終わらせないで』の作文集

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終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/28/2023, 1:53:04 PM

―祖母は気の強い人だった。
 自分の芯を持っている人で、それをはっきりと口にする人だった。
幼い頃からその態度で接してくるものだから、僕は祖母が苦手だった。
 父方の祖母で、年末とお盆は家族で祖母の家に泊まりに行っており、その時期になると背筋が凍るような感覚がしたのを今でも思い出す。
 家では、怒られないように、目をつけられないように、細心の注意を払ってやり過ごしていた。
それでも祖母は僕の些細な過ちを見つけては、しつこく注意してくる。
 両親は、そんな祖母を注意せず、僕の非を責める。
 子供ながら、理不尽さを恨んでいた。
それでも、帰る時は必ず蜜柑だの林檎だの何かしらの果物を持たせてくれて、また来なよ。と頭を撫でるので、どうしても憎めなかった。

 いつだったか、祖母の家に泊まっていた日の夜、祖母と両親が薄暗い電気の下で、ボソボソと話しているのを耳にしたことがある。
「アタシが死ぬときゃね、病気でも治療なんかすんじゃないよ。命の原理に反して生き長らえようとすんのなんか、ゴメンだからね。」
 祖母が死の話をしているのを聞くのは、それが初めてだった。その時、両親がなんと答えたのかはもう覚えていない。だが、その言葉だけは今でも祖母最期と共に思い出すものであった。

 祖母は、がんになった。僕が中学生になった頃には末期で、お見舞いに行くたび辛そうな顔を見るのが嫌だった。
 そんなの、祖母でない気がした。
黄色いシミのある病院の壁は、祖母を闇に引っ張っていくようだった。
 不意に、祖母が僕に話しかける。
「ねぇ、最期までちゃんと、面倒見てくれよ、?」
あの時の言葉とは正反対のことを言っていた。
戸惑って、答えられないでいると、
「あたしゃね、もうちょいと、アンタが育ってくんを見てたいのよ。そのくらいあの人も待ってくれるじゃろ。」
そう言って、辛そうながらも不敵な笑顔を見せてきた。
それほどまでに、祖母らしい表情はなかったと思う。

 春を迎える前に、祖母は亡くなった。
 今思うと、祖母は実は寂しかったんじゃないかと思えてくる。
祖父を亡くしからは、余生13年あまりを独りで生きてきた。
 泊まりに行く度に僕にキツく当たるのは、祖母なりの愛情だったのかもしれない。
 頑固で、弄れていて、不器用な、祖母の愛。
 窓の外に降る雪を横目にそんなことを考えながら、僕は蜜柑をひとつほおばった。


―終わらせないで―

11/28/2023, 1:52:28 PM

PM. 終わらせないで

もう積もった雪も溶けたね、

私の恋も雪のように冷たく...

溶けて終わるのかな

貴方が好き┈┈┈

この恋 終わらせないで。

11/28/2023, 1:51:49 PM

21,終わらせないで

昔のわたしよ。絶望し、生きている意味など1つもないと、病んで、執着して拗らせて、そんな自分を嫌ってたわたしよ。

どうか、どうか、病んでいい、執着していい、拗らせていい、そんな自分を嫌いでもいい、何千回でも何万回でも、間違ってもいいから、どうか、終わらせることだけはしないでほしい。

生きているうちに自分なりの正解と、自分なりの楽しみや、生きる希望がきっとできるはずだから。

まわりに、たくさん心配掛けて、迷惑も掛ければいい。子供だから、あなたにはその権利がある。

そうして、自分勝手でいい、これがわたしなのだから仕方がない。そう思えるところまで生きて、そこでやっと思うはずだ。

      「人生ってのも、悪くない」

2023.11.28

11/28/2023, 1:51:43 PM

「これで、もう_」

「"終わりにしよう"、なんて言おうと思いましたか。」
崩れて槍だけになった神殿。姿を現したのはこの地を救った英雄であった。
「………これはこれは、英雄様じゃないですか。ご苦労様ですね。」

「終わりにしようとしましたか。私を倒して神と邂逅しようとしたのですか。私に、勝てると思いましたか。」

「…随分と強気ですね?まあいいでしょう、…始めますか?」

「唐突ですが、物語が始まる定義とは、なんでしょう。」
「…はい?急になんです?」
「物語には、必ず主人公がいて、始まりがあって、終わりがあります。"次"の相手がいなければ、主人公は"一般人"と変わりません。

ありがとうございます。

私に倒されに待ってくれて、私の物語を進めてくれて。」

「…こんのクソ餓鬼…ッ、!!」

言葉とは裏腹に、泣いて腫れた目でこちらを見据える。
その表情に、恐怖すら覚えた。

_2023.11.28「終わらせないで」

翡翠の話。知らなくても読めます。pk?
少し前の季節の方が美味しかったかな、ぎんなん。

11/28/2023, 1:51:14 PM

あなたと

言葉を交わし

いつものように

変わらず側で

笑いあって

当たり前のように

続くと思ってた

日常....

