『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
4月15日
「別れよう。」
付き合って5年記念日。
彼氏からの突然の別れを告げられ私たちは別れた。
理由はすぐにわからなかった。
_数時間後_
「私はずっと貴方のことを忘れないからね。」
そう送ってスマホを閉じる_
5月15日。
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6月15日。
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7月15日。
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8月15日
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9月15日
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10月15日
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「私の手が届かない場所で元気にしてる?」
「大好きな彼女が会いに来たよ」
私は別れてから、1ヶ月事に彼氏の実家に行って
彼氏のいる目の前でそう呟く。
_彼と別れて数時間後の頃_
彼の両親から突然メッセージがきて彼が別れを告げた
理由を全て理解した。彼の両親から
彼が病気で余命宣告をされておりそれを私に
知られたくなくて別れを告げたと言っていた。
私が泣き虫で心配性だったから、最後まで、
気を使ってくれたのだろう。
彼は最後まで私のことを「もっと愛していたかった」
「花嫁姿を見て歳をとるまで一緒にいたかった」
「俺の大好きな彼女の手をまた握ってやりたかった」
そう言って泣いていたらしい。
「1ヶ月に1回、会いに来てくれるといいな。」
最後にこの言葉を告げて彼は亡くなったらしい。
だから私は
1ヶ月ごとにいつもシオンのお花と、
彼の好物のおはぎを持って彼の実家へと行く_
シオンの花言葉は_
「あなたを忘れない。」「遠方にある人を想う。」
突然の別れ
君は突然会えない人となった
もう、願っても戻っては来てくれない
あぁ、もっと話していたら。ありがとうを言っていたら。
ごめんねを言っていたら。
数えても数え切れないくらいの沢山の後悔が襲ってくる
また君に会いたい、話したい。
こんなにも突然の別れなんて...認めたくない。
なんで君が。なんで君がいなくなるの...。
どうか、もう一度戻ってきて...。
目が合うと時が止まったように、お互い見つめ合った。
先に彼の方が我に返り、ずんずんと近付いてきた。
「もしかして……ゆう?」
彼は驚きで目を見開きながらそう言った。
彼とは小学校以来だった。
僕の通っていた学校に彼は転校してきた。
黒いランドセルの肩紐をぎゅっと握りしめて彼は笑顔で挨拶をした。
僕の隣の席に座るよう、先生が促した。
彼はランドセルを下ろしながら、よろしくと声を掛けてきた。
「よろしく!何かわからないことがあったら聞いて!」
僕は、慣れない環境で勝手がわからず困るだろう彼を支えようと、誰に頼まれた訳でもない使命に燃えていた。
彼は「うん、ありがとう」と返してきたが、
それから1週間、彼は僕の手を何も借りなかった。
僕は彼の姿を無意識に目を追っていたが、先生に聞いている姿さえ見なかった。彼は慣れた様子ですぐに馴染んで行った。
休憩時間には僕らと遊ぶが、放課後に誘っても彼はのらりくらりと誘いをかわした。そんな時、彼は決まって同じような笑みを浮かべた。その笑みは壁となり、彼が扉を閉めるのが見えるようだった。
僕は彼の内側に入りたくて躍起になった。どこかミステリアスでカリスマ性のある彼に近付けたら、僕も特別になれそうな気がしていた。
彼が登校したら真っ先に声を掛け、目が合ったら手を振り、休憩時間も彼を誘い、放課後も諦めずに誘い続けた。
次第に、一緒に登校するようになり、放課後もたまに遊んでくれるようになった。
相変わらず、1歩引いたような笑みだったが、彼との距離は少しずつ近付いていた。
そう思っていたのに。
いつもより少し遅くまで一緒に遊んだ次の日から彼は学校に来なくなった。
転校した、と告げる先生の声が遠くの方で聞こえた。
(テーマ:突然の別れ)
アメリカで留学中の彼が帰ってくると聞いた。
1年ぶりに彼に会えると思うとすごく嬉しくなった。
だが、帰りの飛行機が事故に遭い、彼は亡くなった。
大好きな彼がもうこの世にいないのに、
なんで何も感じないんだろう。
大切な人は、突然いなくなるんだね。
突然の別れ
いつもと変わらず君と遊んで。
いつもと変わらず今日も別れる。
また明日も同じ時間に、なんて。
なのに君は見つからなくなって。
何も言わずに、消えてしまった。
深いと思っていた関係は、
何もせずとも消えてなくなった。
所詮、その程度の繋がりだったのか。
突然の別れ
人生、何があるかなんて分からないものだ。本当にそう思う。こんな経験、俺には無縁だと思っていたが、どうやらそんな事なかったらしい。
「昨夜、○○県○○市、○○にて遺体が発見されました。遺体の身元は既に分かっており、警察は何らかの事件性があるとみて調査を進めています。この男性は昨夜───」
冷水をかけられたような感覚が俺を襲った。お前、この間まで元気だったじゃんかよ。
…夢かもしれない、なんて希望も虚しく、俺は今コイツの葬式に来ている。
「…お前、今日で20なんだよな。」
おめでとうの一言すら言えなかった。こんなにも突然の別れが来るなど到底思ってもいなかったから。
「…誕生日、おめでとう。…好きだったよ。」
昨日まで仲が良かったはずの友達が突然離れていってしまった。
どうしてだろう。
私のことが嫌いになってしまったのかな。
なんていう、ネガティブ思考が頭を巡る。
私達の仲はこんなものだったの?
