『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の君の訪問。
チャイムが鳴って
扉を開けると
睡蓮の香りがして
霧のように消えた
名前を呼んでも
応えはないまま
静かな雨の白昼夢
【突然の君の訪問。】
ドアの前にちょこんと座り
小さな声で「にゃあ」と鳴く
微かに震える小さな君
わたしは君を運命と名付けよう
〚突然の君の訪問。〛
君は、突然。
僕の家におしかけてくる。
"お前、元気ですか?"みたいな。
君って僕が言うだけで、君は幼馴染の男。
金髪の髪を輝かしながら過ごしてる。
僕の知らない所で君の事が好きな人が何人もいる。
僕も本当は"すき"って言ってるよ。
君の隣で、いつも。
僕は、最初らへんから見ていたら分かるだろうけど、人付き合いがあまり得意ではない。なので、中3の春にあった修学旅行も行っていない。
だって、他人と2泊3日の共同生活なんて嫌じゃん?
……こういう考えなので、行けなかったのだ。みんなが行ったのが関西方面。USJやら、清水寺やらは、いいなあとは思う。君が訪問してきたのは、そんな修学旅行の最終日、もう、みんな家に帰ったかなと思った時だった。訪問してきたのは、親友……という程でもないけど、会えばいつも話をする友人だった。僕の家を唯一知っている友人。僕がコナン好きだと知っている友人。彼はお土産を持ってきてくれた。名探偵コナンキーホルダー、ボールペン、、、割と、というかめっちゃ嬉しかった。これは「お土産をもらった」というだけではない。こういう、些細な心配りの出来る友人に対しての感謝。初めて彼を尊敬したと思う。
突然の君の訪問は、僕の心に深く刻まれた。こういう人の気持ちを考えられる人物に、僕はなりたい。
#2 -突然の君の訪問。-
突然彼がやってきた。
どうやら私に会いたかったみたい。
時間があったから
一緒にお菓子を食べて、
ゲームをして、アニメをみた。
至福のひととき
「そろそろ帰るね、ありがとう。」
『うん、またね。』
-ピピピピ ピピピピ-
目が覚めると午後3時
さて、おやつを食べよう。
突然の君の訪問。
驚いた。
喧嘩したあとだったから。
ささやく声で。
「ごめんね」
突然の君の訪問。
え、どした?大丈夫?
彼はバケツの水を被ったように濡れていた。
「ごめん、ごめん、俺、上手くやれなかった。」
彼は泣きながら私に手を伸ばした。
うん、うん、大丈夫だから、大丈夫だから、
泣く彼を慰めながら私も気持ちを落ち着ける。
そうね、そうね、苦しいね、大丈夫だよ、私がいるよ
子どもみたいに泣く彼はひたすら謝り続けた。
今日の事は全て雨に流そう。
ね、大丈夫だよ、
私がいるよ。
❧
㉖突然の君の訪問。
君はある日やってきた
私の生活に
『お休みしましょう』
という言葉と共に
大好きな本が読めない
何をしても疲れる
何をしても楽しくない
涙がとまらない
よく考えたら
それは突然ではなかった
これまでの生活で起こった
必然だったのだ
「突然の君の訪問。」とかけまして
「映像と音声が合ってません」と解きます。
その心は「訪れた/音ズレた」でしょう。
半年ぶりくらいだろうか、いや、それ以上だろうか。
しばらく学校に行かなかった私のところに、君が来てくれた。
君はいつもと変わらない声で話しかけてくれる。嬉しく感じるのに、心の奥底に罪悪感も湧き出てくる。私と話してたら、私と同じことになるのに...。
「あ...あのさっ、よかったら僕と付き合ってください」
突然の告白。思いもよらず笑みがこぼれてしまいそうで、でも、その気持ちを殺してしまった。君が傷つく姿を見たくないから、悲しむ姿を見たくないから。何より、私は貴方が幸せにしてる姿を遠くから見た方が良いのだ。
君が消えた玄関を、ただぼうっと見つめ、一雫の涙を零した。
ケンカした。
仲直りしないうちに、風邪で寝込んでしまった私。
会わない時間は、一見ホッとしたように思えたけど、一人の時間を過ごすほどに虚しくなる。
こんなことなら、素直に謝れば良かった。
些細なことでお互いを傷つけあってしまった。
次に会ったら私から声をかけよう。
すると夕方、突然の訪問者。
「え……どうしたの……」
「大丈夫かなって、思って」
気まずそうにしながらも、心配してきてくれた。
それが嬉しかった。
「私ね、ごめんね」
「こっちこそ、ごめんね」
ずっと心に感じてたシコリが消えてなくなる。
今度は、私から会いに行こう。
※突然の君の訪問。 保留です。いつも❤︎をくださる方、ありがとうございます。ちゃんと届いております。そして1人小躍りしています。
