『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の別れ…そう突然の別れ
だったね…
もう…会えないのかと
思っていた
再び君に会えたのに
どうして君は離れようとするの?
まだ始まってない恋を
君と始めたいのに
「ほな行ってくるからね」
「うん」
「5時半には帰るから」
「お昼冷蔵庫のもんなんか食べときや」
「うん」
そう言ってバイトに行った母は帰ってこなかった。
ごめんね、母さん、ごめんね
突然の別れ
さよならは突然にってことか。引っ越しとか死んだりってことだよな。あんまり縁がないからよくわかんないな。
そんなことよりジャンプの感想でも書くか。今週はなにから読んだっけな。
なにから読んだか忘れたから呪術から。東堂参戦からの強すぎだろな展開で最後のヒキが強すぎる。次がめっちゃ気になるな。やっぱ呪術面白いわ。
次はサカモトデイズだったかな。途中で読まなくなった作品で今はほとんど読んでなかったけど今出てるキャラがかっこいいから今は読んでる。面白かった。
で超巡かな。ギャグ漫画として確固たる地位を築いた感あるな。既に作品がベテランのように感じる安定感。面白い。
アストロはこれからも見るけど正直つまんないな。さいくるびよりだったかはなんとも言えない微妙さ。
鵺とカグラバチは正直ちょっと微妙な感じになってきた。今一面白くない。
そういやキルアオがあったな。今週はかなり面白かった。あとは巻末にルポ漫画があってこれも面白かった。
ジャンプは面白い漫画が多いけど見たいと思える作品は正直呪術くらいであとは読めなくても別にいいかってくらいの作品が多い。この辺ままゆうに期待してたけどあれだったしな。
とはいえ三大雑誌の中ではやっぱり一番読める作品が多いと感じる。ジャンプも頑張ってるし俺も頑張らないとな。
「あなたも好きなんだけど、嫌いになったわけじゃないけど、あなたよりもっと好きになった人ができたんだ」
そろそろ親に会わせようかと思っていた時だった。
突然の別れ、あれから時は流れた。君はどこかで元気に、そして幸せに暮らしていると思いたい。
#7 突然の別れ
[突然の別れ]
私だってみんなに早く別れを与えたいよ
私だって早く天国へ逝きたいよ
早くあなた達「あの子、死んだの突然やったねーw」って会話させてあげたいよ
早く天国へ逝きたい
早く天国へ逝きたい
早く天国へ逝きたい
貴方から
『俺あと1ヶ月なんよね ここにいるの』
『東京の大学院いくんよね』
って聞いた日
ボロ泣きしたよね
そこから1ヶ月 ほぼ毎日会って
最終日も会ってくれた
最終日 貴方は
「ばいばい」じゃなくて
『またね』だったよね
だからまた会える日を
楽しみに今を生きてるよ
#突然の別れ
眠ってるあいつの耳に水かける 泣き言は向こうで いざさらば
突然の別れ
作者の自我コーナー番外編
そいつは祖母の家に居ました。
私が生まれる前から居るそいつはでっぷりと鎮座していて、
さながら大御所のよう。いつも堂々としていて、機敏に動いているところなんて片手で数えられるくらいしか見てないのではないでしょうか。メロンとヨーグルトが好きな贅沢者でした。
いつからいるのかは定かじゃなくて、いつの間にか居着いたというのが正しい表現らしいです。だから過去のことは何も分かりません。野良、ではないでしょう。野良ではこんなに威厳のある姿を保てません。だとすれば、飼われていた?もううちの奴同然の振る舞いをしているのに?
