『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
コントラストの激しい青空と大きなわた雲から
少しトーンを落とした青空とわたを千切った雲へ
そろそろ秋支度なのかな
『空模様』
空模様
空模様。
晴れていて 後 雨
少しだけ 爽やかだ
しかし うかない
君が どこかへ 出かけるという
少しだけ 心配だ
午後から 雨らしいよ。
少しだけ これからが 不安になる
傘を 持っていても
服が 濡れてしまいそうで、
私は からりと 晴れた
空で なければ
私の 心は 少しだけ
暗雲が たちめてしまう
それでも 君が そばに いてくれると
空が こんなに 晴れて
そんな日々が 続くから
心の 中は 湿度を なくした
晴天と なっている
あれから 何年 雨も 降ったし
晴れ空も 覗いた だろう
君の 声がする
遠くの 方から 湿度を 帯びずに
そこに 少しだけ 優しい 子犬の声が
私の 心に 張り詰めた 雲を 晴らしていくような
長く 続いた 心ぐもりを さらっていく
4月の 風の ような
雲を 吹き飛ばす そして 少しだけ
心のなかに 透明な 雲のない 景色が 広がっていく
それでも 雨が 降るという。
少しだけ 君の ことが 心配だ。
一緒に 車で 出かけよう。
雨の 中でも 先が 見える ように
「空模様」(一行詩)
君の視線の先にはメニュー表で晴れやかな空模様の表情
◆
俺の財布の中身は空模様が怪しい表情
◆
君の足取りは軽るやかで 俺の足取りは鉛色の空模様
今日の空模様は良くない。
今日の私はついてなかった。
朝は寝坊するし
スマホの充電出来てなかったし
つまづいて膝怪我するし
今日早く帰ってしまおう
そう思うのがもう少し早ければ
こんな路地裏で人ひとりの最期の瞬間を見るのも
なかったに違いない。
今頃ホントだったら
朝からの不幸を忘れて
おいしい夕飯を食べているくらいだろうか
そう思いを馳せる辺りに血の匂いが広がる。
思わず手で口を覆った。
ここは音を立てずにその場を離れるのが吉。
そう思った私は急いで元の道を戻った。
変な人影を見たからって路地裏にはいったのは
今日一番の間違えだった。
途中小石を蹴ってしまったが
変に振り向くと顔がバレる。
今にも雨が降りそうな空模様のおかげで
暗くなっているのはせめてもの救いだった。
早く交番に行こう。
今見た光景が嘘かもしれないが
それが嘘でも一応確認したかった。
私は1人の最期を見てしまったのか。
あぁ今日の私はほんとついてない。
─────『空模様』
空模様
ちょうど今の時期の天候は
夕方の空模様が変わりやすい
晴天から一転して空は黒い雲に
覆われて急な雨と雷で嵐のようになる
この現象はちょうど仕事帰りと重なる
ため、傘を持っていかなかったときには
悲しく残念に思う
こんな読めない空模様に振り回されながら
日々過ごしている
子どもの頃、家に帰ってから犬の散歩に行っていました。
少し遠くの小高いところにある池がお気に入りの場所でね、そこから見渡す景色は風の流れが見えるような、ちょっと秘密にしたい場所でもありました。
そこに毎日のように訪れてはぼんやりと遠くを眺めているうちに、季節によって空の高さが違うことや、夕焼けの色や形が毎日違うことや、移り行く空の色や音や匂いなどを知るようになったのです。
あの頃は、犬と一緒ならどこまででも歩いて行けるような気がしていたなぁ。
・・・
(どうでもいいことですが、今日は空模様がプリントされたTシャツを着ております、夏っぽい空の)
空模様
振り向いたらきれいな青空
大きな白い雲が季節を語る
午後から雨だと天気予報
前を向くと重い鉛色の空
大きな黒い雲が夕立を呼ぶ
降りだした雨
うしろは晴れで
こちらは雨で
風に乗って雲が形を変えていく
くるくる変わる空模様
二度と同じことがない空の表情
#08 空模様
「こりゃ大雨だな」
夏の日差しがジリジリと肌を焼く午後2時。
心地よい風の吹く中、公園を散歩をしていたら
ベンチに座っていたおじいさんが言った。
何を言っているの?
雲ひとつない青空が一面に広がっていて
太陽がこれでもかというほど大地を熱しているのに。
「お嬢ちゃん、傘を持っていないのなら急いで帰りなさい」
え、私?