「やっほ!来ちゃった♫」
玄関を開けた瞬間にそう一言
両手両脇には大きな荷物を抱え
無造作に巻かれ上で団子になった髪
その格好で街中歩いたのかと疑いたくなる
半袖短パンのルームウェアにつっかけ姿
我が友はそこに立っていた。
「取り敢えず...入れてくれない?」
ポロリとオレンジがこぼれ落ちた。
--------------------------------------------------------------------------
「相変わらずおしゃれなお皿が多いね〜」
そう言いながら勝手知ったる顔で食器棚から
何枚か皿を取り出し、買ってきた惣菜類を
手際よく盛りつけていった。
あの大荷物の中は殆どが食べ物、酒類だった。
「そうそう‼︎これを見せたかったんだぁ‼︎」
「じゃ〜〜〜〜ん‼︎」
そう言って一際大きな荷物から大きな何かを取り出し
た。
「え⁇それもしかして...」
「そう!買っちゃった‼︎生ハムの原木‼︎!」
「そんな大きな...いくらしたの⁉︎」
そんな言葉は華麗に無視され、彼女はいそいそと
原木を台に取り付けていた。
「憧れだったんだぁ。自分の好きな時に好きなだけの
量が取れる。奮発して良かった〜!」
カウンターにそれを置くと、今度はさっき落とした
オレンジを絞り始めていた。
私もワイングラスを取り出し、ワインを注ぎテーブル
に置いた。
テーブルの上をあらためて眺めると、色とりどりな
イタリアン料理が並んでいる。
「さてと、乾杯しよっか」
彼女がキッチンから出て、最後の料理をテーブルに
置いた。
私はワイングラスを彼女に渡した。
「かんぱ〜い‼︎」
程よくお腹も満たされアルコールも回ってきたところ
で、私は切り出した。
「...なんで分かったの?」
彼女はふと笑うと
「そりゃ分かるよ。何年来友達してると思ってる
の?」
そう、今日私は5年も付き合っていた彼氏に唐突に
フラれたのだ。
理由は“他に付き合っている人がいる”その人と近々
結婚するんだそうだ。
好きな人ではなく付き合っている。
そして、今まで本命かと思われていたが、いつの間に
か私が浮気相手に降格されていたのだった。
いきなりの事すぎて、どうやって家に帰ってきたかも
記憶にない。
そして、他愛もない会話しかしていないはずの彼女が
何かを察して家に来てくれたのだ。
私はようやく思考がまとまると同時に、視界がぼやけ
始めた。
彼女は私の頭を撫でてくれている。
「ぐやじい"よ〜‼︎」
「1年しか付き合ってない人に私は負けたんだよ〜」
「結婚ってなに⁉︎この前一緒に指輪見に行ったのに」
「私じゃなくて、彼女のために行ってたと思うと、
本当に悔しいよ〜」
私はわんわん泣いた。
この歳になってこんなに泣くとは思わなかった。
友はずっと黙って私の話を聞いてくれていた。
「よし!じゃあ今から奴の家に殴り込みに行きます
か‼︎」
空になったワインボトルを片手に友は言った。
友の目は笑っていなかった。
「え⁉︎いいよいいよ。そんな事しなくて‼︎」
その後も冗談を交えつつ、お酒を酌み交わしていくう
ちに私の気持ちもだいぶ楽になった。
「今日は本当にありがとね。」
ぼそっと言うと、友はにやりと笑い
「こんな時はお互い様だよ。ノープロブレム。」
きっと慌てて来てくれたのだろう。
私のためにこんなにもたくさん買い物もして、折角
お風呂入っていたのに汗だくになりながら駆けつけて
くれた親友。
友の笑顔がとても眩しく見えた。
『突然の君の訪問。』より
突然の君の訪問
いつだって君はそうだ、いつも突然でこっちの都合もお構い無しさ。
毎日のように訪れてはいつもの場所に僕を誘う。
待ってと言ってその時は引き下がってくれても、しばらくしたら倍返しの如く。
かと思えば突然音沙汰が無かったり、久々に来たと思ったらら滝のよう泣きじゃくって僕をその場から離さない。
だけど君と会えると安心するのは本当は僕の方なんだ。
そうこうしているうちに今日もまた…。
さて、今日はどんな君と会えるのかな。
今日も便器へ駆け込む。
「忘れもしない、あれは1998年7月25日。
酷く暑い日の昼下がりだった」
「またその話か、勘弁してくれよ……
あぁ、あの日は暑かったな。酷く暑かった」
「あの日も今日と同じように、
冷えたビールを片手に映画を観ていたんだ。
観ていたのは確か……
『My Neighbor Totoro』だったかな」
「いや、『Porco Rosso』を観てたよ。
間違いない」
「そうだったか?
