私の名前』の作文集

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私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/20/2024, 1:02:05 PM

小さい頃まで、自分の名前なんてなにも意味がないと思ってた。

でも、きみに呼ばれる喜びを知ってから、考えが変わった。

きみの名前を呼ぶとき、こちらの心臓はドキドキと激しさを増す。

このことは、きみにバレてないといいなぁ。

『好きです』

この言葉が言えたらどれだけ楽だろう。

でも、きみはうちのことを、恋愛対象ではないのだろう?

うちは異性だって、同姓だって、恋愛対象として見ることができる。

でも、みんながみんなそうじゃないのも知っている

何ならうちが、少数なのも知っている。

理解の強要はしないさ、だってきみの良き友としてもいたいのだから。

さぁ、今日もうちの名前を呼んでよ





うちは、一番にきみの幸せを願っているよ




1作目 〖○○へ、うちより。〗

7/20/2024, 1:02:01 PM

幸せに生きるのが人生のモットー。
どうせ暇潰し、なら幸せに生きて

7/20/2024, 12:58:57 PM

私の名前はチーコだった。
小さい頃、自分の事をチーコと呼んでいた。
母親からも、チーコと呼ばれていた。
チも、コも、
本名には入っていないのに、何故かこの呼び名だった。

ある時、
何故チーコなの?
と、友達に言われて困惑した。
同時に、チーコと言う呼び名がおかしい事に気づき、少しずつチーコと呼ぶ回数を減らしていった。

新しい友達が出来た。
チーコと呼ばれている子だ。
その子の本名には、チが入っていた。
チーコと呼ばれるに相応しい名前だ。
私は心の中で、チーコの呼び名をその子に譲り、自分の事をチーコと呼ぶのをやめる事にした。
母親にも、「今後はチーコと呼ばないで」
とお願いしたので、私は完全にチーコではなくなった。

私がチーコだった事を、今では誰も知らない。
けれど、自分らしく生きていたのが、チーコ時代なのを、私は知っている。

チーコに戻ろう!

7/20/2024, 12:56:42 PM

私の名前
それは、私であって、私でない
みんな名前で呼ぶけど
名前は私ではない
でも、私は返事をする

私は名前と一体になる
そんな日は来るのだろうか。

7/20/2024, 12:54:02 PM

共依存って楽しいよね?
相手が自分の思った通りに、時には予想を越えて私を求めてくれる。
弱みって都合がいいよね?

どす黒く曇った昼下がり。人がゴロゴロいる駅前で彼女を待つ。
「ひ〜ぐ〜ち〜く〜〜ん‼︎」
「うぁあ!」
勢いよく駅から出てきた彼女にバックハグされて、思わず大きな声を上げてしまった。周りからは「何やってんだ」の目を向けられる。
「そんなに驚かなくても…」
ちっこい顔、茶髪でショート、控えめのゴスロリ。全人類が癒されてる猫なんかよりも断然かわいい。そんな彼女がいてとても幸せ。今日もそんなことを考えて笑みがもれる。
「ごめんごめん。とりあえず…行こっか」
彼女は満点の笑顔で頷く。

2人でショッピングモールをぶらつく。服を見たり、オシャレな雑貨を見て同棲した時のことを妄想したり。よくある楽しいデートをした。
「こういうの玄関に置いたらオシャレじゃない?」
「そうだなぁ、僕はこっちの色が好きかな」
「確かに!そっちの方がかわいい!」
どこからともなく「ユウト!」という女性の声が聞こえた。迷子の息子を探すような声で。
声を聞いた瞬間、僕に流れる血が止まる感覚に襲われた。呼吸と鼓動が荒くなる。全身がとてつもなく重くなったように感じ、指先をピクリとも動かせなくなった。
「ひぐち君?」
記憶がフラッシュバックする。ユウトと呼ばれて怒鳴られる。ユウトと呼ばれて殴られる。洗濯機に押し込められ、暗闇で泣きわめく。階段から突き落とされ、「泣くな!」と無茶を言われる。
「ひぐち君!」
「はぁあ!」
隣を見ると、彼女が泣きそうな目で心配してくれていた。
「大丈夫?落ち着いた?」
「…あ、あぁ」
先ほどの声主は無事に息子を見つけて、安堵している。
「帰ろ?辛いでしょ?」
「だ、大丈夫。少し休めば…大丈夫だから」
「じゃあとりあえずカフェにでも入ろ?」