どうして、
どうして、、
どうして、、、!
そうだ
私も君から離れよう
今度は仲良くなれるかな、、、?
また、もう一度
突然の別れ
あなたは願っても帰ってこない。雨が降っている夜あなたは突然の死を遂げた。理由は誰もわからない。でも俺には予想がついた。モラハラだ。あなたはいつもやつれたように帰ってきた。でも葬式に出ているとき俺は涙一つ出なかった。周りから聞こえるのはかわいそうね。と言う声だけで誰も俺の存在に気づく人はいなかった。あなたは屋上から飛んだ。俺はそれを止めようとあなたの手を掴んだ。でもその手はするりと抜けてあなたは頭から鈍い音を出して落ちた。もしも俺が生きていればあなたに寄り添えたかもしれないのに。そんなきれいごとを考えながら俺とあなたは天へと仲良く上っていった。
2024 5/19 ♯14 〈突然の別れ〉
突然の別れといえば、今年の四月に祖母の家で飼っていた元野良猫が死んだことを不意に思い出す。
その猫はよく冬になるとコタツの中に何食わぬ顔で入っていた。僕が幼いときにコタツに足を不器用に突っ込んだ時、猫に引っ掻かれたのはまだ根に持っている。そのおかげで、それ以来僕がコタツに足を入れるときはゆっくりゆっくり、コタツの中を必要以上に確認しながら入れるようになった。今となってはとんだ無駄手間でしかないのにこの癖は直る気配を見せない。なぜだろうか。
もしかしたら、本当は猫がいきなりコタツの中から出てきたら、本当は死んでなかったらなんて夢物語を想像する時間を稼ぐためにゆっくりゆっくり覗くのかもしれない。
もうコタツには人の脚しかないのは、言うまでも無い。
突然の別れ
いつもそばに居た君達は。
ある日を境に。
そばに居なくなってた。
高校生になると、それぞれの道に行くから。
学校が違ったりすることがある。
いつも他愛のない話をして。
笑って、泣いて、ケンカして。
そんな日常が僕には続くと思ってた。
けど、学校が忙しいせいで。
みんなと会うことすら難しくなった。
いなくなったわけじゃないのに。
どうして、、。
心の距離が離れていくの?
僕の心が弱いから。
君達が僕の知らない話をしていると。
置いて行かれている気がして、寂しいよ。
友達と会わないだけで。
こんなにも全てが離れていくものなの?
置いて行かないでよ!
僕はまだここにいるんだよ。
先に進まないでよ。
ずっと横に居てよ、、。
なんともチープなお題が続き、
私としては……
突然の別れは夫との別れです。
過労死であったろうと思いますが、裁判で決着と言われ諦めざるを得ませんでした。
出勤途中に倒れてそのまま帰らぬ人となりました。
計り知れない喪失感でした。
夫だって予期せぬ死だと思います。
今でも私は夫と会話を重ねています。
その答えが正しいかは分からないけれど。
「好きな子ができた。ごめんだけど別れて欲しい」
君の口から聞こえた別れの言葉。
突然の別れで頭が追いつかない。
なんでなんだろう、私は君にあんなに尽くしたのに
…君に好かれた子は幸せなんだろうなぁ〜笑
親友だったらどうしようなどと考える私。
私の口から出た言葉。
「全然大丈夫!その子と幸せにね!」
私はいつもそうだ。自分を偽って結局全て失う。
…このまま君と終わるのはやだ。
最後くらい本音で向き合いたい。
「ほんと!?ありがと!じゃ、またな!」
待って、まだ、まだ…このまま終わるのだけは…
…結局何も言えなかった。
…次からはちゃんと言えるように頑張ろう。
君からの突然の別れで私に足りない所わかったよ。
君には一番感謝してるかも!笑
突然別れを切り出してくれてありがとう。
幸せなってください。
突然の別れ
だれも思っていなかっただろう
仲の良かったふたり
みんなから祝福され
何の障害もないと思っていた
僕だって、君だって
ふたりで穏やかに暮らし続けたかった
だけどそれは突然にやってきて
僕は君と一緒にいられなくなった
君の泣き顔をみたくなかった
僕も泣き顔をみられなくなかった
誰にも告げることなく
僕は君の元を去った
夜が明ければ皆大騒ぎだろう
ごめん…申し訳ない…
全ては、僕のせいなんだ
ろうそくに灯した炎もいつか消える
いつも出会いの先に 別れはある
つかの間の輝きに心奪われよう
かならず終わりは来るのだから
「突然の別れ」
#425
我が家のジャンガリアンハムスター
2年半が過ぎたころ 初めて買った
パソコンの設定に夢中になりすぎて
数日お世話を忘れていた…
気づいた時には天国へ旅立っていた
突然の別れだった
✴️32✴️突然の別れ
やっちまった
なんでなんで
わかってたのに
