『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしもゾンビの世界になったら?
もしもゾンビの世界になったら?
僕は目一杯 キミを守るだろう
沢山のゾンビを倒して
キミの手を握り 走り出す
誰もいない平和な場所を探して
静かに暮らしたい
そんな日を夢見て
とにかく希望を夢見て
ひたすら夢に向かう
もしもキミと僕がゾンビになったら?
僕は記憶が残ってなくても
頭を銃で撃ち抜かれないように
キミの盾になる
生きた人間を倒して
キミの手を握り
ひたすら徘徊する
とにかくキミを守りたい
とにかくキミと歩いていたい
朝露に濡れる野原に立ち、あたりを見回す。
今日は何色のお花を中心に据えようかしら。
摘みたての瑞々しい花たちを、茎を切り落としてから、優しく洗ってあげる。
水流は花びらを傷つけぬよう、せせらぎのごとき柔らかさで。土を落とし、清らかに匂うままに。
すすいだ花々を、彩り良く硝子の皿に盛り付けていく。
中央には鮮やかな太陽を模したひまわり。そのまわりには、青空の色のネモフィラを敷き詰め、その上に雲に見立てたカスミ草の白を。
あとは仕上げとして、全体に蜂蜜をトロリとまわしかければ、今朝のサラダは完成。
さあ、ベッドの中で朝霧のようなヴェールを纏いながら、まどろんでいるであろう、美しいひとを起こしに行こう。
思い立って、余っていたネモフィラを一輪つまみ上げ、くちづけをひとつ。これを、なかなか起きない彼女の、そよかぜのような髪に飾ってあげたなら、きっと芳香につられて瞼を震わせることだろうから。
私の大切なプリンセス。今、あなたのための花畑を携えて、お側に参ります。
(私の当たり前)
外から帰ってきたらまず手を洗ってそれから足を洗って
部屋着に着替えたらスマホをアルコールで消毒して
歩いた床をクイックルワイパーで拭いて
お茶を飲む
靴に消臭スプレーをかけた後はカバンの中身を消毒
ご飯は基本的に生ゴミが出ないものしか食べないし
洗い物した後は必ずハイター使って掃除
一度来た服は例え短時間でも絶対洗濯
洗えるのなら鞄だって洗濯
人の食べかけは勿論人の作った料理なんて絶対にむり
人の触ったものや息のかかったものは食べない
これが私の当たり前
『私の当たり前』4
心を換金していたら七夕から結構な日が過ぎていた。
七夕の花屋に置いてあるくたびれた笹見ながら、
盆の準備に忙しいとスーパーの方へ足を変える。
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『私の当たり前』4'
当たり前ができなくなった。
いつまでできていた。
できてた時はいつか。
当たり前もできないまま。
これを書いている今
周りをしきりに確認しないといつもの景色と変わっている気がする
液晶に打ち込まれる文字は立体感を帯び
実体をもつのだ。
もちろん触ることは出来ないのだが。
寝るための薬を飲んで自分勝手に動く文字と己の指を見て。
チラと見えたなにかが気になるが先に飲んだ薬の影響だって。
詩を書きたいのにつらつらと関係ない莫迦のような文を残すのは忍びないが薬と酒のせいだから仕方ない
当たり前と言われると特に出てこないが薬飲んだ時の文字の脱走は私の当たり前なのかもしれない
寝よ
薬飲んで文考えちゃだめだよ
君の当たり前と僕の当たり前
其れは行き違うかのように違くて
親のいる彼奴と親がいない僕
勉強が出来る彼奴と勉強が出来ない僕
彼奴の当たり前は親がいる家に帰って家族と関わる毎日
僕の当たり前は沢山の大人達と子供達と関わる毎日
人によって当たり前が違う
其れがやっとわかったのは
いつからだったか.....
