『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空を見上げて心に浮かんだこと
やっぱり君のことを思う
見上げている空は違ってても
この空は繋がってるから
寂しくなったら空を見上げて
そう言って話したね
あれから随分年月は経ったけど
寂しい時だけじゃなく
よく空を今でも見上げてる
そうやって君を想う
君もたまには私のことを
空を見上げて
思い出してくれていたらいいな
「空を見上げて心に浮かんだこと」
夏の朝方の群青色の空を見上げれば
虚空の表情になり
下を見れば
現実に引き戻され
ちっぽけな世界に
虚空たる空が広がって
余裕がある内は
幾つたる表情を見せる
気候を見せ付けられるのだなと
心か荒れても
空はいつもの表情なら
それで良いし
空が荒れてるなら
お前も私と同じなんだと
思える精神的余裕だ
眠れない夜、ぐるぐる頭が回って気持ちは宇宙空間。
なんだか身体も浮いてきた気がする、背中も軽くなってきた気がする。想像するのはこのまま外に出て月に向かって飛んでいる自分、周りは自然のプラネタリウム。満月をトラポリンにして楽しむ自分。そんな空想を考えながらこの文章を打っていたら朝日が昇り私の空想時間は終わる。これからは夢の時間だね、おやすみ私。
透明度の高い浅い水面が、遥か遠くまで続いていた。水面に青空が映り、空の中に佇んでいるようだった。
水の中に走る私のレールは、皆とは逸れ急カーブを絵描き暗闇へと走る。
足や手の皮が厚くなり、生きる為の傷を全身に作りながらも私は歩き続けた。
皆の後ろ姿がようやく見え、嬉しくて水面を蹴りながら走り寄る。
けれど皆は、畏怖の視線で「当たり前の道を外れた者」と一瞥し、はじめから居なかった者と認識したようだった。
私は下を向き静かに微笑む。傷だらけで無骨な自分の手を眺める。
一瞥をくれた者に近寄り、そっと頬を撫でた。
怖がらなくていい。
私はあなたを占有しようとしないし、支配もしない。
痛みを知っているからこそ、伝えようと思っただけ。
足元を指差す。
瑠璃色のネモフィラの花が何処までも続き風に揺れていた。
題:空を見上げて心に浮かんだこと
真っ暗な空 真っ暗な海
輝き一つ見えない 煌き一つ見えない
このまま吸い込まれて このまま吸い込まれて
溶けて混ざって一部になりたい
それはどんなに素敵なことだろうかと
目を閉じうっとりと想像に浸る
大いなる宇宙の一部 母なる海の一部
無重力に身を任せ 潮の流れに身を任せ
星を横目にただ揺蕩う 魚を横目にただ揺蕩う
どこまでも自分一人
宇宙の秘密を 海の神秘を
探し当てようとも 目の当たりにしようとも
どこまでも自分一人
誰もいない
誰も知らない
そっと目を開く
そこは地上
見上げれば 見渡せば
さっきと何も変わらない さっきと何も変わらない
真っ暗な空 真っ暗な海
私は何とも溶け合うことなくここに居る
ここに居る
―――溶ける
#77【空を見上げて心に浮かんだこと】
雨が鬱陶しい、という一言に尽きる。傘をさしていても、足元はぐちょぐちょになって、靴下びちょびちょで不快極まりないので、切実に、梅雨は早く去ってほしい。
などと考えながら、隣にいる友人と、せっせと土を掘る。雨の中、わざわざレインコートを着てまで・・・、なんで俺はこんなことをしているんだと、夜更け過ぎにも関わらず、常識という二文字を知らない友人から電話がかかってきたことを思い出しながら、シャベルを握る手に力を込める。
えーっと、あの時なにを言われたんだったか。ああ、そうそう、確か、あれだ。今夜は朝にかけてずっと土砂降りだから、見通しが悪くて、そして人目に付きづらくて、更には土が掘りやすくて、なんとなんと土砂崩れが起きやすくて、土の中に人が埋まっていたとしても、とてもじゃないけど途方もない徒労を通して捜索することになりそうだから、絶好のチャンスなんだって、そういう話だったっけ。
ところで、これから埋めようとしているのは一体どちら様? と友人に聞けば、お前、と返ってきたので、ウケるwと言ってやった。
空を見上げるのっていつも夜ばっかり。
真っ暗だったりなんでか少し明るいときもあって
不思議だな~と感じながら帰宅する。
街の灯りで星はほとんど見えないし
