『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
更年期なのか。
これはなんだろう?
ここまで不快に思う人間が配偶者なんて。
思った事は隠さず書こうと思う。
今まで、ここまで「不適合」と思う異性はいなかった。そしてそれが夫とは。
本当に合わない、考え方、笑いのツボ。合わない。
気持ちの表出は
余裕がないと無理だね
仕事で
理解はあるが、表出困難
というフレーズを使ったのだけど、
あぁもう本当にそれ
と唸りたくなる毎日
空が泣く
私も泣く
空が泣き止んでも
私は泣き止めない
空も私に見えない裏側で
ずっと泣いているんだろう
空が泣いていると、気分が落ち込む気がする。
でも、空は本当に泣いているのかなぁ。空が泣くと、大地が潤い、緑が育ち、生き物も元気になる。空は泣いているのではなく、私達に潤いを与えてくれ、頑張れ!力強く生きろ!と励ましているのかもしれない。
そう思うと、気持ちは晴れ、活力が湧いてくる気がする。
さぁ、明日からも力強く生きるぞ!
『空が泣く』
『お空のなみだがわたしたちにとって雨なら、
わたしたちのなみだはありさんにとっての雨なのかな。
にしてもさいきん、お空よくないてるよね。なんで?』
「…なんでだろうね。お空も、辛い辛いってしてるのかもね。」
小さい子はとっても純粋なんだなぁって思いました。
#空が泣く
〖今回の依頼内容〗
空が泣くことを食い止めろ。
俺はある組織に所属しているエージェント
今回の任務は何時にも増して高度なミッションだ。
相棒はいつも、『たまには変わって!!』と言う···
それでは、ミッションを開始する。
「空~、パパだぞ~」
「やー!!マァンマァ~!わぁ~ん」
お題:空が泣く 二
水分を抱えきれなくなったのかな。
空っぽだから水分で埋めたくなったのかな。
ゴロゴロ唸ってるのは機嫌が悪いのかな。
それともこっち見てよ!の癇癪かな。
大事な資源だから恵みなんだろうね。
そら、泣いてたって傘は差してあげられないね。
■
あなたの涙で皮膚が濡れました。
あなたの涙で喉が潤いました。
あなたの涙を飲んだんです。
恵みの水。
しょっぱいですね。
美味しいですね。
どうぞ、もっと泣いてください。
今日はずっと雨が降ってる…
きっと空が泣いているんだね。
悲しいのかな?
でも晴れたらきっと笑ってる。
空が泣くのです
かなしくて
うれしくて
不安で
どうしようもなくて
すべてを眺めて
すべてを知る自分が
嫌になって泣きました
もう 空を辞めたいと泣きました
泣いても 泣いても
どんなに泣いても
空は空のままでした
昔から 今まで ずっと
テーマ:空が泣く #307
「まるで空が泣くようね」
私のお母さんは急に降り出した雨を見つめていった。
「ママ?」
私はなんだかそれを見てお母さんの手を不意に握る。
私のお母さんは突然変なことを言う時がある。
ボーッとしていて
知っているお母さんじゃなくなっているみたい。
そんな時私はお母さんの手を握る。
そうするとお母さんは何度か瞬きをしてから私を見る。
「どうしたの?」
不思議そうな顔をしてそう言う。
まるで何もなかったかのように。
「お母さんはね、見えるんだよ」
おばあちゃんが言った。
おばあちゃんいわく、
小さい頃からお母さんには見えているらしい。
他の人には見えていないソレが。
「私にも見えるかな」
おばあちゃんに聞くと、
おばあちゃんは目を丸くしていた。
「見えるようになりたいのかい?」
私はう〜ん……と考えてから言った。
「だって、ママと同じ世界を見たいから。
ママ、一人ぼっちは寂しいでしょ?」
私がそう言うとおばあちゃんは私を見て微笑んだ。
「そっか」
そう言うと私の頭を撫でた。
そして私の顔をまっすぐ見て言った。
「でもね、彼らの世界に引き込まれちゃ駄目よ。
戻れなくなっちゃうから。
これだけはおばあちゃんとの約束ね」
その言葉の意味が当時の私にはわからなかった。
小さい頃のことだったから。
でも今ならわかる。
『彼らの世界に引き込まれちゃ駄目』という意味が……
ある日、空は笑った。
からからと声をあげながら肩を揺らした。
人々は憂う。
そこかしこに入ったヒビに慄き、風に乗せられ流される黄の砂に恐れをなし、どうかどうかと涙を乞うた。
なので、空は一時涙を溢すこととする。
すると人々は泣いて述べた。嗚呼良かった、これで我らは生き残れる、と。
ある日、空は泣いた。
ほろほろと悲しみを溢し、悲痛な涙を流した。
人々は嘆く。
燦々と輝く日の光は覆われ、山の麓は飲めぬ水であふれ、かつてのように笑みを乞うた。
なので、空は笑うこととする。