言葉にできないほど

誰かを想い

傍にいても恋しさが

募ってしまう

それが愛だと

教えてくれた

あなたは....


天に召された命

この世に

生きてる限り

祈ります

どうか安らかに..と

11/28/2023, 1:50:32 PM

「終わらせないで」
それは私のただなる願いであり、最大の我儘だ。

友人と語り合い
最愛の人がそばにいて
大切な人たちが笑っている

歩いたその先に終わりがふと顔を出した時
私はそう願うだろう。

限られた時間の中で
この時だけは、この一瞬だけは、と。

魔法使いにでもなれたらいいのに。

11/28/2023, 1:50:20 PM

#終わらせないで

「デート、楽しかったね!」

そう言った僕に、少し震えた声で頷く彼女の声に
何故、気づけなかったのだろう。

お互い、仕事が忙しくて久々になったデート。
彼女と過ごせる時間が嬉しくて、楽しくて、
いつもなら気付ける彼女の変化に、
気付く事ができなかった。

デートから1週間。
いつも返信の早い彼女と連絡が取れなくなった。
仕事が忙しくて1日空く事はあったけれど、
1週間は初めてだった。

次の日、
彼女の携帯に連絡を取る事はできなくなっていた。

何故、どうして…。

共通の友人であり、彼女の親友へ連絡を取った。

「私から言ったら怒られちゃうなぁ。
 でも、私はこの方がいいと思っていたから話すね」

そう切り出して話し始めた友人の話に
僕は涙が止まらなかった。

「もう…泣いてないで、さっさと会いに行きなさい」

そう背中を叩いて励ましてくれた友人は、
僕よりずっとかっこよかった。

着いた先は大学病院だった。
彼女は余命3ヶ月の宣告を受けて
僕から離れようとした。
デート後に別れを告げようとしたが、体調が急変して
意識が戻らないらしい。

「ねえ、何で教えてくれなかったのさ…。
 僕にいつも無理しないでねって言うのに、
 君が無理してどうするんだよ…」

友人に託された遺書代わりのラブレターを読みながら、涙が止まらない。

「勝手に終わらせないでくれる?
 僕は君と結婚を考えていたんだけどなぁ」

「…っ!」
慌ててナースコールを押す。
僕の言葉と共に彼女の目が開いた。

「…っ」
声はまだ出ないらしい。
見開いた目から彼女が驚いている事が分かる。
言葉を交わす事なく、看護師さん達が
彼女の周りを取り囲む。

検索が終わって数時間後、僕はまた会いに来た。

「おはよう…。会えてよかったよ…。
 さっきの言葉聞こえてた?勝手に終わらせないで。
 君と結婚したいんだけど」

「…っ」
涙を流しながら首を振る彼女。

「僕の事、もう嫌いになったなら結婚は諦める…。
 でもそうじゃなかったら、結婚してほしい。
 終わらせないでよ、終わらせるつもりもないよ」

「…っ」
今度は頷いてくれた。

「ありがとう。絶対幸せにするから」

あれから奇跡的に回復した彼女は、
僕と結婚して2年後にこの世を去った。
3ヶ月の余命より長く生きた彼女に医者は驚いていた。
友人は結婚式で僕らより泣いていた気がする。

