『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わりにしよう(2024/07/15)
明日から本気出す。
だから今日だけ許して欲しい。
言い訳をしながら手を伸ばす。
いつも口先だけだけど今回こそは。
そうは言っても美味しいんだ、ポテトチップス。
・7『終わりにしよう』
怒ったねえさま方に手を取られて
天上に引っ張りあげられたんだけど私の天女の衣は
襤褸のままだったから
結局また地上に落ちちゃった。
んもー、新しいのを用意してくれれば良かったのに。
2度目の落下は
只事じゃなくて。。
私、ずっと人間の老婆の姿で。
死ぬことも出来ず、
天女にも戻れそうになくて。。
泣いたわ、これ以上泣けないくらい。
もう終わりにしたい。
襤褸がびしょ濡れになっても抱きしめてたら
綺麗に衣が甦る!
フワフワ浮いてたから、それを眺めて
私は安心して眠った。
もう起きないわ。
【終わり】
「俺たち、もう終わりにしよう」
そんな言葉が私の耳に入る。
頭も口も回らずにいると、彼はこういった。
「もう耐えられないんだ。
ごめん。」
謝ってほしい訳では無い。
でも、傷ついた心からふつふつと怒りが湧きてできた。
『なんで!?私に…悪い所が』
「そうゆうところだよ。すぐ感情的になるところがと…束縛が酷いところが、もう…耐えられないんだ…」
と彼はいい、両目から涙を流した
束縛…?私はただ…当たり前のことをしただけなのに…
感情的は…私も…分かるけど…だけど…だけどなんで!?
私が頭の中でぐるぐると巡る。
何かは分からない。
私はハッと我に返ったとき、もう彼の姿はなかった。
私は泣きじゃくった。
死にたくてたまらなかった。
『終わりにしよう』
「また連絡して」そう届いたメッセージに返事を書く。「うん、わかった」とだけ書いて、最後には笑顔の絵文字をつけた。去年の夏の夜に始まって、ずるずると続けてきたこの関係に名前はない。
拗ねてる気持ちに気づいてほしいとか、もうそういう気持ちも無くなるくらい疲れきっていた。また会うみたいな言葉で、今日私は君との一年を終わらせる。
もう考えてもしょうがない、終わりにしよう。
そう頭で切り替えようと何度も自分と闘った。
自分さえ良ければいい。他人に心無い言葉を浴びせられようとも。そんな風には割り切れたことは無い。
一時的に考えなくなったとしても、直ぐに元に戻る。
毎日何度でもそのチャンスを狙うように、やってくるのだ。
考えてもきりが無い、永遠に埋まらない不安と不信感がとにかく生きづらくて。毎日葛藤している。
終わりにしたい。
誰かにわかってほしい。
でも信頼している人ほどあまり愚痴なんか聞かせたくないんだ。他人の愚痴ほど耳障りなものはない。
だから飲み込むくせが着いた。
嫌なことを我慢していたら、いつか報われるって。
そんなこと100回やって10回あれば上出来なくらいの気の遠くなる希望への道のりに心血を注げるほどの気力はもう無くなりそうだ。
終わりにしたいけど、まだ終われない。
走り続けるしかない。
終わりにしようと言われたが
関係ない
練ることを選んだからには
色が変わるまで
終わらない
力の限り、勇者が剣を振るった。
王座にふんぞり返って「土産」を見ていた傲慢な王の首を勇者が刎ね飛ばした。
その首が冷たい石の床に跳ね、共に落ちた豪奢な王冠の金属音が止むまで、王の家族は疎か王を守る近衛兵ですらもガーゴイルのように固まっていた。
それだけの時があれば、こちらの要件は済む。
手始めに私達を召喚した術士を虫けらに変えてやり、瓶詰めにしてやった。
数多の魔物を屠ってきた私達『生き残り』の勇者一行にとって近衛兵達はスライムと同等、固まったままの彼等をまとめて刻めば漸く王の家族が騒ぎ出す。
身重の身体で逃げようとする后の両足を戦士がハンマーで潰し、二人の王子と王女の足も同様にしていく。
これも私達が世界に帰る為だ。
手早く描いた魔法陣の中に王の家族と瓶、それから「土産」である魔王の死体を放り込めば、魔法陣の赤黒い線がオーロラのように青く輝きだした。