確かに傘は持っていないが、
急に話しかけられたことに驚きを隠せなかった。
「わかりました、でもどうして?」
不思議に思ったのでおじいさんに聞いた。
「空と会話をしてるんだ、ほら風が吹いているだろう?」
え、空?会話?
よく分からなかったがなぜか納得した。
そんな会話を交わしたあと、買い物をしてから
家に帰る途中。
午後3時
次第に空は厚い雲で覆われて灰色に染まり、
やがて陽の光は届かなくなっていった。
気が付くと先の天気が嘘みたいに
大雨へと変わっていた。
「雨だ」
全身濡れながらもなんとか家に着いた。
「風……」
_____
「今日はいい天気だね」
親友のあゆみとのお出かけ。
夏の日差しがギラギラとふたりを照らす午後3時
風がとても心地よかった。
風がとても……心地いい……。
「ねぇ、今から映画館行かない?」
「珍しいね、いいよ行こう」
特に観たい映画もなかったし、
何が上映されているのか分からなかったがとりあえず映画館に着いてチケットを購入した。
すると、
天気は急変し大雨になっていった。
ほんとに降ってきた。
「知子みて、雨降ってきた。
タイミングよすぎじゃない?どうして?」
「空と会話したんだ」
しぐれ
お題『空模様』
私はよく空の写真を撮ってはインスタにあげている。
べつに写真にこだわってるとかそんなではない。ただ「なんとなく」だ。
べつに空が好きなわけではない。そもそも友達とかわいい場所に遊びに行ったりした日は、その場所と友達との写真をあげて空の写真はあげないが、ネタがない時に空の写真は便利だったりする。なんとなくそこに謎のポエムをつけたりすると、たまに知らない人からいいねがもらえたりするからやめられない。
ある時、友達に「なんで空の写真ばかり載せてるの?」と聞かれた。なんとなく『いいねがもらえるから』って言うのは恥ずかしい。それにネタがなくても空の写真を載せておけばどうにかなる。そんなところだけど、うまく説明するための理由をすこし考えた。
「だってそっちの方がエモいから」
「ポエムは?」
「あった方がエモいかなって」
「ふぅん……今日の夕焼け、とてもきれいで、いとエモし」
「声に出して読まないでよ!」
「まだあるよ。今日の空はくもりだが、雨に濡れたはっぱにおもむきを感じる……清少納言かよ!」
「リスペクトしてます!」
「ウケるー」
友達にイジられつつ、私はこれからもしばらくはやめないんだろうなと思った。
海の中から見える景色。
深海写真家という職業をやっていると、海のことはわかっても外、いわば『空模様』なんてものは気にならない。
晴れていればいい。
ただそれだけ。
ふと水中の中で顔を上げる。
「あぁ…、綺麗だ。」
空が、夜空の星月が、波が新しい『空模様』を描いていた。
それは、『空のこと』なんて気にも止めなかった私を嘲笑うかのようにただただ美しかった。
__空模様__
空模様…いいお題ですね。
空模様見るの私大好きです。今日の空はどんな空かなって思いながら散歩するのが好きですね。一番私の中で好きな空模様は朝の時間帯です。優しい朝日に照らされる雲が綺麗なんですよね。
空模様といったら私の夢で私の大好きな人と朝の時間帯の空模様を見ながら散歩するっていう夢を見ました。起きた時嬉しかったですね、(笑)
私する事が忙しくて、心が病みそうになる事が多々あるんですが、そんなとき空模様を見ることで心を落ち着けてます。空が私の暗い気持ちを明るく照らしてくれそうなので、
書くことがなくなったのでこのへんで。
誰かが私の文を読んでくれますように。
後、仕事などする事がある人は頑張ってくださいね
私も仕事行ってきます。
昨夜の激しい雨は、通り雨だったようだ。
この頃どうも、出かけるときに限って急な雨にあいがちな気がする。
歩いているときなら、傘をさすとか、どこかの軒下に雨宿りするのがいいのだけれど。どうしようもない場合が多くて困る。
相棒は慣れたものなのか諦めているのか、文句を言わない。
とはいえ、ずぶ濡れになればきちんと拭いて、着替えて体を温めなくてはいけない。そうでなくては風邪をひいてしまうというのに、昨夜は心ここにあらずといった具合に適当に済ませて、だから今朝は寝込んでしまった。まったく、ずぼらなところは相変わらずだ。
今日も空を見上げる。すっかり晴れた空は、雨が降る気配もない。
頼むから、雨は降らないでほしい。
『空模様』
窓に叩きつけられた雨音が意識を覚醒させていく。どうやら雨が降っているらしい。
身支度を終えて家を出る。窓から見ていた景色と変わらず雨が降っている。地面も軒も軽快に雨音を立てている。傘を開く。今日の雨は昼過ぎには止むだろうと、気象予報士が言っていた。そうなれば、この傘は帰りには荷物になってしまう。あるいは、忘れて帰るかもしれない。
予報の通り、夕方を前に雨は止んだ。雲もすっかり少ない。
橙に色付く空。紫から紺へ、暗くなるグラデーションも見せている。夜になろうとしている。
この夜を越えたら、明日という名の今日が来る。昼までの雨のことなど忘れて夕焼けに照らされた道を歩く。家に帰ったら明日を迎える準備をしよう。
明日の空模様は晴れ! 一日中快晴が続くでしょう!