まぁ、そうだったかもな。
とにかく、そんな平和な時間を過ごしていたら、
ビル、君たちSWATが来たんだよな。
うちの玄関を蹴破って」
「SWATと麻薬取締局の合同チームだよ。
麻薬捜査官が主導権を握ってた」
「で、君らは僕に言うわけだ、
『ブツはどこに隠した!』て鬼の形相でね。
僕は咄嗟に『ベッドの下です!』て叫んでたよ」
「あぁ、それでベッドをひっくり返して、
大量に出てきたアニメビデオの山を見た時の
麻薬捜査官どもの顔ときたら!
傑作だったね!」
「宝の山を見つけたクック船長のような?」
「そんな顔するのはお前くらいなもんさ、ジョージ」
「ビル! 同志よ!
君も似たような顔してたぜ!」
「俺はもっと理性的で
渋みのある顔付きをしてたと思うがね」
「毎週、うちにアニメを観にくる男は、
もっと締まりのない顔してるけどね。
ビルって名前なんだけど」
「ぬかしてろ」
「まぁ、これが麻薬取締局が家を間違えた事件と
僕が親友を得た顛末なんだけど……
連邦捜査官殿、今日またうちの玄関が蹴破られ、
突然の君の訪問。なわけだけど、
これもまた誤認だと思うよ?
いや、いまの段階で誤認というのは行き過ぎかな。
何れにしろ、僕達はもっと理解し合う必要がある。
そうだろ?
……それでその……
そろそろ銃を下ろしてくれると、
ありがたいんだけど……」
// 突然の君の訪問。
台風が近付いて来ているせいで、風が強い。外を見ると、街路樹が風に煽られて枝葉を大きく揺らしている。坂の上にあるこのオンボロアパートに住み始めて半年。台風の直撃は初めてだ。
強風で今にも吹き飛びそうなアパートの様子に、不安が募る。そうは言っても出来る対策はしたし、このまま起きていても仕方ない。そう思い布団に入り眠ろうとした時、外から微かにネコの鳴き声が聞こえた気がした。耳を澄ませて次を待ったが、聞こえてくるのは吹き荒れる風の音ばかり。気のせいかと寝返りを打つと、またひと鳴き聞こえた。聞き間違いではなさそうだ。
窓を開け、暗がりへ向けて「おーい」と声をかけてみる。するとニャア、と聞こえる。もう一度「おーい」と呼びかけると、生い茂った草の中から白い塊が飛び出してきた。
その白い塊はまっすぐこちらに駆けて来た。そして窓際にいる人間を物ともせず、室内に文字通り転がり込んで来た。あまりの急展開に驚きながら、そっと窓を閉め、部屋の明かりを点ける。白い塊に見えたそれは、曲がったしっぽに白いビニール袋を引っ掛かけた黒い仔猫だった。
こちらの驚きとは裏腹に、何事もなかったかのように毛繕いを始めた黒猫は、かぎしっぽをひと振りしてビニール袋を払い除けた。そしてこちらをチラリと見てニャン、とひと鳴きしたのだ。
これが、俺とこいつとの出会い。
この続きはまたいつか。
―――よるのゆめこそ [出会い]
#56【突然の君の訪問。】
突然いなくなったくせに。
また突然きて。
「あのとき好きって言ってくれてたら付き合ってた」
だなんて。
#突然の君の訪問。
突然の君の訪問であった。
律儀にドアを開けてやってきた。
「ちょっと早くない?」
苦笑いで呟く。君は笑いながら一歩一歩、こちらに向かって進んでくる。
「まあ、良いんだけど。」
視界が暗くなってきた。時間だ。
「よろしく、僕の天使さん。」
