いつもと違う雰囲気のあなた。
自分といてもこころ上の空。
心に秋風が吹いたのだろう。
…いや、秋風を吹いてしまったのは紛れもない俺だ。
忙しさにかまけてあなたとの時間を大切にしなかった。
そのくせ別の男と話しているのを見ただけで苛々が止まらず、ついには別の人と関係を持った。
あなたは気づいていないフリをして、
俺のそばにいてくれた。
だから俺は、
あなたは俺のもとからずっと離れないと鷹を括っていた。
俺にできる優しさ。
それは今から言われるさよならを受け入れること。
231114 秋風
11/14/2023, 11:29:59 AM