「ねえ、2年だけだったけど幸せだったかな?
 僕はとっても幸せだったよ」

彼女との思い出の道を歩きながら呟く僕に
返事をするようなあたたかい風が吹いた。

11/28/2023, 1:49:48 PM

天邪鬼(あまのじゃく)だったのだろうな、
気がついてはいなかったけれど。

小学校のスローガンに

ーーやり抜く子供ーー

と言うのがあった。

やり抜く子が良い子なんだな
褒められる子なんだな
と、理解した。

けれど、自分は何もかも半端だ。
そして
「だからお前は駄目なんだ」
と、自分に言う自分がいた。
まだ小学生だったのに。


ひねくれて考えてしまう所、かわいいな。


そんな過去が刺激になってなのか
こうして今、
習慣を終わらせないで
いられてる。
細く長く続きますように。


ーーー終わらせないでーーー

11/28/2023, 1:41:10 PM

「それでは諸君、今度こそ、アデュウ!」

そこが拘置所前という灰色なシチュエーションが一掃されるような鮮やかさが、その力強い声を響かせた。
それは朗々と5月の風のように伸びやかに、鮮烈にあたしを洗った。
まるで長く続いたお芝居の千秋楽のように、ひとつの世界の幕が下りるような、衝撃だったの。
離れたくない、いつまでもとびきり輝くあんたを見ていたいの!
瞬間的にとてつもない淋しさに襲われて、ひどく胸がドキドキする。
お願い、変わらないで。
そんなのたった今あんたをふったこのあたしが言えた事じゃないのに、唐突に強烈に、湧き上がってしまったの。
虚無の中に生きていたあんたが、こんなにも清々しく晴れやかに告げる別れは、あまりにも綺麗すぎて。
18歳の、心と命を燃やして駆け抜けたあんたの、すべてを振り切るような笑顔があんまりにも眩しくて。
あたしは駆け出しそうな自分を、底知れない不安に踊る心臓とともに必死で抑えたの。

どうかそんなあんたを、終わらせないで、シャルル。

11/28/2023, 1:36:32 PM

好きな事
夢、

憧れ、

目標、

人は

いろいろな

未来を考える

自分の
理想を目指す。

すぐに
叶えた人。

時間が
かかる人

例え
何年も
かかろうとも、

その
経過が
時に、
素晴らしい

経験となる。

経験した中から、

目指していたものとは、
違う事で、

花が咲く事もある。

諦めたり、
辞める事は、
簡単。

辞めるか、続けるか、
悩む人もいますね。

それも、
その人に
とっては
必要な
時間がも知れない。

ただ、
終わらせないで

ひたすら、
前に進む、

かっこ悪くても
いいじゃない。

そんな姿も
かっこいい。

人生は
いろいろ
いいんだから。

11/28/2023, 1:35:18 PM

見てごらんよ。ほの暗がりに回転木馬。スポットライトに順繰り飛び込む、着飾った栗毛、葦毛、青毛たち。光は蹄に蹴散らかされて、ぱぁっと芳香と共に散開する。

散らされたイメージをかき集めて、結晶した先にいくつも浮かぶ物語。

落としたビー玉を追いかける少女の後ろ姿。玉は石ころだらけの坂道を曲がり、急な階段を転げ落ち、暗い夜道の側溝をゆく。

立ち止った少女はそこに猫の目のような間隙を見つけ、覗いた拍子に狭間は観音開き、どぅっと男たちがまろび出てくるのだ。唐突に世界を覆うサイレン。火の粉。怒号。見開いた少女の目にうつる、ビー玉の行方。


それから、あれは、陶器じみた白い太腿に淫蕩な夢を見る青年の後れ髪。濡れそぼったうなじがひどく青白い。シャツを着たまま浴びたシャワーは冷たく、浴槽の底はどこまでもどこまでも沈没していく。

いつしか陶器は彼の視界いっぱいに拡がり、溶けて間延びし粘土質へと変容する。埋められる夢、うずめられる陶酔。破裂しそうな肺の奥底で、それでも芳香は飛んでいる。


白いもう一頭が私の鼻をかすめた時、時計がボーンボーンと時を告げた。巨大な柱時計の振り子は私を殴らんばかりに轟いて宙をいく。大きく振りかぶってその終わりが見えないほどに高みまで上り詰め、上り詰め、上り詰め。