僕の名前は「ひぐちユウト」。ごくごく普通な男だが、子供時代は親からの暴言暴力が酷かった。なので今でも自分の名前が耳に入ると過去がフラッシュバックして先ほどのらようなことになってしまう。
人混みはずっと避けて生活してきた。自分の名前を聞く確率が低いはずだから。なので最近は症状は出なかった。だから油断した。彼女とのデートで舞い上がっていたのだ。
「ふぅ…」
カフェオレを飲みながら、彼女との楽しい思い出に浸って落ち着かせる。
「あんまり無理しないでね?やっぱりダメなら帰ってもいいよ?デートなんてまたできるしね」
「うん、ありがとう。でももう大丈夫!心配かけたね」
「なら…いいけど」
その日のデートは、結局予定よりかなり早く終わった。


こないだのデートでひぐち君が疲れてしまったので、今回は私の家に誘った。家なら2人っきりだし。何も問題ない。
ピンポーンとインターホンが鳴って、彼を迎え入れた。
「お、お邪魔…します」
「初めて来るからってそんなに緊張しなくても。ガチガチじゃん」
やっぱりひぐち君はかわいい。大好き。でも一番かわいいのは、呼吸が荒い時。可哀想なのに愛嬌を感じる。
「来てもらったばっかりで悪いんたまけどさぁ」
「な、何?」
「もう我慢できないや。ベッド来て?」
「へ?」
力強く彼を引っ張って案内し、強引にベッドに押し倒して馬乗りになる。
「ちょ、ちょっと…マキさん?」
目がぐるぐるしている彼にキスした。濃厚に、彼の口の中を私の舌と唾液で満たす様に。
「はぁ…、ふへへへ…」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ユウト君の顔面が燃えている。こんな程度で……かわいい。
そっと彼の耳元で囁く。
「ユウト君」
燃えていた顔が一瞬にして真っ青になった。呼吸も荒くて、大きくて速い鼓動がよく聞こえてくる。
「あははっ!かわいい!かわいいよユウト君!もっともっと!」
「あぁあ!た、たすけて…」
泣きながら、心細さを出して私を求めてくれる。
「忘れちゃえ…そんなの。私だけを考えて?」
「マ…キ、マキィ…」
「泣いちゃったね?私好きだよ?ユウト君のその顔」
涙を舐め取ってあげた。おいしい!
「私だけを考えて?ね?できる?」
ポケットからカッターを取り出して、刃をいっぱいに出した。
「や…やだ、やめて…」
「安心して?」
自分の手のひらの真ん中をブッ刺した。血がドバドバ出てくる。
「マキ!だ、ダメ!そんな…」
「飲んで?おいしいよ?」
「マキ…マキ!」
「あぁ!口移しがいいのか!そっかぁ!」
傷口を舐めて血を絡めとる。そのまま彼の口に舌を突っ込む。
私の血と唾液と、彼の唾液が混ざり合って…はぁ、はぁ…。
「おいしいね?ユウト君?」
「はぁ…あぁぁ、はっ…あぁ」
「まだぁ…アクセントが欲しいぃ!ごめんねぇ?ユウト君」
ユウト君の上唇をちょっぴりかじった。それでも血は満足に出てくる。
「い、痛っ…マキ?」
「えへっ!へへへへ!」
極上の幸せを感じながら私の血と唾液、ユウト君の血と唾液を一心不乱に彼の口の中で混ぜ合わせる。
「ねぇ?はぁ…もっかいぃ、するねぇ?」
かわいくておいしくて、訳がわからなくなるまでいっぱいチューした。
「いまぁ…なんかいめぇ?」



