『秋風』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもと違う雰囲気のあなた。
自分といてもこころ上の空。
心に秋風が吹いたのだろう。
…いや、秋風を吹いてしまったのは紛れもない俺だ。
忙しさにかまけてあなたとの時間を大切にしなかった。
そのくせ別の男と話しているのを見ただけで苛々が止まらず、ついには別の人と関係を持った。
あなたは気づいていないフリをして、
俺のそばにいてくれた。
だから俺は、
あなたは俺のもとからずっと離れないと鷹を括っていた。
俺にできる優しさ。
それは今から言われるさよならを受け入れること。
231114 秋風
もう、秋風だとは思わなくなってきた。
寒いな。冬が近づいてきたんだろうな。
と思う。秋風と思うのは、多分9月とかかな。
でも今年猛暑で秋が短かったような気がする。
私は涼しい春や秋が好き。
季節は過ぎれば、「なんだかんだ早かったな。」って
思ってしまう。長くても、なぜか。
過ぎたら愛おしく思うのかな。過ぎた季節になるのは
来年だからな。天気も季節も不思議だけど、
人間の感じ方も少し不思議。
「秋風」
時間なかったので、私の感じ方を書きました(?)
#秋風
街を鮮やかに彩り
実り豊かに時を讃え
秋の風が黄金色のカーテンで
街を覆いかけてゆく
風は囁く
そろそろだよって…
風は向きを変える
温もりが恋しい季節が来る
誰かを迎えに行きたい
そんなキモチを思いだしてる
振り返り振り返り
明日を目指せ
もうすぐ白い手紙が届くでしょう
風の歌が優しく聴こえる
秋風が吹くと思い出す
凍えながら不安になったことを
自分の存在が不確かだったこと
風に飛ばされて、この世から消え失せるのではないかと思ったことを
秋風が吹くと思い出す
人混みの中、孤独を感じたことを
誰とも通じ合えることなんて一生ない
もしここで叫んでも、多少奇異の目で見られるだけ
変わらない人生が続いていくのだと思ったことを
秋風が吹くと思い出す
凍えながら絶望したことを
この先、生きていても何の希望もない
楽しいことなんてなく苦痛だらけの人生を歩んでいくのだと思ったことを
秋風に吹かれながら思う
何を考えるのかは自分で決められる
人生をどう創るかは自分次第なのだと
白くて小さなふわふわが
空から幾つも降りてきた
少し早い贈り物を連れて
秋の風がイタズラに笑う
この季節はキミを思うよ
元気でねそれだけだけど
あの人に届けておくれよ
温もりを思い出すように
秋の風がイタズラに吹く
ボクのこころの中に吹く
冬が来る、キミは来ない
見えない月の光が照らす
凍えそうなこころの奥を
『秋風』
秋風
ぐっと冷えた風に体が縮こまる。反射的に組んだ腕を抱えるように体に密着させて、早足で車に向かう。仕事で疲れた体を早急に休めたかった、家に帰って、入浴剤をいれた温かい風呂に入りたい。その前に立ちはだかるのは、予想以上に冷たい空気だ。
日中ずっと室内にいると、余計に寒さが体に堪える。山の向こうに沈む薄紫色の空は、秋の深まりを感じさせる。夏の日没の空は、日中の青い空がどんどんと色濃くなっていった。秋の日没は、空の色が変わる。青が橙に、橙が紫に、紫が藍に。空らしくない色を纏いながら夜へと落ちていくのが、幻想的で見とれてしまう。空の彩りは、秋風が連れてきているのかもしれない。だとしたら、秋は食いしん坊なのだろう。橙も紫も、食欲の秋に相応しい色をしているから。
◤百人一首◢
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれいづる月の 影のさやけさ
左京大夫顕輔が詠んだ句ですね。百人一首にもある有名な句です。私は月だとか、夜だとか、影だとか、好きなんですよ。絶賛厨二病拗らせ中なもので。
絵とか、下手くそですけど描かなくてはいけないときってあるじゃないですか。美術の授業とか。そういうときの八割が夜で月で星なんですよ。絵の具も黒と紫と青だけ切れてまして。
そんなこんなで、夜が好きなので、秋風と夜で一句。
月が綺麗ですね 涙のごと 秋風よ
テーマ:秋風
聞き飽きた音楽
冷めきった珈琲
吹き抜ける秋風
/お題「秋風」より
秋風のシラッと体温を奪っていく冷たさに
負けてなるものか!と
ストールを解けないようにしっかりと巻いた
「ごめん…気持ちは嬉しいけれど、付き合えない」
秋風に吹かれ
木から枯れ葉がぽとぽと落とされた…
気持ちまで落とされてなるものか!と
涙が溢れ落ちないように唇を噛む
「わかった」
潔く、身も心も冬を迎えよう
#秋風
秋に吹くてくる涼しい風
夏みたいに暑くなく、冬みたいに寒くない。涼しい風。
肌寒くなってきましたね。
”秋風”吹く頃 my birthday がやってくる。
ソワソワするのにワクワクしないお年頃。
可愛い子供たちと
美味しいもの食べて
美味しいお酒飲んで
なぁんにもせずに眠りたい。。。
秋風はどこへやら、肌にあたるこの空気はもう冬そのものだ。
とはいえ、風がそれほど強くなければ、裏地付きトレンチコートを羽織れば耐えられるくらいの気温だろう。
まだ冬が来てほしくない。もう少し過ごしやすい服装でまだまだ着たいファッションがあるのだ。
頼む!せめて、明日は風がありませんように!!!!