人当たりの良い具合に、ニコニコと。程程に笑い、程程に泣き、とても好い具合の表現をその広くて大きな顔に張り付けた。
人々は、それは大層喜んだ。
これでもう干ばつも起こらぬ! 田畑も沈まぬ! 各地で祭りが催され、彼らは一晩中飲み食い踊り、全身で喜色を浮かべる。
それを遥か上から眺める空は、冷めた顔色で笑っていた。
そう、空は悟ったのだ。
私は彼らとは違うのだと。私は彼らのように、己の感じたものを大きく、過大に表してはいけぬのだと知ってしまった。
人々は笑っていた。
かつての血生臭さはほとんど失くなり、平和を謳歌する人々で溢れかえる。もはや空への感謝も乞いも必要のなくなった。時代は移り変わるのだ。
それでも空は笑った。
もはや感情など、今持ち合わせているもの以外忘れてしまった。
空は考えた。
私はもう自由に笑うことは無いだろう。自由に泣くことは無いだろう。
私は、最初から、きっとそういう星の元に在ったのだろうか。
空は泣いた。
空が泣いた。
それは、誰に知られるでもなく、塩辛い涙を流すだけである。
きっと今も泣いている。
空自身も忘れてしまったこの思いを、小さな小さな雫に託して。
▶空が泣く #11
跡形もなく
消えたはずの傷口が
届かない奥の方で
あの頃と同じように
悲しく痛み出す
空が泣く
風が泣く
呼んでいるような
声が聞こえる
カーテンを開けると
窓に打ちつける雨が
涙みたいに流れて
ボヤけてゆく景色が
幕を下ろすように
意味さえ消してゆく
ねぇ
言って
全部
夢だよって
「空が泣く」
『空が泣く』
コンクリートだけが移る視界。
心模様を移したような空。
ミスで怒られ、責められて。
普段は聞かないようにしている陰口も、今日は耳に入り心を抉っていった。
だんだんと、視界が滲む。
ぽた、ぽた。
今日は雨の予報だったっけ。
雫が、肌に落ちる。
頭にも、雫が垂れてきた。
空を見上げると、大粒の雨が落ちてきていた。
ああ、最悪だ。傘なんて持っていないのに。
「...っ」
涙が、堰を切ったように溢れ出す。
どうか今日だけはこのままで。
周りが色に包まれる中、1人透明に身を染めた。
君眠る土の前、手と手を合わせ祈れば
冷たい風が頬を撫で
ポツリと小さな雫が輪郭をなぞる
「あぁ、空も泣いている」
1人そう呟けば
ただ雨と涙だけが混じり合った。
『空が泣く』
空が泣く
君が泣く
風が泣く
海が泣く
僕も泣く
空が泣く。空が泣いたら、甘い飴が降ってくる。その甘い飴は、神様の涙だよ。と、昔母に教わった。
けれど、私が小さい頃に飴が降ったきり、もう何年も空は泣いていない。
きっと、それは良いことで、幸せな事だと思うけれど、私には、どうして空が泣くのか。
空が泣くと、どうして甘い飴が降るのか、私は大人になって、何となくわかったような気がする。
空が泣くのは、世界が今、幸福だから。
争いも悲しみもなく、空の下に居る私達が幸せに満ち溢れていたから。
空は、悲しいから泣いていたんじゃない。
きっと、空の下の人達が幸せだったから、嬉しくて涙を降らしていたんだ。
そんな空が、今全く泣かないということは、世界は今、悲しみに満ち溢れてしまっているということだ。うん。そうだ。きっと、そうに違いないと、私は思った。
だったら、全然良いことなんかじゃない。
前言撤回。
………けれど、だからって私はどうしていいのか分からない。私はこれから、どんな事をすればいいのかも、分からない。
小さい頃に舐めた涙の飴は、どんな味をしていたんだっけ?あんなに沢山子供の頃に感じた味、けれど、大人になった私はもう、涙の飴がどんな味をしていたのか、わすれてしまった。
「………あ、雨…」
本当に、空なんて嫌い。
なんで、泣く寸前で雨なんか降るのよ。
空は私に泣いて欲しくないの?
そんなことを考えてたら
自然と涙が引っ込んだ。
「バッカみたい…。なに空に抵抗してんだよ」
無理やり笑って見せた。
ふと、死んだ君の顔が浮かんだから。
「やっぱり…見えてるのかなぁ」
私はずっっと高い空を見上げた。
「…大丈夫。頑張るから」
そう呟いたら
空も、心も、少し晴れたような気がした。
ー空が泣くー
手紙が来た
それは死んだはずの兄の字だった。
手紙の冒頭にはこんな一言が書かれていた
「拝啓、大切な貴方へ」と
あれっ?
私この色好きだっけ?
小さな違和感
だんだん息苦しくなるのと
日々沸々と自我が芽生えるこの感じ
あれ?だ
お金、政治、ビジネス…
今まで避けてきた本を読んでこの世の構造が本当に少しだけ見えてきた。
こんなに辛いんだね。
そら生きるのが嫌になるよ。
正直、これ以上勉強したくない。
それでも今までの無知な自分には戻りたくないから
前に進むしかない