でもだって、外に出れば色んな名前で呼ばれているんですよ。
『クロ』
『ジャック』
『あんず』
同一の存在を呼んでいるはずなのに、ここまでバラバラな事がありますか?全く謎でした。今だって、ずっと。
2時間前、そいつは普通に動いていました。いつものようにのしのしと緩慢な動きで歩いていました。もうご隠居の散歩です。とうに平均寿命は過ぎていて、ここまで来るとずっと生きてそうだなと思いました。思ったことありませんか、こいつは殺しても死ななさそうだなと。
そんな訳ないんですけどね。死は誰にだって平等です。
18時、インターフォンが鳴りました。
新聞の集金かと思いました。にしても遅いけれど。
でも血相を変えた人が立っていて、ねこが、と。その人の話を最後まで聞くことなく、私は祖母を呼び、自分は外に駆け出しました。
2時間前、私がそいつを見た場所で猫が伸びていました。
頭から血を流して。撥ねられたそうです。
何もそっくりその場所に居なくてもいいのに。
猫は死に際を見せないと言われています。
だとすれば、あいつは相当の間抜けです。
あんな自立しないぬいぐるみみたいな姿を晒して、逝くなんて。貴方がダンボール箱に大人しく入ってる姿なんて見たくなかった。
猫って意外とそそっかしいですね。みんな威風堂々としていると思ってました。動かない髪ゴムに興奮したりはしなかったから。
そのせいで猫にそんなイメージがない従兄弟が、機敏に動く猫にビックリして怖がるようになってしまいました。
私たちにとって猫は1匹しかいなかったから。
そんな機敏なヤツももう随分貫禄がついてきました。
貴方の歳(推定)を越しました。猫って本当に長生きですね。
本来なら貴方ももう少し生きてくれたんでしょうか。
たらればなんてらしくないけど、ふと考えてしまいます。
『突然の別れ』
「永遠に続くものなどない」
充分にわかっていたつもりだった。
この楽しさや幸せにも、いつかは終わりが来るとは思っていた。
けれど、本当に、こんな唐突にそれがやってきて、あまりにもあっけなく日常が崩れるとは思っていなかった。
あんなにも受信メールを開く手が震えたのも、
開いた画面を見て本当に崩れ落ちたのも、
無意識に何の意味も持たない言葉で叫んで泣いたのも、初めてだった。
最後に見たのはいつも通りの優しい声と美しい笑顔だったから
こんなにも突然別れが来るなんて考えてもいなかった
今でもまだ、夢ではないかと
目が覚めたらまた会えるはずだと
「受け入れられた気がする」なんて言ったくせに、心はいまだにぐちゃぐちゃだ。
心に深く空いたこの穴は、もう一生埋まることはないのでしょう。
いつかみんな誰かと別れて行きます。
それがゆっくり離れていくのか突然の別れになるのか…
それは誰にもわかりません。
突然の別れに悔いが残らないように生きたいものです。
出会いと別れは誰にも等しく訪れる。幼少から沢山の出会いを経験して人は成長していくのだけれど、例えば幼稚園や保育所から小学校へと進学をする時に別れも経験することになる。そして小学校ではより多くの出会いがあるが、転校という別れもまた初めて知ることになる。中学への進学も高校や大学への進学においても同じように別れを経て、新たな出会いが訪れる。
もちろん、この出会いと別れが誰にも寂しいものであったりかなしいものであることは決してない。馬の合わない人や嫌いな人、悪口や陰口を吹聴する人や誰かをいじめる人。自分をいじめてくる人や、それを見て見ぬふりをする人。自分にとって様々な要因のもとに目の前からいなくなっていくことが、何よりもの心の救いである人も少なくは無い。
逆に、とても信頼をしていたりまるで家族兄弟かのように息が合う友人がいる。或いは恋心を寄せていた憧れの人がいる、交際している人がいる。そんな折に互いに環境が変わることで訪れる別れに、酷く悲しむことも塞ぎ込むこともあるだろう。別れが誰にでも訪れるものであれど、一喜一憂する要因はまさに十人十色。