後ろのポッケに入れたら気をつけなきゃいけなかったのに
焦ってたんだ
漏れそうだったから
何回目だよ
あと何回繰り返すんだよ
クソ面倒くせぇ
『突然の別れ』
満点の青空
早咲きの桜
写真を撮る 春色の君と
青い春が似合う君と
肩を並べて笑う僕ら
今年もこの言葉を口にする季節が来た
「来年も一緒に撮ろう」
毎年満開の桜と写真を撮る
それが僕らの約束であり、
日常であった
今日この時迄は
突然の春嵐
桜を散らしていく
手から零れ落ちる淡い青春の1枚
気付けば写真は君の手の中
吸い込まれていく
同化していく
桜が、君を攫っていく
『ごめんね、左様なら』
残ったのはその言葉一つだけ
写真も記憶も何もかも
お気に入りのカメラを手に持つ理由すら
訳も分からず
1枚、今年の写真を撮った
「どうして、」
揶揄う様に桜が揺れた
今年の春は青くない
2024/05/19【突然の別れ】
「じゃあね、さよなら」
その言葉と俺を置き去りに君は俺の側を離れた。
なんで、そんな事も言わせてはくれない君を恨むことも出来ない俺は、心底君に惚れていたのかもしれない。
『じゃあね、さよなら』
このたった8文字の言葉が俺の頭を埋めつくす。
どうして…どうしてなのだろうか。
俺じゃ彼女を幸せに出来ない、そう考えたのか。
「…本当の気持ちは本人しかわからない…か」
いつの間にか零れた独り言も、誰もいない静寂に吸い込まれていくようだ。
ふと視線を上げると、テーブルに置かれた鍵が目に入った。
「もう、戻れないんだな」
本当にそう思った。そんな時にやっと、頭で理解することが出来たことに気づいた俺は、自分が思っているよりも、ずっと、彼女を愛していたのかもしれない。
所詮は大学生の恋愛だ。何かの拍子に簡単に終わりを告げてしまうようなものだ、とは分かっていても、あまりにも突然すぎる別れだった。
まあ、別れた理由はわかっているのだけれど。
「…っ、」
街で声をかけようとして、やめた。
理由は簡単。彼女が他の男と歩いていたからだ。
それも、俺の前では見せないような笑みを浮かべていた。
それでも、好きだった俺はかなりの者だと思う。
突然の別れの後には、突然の出会いがあると信じている。
Write By 凪瀬
彼氏と喧嘩をした。
私はもう頭にきてて夜だというのに家を飛び出した。
私の気持ちも知らないくせに。
私ばっかりこんな気持ちになって馬鹿みたい。
どのくらい時間が経っただろう。
気づけばよく来ていた公園のブランコに座ったまま、日を跨ごうとしていた。
「…まだこの時期は冷えるな」
徐々に冷静になってきて私にも多くの非があったことに気づく。そろそろ人肌恋しくもなってきた。
「…帰ろ。」
仲直りをするために彼の好きなポテチと私も一緒に食べる用のケーキをコンビニで買った。
電話をかけるか迷い、スマホで連絡先を開いたが、直接伝えたいため電源を落とす。
彼はまだ怒っているだろうか。
彼は今なにをしているだろうか。
彼は…許してくれるだろうか。
側を通り過ぎていく車や自転車を横目にとぼとぼと家への帰り道を歩いていく。
「え…。」
ずっと下を向いていたのが悪かった。横断歩道を渡っている最中に赤信号を無視して走ってくる車が私にあたる。
鈍い衝撃が走り、地面に叩きつけられる。
痛みは感じないのに朦朧としていく意識の中、そばを通りかかった人の悲鳴が聞こえた気がした。
…あれ、これ死ぬのか。だめだ。体が動かない。
まだ、謝ってないのに。
まだ、まだ一緒にやりたいことたくさんあるのに。
まだ、行きたいところあるのに。
まだ…大好きだよって…伝えてないのに…。
ずっとずっと遠くに救急車のサイレンが聞こえる。
体の痛みなどは感じず、ただ、すっと意識が遠のいていく。彼との思い出が次々に蘇ってくる。
「…世界で1番、好き…だった。今までありがと…ね…」
眠りにつくような感覚に襲われ、そのまま私は永遠の眠りについた。
とある街で、彼氏と喧嘩をし家を飛び出した1人の女性が亡くなったあの夜。女性の亡骸の側には彼の好物であろうシュークリームと2人分のケーキが潰れていた。
後になってわかったことだがスマホを開くと彼と思われる連絡先が開かれていた。そして送信されていないメッセージが残っていた。
『さっきは怒って家を出てってごめんね。私も悪いところいっぱいあった。あなたの気持ちを考えずに怒りをぶつけるだけぶつけちゃってごめんなさい。今家に向かってるから、家に着いたらお話しさせてほしい。ごめんね。大好きだよ』
『突然の別れ』
一緒にいるのが当たり前、ついさっきまでそう思っていたのに、、、もう会えないなんて私には耐えられない。