秋恋』の作文集

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秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/21/2024, 4:21:26 PM

こうやって少しずつ涼しくなってくると同時に、感傷的な気分になってくる。
暑すぎる夏はそれだけで忙しいのに、気候が快適になれば、物思いにふける暇もできる。
そのせいで、まったくでたらめな思考ばかりが頭を過り、真夜中に流れては消え、瞬いては己を苦しめる。
ただただ暑さに茹だり、寒さに凍えている方が、私の性に合っているのだ。
快適なのが悪なのか。書いて書いて君を想う。もういないのになんて、夏の暑さがあれば思わなかった。

今朝拾ってきた机の上のどんぐり。季節は巡る。君は取り残されたまま、油絵具で描いたような暑さの中、あの笑顔を浮かべたまま。

『秋恋』

9/21/2024, 4:20:14 PM

秋恋


手繋ぎに
肩寄せに
熱いハグ
夏の間は
おあずけで
秋の涼しさ
感じる頃に
はばかりもなく
ギュッとしよう
秋恋を、君とハグして、季節が変わる

9/21/2024, 4:15:55 PM

秋恋。それは秋と共にやってきた、
忌々しくて、いじらしい恋。

9/21/2024, 4:14:11 PM

好きな人に連絡をした
友達と通話しながら返事を待った
何時間だっただろう
既読も返事も来なかった
さすがに次の日には来るだろうと
眠りについた
次の日になっても来なかった
私は不安と心配で頭がおかしくなった
嫌われたのかなそれとも何かあったのかな
私はどうすることも出来ない
ただ待つだけ…

9/21/2024, 4:06:17 PM

❴秋恋❵

『拝啓◯◯へ

 紅葉の色が綺麗に淡くなってくる時季になりました
 ◯◯はお元気ですか?
 私は毎日元気に過ごしております
 今度お会いしませんか?久しぶりに昔の話をしたいと
 思いまして、、
 空いている時間があれば、手紙で送って下さい
 お待ちしております

                  ユキより』

私が最愛の人に送ろうとした手紙、、、
ちょうどこの頃に恋をして、
この頃に書いた手紙
でもそれは、、、


想い人には二度と届かぬ苦い片想いになった、、、


※フィクションです

9/21/2024, 4:02:52 PM

秋恋、秋に恋する。

私は恋愛にとても疎いので、
相変わらず斜に構えた、求められている内容とは
かなり離れたことを書くだろう。ご了承願いたい。
それでも許されるここの存在はありがたい。

さて、秋のメリットは多種に及ぶ。
やっと灼熱から解放された気候面。
紅葉やコスモス、彼岸花などが見頃となる行楽面。
そして、「食欲の秋」である。

今年はサンマが豊漁と聞く。
ここ数年、「もう漁獲量が戻らないのでは」と
絶望が囁かれるほどだったことを考えれば
とても嬉しいニュースと言えるだろう。
正直なところ、スーパーで従来の2、3倍もの
値段が付いている状況を見るのは辛かった。
言うほど好きな魚ではないのだが、
今年は素直に焼いて楽しみたい気分である。

そう考えている自分を見つけると、
私も無意識に「秋恋」しているのかもしれない。

9/21/2024, 3:35:28 PM

「指を絡めて 花火」


虫の鳴き声が響く夜。
ドキドキしているのが、バレてしまいそうな距離。
大丈夫。
隣の幼馴染は、花火に夢中で気がついていない。
どこかの神社の例大祭で打ち上げられている花火。

いつまでも暑かった秋は、やっと気温を下げる気になったようで、ここ数日一気に涼しくなった。
だからだろうか。
幼い頃のように、こうしてくっついて座っているのは。

「冷えてきたな」
「そうだね……」
「窓、閉めるか」

立ち上がって、窓を閉めて、また私の隣にくっついて座る。
そうするのが当然だというように。


囃し立てるような虫の鳴き声。

そんなんじゃない。そんなんじゃ、ない。
彼氏彼女の関係ではないはずだ。

それなのに、どうして私たちはどちらからともなく指を絡めるのだろう。
そうするのが、当然だというように。


どういうことなのか、聞きたい。
だけど、聞かなくてもいいような気もしてる。

今さら、言葉で確認するようなことだろうか。
お互いの体温が心地よいことは、わかりきっている。


窓越しの締めの花火。
近づいてくる唇に、瞼を閉じる。



────秋恋

9/21/2024, 3:29:48 PM

“秋恋”