時間は間延びして私たちは動きを止め、終わらない振り子は殴打する相手を探す。

さぁ見てごらんよ。終わらせたがりの貴方に教えてあげる。
つかみたいものが何だったのか言ってみて。

木馬は永遠を夢見た鎖。
あなたの秘密を教えてくれよ。


______________________________

【2】終わらせないで

11/28/2023, 1:35:07 PM

貴方と俺の物語を終わらせないで,

席替えをして貴方と近くになれたのに他の子ばっか頼って,

もうこの物語を描き始めて1年が経とうとしている。

貴方の笑顔、貴方の声、貴方の顔全てが愛おしい。

こんなに思っている、

だからこんなにすぐに物語を終わらせないで

11/28/2023, 1:33:18 PM

1日目テーマ;終わらせないで

満天の星。唯一の友を失った私に与えられたのは、いっそ憎たらしく感じられるほどに美しい夜空だった。

彼女と屋敷を抜け出した夜、昼間の大雨に濡らされたままの森、その草原に自分たちが濡れるのも構わず横になって星座を眺めたのは何年前の話だったか。月、そして星々の柔い光に照らされる草花で冠を作ったのはどの夜だったか。
呪われた私を「月の魔女」と呼び、隣にいてくれた彼女を失った私は、どう生きればいいのだろうか。

逞しく優しい少女。私よりこの世界に生きている年数は短いのに、私に手を差し伸べ導いてくれた少女。身体に魔石が埋め込まれ、それが寿命の物差しとなる種族、宝石飼いの一族。その一族の生まれである彼女は、人に囚われ生きる私に世界を教えてくれた。
魔法使いと宝石飼いの一族の両親を持つ忌み嫌われた混血。中途半端な存在である私の手を引き森に連れ出し「君の好きに生きなくちゃもったいないだろう?」と笑った彼女。今でも忘れられない出会いの記憶。

主人の元から逃亡し、世界中を歩き回った。
時には美味しいものを食べ、時には面白い芸を見て、時には仕事を受け、時にはトラブルに巻き込まれて。
そろそろ主人に見つかってしまうだろうか。そう彼女が瞳を曇らせ隠居を提案してきた頃だった。

宝石飼いの一族。身体に埋まった魔石を代償として砕き魔法を使用できるその一族は、裏では高値の奴隷としても取引されていた。そんな仲間が裏路地に連れていかれるのを見た彼女は、彼らを解放しようとして、自爆で身を滅ぼした。

私が、昼間に普段よりも多い魔力を使っていなければ、きっと彼女も死ぬことはなかった。
奴隷たちを転移させ、最後の最後で魔力が尽きなければ。彼女が私を囮に逃げてくれれば。

「どうして、魔力を持って生まれたボクらは魔法を綺麗な形で使っちゃダメなんだろうね」

初めて見た、泣きながら諦めを見せる彼女の顔。数刻前に、私が見た彼女の最期の表情。
彼女の身が爆ぜるのと、私が奴隷たちのいる彼女と出会った森に転移させられたのは、一瞬の差は生じたがほぼ同時だった。

夢のような時間は終わりを迎える。呪われた血の魔女。魔物と同じ青い血液が全身に巡る私は、どうしたって世界に溶け込むことができない。呪いのせいにして、避けて避けて避けて。彼女に甘え縋って。その結果、彼女は、最愛の友は命を砕いた。

強く噛み締めた唇から伝う青。どんな原理なのか黒い髪の一部が疎らに夜空の輝きを真似て放つ青。
彼女のいない世界で、私はもう生きたくない。けれど、彼女が生まれ変わり再びこの世に生を受けるのなら。彼女が、涙を流すことのない世界にしていたい。
まだ、終われない。終わってはいけない。ああ、だから、お願い。重ねる贖罪の中で、どうか、どうか。呪われた私の身体で、きみを救いたかったと後悔させ続けて。

11/28/2023, 1:32:44 PM

『終わらせないで』2023.11.28


 終わらせないで、と誰かが叫んでいる。
 それが誰かは分からないが、常に自分の傍にいたような気がする。
 仕方がなかったと言い訳のように唱えれば、その誰かはまた、終わらせないでと叫んだ。
 なので、また仕方がなかったと自分に言い聞かせる。
 もらい事故のようなものだったのだ。それは。
 たった一つの小さな力だったが、傷口は深くジクジク傷んだ。
 終わらせないでと叫んだ誰かは、悲しそうに恨めしそうに睨んでくる。
 いまさら、どうすることもできない。
 子曰、君子貞而不諒。という言葉があるが、短絡的でない君子になれるほどの余裕は自分にはない。
 頑なにその声を聞こえないふりをしていると、誰かはついに諦めたのか声をあげなくなった。
 そうなると、急に言いようのない消失感に襲われる。
 ごめんと謝ったところで、その誰かは応えてくれないし、気配すら感じることもできない。
 後悔先に立たず。
 細かなことでなく、大義を信じればよかったと後悔したときには、もう遅かった。

11/28/2023, 1:31:20 PM

まだその糸を切らないで

たとえどんなにこんがらがっていても

どんなに色が変色しても

どんなに千切れそうになっても

自ら糸を切ろうと思わないでほしい

だってそうだろう?

