小さい頃まで、自分の名前なんてなにも意味がないと思ってた。
でも、きみに呼ばれる喜びを知ってから、考えが変わった。
きみの名前を呼ぶとき、こちらの心臓はドキドキと激しさを増す。
このことは、きみにバレてないといいなぁ。
『好きです』
この言葉が言えたらどれだけ楽だろう。
でも、きみはうちのことを、恋愛対象ではないのだろう?
うちは異性だって、同姓だって、恋愛対象として見ることができる。
でも、みんながみんなそうじゃないのも知っている
何ならうちが、少数なのも知っている。
理解の強要はしないさ、だってきみの良き友としてもいたいのだから。
さぁ、今日もうちの名前を呼んでよ
うちは、一番にきみの幸せを願っているよ
1作目 〖○○へ、うちより。〗
7/20/2024, 1:02:05 PM