私は保育所で育った、笑顔が溢れ活発で元気みなぎる環境で駆け回り、時に喧嘩をして泣かせたり泣いたり。今思い返しても鮮明に蘇り、あの頃に戻れたらと恋しくなることがあるほどに人生の中で最も濃密だったように感じられる時分だ。皆さんも街で見かけたことがおると思うが、保育所(保育園)はよくお散歩をする。年少者は乳母車(小さな子どもを乗せて押す為のカート。おさんぽ車とも)に乗って、しっかり歩いたり走ったりできる年頃では先生の見守るなか元気に自然と触れ合う。あの時見た光景も感じた風も匂いも音も全てが懐かしく愛おしく、はっきりと記憶に残っている。
園庭を駆け回ったこと、竹馬で遊んだこと、メンコ(牛乳瓶の紙蓋)で遊んだこと。給食を残して先生に叱られたこと、友達を叩いて泣かせて叱られて自分まで悲しくなって泣いたこと。みんなで裏山に登って鉄塔の足元でどこまでも見える街並みに感動したこと、道中で摘んで食べた木いちごや山ぶどうが美味しかったこと。数え切れないほどのたくさんの思い出がある。同い年の友達とは兄弟のようにいつも楽しく笑い合った。
卒園式を思い出しても鮮明に蘇らないのは、涙のせいだ。卒園式を控えたころ、先生たちと練習をした。先生がお母さんやお父さんに宛てた手紙の書き方を教えてくれたり、証書の受け取り方や挨拶の仕方を教えてくれた。あと数日でいつもとは違う「さようなら」と「ありがとうございました」の挨拶を言わなければならない、友達に「さようなら」を言わなければならないのに当日までまるで実感が持てなかった。
別れが迫る中、遊んでいる時に泣き出す子もいれば、お迎えの時になって帰りたくないと泣く子もいた。私は五人兄妹の四番目の三男。兄妹は皆、この保育所で育った。父は私三歳の頃に他界した為、母女手一つで必死になって育ててくれていた。だから夕方になると先生たちと一緒に友達のお迎えを持って、「またあしたね」と帰宅を見送った。そのあとは職員室で夜九時まで先生や園長と折り紙をしたりお菓子を食べたりしながら母の迎えを待った。こんな毎日を年少の頃から送っていたからこそ実感が持てなかったのかもしれない。私にとって先生たちも家族そのものだったし、保育所が家のようにあたたかい居場所だったから。
卒園式では、恐らく誰もが知っている「きみとぼくのららら」、「ともだちになるために」、「おもいでのアルバム」を歌った。歌ったつもりではいる、でもきっと声すら出ていなかったかもしれない。歌を歌う前にお母さんやお父さんへ感謝の手紙を読んだ辺りで、今日、この日この時が終わるともう皆と離れ離れになって会えなくなるんだ。もう保育所に居られなくなるんだと自覚して涙か溢れてきた。泣くまいと堪えたものの、嗚咽が止まらない。みんな涙を零しながら、嗚咽しながら必死に歌を歌った。これまでどんなときも一緒に過ごしてきた兄弟のように絆で結ばれた友達と別れることになる、みんなそんな思いでいた。卒園式には母、長女と長男が来てくれていた。でも涙で視界がぼやけてどこにいるのかよく分からなかった。さっきまでそこにいたのに溢れて止まることの無い涙が、寂しいかなしい現実をぼやけさせていた。それがさらに涙を呼んだ。
証書を貰って園長から「何時でも遊びに来てください。ここは皆さんの二つ目のお家です。もうひとつの家族です」そう声をかけられてまた泣いた。そのあとは家族全員で母の運転する車で帰宅くした。その後、保育所の友達のうち、四人だけが同じ小学校へ進学した。そのうち二人とはいつも一緒に遊んだが、もう二人は同じクラスになることがなく遊ぶことがなくなっていった。六年生になって、いつも遅んでいた友達と、同窓会をしよう言う話になって保育所へ飛び込んだ。居なくなった先生が二人ほどいたけれど、残った先生はみんな優しく迎えてくれた。そして、もう一度みんなで集まりたい、遊びたい、たくさん話をしたいと想いを伝えると園長が全て任せなさいと背中を押してくれた。
小学校を卒業して中学校へ進学してひと月ほど経った頃、友達から保育所の同窓会を開催するという連絡を受けた。当日をまだまだかと首を長くして待っていたあのころの記憶もまたしっかりと残っている。始まって間もない中学校生活の不安などどこへやら、同窓会のことだけが頭の中を駆け回っていたのだ。