秋風に 揺れる紅葉と 染まりゆく 社の鳥居 暁の刻
黄色いイチョウの葉、
赤やオレンジ色に染まったもみじの葉、
そして木々から落ちた茶色い枯葉。
種類豊かな葉々達は、今日も優しい風に吹かれ、
茜色の空を意気揚々と舞う。
--二作目---
今年の秋は「あれ、もう冬になったんですか?」と思う程呆気なく過ぎて行った。
周りはもうすっかり冬色に染まっている。
ある所では雪が降り、そうでなくともコートやこたつを引っ張り出している人も少なくないだろう。
「...おい、窓側にいると冷えるぞ。ホットココア入れたからこっちに来い」
そんな事を考えながらぼんやりと外を眺めていると、せいらからの声が掛かった。
「ほいほい、今そっちに行きますよ」
俺は軽い返事を返しつつ、確かに寒いな...とそそくさとせいらが居る反対側へと移動する。
窓辺に居ただけで冷えるって、外どんなに寒いんだよ...やっぱり考えたくねぇな...。
「ほら、足の指が白いぞ、靴下履いとけ。それで、ついでに上着も羽織っとけ。体冷やすのは良くないからな」
「お前は俺のお母さんか()」
「...体調を心配するのは当然の事だろう?」
「いや確かにそうだけどさ...」
もうその言い方は世間一般的にお母さんがよく言う言葉なんだよな...俺は母さんに言われた事無いけど。
...と言う考えは、口に出さず心の中に留めておく。
「それに...」
「...?」
「俺はお前の恋人だ、いいな?」
「あ、あぁ///」
...そんな改めて言われると、どうしても恥ずかしいと言うか...照れ臭くなってしまう。
先程まで冷えていた身体が、一気に熱くなっていくのを感じる。...今絶対顔真っ赤だよな...。
「...そんな耳まで真っ赤にして、可愛いか?(ふっ、照れてるのか?耳まで真っ赤だぞ...)」
「お前それ絶ッ対本音と建前逆になってるだろ急に何言い出すんだよ///!?」
「あ、...まぁ、どちらにしても事実だからな、問題は無い」
「...せいらよくそんな事涼しげな顔で言えるよな...こっちが恥ずかしいわ///」
「本当のことを口にしてるだけだ、別に俺が恥ずかしむ要素なんて何処にも無い」
「あーはいはい、そーですか、いいよ俺ココア飲むから」
こいつのこの涼しげな顔...いつか崩してやる...そんな風に心の中で謎の決意を固めつつ、
俺は飲める温かさになったココアに口を付ける。
...うん、美味しいな...。
終わり
#秋風
118作目
:あとがき:
雑な終わり方ですみません!!
ただこんな感じのイチャイチャ?が見たかっただけなんです!!
完全に自得ですね!ごめんなさい。
読んでくださっていたらありがとうございますm(_ _)m
本当最近寒さがおかしいのでね、皆様ご自愛くださいませ。
それではまた次回
紅葉
ひゅう、と一陣の風が吹き抜け、公園のベンチに座る私の目の前にひらひらと一枚の葉が落ちてくる。上半分が紅く色づいたそれは本格的に秋が訪れたことを知らせてくれた。
「何見てるの?」
「落ち葉だよ。目の前に落ちてきたから、拾ったんだ」
「半分だけ染まってんね」
「うん。さっきの風は一段と強かったから」
友人は私の隣に腰を下ろすと、冷えてしまった手を擦り合わせた。
「急に冷えたからさぁ。慌ててクローゼットからコートとかマフラーを取り出すハメになってさ……大変だった」
「ふふっ。だからあれほど天気予報を見た方が良いって言ったのに」
「それよりもさ」
友人は私の右手を掴んだ。
「お前も手、冷えてるじゃん」
「……そうだね。ここで君を待っていたからだよ」
急に手を掴まれたことに驚きつつも、平静を装って私は返す。友人はそのまま私の手を握り込むと、嬉しそうに笑った。
「変なの。手冷えてるのに、嫌じゃない」
「君、やっぱり変わっているよね」
「そうか?」
「秋風、吹いたか吹かないか曖昧な状態で、今冬をひしひし感じてるって地域、今年絶対あるよな……」
某所在住物書きは今日配信の題目を見ながら、天井を見上げ、ため息を吐いた。
昨日、「事前に9割、投稿文を完成させておき、その日配信された題目は文章の最後に据える」という手法で、だいぶ楽をした物書き。
今回も同じ手を使い、パッと数行だけ加えて後はソシャゲの周回をしようと、
思っていたら、「秋風」である。どう組み込めと。
「秋風、あきかぜ……、……まぁ、冷たい、よな?」
この執筆方法、楽な時は楽だが、酷い時はとことん酷い。物書きは再度息を吐き、頭を抱えた。