やっと帰れる。
心底嬉しそうな安堵の表情を浮かべた勇者達と顔を見合わせて、一歩また一歩と魔法陣へ近づいて。
ふと見た魔王の顔、一瞬だけだが口角が上がったような気がした。
テーマ「終わりにしよう」
「終わりにしよう」
この言葉を聞くと、別れる間際の2人が頭に浮かぶ。
終わりにするのを前提に付き合ってる人や結婚する人なんていないはずなのに。
でもその一方で、幸せは永遠には続かないのも真理なのかもしれない。
終わりがあるもの、限りがあるものだからこそ人はその時間を大切に出来るのだろうか。
儚い。
「ごめんね。」
何度目だろう。彼にこんな顔をさせたのは。
「ずっと私の事守ってくれる?」
昔、彼に聞いた事があった。私にとって彼は運命の人で、白馬の王子様だった。そんな彼にずっと傍にいて欲しくって、ずっと守って欲しくって、聞いたんだ。
「もちろん。ずっと君の傍で、君だけを守るよ。」
彼は言ってくれたんだ。私の事を煙たがる様子もなく、太陽のような笑顔で言ってくれたんだ。私はその事が嬉しくって、毎日のように聞いてたっけ。でもその事が、彼を苦しめるなんて。
高一の夏、私は事故に遭い死んだ。
「守れなくてごめんね。傍に居れなくてごめんね。」
私が死んでから、彼は月に一回、私の墓参りに来てくれた。その度に、墓石に向かって謝っては泣いていた。その姿を見る度に、胸が締め付けられた。彼は何も悪くないのに。私が悪いのに。もうこんな彼の姿見たくない。もう彼を縛りたくない。ならばもう、終わりにしよう。
もう彼に会いに行かない。彼に憑かない。彼に恋をしない。最初からこうすれば良かったんだ。私は死んだ。その時点で、私の恋は終わったんだ。でも心の底では、彼がまた太陽のような笑顔で私を呼んでいる、そんな夢が消えないでいる。
『あぁ、失恋ってこんなに苦しいんだ。』
『そうだよ。俺も君が居なくなって、苦しかったよ。』
後ろを振り向く。彼が笑顔で立っていた。
『君の傍で、君を守るために。逢いに来たよ。』
私の恋は終わったはずなのに。私はまた、彼に恋をした。
全て 終わり二しよう
って
誰かが 言ってた 。
私から すれば
始まってさへ いない 殻
終わり なんて モノを
理解 する必要なんて
無かった 。
誰かとの 手を
解いた 時
私は 私が 始まって
貴方は 終わりを 迎える 。
さぁ 、 そろ ゞ
此 世界に
終止符 を 打とうか 。
「 #終 わりにしよう 」
よし、これまで充分にやってきたし
悔いもない、快晴の空だ。
これまで十分にやってきたのだし
誰も文句は言うまい、言わせない。
十分過ぎるほどやってきたのだから、
そろそろもう良いだろう、空は快晴だ。
「終わりにしよう」
これでもう終わりにしよう。
そう思ったそばから、つい、あと1日だけ。あと30分だけ。もう一回だけ。もう一個だけ。と、何かがやめられなかった経験は枚挙にいとまがない。
そういう時は、結局本当は、やめたくなどないのだ。
ほどほどにしておいた方がいいと言われている事、あまりやらない方がいいと言われていること、世の中にはたくさんあるけど、全てにおいて品行方正に、お利口さんに生きていくことなんて出来やしない。
そう結論づけたはずなのに、これでもう終わりにしよう。と、懲りずに言い出すのは時間の問題なのである。
終わりにしよう
過去に縛られたくない。傷つきたくない。
月に一度、あの人と会う短い時間
ひたすら、過去のあの時の関係を思い出し、憂いてしまう。
15年前は恋人。
7年前は新婚夫婦。
その翌年、息子の親権巡って争った。
離婚してはや6年。
今は月に一度、息子と会ってもらう数時間、
息子のパパ、ママという関係。
恋人、夫婦だった時代と決定的に違うのは、
互いを、名指しで呼べなくなったこと。
話題といえば息子のこと、サッカーの話だとか、明日の天気のこと。互いの近況を尋ねるのは、タブーなのか、聞けない。お願いしたいことも言葉に詰まる。
仕事は転職した?