月だって建物に隠れて見えにくい。
だいたい心の中はほとんど無の状態で
帰ること足を動かし続けることに精一杯だ。
毎日何にこんなに疲れているんだろう。
星柄のカーテンを閉めた空の中
ここにいると伝えるみたいに
過ぎて行く飛行機を見送った
昔 UFOだった あの光は
どこを目指しているのだろうか
乗っていても そうじゃなくても
それしかないと決めている
雲が白い
自律神経を整えるには
空を見上げたら良いんだって
飛行機✈が飛んでいたら
ラッキー
I love you
-空を見上げて心に浮かんだこと-
空を見上げて心に浮かんだこと
心はいつだって自由なんだ
『空は鏡』
空の灰色を見てる 無色の心 髪を掻き上げた
廃ビルを眺める 立ち尽くす 私もビルも
空を見上げて心に浮かんだこと
飛んで行きたい
どこまでも
そのまま、消えちゃいたい
😍😍😍💨💦
空を見上げて心に浮かんだこと
ああ赤い、赤い。夕暮れよりよっぽど燃えていて、情緒なんてないただの赤。
脳が茹るように熱い。どうせ電気は止まっているし、どこに行っても逃げることはできないから、ベランダでタバコでも蒸すことにした。
周りを見れば泣き叫ぶ人、祈る人、最愛の人と過ごす人もいるのかな。僕は一人で空を見ている。
視界の端で何かが燃えているが、もう頭を動かすのに使う体力さえ残っていなかった。目の前には赤しかない。最後に見るのが星も雲もなにもないベタ塗りみたいな空だとは思わなかったなあ。空って、清々しく青いものだと思ってたけど、こういうのも悪くないかも、なんて。
耳の奥のチリチリした音を聞いている。
ぼくときみは
きみが たいよう
ぼくは たまに前を横切る 雲かな
それくらい
君にとって、いても居なくてもいいモノ
きみの前を通る、ぼくは、とても気持ちいいけどね
たまに、その気持ちの差がさびしくなるけど
それにも慣れてきたよ
きみの光が届かないとこなんてないから
いつかきみの見えないぼくになるんだ
空を見上げて心に浮かんだこと
忘れてください
ただ空を見上げて
たかくたかく
おでこに手をかざし
空を見上げると考え事なんてちっぽけに思えてしまう。心に浮かんだものはこの先僕にも色々な試練があるということだけだ。その試練も乗り越えていきたいそう思うように生きて生きたい。
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theme 空を見上げて心に浮かんだもの 2024-07-16
雨が降る夜でも空は真っ暗でなく深い藍色をしていて意外と明るい
空を見上げて心に浮かんだこと
青い空が、何処までも高かった。
このまま、吸い込まれてしまいそうな程、
澄み渡っていた。
もしかしたら、この空は、
天国まで繋がっているのかも知れない。
そんな事を思った。
だとしたら。
天国に居る旧友から、
俺の姿が見えているのだろうか。
穢れ切った地上で、
俺は日々の生活に追われた無様な姿で、
醜く生き恥を晒し続けている、
こんな俺を、空から見下ろして、
友は俺に失望しているだろうか。
一層の事、地上にへばり付くのを辞めて、
友の元へ逝ってしまった方が、
幸せなのではないかと、思う。
空を見上げて心に浮かんだこと。
こんな俺の心情を吐露したところで、
お前には、不快なだけだろう。
だけど。
お前には知って欲しかった。
俺は、お前が思っている程、
強くはないんだ、と。
お昼時間、中庭に向かうと
先に彼女はベンチに座っていた。
隣に腰をかけると彼女もこちらに気がついたようだ。
「古川さん、こんにちは。」
「先生、こんにちは
今日の天気はどう??」
「うん、今日は晴れだ。
雲が少なくて青が綺麗だよ」
この何気ない会話が僕と彼女の日課である。
目の見えない彼女と出会ってから数ヶ月、
僕は空をよく見るようになった。
「天気がいい日ね、
でも少し風があるから天気が悪くなるのかも」
風に吹かれている髪を抑えて、
目をつぶったまま自然を感じている横顔は
いつか消えてしまいそうな、そんな美しさだった。
「そうだね、今日はもう戻る?」
「…もう少ししてから戻りたいな」
そう言って空に顔を向けた彼女は
何を思い浮かべているのだろうか、
タイトル:空を見上げて心に浮かんだこと