――――――
職場の先輩の初恋が、やっと、片付いた。
8年前、解釈押しつけ厨な初恋さんに、SNSで「解釈違い」だの「地雷」だのって、鍵無し別垢で散々ディスり倒されて、その投稿を見ちゃって、
だけど相手を傷つけ返したくなかった先輩は、当時何も言わず、何も伝えず縁切って失踪した。
そんな先輩ともう一度やり直したいって、初恋さんが執着して、先輩を追っかけてきて。
このほど、8年前自分が傷ついたことと、もう恋仲に戻る気が無いことを、
先輩の前の職場、初恋相手と出会った「始まりの場所」、某ホテルのレストランで、
やっと、相手に、面と向かって言うことができた。
『あなたとヨリを戻す気は無い』
『それでも話をしたいなら、恋人でも友達でもなく、地雷で解釈違いな他人として、また会いましょう』
別れたいんだか違うんだか、随分曖昧だったけど、
相手を過度に責めず、拒絶せず、事実と妥協案で組まれた先輩の言葉は、
自称人間嫌いで、実際は優しくてお人好しな、先輩そのもののように聞こえた。
初恋相手は名前を加元っていうんだけど、
加元は先輩の話を聞いて、数秒、しばらく黙って先輩を見て、大きく息を吸って、吐いて。
何か怒鳴りたそうにしてたけど、周囲のお客さんと、多分同僚な従業員を見渡して、断念したらしくて、
すごい形相で、先輩と私のことを見て、
足早にレストランから出てった。
あれは絶対、「自分何も悪くありません」の目だ。
呟きックスの鍵無し垢に、今日の気に食わないことを、「解釈違い」、「地雷」ってポスる目だ。
8年前、先輩の気に食わないところをディスり倒した時みたいに。
先輩の心を自分で傷つけて、自分から先輩が縁切る理由を作った時みたいに。
「あっけなかったね」
私はため息を吐いて、
「なんか、まだ執着してそう。一応気をつけてよ」
先輩に話しかけたけど、
先輩はじっと、人混みに紛れて見えなくなるまで、
加元の背中をまっすぐ、黙って見続けて、
すっかり見えなくなってから、静かに目を閉じて、一粒だけ涙を落とした。
終わったんだ。
少なくとも区切りはついたんだ。
先輩の8年越しの恋愛トラブルが、やっと、すごく突発的だったけど、一旦片付いた。
やっと先輩は本当の意味で、加元から自由になれた。
「そろそろ、何か食べよっか」
先輩の初恋の結末を見届けた私は、テーブルの上にあるメニューをめくって、
まぁ、まぁ。そもそもリッチなホテルのリッチレストランだから、覚悟はしてたけど、
値段設定に、口が、ぱっくり開いた。
わぁ(ラーメンがラーメンの値段じゃない)
しゅごい(「季節飾る花と安らぎのサラダ」 is 何)
「……まかない茶漬け定食が、高コスパで美味いぞ」
先輩はちょっと泣きそうな、でも「一応ひと区切りついた」って穏やかさで、ぎこちなく笑った。
「ところで、現金を下ろしてきても、いいだろうか。
こういう結果になると、思っていなかったんだ。てっきり私の方が押し負けるとばかり」
ポケットに手を入れて、取り出したのは、
少しのお札だけ挟んだマネークリップと、残高ちょっとな決済アプリの画面が表示されたスマホ。
先輩の顔が、少し綻んだ。
「ご覧のとおり、私の懐は今秋風が吹いているんだ」
冷たい。
とにかく冷たい。
せっかく色づいた
葉っぱたちを散らせ
高い空に踊らせる。
折角の秋服を
上着で覆いたくなるほど
冷たいのは
秋に吹くより冬に近い。
季節が一歩も二歩も
進んだ感じがする。
もう年末かぁ…
そんな事さえ感じさせる
そんな
–秋風–
紅葉がはらはら舞い落ちて、
イチョウがひらひら舞い踊る。
息が白くなる前に、ころころ木の実を見つけましょう。
【秋風】
秋風みたいになりたい
存在が儚くて美しい
冷たいけど何故か温もりを与える
時には誰かの背中をおしたり
本当は悪い事してるのに褒められて
すぐいなくなって、誰かに恋しがられる。
そんな秋風みたいになりたい。
秋風
秋風ってあまり見ない言葉かも
秋の風っていったら
木枯らしの方がピンとくる
季語
秋の訪れを知らせる風
数年前までは
9月に入る頃には風が冷たくなって
あぁ、もう夏も終わりだなあって思った
多分それが秋風
今は、ずっーと暑くて
いつの間にか秋に入ってて
あっという間に冬、そして雪が降り始める
本当に春夏秋冬がなくなってしまうのかなと
少し寂しくも感じてしまう
いや、少しではなく大いにだな
秋風が感じられる日が来るかな?