「最近流行ってるハッシュタグ、知ってる?」
「はっしゅ……なにそれ?」
「そこからかよ」

 SNSを眺めながら、向かいに座る友人に話しかける。話題提供の一環だと適当なものをチョイスしたのだが、相手は予想外にデジタル音痴だったらしい。思いもよらぬ返答がきた。

「ハッシュポテトなら知ってっけど」
「サクサクしてて美味いよな! じゃなくて」

 かくかくしかじか。ハッシュタグというのがどういうものなのかを簡単に説明するも、ふうん、とわかってるんだかわかっていないんだか微妙な反応。まあいい。本題はここからなので。

「『秋恋』ってやつなんだけど。どういう投稿につけるんだと思う?」
「あき……こい?」

 眉間にむむっと皺がよる。なんてことはない、秋の風物詩を撮った写真に使われるのだが、乙女チックな言葉選びのため俺も最初は首を傾げた。

「んー」

 あまり興味のない話題だろうに、真面目に考えるのは彼の美点。

「さんさんと照ってる太陽の写真とか?」
「その心は?」
「秋が恋しいなあ、ってときに使うのかなって」
「やるじゃん……!」

 本来の使われ方より気に入った。採用! と一人盛り上がって立ち上がる。

「太陽の写真撮りに行ってくる」
「ぶはっ。馬鹿じゃねえの」

 愉快そうにその肩が揺れる。

「んじゃ、俺はコンビニ行ってくる」
「ハッシュポテト買いに?」
「おう」
「人のこと言えねー!」

 ケラケラとふたり笑い合って席を立った。まるで違うもの同士だけど、似たもの同士。十分後には同じ場所に戻ってきて、またどうでもいい会話に花を咲かすのだ。

9/21/2024, 3:26:28 PM

秋恋 #12


君と迎える初めての秋。
まだ目が合うと照れてしまう私、きっと今の頬は紅葉のように赤らんでいるのだろう

9/21/2024, 3:23:57 PM

秋恋

出会いは秋

だけど 風が強い午後で

君が 向こうから歩いてくる姿をみて

「寒そうだね」と僕は声をかけた

「じゃ、温めてもらおうかな」

そう言って僕のジャケットのポケットに
手を入れる君

可愛いすぎて 抱きしめてしまいたい

そんな、、、秋恋 してみてーな。笑


 秋恋 2024.9.21

9/21/2024, 3:23:18 PM

まさしく私は秋恋ガチ勢。

でも今は春夏秋冬がなくなりつつある。

主に夏と冬がメインになってきてる感じがすごく悲しい。

秋って本当すぐ終わっちゃう。

1番好きな季節なのに。

秋になると赤かブラウンのリップをつけて
髪色も黒か赤ぽい感じにトーンダウンさせたくなる。

なんといっても月見バーガーの季節でもある。

暑くも寒くもなく心地よい気温もなお良し。

秋よ早く来て、
そしてお願いだからもう少しだけ長く居てください。

9/21/2024, 3:17:44 PM

冷えていく秋
温かくなる恋
葉揺れ落ちる秋
心揺れ落ちる恋

9/21/2024, 3:08:47 PM

少しずつ涼しくなる風と、
暮れる日の短さが秋を感じる。

貴方はそっと私に呟く、
少し肌寒いね。その手寒そう。
そして、そっと私の手を包んだ。

温もりが少し嬉しくて、恥ずかしい。
貴方は私を見て微笑んだ。

私はどんな顔をしてるだろうか。
真っ赤に染まる紅葉と同じ、頬の色だろう。

貴方と共に過ごす日々は長くなるといいな。

9/21/2024, 3:06:41 PM

九月に入り滝下るように鯉(CARP)失速
「書いて」に没入 気を紛らわす

まるで滝下り落ちるよう秋の鯉(CARP)
幸せだったなひと月前は

相聞歌のひとつも詠めず「恋」を「鯉」
お茶濁すしかない秋淋し


#秋恋

9/21/2024, 3:02:49 PM