もう、覚えてない
# 58
『私の当たり前』は、面白いアプリを探すこと。
こんな当たり前いやだ。
私の当たり前
私の当たり前はあなたの当たり前ではない。亜当たり前は私の当たり前ではない。
そんな当たり前のことに、気がつかない。つまり、当たり前のことが当たり前ではない。
これは、どういうことなんだろう。
あなたの考えには反対だが、あなたが反対することは理解できる。
#私の当たり前
推しにお金払って当たり前
推しがいて当たり前
当たり前というか、、、それでココロを保たせてるだけ。
2023/7/9
「私の当たり前はみんなにとっては異端なのかもしれないと、私は凡そ小学生の頃あたりに気づいたのだけれど、あなたはそんな経験はある?」
部長はそう言いながら、取り組んでいる課題にカリカリとペン先を走らせた。僕はその音を聞き、彼女の言葉にどうにか答えようと思いを巡らせた。
「パッと思いつかないんなら、きっとないのよ。その気づきは人生を変えてしまうぐらい大きいのだから、忘れられない爪痕になるに違いないもの」
巡らせた思考はその言葉で無為に還り、僕はそれを寂しく思いながら、半ば無意識にスマホでSNSを流し見する。
「あなたは普通よ」
「そうですか?」
「ええ、多分ね」
普通。普通か。それはいい響きとは言えない、と僕は思う。普通はあまり好ましくない。それは凡庸と言われているようで、寧ろ不快ささえ心にもたらした。
「部長もあまり変わってるとは思いませんよ、僕は」
「そう見せているのよ」
「ふうん……」
それが、普通から逸脱したい少女の強がりからくるセリフなのか、事実彼女はそういう過程を経て今ここにいるのか、正直僕には判断しかねる。彼女は僕の部長であったが、ただそれだけだ。仲がいいかと言われればそうでもなく、悪いわけでもない。
「部長、でもね、僕たちの関係はきっと普通の関係ですよ」
そう、つまり普通の距離感。部長と部員が作る普通の距離感だ。
「それさえも私がそうしたいからそうしたのだと言えば?」
「そんなのどうしようもありません」
「でしょうね」
沈黙が場に現れ、僕は数秒彼女の顔を見つめ、ふうと息を吐いてやはりスマホに目を落とした。彼女はやはりペンを走らせ、課題に追われているようだった。
「まあ」
「?」
彼女は数分の沈黙の後に口を開いた。
「嘘よ。私は別に自分が普通に外れてるなんて思ったことはないしね」
「……そうですか」
おかしげに笑った彼女の顔を見て、僕はまた息を吐き、スマホを見続けることにした。
僕は、あなたがそういう嘘をついて、それをこともなげに暴露してしまうので、やはりあなたの当たり前は少し異端なのかもしれないと、考えてみたりするのだが。
“私の当たり前”
ポジティブに
都合よく解釈している
そんなところが
当たり前のようにある
タイミングよく
今日はその事に気付いたよ
(2023.07.09/私の当たり前)
「私の当たり前」
君にとっての当たり前
私にとっての当たり前
人は皆違う価値観を持っている
どう思うか
どう感じるか
どう受け取るか
それは君も僕も
互いを強調して
互いを褒めて
互いを叱って
人としてより高度な人格者となる
それが大事だと思う
それが私の当たり前
7/9 San
合わせ鏡の中のような、その瞬間の自分が無数に連続してるだけの人生でいいのか?と思い、塩と砂糖をわざと間違える。明日は右と左を、明後日は母と先生を、その次は風呂とベッドを、空と大地を、ドアと窓を、愛と引力を、呼吸と絶叫を、船と自宅を、生活と息継ぎを、好きと嫌いを、春と夏を、夏と秋を、蛇とツチノコを、酒と毒を、妖怪と人間を、インターネットと自分を間違える予定だ。
7/10 Mon
合わせ鏡の中で多数決をとった結果、右と左を間違える件は無しになりました。
当たり前に生きよう!
私の当たり前が
いつか認められたら、
理解されなくてもいい
せめて知って貰えたら、
おかしいと言われてもいい
存在を認めてくれ
私の当たり前を
私の生き方を
私の人生を
太陽が東から昇り 西へ沈むこと
月が満ち欠けを繰り返すこと
北極星が同じ場所で輝き続けていること
季節が移ろうこと
夏は暑さが厳しく 冬は寒さが厳しいこと
春は桜が美しく 秋は紅葉が美しいこと
天気も日々変化すること
雲が刻々と形を変えていくこと
雷は音が聞こえるよりも先に 光が見えること
山があり 谷があること
川が上流から下流へ流れること
海の潮が満ち引きすること
全ての生き物が 生を繋ぐため営みを続けていること
全ての生き物の生が いつか必ず終わりを告げること
自分もその一部だということ
―――いわずもがな
#6【私の当たり前】
人の血を吸って生きる。それが私の当たり前。なのに、みんなは違う。ただの食べ物を食って生きる。それがみんなの当たり前。けど、私は違う。どうしてだろう?みんな、血を吸って生きないの?血は美味いって感じたことないの?意味分かんない。私、みんなと何か違うのかな?……まあ、みんなと違うのは当たり前か、私"吸血鬼だからね"