あの人の妹の子は、息子と同い歳だった。元気なの?
今、あなたがどこで誰と暮らしていて
パートナーがいるのかどうとか…
私のことは嫌いなのかどうなのか…
もっと息子とスキンシップとってほしい
自分の自慢話じゃなくて、もっと息子を見てかわいがってほしい
息子の将来のこととか、親子の時間をどうしていくか話し合いたい
そして、頼むから、名前で呼びたいよ
顔色伺ってばかりで正直疲れた。
聞いたところで何になるんだ
それがあんたに何の意味もないだろう
法廷で有利に立つための情報収集か?
そんな言葉でつき返されたら、立ち直れなくなりそう。
この間、恋人時代行った場所へ、
三人で行ってきた。
クレーンキャッチャーで取ってもらった猫の縫いぐるみのこと、ちゃんと覚えてる。
なくしちゃったけど。嬉しかった、思い出と一緒に大事にしまっていた。この日、息子はドラえもんを取ってもらってた。
あの時、何で私は生まれたばかりの息子を前に、首を吊って死のうとしたんだろう
あの時、何であの人とあの人の両親の裏切りに気付けなかったんだろう
あの時、あれだけ決心して一人で育てていこうと決意したのに未練が捨てきれないんだろう。
私は、あなたと一緒に子育てしたかった。
私は、あなたと一緒に歳を重ねていきたかった。
私は、苦しい時は互いに手を取り合って乗り越えていきたかった
私ってめんどくさい女なのよ。
あの人ほど愛した人にこれから先
出会えないと確信してる
傷つきたくないから、知らん振りして
傷つきたくないないから、言わなきゃいけなかったその瞬間を逃してしまう。
この終わりの見えない、後悔のループを終わりにしよう。
終わりにしよう
ある日、彼と言い争いになった。
彼から怒りの感情そのままに、
酷いことを言われた。
私は冷静な心算だったけど、
多分冷たいことを言ったと思う。
そのまま、彼と会えなくなった。
別れの言葉さえ言えずに。
彼への想いを引き摺ったまま、
時が流れた。
そして、漸く。
彼と話せる機会が巡ってきた。
彼は冷静に私の話を聞いてくれた。
謝ることも出来たし、誤解も解けた。
二人の関係は、これからどうなるのか、
分からないけれど。
友達に戻れたら、
できたら恋人に戻れたら…。
そんな、余りに都合がいいことを、
こっそり考えてた私に、
彼は僅かに微笑み、
そして、言った。
―終わりにしよう。
私は、心を殺して、
とびきりの笑顔で答えた。
―そうだね。
終わりにしよう。
これで、やっと。
私も前を向ける、かな。
彼の周りはいつも賑やかで
私は中心に居る彼の姿を追わずにはいられなかった。
別れた今も反射的に目で追ってしまう。
こんな自分が情けない。
私は女子校卒で男性経験が全く無く、男性と会話するのもかなりの勇気を要した。
彼は社交的な人で、学科の中心に居る人だった。
私とは真逆なタイプ。
おおらかで楽観的。
でも勝負事は強い。
憧れた。
近づきたくなった。
モブな私に気づいてほしくなった。
たぶん恋。
私の、片思い。
彼と夜の大学構内で、色々喋った。
付き合ってくれる彼の優しさが嬉しかった。
私の、片思い。
きっと上皿天秤を使ったら、私の方がガクンと下がるに違いない。
私の、片思い。
苦しくて苦しくて
彼のことを考えない日はなくて
スマホでLINEしたり、電話したり、
今日はどうかな?
今、連絡したら迷惑かな?
百面相して、親や姉に心配された。
大丈夫、大丈夫と繰り返す自分が
一番大丈夫じゃないって分かってる。
せっかく君に近づけたのに
君の特別になれた気がしたの。
でも
君の経験値に追いつこうとするのはしんどくて
自分が変わらなきゃいけないのかなって
怖くなった。
どんどん
後戻りできない怖さが
君への恋情を越えてしまったの。
手を繋ぐだけでも
ハグをするだけでも
愛しいが胸に溢れて
ギュッと苦しくなった。
それが
不安と怖さに入れ替わって
愕然とした
冷静さを失うほどに。
君は納得していない
私も納得していない
だから、もう少しだけ
今だけ
ワンチャン願ってもいい?