よきかなよきかな。
休日はいいなぁ。いっぱい考えて書ける。
かなり好きな話かな

7/20/2024, 12:46:51 PM

『私の名前』

みんなが知ってる私の名前。

みんなが知らない私の名前。

君が知ってるのは

みんなが知らない私の名前。

私じゃない私を愛してくれた君。

大好きだったよ。

7/20/2024, 12:46:26 PM

記号でしかないとまでは言わないが
かなりの部分で能面を被り日々歩くのか
たまには外すか取れるかで焦る

7/20/2024, 12:46:18 PM

私の名前は思い出の漫画。
なんでこんな名前にしたのかって?それはね〜みんなが見る上で私のこの文章が思い出になって欲しいな〜ってのと漫画ってみんなだいたい読むじゃん?小説とかは絵がないから嫌!とか長い、面白くないとか嫌いな人多いじゃん?
思い出の小説もいいけどみんなが嫌いかな〜って人は余りいない漫画にしたのだよ〜馴染みやすいしね。
私の作品に出てくる者たちは私の気まぐれで決めていてね、パッと思い浮かんだ名前とかルーレットで決めてるのだよ。
その代わり、私がその子たちに沢山活躍してくれるように、物語の中でも勇者パーティとか敵役なみに大事な役を与えて居るのさ。
名前のない子たちは男子生徒Aとか女子生徒Bとか研究員Cとかにしているよ。
こんな私でも友達は居るよ。
す〜ぐ、BL展開に持ってくのは残念な所かな…自分自身、呆れてるよ…ごめんね皆。
因みに、物語は全て私の創作!元にしたものなどないのだよ!!褒めてくれたまえ!!!!!
口調もキャラ(?)でやってるから気にしないでくれたまえよ…普通に使い易いが!現実では使ってないから安心して…使ってたらヤバいやつだと思われるし、せめてネットだけでね。この口調で癖が付きました、楽しいし使い易いとか一石二鳥だよね。
私の事話すのはこれが最初か、またあるといいね〜思い付きで書いたり、みんなの見てアイデアを貰っているのだけど、みんな文才だね。
国語は好きだし小説を読むのも書くのも好き。
でも、文才なんて言われた事ないのだけど何で?面白くないのかな…自分が好きだからいいのだけどね?目指せ文豪並に面白い文章を!
文豪好きになったのは文ストのおかげだよ〜。
アニメもリアルもどっちも好き〜。

…おっと、もうこんな時間か。
名残惜しいけど、また別の作品で会いましょ。
後藤さんシリーズも待っててくれたまえ。
今、Part3頑張ってるのだよ……
では、また!

7/20/2024, 12:45:27 PM

『私の名前』

開いた目の先に
涙を光らせて笑う人が居ました

生まれて最初に教わったことは
だれかのことを想って 泣くこと

最後の空気を吸ったとき
鼻をすする音が聞こえました

旅立つ前に教わったことは
だれかのことを想って 泣くこと

だから私は、
泣きたいと思ったら心の底から泣きました
叫びました

こうやって泣くことが
だれかのためになるかもしれないから

生涯、涙と共に成長し続けました。

私の名前は
「────────」

7/20/2024, 12:42:17 PM

私の名前

私はこのアプリで"セピア"って言う名前で書いてる
これは『セピア色』からとっていて
一般的に言うのは"映画のフィルムの色"

私は『自分の思い出』とか
『こうだったらいいのにな…』みたいな希望の話とか
自分の見てきた瞬間とか考えた物事とかを
映画のワンシーンを切り取ったみたいに
ただ、書きたいと思った

その他に歌の影響もあるんだけど
1番は自分の世界をただ書きたい!っていう願望で、
自分の方向性を名前に込めた

7/20/2024, 12:42:11 PM

私の名前

名前を呼ばれることはあまりない。だいたい名字で呼ばれることが多い。
だからたまに誰かに優しく名前を呼ばれている人を見ると、その人の名前が幸せに満ちた音に聞こえて少し羨ましくなる。
私の幸せの音はきっともう聞こえないだろうから、帰りにコンビニで売り出し中の限定のミルクティーを買って好きなアーティストの曲を聴きながら帰ろう。
――とびきり幸せな曲と甘いミルクティーが、私をすくい上げてくれるから多分大丈夫。