純白に身を包んだ、羽のついた天使は優しく僕の手を握った。どうか、天国まで連れて行ってくれ。
お題:突然の君の訪問。
当然の君の家への訪問
ピンポンって君が顔出して
お邪魔しまーすってちょっと強引に家の中に入る
3年前までは違ったんだけど、3年間ずっと好きなんだよね、私。
中2の時にできた2人目のカレシにひっどい振られ方して。
友達や親友やお姉さんの雪ちゃんに慰めてもらったりしたけど
2週間たってもまだちょっとしか立ち直れなくて
君が言った。
俺なら絶対、奈央を悲しませるようなことはしないけどね
じゃがりことポテチとみかんと梅のお菓子とカントリーマーム、どれ最初に食べる?
…わかってるくせに
え〜、どっちぃ〜?
わざとらしっ笑 もちろんじゃがりこ
あっ、コーラとスプライトとオレンジジュースもよろ〜
言っとくけど、一応これ勉強会だからな、
俺は理数得意だけど文系無理だから奈央に教えてもらうし、
奈央は理数と英語むりだから俺が教えるんだからね、
わかってるって〜
青木とかみゆきとか、心海とかって変な感じに気使うからね、
ダイエットがなんとかとか言うし。
たまにはお菓子パーティーしたくなる
母ちゃん、ジュースの3点セットをでっかいの買ってるあるから、いつでもきてねって言ってるよ笑
ーーーーーーーーー
突然の君の訪問
昨日と同じように青木とかみゆきとか心海さんとかと勉強会してるんかと思ってたからちょっと驚いた。
母親がスプライトとコーラとオレンジジュース買ってるから木曜とか来いよって明日誘うつもりだったんだけど、もう来ちゃったみたいです(笑)
幼馴染の君のことは6年前から好きだよ。
下手したら10年近くいる君のことは、結構ずっと好きだったと思う。
だけど、六年前に君が告られて、初彼できた時に気がついた。あぁ、僕って奈央のことが好きなんだなって。
四年前、2人目の彼氏ができたと一ヶ月後に聞いた。
すぐ教えてくれればよかったのに。とか思った。
みゆきは俺の気持ち知ってるからこいつが内通者
三年前、青木と心海さんが付き合ってちょうど2週間経った日に奈央がカレシに振られたって悲しんでた
三日後くらいに勉強会して、口すべりかけた。若干すべった。
俺だったら奈央のこと悲しませたりしないのにって。
たぶん失恋したてで気がついていなかったっぽいけど、やばかった。
今俺たちはまだ幼馴染だ。
高2の今年は、夏祭りの二日とも誘おうと思ってる。
毎年、市内で二つのとこで夏祭りやるから、
1つはクラスの男女で楽しもう!ってのと、2つ目はカップル、もしくは友達と行くやつだ。
青木と心海さんは毎年2個目に行ってる気がする
三年前はみゆきと、2つ目に行ってた。二年前は前日に青木が風邪ひいたとかで心海さんとみゆきと俺でみんなで行った。
去年は奈央が風邪だった。
今年は、青木と心海さんは決まってるらしいし、たける(親友)とみゆきはやっと(高1からの両片想い)付き合えたからOK。
なおは相手がいないから、俺が誘って告る。
#今年の目標
そう思って今日は、
突然の奈央の家に訪問
突然君の訪問
ピンポンって玄関のインターホンが
なった。
男は玄関をあけた
数十年振りの君に
ドキドキしていた。
[久しぶり ]
[ ああ。久しぶりだね ]
二人は
数十年振りに
話した
色んな話をして
君から頬に
Kissしてきた
この後二人は
愛し合ってしまった