同窓会にはほぼ全員が集まった。みんなで抱き合って、みんなではしゃいで語り合って遊んだ。お菓子やジュースを保育所が用意してくれており、保育所も体育館も全て貸切にしてくれた為、幼かったあの頃のように園庭年甲斐もなく遊んだ。色んな種類のジュースを混ぜて「闇ジュース」を作って園長に飲ませてみたり、お菓子の美味しい食べ合わせを試してみたりもした。体育館で記憶を頼りに和太鼓を叩いて演奏してみたり、裏山に登って様変わりしたけどどこか懐かしい街並みを眺めてみたりもした。
再び訪れた別れの時間がとても寂しかった。次はもう会えないかもしれない、こうして集まれないかもしれない。もう、保育所で集まることも語り合うこともできないかもしれない、そんな考えが胸を強く打って涙が溢れようとしていた。友達の「また会えたら会おう」の一言で、涙をぐっとこらえて笑顔で「じゃあね、また!」と手を振って別れた。
その後は同じ中学に進学していた友達も転校したり、私が引きこもったりしたこともあって全ての縁が切れてしまった。もうどこで何をしているのかも分からないし、全員の名前を思い出すことなどできない。一人二人を思い出してやっとだろうか。保育所で出会い、たくさんの思い出を作ってくれたみんなに会うことはもう叶わないだろう。でも、人との繋がりや縁、絆や尊ぶ心は彼らと過ごした時間に養われた大切な宝物だ。これはこれまで一度たりとも無駄にすることなく、一瞬も手放すことなく生きてきた。だから大人になった今も良い園に恵まれ、よい知己に恵まれるのだろう。人を思いやる心、人の気持ちに寄り添うことで感じる大切な心をくれたみんなのことは、たとえ名前がわからなくなってしまったって思い出や存在までは忘れはしない。
小学校では病気で友人を失くした。宮城で過ごしている時は、仕事でお世話になった方を病気で失くした。宮城で出会ってきた人たちとも、私が広島に帰ったことで別れてしまった。そして、縁も絶ってしまった。
たくさんの別れの上に、私の心の中には「一期一会」という言葉と考え方が強く根付いていった。もう二度と会えないかもしれないから、今この時を大切にしようと思うようになった。だからだろ、宮城で恵まれた只一人の友人は今でも年に数回連絡を取り合う。そして、その時は六時間から八時間も語り合ってしまうのだ。
様々な別れ、辛い別れや実感の湧かない突然の別れ。出会いの数だけ、別れがあるがその一つ一つはどんな関係性だったかで意味も心も変わってくる。だけれど、他彼の数だけたった一度の縁に意識するようになる。
必ずしも訪れるものから、次に訪れる縁を尊び、大切にできる心を養うことはとても意味のあることであり、それは別れてきた人々への、ひとつの「恩送り」なのかもしれない。
5/19「突然の別れ」
「じゃ、そういうことで」
彼女が未来から来た時間管理局のエリートでオレとの生活は全て偽造で今から未来に帰る、と言われたオレの心情を200字以内で答えよ。
(所要時間:3分)
5/18「恋物語」
「こうして、王子は来る日も来る日も、愛しの姫の窓辺を訪れ、彼女が顔を出すのを待ちました」
「役目すっぽかしてストーカーなんてダメ王子すぎん?」
(所要時間:分)
5/17「真夜中」
目が覚めたら真夜中だった。
何の音もしない。静まり返った部屋。今なら見えない何かが出てきてもおかしくない。
頭から布団をかぶる。眠れない。やばい。
ひらめいた。このまま時間を過ごせば朝になる。問題ない。
と思ったら、眠ってしまったらしくあっという間に朝だ。まあ、そんなもんか。
(所要時間:6分)
5/16「愛があれば何でもできる?」
何でもできるのが愛なんじゃないの?
と言ったら、「じゃあアタシのために路上で裸踊りして」って言われた。ごめん、無理。
いや、それ愛関係ある?
(所要時間:2分)
5/15「後悔」
後悔先に立たず・役に立たず・後を絶たず。
わかっちゃいるけど、やめられない。
(所要時間:2分)
5/14「風に身を任せ」
長い髪を、風がなびかせる。いや、そういうレベルじゃなかった。かなりの強風だ。
風にあおられて飛んで行きそう。うん、飛んで行けたらいいなぁ。どこまで行けるだろう。
色んなものを失ったばかりで、私の足元はおぼつかない。
(所要時間:4分)
5/13「失われた時間」
ごろごろしてたらタイムスリップした。さっきまで13時だったはずなのに、もう16時だ。おかしいな。
休日の貴重な3時間は、一体どこへ消えた?