秋恋_____



あの日私はあなたの人間性に憧れた。

惚れた、とも言えるかもしれないけれど、憧れたが正しい。

大事な日の前日に冗談で話しかけたことが、現実になると思わなかった。

大事な本番が終わったあとに、

「昨日言ってたやつ、一緒に食べよ」

なんて明るく言うものだから。

かっこいいな、かわいいな、素敵だなって。

夢に思ってたことが現実になる、正夢ってこういうことなのかもしれない。

またあの日に戻りたいな。



< yu、i、wa>

9/21/2024, 3:01:08 PM

火曜日


自覚したのは一年前。
あの人が好きなのだと、からかわれて初めて気づいた。
そこからは、彼を眺める日々が続いた。
友達から「__のこと好きなん?w」とか聞かれ、
インスタで相互フォローになり、
ラインを繋げ、
リアル相手から声を掛けられ、
目を合わせ、
その度々に心臓が止まりそうになった。
本当に心臓が足りない。
そんな毎日だった。

今年になって、彼は学校になかなか来なくなった。
もともと自由気ままな人だ。
きっとこれも何かの気まぐれなのだろう。

だから、次の火曜日には顔を見せてね。


秋恋

9/21/2024, 2:58:58 PM

秋恋
秋の恋
秋の恋人たち…

一緒に焼き芋するのも楽しそう。
勿論紅葉を見にドライブに行くのいいな。
ハロウィンにはちょっとした仮装をして
カボチャのパイとミルクティーで
小さなパーティーを開くのもいい。

秋の果物 ぶどうや林檎でタルトを焼いて
一緒に食べるのもいいな。

公園でどんぐりを拾いに行くのもいい。
松ぼっくりと一緒にリースを作ってもいいね。

今年はどんな秋にしようか
想像するのがまずは、楽しみなのだ。

9/21/2024, 2:57:00 PM

秋に恋す
君の姿。
遠くを見るような、その瞳
目を細めて笑う君。
何かを懐かしむ、声。
落ち葉に紛れて舞う銀杏の葉に
薄ら影を纏う。
映るのは、遠く染められた山々か
或いは。

秋恋

9/21/2024, 2:54:43 PM

僕が秋に恋するのはさつまいも。あなたはそれを知ってて秋限定のさつまいもドーナツを買ってきて、僕に何度も恋させるんです。

/秋恋

9/21/2024, 2:54:01 PM

あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の
秋の夜は長い。白い月だけが、空に残っている。

着物の裾から剥き出した足が、大して白くもないのに、暗闇の中で、ぼうっと色白に浮かび上がって見えた。
狭い蚊帳の中で、わざとだらしなく浴衣を着崩す。
四肢を思いっきり、目一杯伸ばす。

まさか泊まることになるとは思っていなかった。
こんな郭町の一店の一部屋で…

生き物というのは、元来の欲には逆らえないらしく、どの町にも茶店や宿屋と同じように、また郭町もあるものだ。
性別や嗜好に関わらず、恋をしたい人に銭と引き換えに、恋の体験を売る。そういう店が立ち並ぶ郭町はもちろん、この地域にもあった。

しかし、もう色恋の適齢期であるというのに、私の人生には全く縁のないところだった。

夜遊びや恋愛を禁じられているわけではなかった。
その類のものに一向に興味が湧かないだけだった。
そこで、私は色恋の話になると、友人のその話の内容に圧倒されるのが常だった。

今日来たのも、いつの間にか通うところが出来た友人に勧められて、半ば強引に同行させられたのだった。
ところが、私は友人が連れてきたこの店でも何もピンと来ず、とりあえず付き合いで一杯飲んでから、友人と別れて、ふらりふらりと客引きをかわしながら、街を歩いていた。