その糸だからこそ結べる何かがあるはずなんだ

見つからなかったとしても

結べる所を作ればいい 生み出せば良い

大丈夫

君の糸はとても綺麗だよ

お題『終わらせないで』

11/28/2023, 1:29:53 PM

終わらせないで


言ってないこと
伝えきれてないこと
沢山あるんだよ

一緒に行きたい場所もあるし
美味しいものも食べに行きたいし
まだ、見せてないものが
沢山あるんだよ

神様
お願い
まだ、終わらせないで
お願いだから

強く願っていたのに
どうして、、、

神様、お願い
私の心の中にある思いだけは
終わらせないで
お願いだから

11/28/2023, 1:29:02 PM

この関係を今終わらせれば、あのメンヘラから逃がせると思ってたんだ

これまでずっと、クラス違ったのにさ、今年同じクラスになれちゃって。もしかしたら、修学旅行も同じ班で、同じ部屋で、マスクももうしなくていいからさ、余計きみの笑顔がキラキラして見えて、未練引きずってさ。だっさいなって思うけど、あのままだったらわたし、いよいよ終わってたよなって

下の名前で呼んでって言ったきみ
「ふたりのときだけね」って返したわたし

実はデートの時何着たら良いか悩んでたきみ
知らなかったから嬉しくってもだえたわたし

「クリスマス空いてる?」ってさりげなく聞いてきたきみ
「今この瞬間埋まりそう」ってこたえたわたし

オンライン授業の間に電話かけてきて、「〇〇不足だよ」なんて珍しく言ってきたきみ
テンパってzoomから退出しちゃったわたし

あーあ全部覚えてら

「終わらせないで」って、あの日一言言ってくれてたら…
まあ君に限って、わたしの思うとおりの行動なんかするはずないんだけどさ。
いまだに頭文字打つだけで、変換候補の1番上に来るきみの下の名前

ねぇ、わたしいま頑張って男の人と付き合ってるんだ。でも、だめだったよ。全然好きになれなくてさ。ああ「終わらせないで」っていうのはわたしだったかな。でもきみは最高にかわいいからさ、最高にかっこいいからさ、素敵な人に会うんだろうな。

また付き合ってくれなんてワガママ言えるはずない
だって、終わらせるべきだった。後少しで手が出るところだった。何度も、何度も、何度も、手を出したかった。気持ち悪いよな。でもきっと君は、優しい人だから、わたしの手を取ったんだろう?わたしのこと、恋愛的に好きじゃなかったろ?
わたしはすきだったよ。自分でも自分に引くくらい好きだったよ。でも、それに気付いたのは最近だったりするんだ。

ねぇなんでさ、別れよって言った後で、あんなにイライラして友達にあたってたの??どうして、今もわたしを下の名前で呼ぶの?言葉数が少なすぎるんだよ。「〇〇が別れたいなら」って言ったよね?君の気持ち、あの時ちゃんと聞き出せてたら。まだ続いてたかな?

11/28/2023, 1:28:09 PM

ねえ違うじゃん
勝手に終わらせないでよ!

"元"恋人は何も言わず出ていった

離れて1ヶ月
まだ忘れられない
そういえば
離れる1週間前くらいから

「ありがとう」

が増えてた気がする

感謝されていたのに
悲しそうに微笑む顔しか
頭に浮かんでこない

……なんで

あの人の妹が


「亡くなりました」


そう告げた

11/28/2023, 1:09:53 PM

終わらせないで
今のような楽しい、
幸せな時間、日常を大切な人と居る時間、
みんなで笑い合える日常が
これから先も続いたらいいのに
いくらこの先どうなっても
この日常だけは誰かの手によって
絶対終わらせないでほしい。
永遠にー。

11/28/2023, 1:09:04 PM

「完治する可能性は、低いです」

その言葉は、あなたをどれだけ傷つけただろうか。

でも、自分の手で自分の人生を終わらせないで欲しい。

分かってる。貴方がどれだけ傷ついてきたのか、頑張ってきたのか。

それでも、私は自分勝手に言うんだ。

「あなたの人生を、あなたの手で終わらせないで」

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