#私の当たり前
【私の当たり前は
①タスクを溜めない
②余裕を持ったスケジュールを立てる
③健康が最高のコスパ!ご飯はしっかり食べる
の3つ。
やるべきことは自分の娯楽を後回しにしてでもさっさとやって終わらせたほうが良いし、割り込み事案があっても間に合うような余裕のあるスケジュールを立てた方が良いし、健康じゃないと何においても能率が下がるので健康維持が一番大事だと思っています。
とはいえ、これが不可能な人も中にはいるので、傲慢にならないためにもそのことは忘れずに生きなければならないなぁと思います。】
……なんて、最後に一応書いてはいるけれど、正直言って一般にいるできない人の理屈とか気持ちはよくわからない。一番わからないのはアルバイトに精を出し、単位を落とす大学生。
苦学生だというのならわかる。生活がかかっているならわかる。だが、大抵の学生は己の娯楽や欲望のためにわざわざバイトを忙しくし、勉強時間が足りなくなったり体調を崩したりしてテストで落第してりレポートを提出しなかったり、あるいは授業に規定回数出席しなかったりして単位を落とす。こればかりは正直理解できない。留年でもして余分に大学に通わなければならなくなったら、もっとお金がかかるのに。
もちろん私が恵まれているのはわかっている。絶対にアルバイトをしないといけない経済状況ではない、金のかかる趣味はない、身体もすこぶる健康で睡眠時間が短かろうと問題はない。それゆえ、課題等での多少の頼みなら聞いてあげる。課題そのものをやってあげることはないが、参考図書や参考論文を教えるくらいのことはする。
だが、だからといってグループワーク等の課題の大半を私に押し付けるのはいかがなものか。私のノブレスオブリージュの精神にも限界というものはあるし、別に私も暇ではない。いいとこ取りを許す優しさはないので、十分に覚悟してほしい。
#生真面目な私の当たり前
私の当たり前…
そんなの、当たり前でしょ!
と言うのは嫌いだ。
いや、当たり前という言葉が
幅広くて、横柄で…時には
自分や誰かを傷付けかねない言葉だから
苦手なのかもしれない。
当たり前の日常。
平凡、人並み、繰り返し。
私は、今の暮らしが嫌なのだ。
それを抜け出せないまま
繰り返す事で、当たり前になるのが
こわいんだ。
色んな考え方や、表現、価値観がある中で
当たり前という言葉が
もっともっと、優しくなりますように。
【お題:私の当たり前】
私の当たり前は、他の誰かにとっての当たり前とほとんど変わりないだろう。朝起きて学校に行き、授業を受け、他愛ないおしゃべりをし、友達と会話しながら帰宅し、スマホで動画を見て、SNSにつぶやき、ご飯とお風呂を済ませ、明日の準備をして寝て、また朝が来る。そんな当たり前。
「ねえ、僕と契約して魔法少女になってよ」
ぬいぐるみっぽい生き物に言われるまでは、そうだと思っていたんだ。
私が住んでる世界は案外不安定らしい。普通の人には認識できない魔獣と呼ばれる存在がいて、そいつが人に干渉すると生命力が食われ、病気になり、死に至る。ぬいぐるみっぽい生き物は素質ある人間を戦えるようにして、魔獣の発生を突き止め、被害を減らす使命を帯びてるらしい。――私は戦うことを選んだ。
魔法少女の生活は、私の当たり前を犠牲にする行為だった。魔獣がいつ発生するか分からないから常に気を張ってなければならない。休日なんてものは存在しないし、睡眠は不規則になった。
朝は遅刻寸前で登校し、授業中に寝て、友達に「顔色悪いよ」と心配され、早退途中に魔獣の発生報告を聞き出撃して、疲れ果てながら撃破し、家に帰って泥のように眠る。それが当たり前になった。
ある時、今まで比べ物にならないほど強い魔獣が出現して、私は食べられそうになって――――
ピピッ ピピッ ピピッ
スマホのアラームが鳴った。大きな欠伸をして目を開ける。
「夢――か」
いつも通りの朝だ。変な夢を見た。全くもって馬鹿馬鹿しい夢だ。
「ケイ! 魔獣だ! ここから近い!」
当たり前を犠牲にした魔法少女である私が負ける訳ないでしょうに。
「さて、行きますか」
誰かにとっての当たり前を守るために。
[私の当たり前]
「私の当たり前」を疑ってみる。
当たり前だと思っていたことが実はそうじゃなくても良かったりすることって結構ある。
そういう固定観念みたいなものを発見して崩していくのって結構楽しい。
崩れた時に気持ちが楽になったり、
意外な道が開けたりするから。
貴方も何か苦しいことがあったら、
貴方が思ってる「当たり前」をちょっと疑ってみて。
意外とそうじゃなくても良かったりするよ。
そしてそれに気がついた時、スッとその苦しい所から抜け出せるかもしれないよ。
幸せを 「幸せである」と
自戒するように思うは
恐れているから
#短歌 #書く習慣 20230709「私の当たり前」