少し浮かれたように心の中で言ってみた。
傘を忘れたことに気付いたのは家に着いたときだった。
乙女心と秋の空と例えられるように、人の心は空模様に似ていると思う。
人は空模様を制御はできない。
人に出来ることは、せいぜい天気予報などのように予報し、その予報に対応した行動を取ることぐらいだろう。
雨が降るといえば、傘を持って出掛けたり、洗濯物を外に干すのを控える。
猛烈な暑さといえば、人は外出を控えて涼しい部屋にいたり、或いは熱中症予防の為に水分を多めに取り、日傘や帽子を用意したり、日陰の下を移動するように意識するだろう。
雪だといえば、台風といえば、雷だといえば、雹が降りるといえば、竜巻が起こるといえば……。
空模様から予測し、せいぜいそれに対応した備えをして、その天気が過ぎるのを耐えるぐらいだろう。
だが、現代の科学をもってしても、天気予報を正確に当てるのは難しい。外れることも珍しくない。
……人の心だって、そうだろう。
自分の心のことだとしても、己の感情を見通して、完全に理解するのはひどく難しい。
今日の自分はこういう気持ちになるだろうと、ある程度は見通しがつくかもしれないが、予想もしてなかった感情が湧き上がったり、高ぶった感情を制御出来ないこともあるだろう。
ある程度の方向性は己で定められるかもしれないが、
刻々と心は変わる。まるで、空模様のように。
結局心に湧き上がった感情や気持ちと共に過ごすしかないのだ。
空模様
雲が漂う青い空
魚みたいに泳いでいく
楽しい空模様
モクモク増える急な雨、雷付き
びしょ濡れの帰り道
光る空、ちょっと怖い
星が見える夜空一番好き
雲さん、どうかお月さまを隠さないでおくれ
楽しみな空模様
空模様
空の色彩だけで見ると涼しそうなんだが、
猛暑じゃないけど涼しくはない。
あと1か月半で秋の空模様になってくれるかな?
切なくなるくらいの肌寒さにして!!
私は雨が好きだ。
外に出た途端のムワッと蒸れた匂い、雨粒が葉に落つる音、どことなく静寂、そのどれもが私をたまらなく、胸をきゅるんとさせてくれる。
そう、例えば
君との相合傘 不思議な距離感 二人だけの世界 どうして何も喋らないの
嗚呼、この時間がずっと続けばいいなあなんて
そんなありきたりなことをただただ傘の中で考える
君も同じ気持ちだといいなあ
この空模様みたいに何もかもが曖昧になってどろり溶け合って
いつか雨となってすべてが流れてしまえばいい
『空模様』
今日の空は元気がない感じ。
まあ毎日毎日カンカン照りで頑張ってたら疲れちゃうよね。
たまには雲にも仕事をしてもらわないと。
ところで湿度、君もそんなに頑張らなくていいから。そろそろ休んでくれ。
今日は空模様。
私の顔を見たら何かを言いたくなるのだろうか。
私がそんなに悪いのだろうか。
用がないのだろうか。
必要性がないのだろうね。
空模様
今日は雨なので雨模様
色々濡れてしまうのは大変だけど
雨のときの匂いとか
色を濃くする植物とか
叩きつける雨音とか
そういうのは結構好き