日々家

7/20/2024, 12:40:51 PM

[私の名前]



영  英



私がこの世に誕生した際に

お世話になった先生の1文字『英』を

両親は私にプレゼントしてくれたらしい

7/20/2024, 12:40:20 PM

【私の名前】

いつも間違った名前で呼ばれて

名は体を表すというのならば

僕の本当は果たしてどちらになるのか

だけどみんなが呼ぶ名前に込められた期待を

壊さないようにどうにか繕って作り物の言葉を返す

そうやって”名前”を偽っているうちに

本当の名前さえよく分からなくなっていった


 
きみは名前を呼んだわけでもないのに

初めて”自分自身”を呼んでもらった気がした

だから本当の本当の名前は隠してしまって

”僕の名前を君だけが呼べるように”



2024-07-20

7/20/2024, 12:39:52 PM

映画サークルの新歓コンパが終わり、周囲にいたメンバーはそれぞれ帰り支度を始めていた。私は一年後輩の長沢創に軽く目配せして、席を立った。

私たちは半年前から交際している。昨年入部してきた創が告白してきたのは十月のこと。その流れで付き合い始めた。今では、互いのアパートを行き来している。

「ホタル先輩の演技があってこそ、今度の自主制作映画は成り立つと思うんです」

二人並んで帰る途中、決して上手とは言えない私の演技を、今夜も創は褒めてくれた。ホタル先輩、の所に力が入っていて、私の胸は少しだけ痛む。

今、私は創に無言の嘘をついた。

始まった時は小さな嘘だった。けれども、ここまできてしまうと、もう取り返しがつかない。雪の塊が坂道を転がり続けて大きくなっていくように、私がついている嘘も巨大化してしまったような気がするのだ。

心臓の辺りが苦しい。私は立ち止まり、創に声をかけた。

「ねえ、ツクル」

二、三歩先へ歩き出そうとしていた創が足を止め、振り返る。その顔が決まりの悪そうな作り笑いに変わった。

「どうしました? ホタル先輩」

胸の奥が、きゅうっと締めつけられた。私は遂に真実を口にした。

「私、実はホタルじゃないの」

きょとんとしている創に、私は打ち明けた。

「蛍と書いて、ケイ。私の名前は岩村ケイ」

創が、ぎこちない笑顔を見せた。そして少し震えたような声で呟いた。

「そうだったんだ。僕も勘違いしていたんだ」

勘違い。何のことだろう。状況を上手く把握しかねている私に、創は突然、満面の笑みを浮かべて言った。

「僕も、実はツクルじゃありません。創と書いて、アートと読みます。親が凝り性で、変に個性的な名前をつけたんです。迷惑な話ですよね。アートなんて、初対面で正しく認識してくれる人、今まで一人もいませんでした。だから出席を取られるのがいつも嫌だったんですよ。呼ばれるたびに訂正しなきゃならないので」

その時の私は、きっと気の抜けた顔をしていたことだろう。

創は私の表情を隅々まで確認するように凝視すると、優しく微笑んだ。

「ケイ先輩。今後ともよろしくお願いします」

7/20/2024, 12:39:43 PM

『私の名前』🧡


僕の名前。

好きじゃない。


でも、

好きな人に呼ばれると

嬉しくなる。


たまには

自分の名前が

好きになる。

7/20/2024, 12:38:05 PM

私の名前

私の名前を決めたのは母だ。
6月生れになるからと「ジュン」に決めていたらしい。「ジュン」は英語で6月のことで「ジューンブライド」なんて言葉もあり、6月の花嫁は一生幸せになると言われてる。
母にとっては、ちょっとした憧れや子供の幸せを願ってのことかもしれない。

なのに私の名前は「ジュン」ではない。

私が生まれる2週間前に生まれた従兄弟の名前が「ジュン」だと聞き、急遽変更されたのだ。
母の憧れは2週間というタッチの差で、惜しくも破れてしまった。
まあ、そんなに思い入れもこだわりもなかったのだろう。