(所要時間:2分)
5/12「子供のままで」
その笑顔、ずるいんだよなぁ。
幼稚園の時から、なーんにも変わってない。
(所要時間:2分)
5/11「愛を叫ぶ。」
「バカヤローーーーー!!」
原付を走らせて到着した海で、夕日に向かって俺は叫んだ。
あいつのこと、まだ愛してたから。
(所要時間:2分)
5/10「モンシロチョウ」
春が来た、と感じる。モンシロチョウが飛んでいるから。
その記憶は、ここ移住しても変わらない。ガラスの向こうで飛ぶ白い蝶を見て微笑む。
「おばあちゃん、穏やかな顔してるね」
「ああ。きっと昔のことを思い出してるんだよ。まだ街が地上にあった頃のね」
(所要時間:3分)
5/9「忘れられない、いつまでも。」
苦しい。けれど、捨てられない。
俺の罪だ。忘れられない、いつまでも。
「何であの時俺のですなんて言っちまったんだーーー!!」
出来心で拾った、落とし物だったはずの推しのキーホルダー。捨てることもできず、俺の手元で俺の心を苛み続けている。
(所要時間:4分)
5/8「一年後」
初めて植物を育ててみることにした。ラボ見学に行った時の売店で買った、よくわからない草だ。今時植物なんて売っているのが珍しかったから。
一年後。
「なんじゃこりゃあ…」
「なんじゃこりゃあってなんやね。あんたはんが今まで丹精込めて育てたから、その熱意にお応えして咲いたんやないの。開口一番それはないわぁ」
やたら喋る花が咲いた。
(所要時間:4分)
5/7「初恋の日」
名前も顔ももう覚えていない。物心ついたかどうかの頃だから。
でも確かに、僕は恋をした。
誕生日に来てくれた、あの子の笑顔が眩しかったから。
忘れられない、初恋の日。
(所要時間:3分)
「突然の別れ」
一枚のハガキで突然の別れを切り出され
アナタなんてもう知らない
勝手にすればいいわ
「突然の別れ」
縁を切ろうと思って何年もかけて疲れながらもノリ悪く接して疎遠にするのと
あれ〜?そういえば最近会ってないなあ?で数年経っていて、なんか今から連絡とるほどでもないなあと疎遠になるのと
心境は大きく違えど、やってる事だけ見るとちょっと似てる気がして
この現象に名前はあるのかしら
君が僕の前からいなくなるなんて考えた事もなかった。
「本当に、何処行っちゃったんだろうね」
君がいなくなった代わりに部屋に増えた白い壺を撫でて問いかける。
返事は無い。
『突然の別れ』
小満 若葉満ちて 美しい
ハクチョウ 親に寄り添そい 美しい
「突然の別れ!」
唐突に、わたしごとになりますが、
別れを、自分の口から切り出すのは
とても、勇気がありました。
悩み、苦しみ、これから先
わたしたち二人が、上手く行くのかな
不安でいっぱいでした。
その不安たるものは、遠方で
連絡して直ぐに会える関係ではなかった!
遠距離恋愛、恋愛なのか?
わたしには良く分からないままに、
あの子を受け入れてしまったことから、
始まった儚い恋物語なのかもしれません。
いいえ、わたしよりあの子のほうが賢くて
それでいて、若い恋愛に対してわたしは
未経験者、それも同性からの愛の告白なんて
色々と戸惑うこともありました。
同接したら良いのかも悩みました。
女の子同士の愛の深め方や、どう愛を
伝えるのかも、分からないまま、
その類《たぐい》の事を調べたりして
あの子を喜ぶ事を、やってみました。
もし、わたしが勇気を出して会いに行って
しまったら、きっとわたしはあの子の
いのままに受け入れてしまうでしょう。
怖さもあり、少しは好奇心もあり
その準備をし始めてる前に、もっとあの子の
ありのままの姿を求めました。
なにか不都合な事があるのかなって
思い、それをきっかけにわたしの恋は
不安へと心は変わりました。
ズルズルとこのままの関係を続けるより
少しは距離を取り、心のクールダウンを
した方が、お互いの為だと思い。
そしてわたしからお別れの言葉を告げ
この儚い恋物語に終わらせた。
やっぱり恋愛は難しいと今回の事で
わたしの恋に対する扉は、堅く閉じてしまった。
突然の別れは相手が思いもよらない
展開で起きます。
傷付けてしまってごめんね。
わたし都合で、もう少し恋と言う
感情がどう言う事なのか分からないまま
付き合わせてしまった事をお詫びします。
また、どこかで会える時が訪れたら
その時は思いっ切りわたしを責めて下さい。
恋に臆病な、めぐみより
それは
突然のことだった
作品番号5「突然の別れ」
突然の別れ…
別れれば一つの文字を変えるだけ
君のいる夏 君のいた夏
テーマ「突然の別れ」
君に出会ったあの日のことは覚えているよ。
初めて教室で集まった日。
今、思い出せば一目惚れだったのかな。
それからたくさんお話したよね。
君の好きなもの。私の好きなもの。
今日あったこと。テストの結果。
あの日のバス停でバス待つ時間は幸せだった。
もう少しだけバスが遅れてほしいなんて
思っていたよ。
でも、君は言った。違う学校に行くんだ。
笑顔で言う君の目が見られなかった。
笑顔で返した「そーなんだ」
君はいなくなった。バス停での時間が
長く感じる。1人は寂しい。
何も無かったかのようにすぎる日々がもどかしい
君に今でも会いたい。そう呟いた。