夕日の赤に、青黒い夜が溶け出して、空は紫色に滲んでいた。
一番星がぽつりと空に瞬いていた。

足を止めたのは、そんな夕闇の中の街角に、美しく朗々と紡がれる話を耳にしたから、だった。
そこでは、誰かがたった一人で、物語りをしていた。
着ているものは美しく派手で、袖口や袷から覗く肌は、まるで日を知らぬように真っ白だった。

どうやら、下働きや客引きではなく、商品として店に出ている芸子らしい。
冷静に考えられたのはそこまでだった。

私は、彼の語る物語に引き込まれてしまった。
場所が場所なだけに、物語は艶めいていて、扇情を煽るようなものであったが、しかし艶笑という言葉には止まらない、芸術的な響きと言葉遣いがそこにはあった。

そして何より私を惹きつけたのは、登場人物を演じる彼の、その演技の切迫だった。
物語の中の誰かを降ろした彼に睨まれたその刹那から、私は、影を縫い止められたかのように、じっと動けなかった。

ふっと気がついた時、もう語りはとっくに終わり、目の先には埃の積もった街角があるだけだった。
私の脳裏には、彼が、彼の語り演じるあの様子が、焼き付いて離れなかった。

どんな人間で、どんな生き方をすれば、あんなことができるのだろう。
あんな物語を語れるのだろう。
彼に会ってみたい、語りも演技もしていない、素の彼と話してみたい。
そんな気持ちだけが、胸を焦がしていた。

「あの人はァ、蜻蛉楼のとこの芸子さんだよォ」
振り返ると、節くれだった小柄の婆さんがいた。
「そこで語りやってたァ、あん人やろォ?…蜻蛉楼はもう開いてんやろ、行ってみれば話せるかもしれんの」
「あ、ありがとうございます」
思わずお礼を返す。
婆さんはいうだけ言って、ゆっくり歩き去っていった。

そこから蜻蛉楼なる店に向かった。
ところが、蜻蛉楼についた時、今日はこの町を封鎖する、と告げられた。
…どうやら、郭町の商品が一人行方知れずらしい。
郭町で恋を売る大抵の人間は、借金や借りのカタに働いている場合が多い。
そういう人を、タダで町から逃してしまえば、大きな損失になる。
だから、郭町の“商品”の人が行方不明になれば、町を封鎖して探すことが決まりらしい。
…驚いたのは、その行方知れずが、どうも私の探している芸子のようであった。

「どうも、申し訳ありませんね」
蜻蛉楼の旦那はそう言った。
「うちは曲者揃いなんですが、奴はどうも好き勝手、よく語りをしに出掛けてましてね。恥ずかしながら、誰も制御できんのですわ。その手の才能は、まあかなりのもので、うちもそれに助けられることもあるんですがね…まあ、いつも勝手に抜け出しおってもいつの間にか、勝手に帰ってくるんですけどもね。一応、念のため」
そう言うと、蜻蛉楼の旦那はすっと鍵を私の手に乗せて、続けた。
「…これも何かの縁。それとお詫びも兼ねまして、帰ってくるまで、どうかうちのこの部屋、使うと宜しいですわ。鍵付き、個室の客部屋になりますんで、お寛げると思います…」

こうして、私は今、蜻蛉楼の一部屋の、ご厚意で敷いてもらった蚊帳の中で、寛いで月を眺めているのだった。

個室の客部屋と言っても、普段は芸子が入ったり、複数人で泊まったりするのだろう。部屋は一人にしては大きく、広すぎた。

月だけが白く輝いている。
遠くで物悲しげに虫が鳴いている。

秋恋とはよく言ったものだと思う。
山鳥の、足に引くような長い尾ほど長い、長い秋の夜。
そして、一人ならそのお供は、物悲しげな虫の声と青白い月光だけ。
今、思った。
これは本当に人肌恋しい。

今まで一人はむしろ好きだったし、秋の夜長を切なく思ったことなどなかったが、これは…。
この広い部屋で、涼しい夜風の中、一人。
これはなかなか、寂しかった。

布団に仰向けに寝て、月を見上げる。
自分の四肢と月だけが、青白く浮いて見える。
遠くで、鈴虫が寂しげに鳴いていた。

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