『私の当たり前』4
心を換金していたら七夕から結構な日が過ぎていた。
七夕の花屋に置いてあるくたびれた笹見ながら、
盆の準備に忙しいとスーパーの方へ足を変える。
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『私の当たり前』4'
当たり前ができなくなった。
いつまでできていた。
できてた時はいつか。
当たり前もできないまま。
これを書いている今
周りをしきりに確認しないといつもの景色と変わっている気がする
液晶に打ち込まれる文字は立体感を帯び
実体をもつのだ。
もちろん触ることは出来ないのだが。
寝るための薬を飲んで自分勝手に動く文字と己の指を見て。
チラと見えたなにかが気になるが先に飲んだ薬の影響だって。
詩を書きたいのにつらつらと関係ない莫迦のような文を残すのは忍びないが薬と酒のせいだから仕方ない
当たり前と言われると特に出てこないが薬飲んだ時の文字の脱走は私の当たり前なのかもしれない
寝よ
薬飲んで文考えちゃだめだよ
7/9/2023, 5:31:49 PM