今は別の名前だけれどそれほどイヤな名前ではない。
むしろその当時の流行りの名前だったのだろう。中学生の時、同じクラスに私も含め同じ名前の子が4人いた。人気の名前だが困ることもあって、名前を呼ばれたら、それが自分のことなのか別の人のことなのか分かりづらく、返事をしていいのかダメなのか悩む場面が何度もあった。それもだんだん慣れていき、呼ぶ相手の声で自分に用事があるのかないのかが判断できるようになっていった。慣れとは恐ろしいものだ。

私の名前は母がつけたちょっと昔に流行った名前。この名前は私に馴染み、私を形成するものも1つになっている。
これからもよろしく!

7/20/2024, 12:37:39 PM

わたしは、なんだっけ。
わたし、私、は。
「   」
だいじょうぶ、呼ばれたらわかる。
大丈夫、だいじょうぶ。
あなたの名前も、わかる。
あなたは、どんな人だっけ。
知ってる声、知ってる笑い方。
でもわたしはあなたとどんな話をしたっけ。

名前を、呼んでくれませんか。
おねがい。
わたしは、私でいたいから。



(私の名前)

7/20/2024, 12:36:30 PM

すごくすき
うまれてはじめてもらった
いちばんみじかいみじかな詩

7/20/2024, 12:35:54 PM

僕は自分の名前が嫌いだった
だった、と過去形なのは君に出会えたから

『ねぇ、朔』

「何?」

スマホのスピーカーから聞こえる君の声
朔とはネットネームであり、本名の1部だ

『朔の本名ってかっこいいよね』

「そう?」

僕のいつもの返しに君は楽しそうに笑う

7/20/2024, 12:35:09 PM

むかしむかし、あるところ。
魔王に支配された王国と、アクを倒すべく立ち上がった勇者達がおりました。


山越え谷越えアドベンチャー

魔物を倒して勝利の美酒

仲間を信じ命を預けそんな日々ももう終わり。


「悪しき魔王め
皆を苦しめた罪を、あの世で償うといい!」

グワァァァァア


魔王は倒され、勇者達は国へ帰還し、世界は永劫の平和に包まれました。

めでたしめでたし。


みんなは喜び、歌い、踊り。

もう一生、恐怖に震えることはないのです。

怖い事などないのです。

どんなに幸せな事でしょう。




そんな騒ぐ饗宴の片隅で、ラム酒を煽る男がひとり

此度の主役が、ひとり

大剣を背負い、聖なる魔法を駆使して世界を救った英雄は、もう世界から必要とされることはありません。

あの興奮に満ち溢れた日々は2度と帰ってこないのです。

なんてフシアワセな事でしょう



男は酒を飲み干すと、静かに何処かへ去っていきました

誰も気づきませんでした。



仲間の王女は歓迎パレードに引っ張りだこだし、

かつて背中を預けた魔法使いは論文に忙殺され、

旅で出会った荒くれ者は恋人ができて忙しかったのです

国民さえも、気付きませんでした。


役目を果たした勇者は、もう必要なかったからです。





数百年後.......


平和だった世界に、恐ろしい魔王が生まれ落ちました。

魔王はあっという間にこの世の半分を支配し、

魔物の数を増やし、王国を絶望に陥れました。


むかしの慣習に従って、恐ろしき魔王に抗うべく新たな勇者達が立ち上がりました。


山越え谷越えアドベンチャー

魔物を倒して勝利の美酒

仲間を信じて背中を預け、笑いあり涙ありの冒険譚

そんな日々ももう終わり。



新たな勇者と対峙した新たな魔王は告げる

「私の名は.....

 勇者。いや、魔王アルファード」


お前は私の退屈を癒してくれるかな?


強大な力を持った新たな魔王は、闇に染まった勇者の力で立ち上がる幾人もの勇者達を討ち滅ぼしてしまいます

それでも幾人もの勇者は立ち上がります。

立ち上がるしかないのです。

気づかぬうちに心までも操られた人類は、


ずっとずっと、男の手のひらで踊り続ける



きっと、ずっと。





【私の名は】

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