったら、それ以上は欲張らずに中断するかな。少しでもダレた気配を感じたら引く。
学校でクラスの子に話したいことが幾つもあったって、一回に話すのは1個か2個に留めておく。話題の掘り下げができないし、タスク消化に夢中になって、事務的な
インタビューか身勝手なお喋りになりがちだから。
相手を長く拘束するのは得策じゃない。
何回も話しかければいいわけだし。
と、ここまで偉そうに終わり方について語ってきた
この文章の締め方が、分かんなくなっちゃいました。
もう何でもいいや。唐突だって文脈です。
アディオス。
#32 終わりにしよう