叶わなかったら
それで終えられるから。
#終わりにしよう
終わりにしよう___
何度もそう思った
思っているのに
君の元に行くのを辞められない
どうしてなの…?
君との未来はないのに
どうして今も考えてしまうのは
君のことなんだろう
どんなに大好きな笑顔でも
ずっとみていられる訳じゃなくて
いつか必ず別れが来る
‘今’がこわいのに
君との‘別れ’はもっとこわいよ
いつか終わりにできる日は来るのかな
苦しまずに 君を忘れる方法なんて
きっと無いから
決心できるまではまだ 終われない
だからいつか決心できる日が来たら
きっと終わりにしよう。
弱い自分を演じるのを
ピエロを演じるのを
虚勢を演じるのを
「私たち終わりにしよう」
って台詞、言ってみたいけど言いたくない。
そもそも付き合った経験すら無いし理想が高すぎるから今世では言うことは無いだろうなw
来世の私、託しましたよw
終わりにしよう。
ねぇ、戦争を終わりにしよう。とかさ
昔の戦争はクソだ。とかさ
戦争?なにそれ要らなくない?w。とかさ
みんなようゆうけどさ。
戦争があるから今があるねんで?自覚しいや?
まぁ、分かるよ?戦争は確かにいらんかったよな。
でもさ、デメリットもあるけどメリットもあるよね?
ほら、国々が出来たとか?文化の違いが楽しめるとか。
だからさ、そんな戦争で一生懸命戦った兵士さんたちの
努力が無駄みたいなこと言わんとってあげてぇや。
可愛そうやん。これは慈悲でもなんでもない。
同情や。ほら、例えば君は絵が得意だったとする。
だけど勉学に対してはあまり良くない結果だ。
そして君は絵を描き絵のコンクールで金賞をとった。
だけどそのかわりにテストではギリギリ赤点を取った。
そして母などから『金賞なんていらないのにw』と言われた。
ショックじゃないかい?努力してここまで上り詰めたのに
それを『いらない』だとか、意味がわからん。
努力した意味ないじゃないか。だから
どうか、戦争は"今から"いらないと言っておくれ。
まぁ、これもたった今考えたフィクションなんだけどネ
俺の言いたい本当かどうかはまぁ、どーでもええとして
少し無理矢理感があるけども、今からの戦争はいらないと
言ってくれた方が少しは嬉しいかもね。
まぁ、あんた次第やけどネ
終わりにしよう
手を取り合った僕らを止めるものはなにもない
十分に生きづらさを感じて
十分に人生を歩んできた
そんなつもりでいた
「意外ときれいじゃん」
気の抜けたような声で君は目の前に広がる景色を眺めていた
緑に囲まれた海は、有名な観光所にもなっている
僕の手を握る君の手に力がこもる
その手がすり抜けていかないように僕も力を込めた
「満足した?」
「うん、十分すぎるほどね」
僕らは生きることが不得意で
この世界はそんな僕らをどこまでも追い詰めてきた
明日のことを考えることはできなくて
全てに嫌気が差していて
ただそんな世界でも君がいることでもがく理由になりえた
「生きるよ。今を。」
死にたがりの僕に君はそう言った
きっと今の僕の表情はとても酷いものだろう
お互いに生きることに疲弊しているというのに
君は僕を生かそうとして
自分も生きようとしている
死ぬために来たつもりの僕と
今を生き永らえるために来た君
君も涙を流していた
この世界は酷く美しく酷く残酷だ
強者が生き残り弱者はどこまでも隅にいる
きっと僕らは隅にいる人間なのだろう
けれど君がいれば隅っこであろうが崖っぷちであろうが
そこが僕の世界の中心になる
死にたがるのは終わりにしよう
僕らは今を生きていかなければならない
どれだけ生きにくい世界でも
生きるのが不得意であっても
まだ隣には君がいて
僕らはここに立っている