私だけ』の作文集

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私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/18/2023, 11:15:31 AM

#私だけ

私だけ見て。
余所見なんて許さない。
私だけみて。
ほら、こんなに面白いものがあるのよ?
ね?素敵でしょ、楽しいでしょ?だから目を離さないで。
そうそう、そうやって私だけを見て。
ずっとずっと、私だけを。



『次のニュースです。本日××時、𓏸𓏸通り交差点付近で死亡事故がありました。死亡したのは●●在住の◾︎◾︎さん。目撃者の話では、当時◾︎◾︎さんはスマートフォンを注視しており、赤信号に気付かず交差点内に――』


ねえ、あなたも私だけ見てくれるわよね?

7/18/2023, 11:15:00 AM

私だけ、仲間はずれ。
私だけ、皆と違う。
私の意見は皆とは少しズレていて、私の考えは皆とは少し違って。
それが恥ずかしくなって、馬鹿みたいにみんなの真似をした。

7/18/2023, 11:14:32 AM

昨日の続きです。
暇潰しにでも読んでいってくれたら嬉しいです。

ー遠い日の記憶ー

『だれか助けて。助けてよ、お願い。美来(みく)を助けて。僕ははどうなってもいいからこの子だけは。この子
だけは助けて・・・・・・・」
人通りの少ない公園でみくという女の子を抱きかかえながら4歳ぐらいの男の子は泣きながら祈っていた。
「みくー、早く支度しなさい〜。
遅刻するわよー」
上からそんな声が聞こえてきて時計を慌ててみると電車
ギリギリの時間だった。
あーもう、最悪!久々にあの夢見たと思ったら寝坊しち
やった。ほんとついてない。
何故か小さい頃から1ヶ月に1回ぐらいのペースで今日みた男の子が女の子を抱えて祈ってる夢を見るんだよね。
何でだろう。
その夢で朝方の4時ぐらいに起きちゃって、まだいいや
って2度寝しちゃった結果がこの有様だ。
焦りながら全力で廊下を走り家を出る。
それから汗だくになりながらも全力疾走したら何とか電車に乗ることができた。
学校近くの駅で下ろしてもらってそこからまた激走だ。
あー、やばい!きつい〜
「セーフ!!間に合った〜」


ー気になる転校生ー

なんとか間に合った〜
「間に合ったっていうかほんとにギリギリだけど」
まなが苦笑いしながらも声をかけてきてくれた。
まなは小さい頃からずっと一緒でなんでも言い合える親友なんだ。でも同い年って言ってもまなのほうが全然しっかりしてるし、頭いいんだけどね。
だからよく相談に乗ってもらうんだ。
「あっ、まな!おはよー!!そうなんだよー
寝坊しちゃって全力疾走で走ってきた!」
おかげで朝から汗だくだよー
「もっと余裕持って起きなよ?」
「はーい。」
まなと話しているといつもよりみんなが騒がしいことに気づいた。
どうしたんだろう?今日なんかあるのかな?
「ねーねぇ、何で今日はこんなにいつもよりみんなうるさいの?なんか教室全体が浮気立ってるっていうか」
まなは知ってるかな?
「あんた知らないの?
今日転校生が来るらしいの。男子か女子かはわからないけど。」
「転校生?こんな時期に?」
今は2学期中場ぐらいだ。こんな時期に転校生が来るなんて、なんか事情があるんだろうか?
「そうなのよね。こんな中途半端な時期に何で来るのか
しらね?」
まなと話しているとチャイムがなって先生が入ってきた。その後ろに転校生?もいる。男子だ。
「おはよー、お前ら席につけー
なんかもう伝わってるみたいだか、転校生だ。
おい、羽矢。自己紹介。」
先生が促すと転校生は頷いて言った。
「羽矢 洸夜(はねやこうや)です。よろしく。」
羽矢くん?が挨拶をすると一斉に教室が騒がしくなっ
理由はめっちゃ顔が整っていてかっこよかったから。
クールで、でも決してそっけなくはないから親しみやすい雰囲気の男子だ。
その時
羽矢くんと目が合った。
懐かしい・・・・・・・・・・・・・・
会ったこともないのに何故か無性に懐かしい気持ちになった。
なんだろう。この気持ち、心が温かくなるような。
羽矢くんはこっちを向いて固まっていた。
目を大きく開いてびっくりしているように見える。
私は目がお互いに離せなくて、時間が止まったように固まっていた。
「・・・・・・ふ・・・や・・おい!古屋!」
わっ!何?呼ばれてる?
我に返って、前を見ると先生は困った顔で私を見ていた。
「はっ、はい!何ですか?」
「まったく、しっかりしてくれ。何回も呼んでるのに古屋返事しないから。お前の後ろ空いてるだろ?そこを羽
矢の席にするから羽矢に分かるように名前呼んだんだ。」
全く、気づかなかったな。
羽矢くんが私の後ろに?
私が色々考えているうちにも話は進んでいてもう羽矢くんはこっちに向かって歩いてきているところだった。
こんなにドキドキしたのは人生初なんじゃないかって思うほど、心臓が高鳴る。
だからと言って羽矢くんの方をずっと見ておくなんてことは出来なくてただ、ドキドキしながら前を向いとくしかない。
すると
「ごめん。」
えっーーーー
羽矢くんは驚くべき行動をとったのだ。
いきなりわたしの前にしゃがみ込んでギリギリです制服で隠れている二の腕を確かめるように見てきたんだ。
「ちょっと、なにっーーーえ?」
何してんのよーって言おうとして羽矢くんの顔を見ると羽矢くんはすごく真剣そうな泣きそうな顔をしていた。
びっくりした。
けど、真剣な顔をみたら怒るなんて出来なくて
羽矢くんが離れるのを待つしかなかった。
ちょっとしてから羽矢くんは離れて
「いきなりこんなことしてごめん。」
と、泣きそうなホッとしたような優しい笑顔で言われた。
「ううん、大丈夫。」
もう、何がなんだか。
結局、何がしたかったんだろうか。
私はみんなの視線を感じながら前に立っている先生の方を向いた。

ー突然の痛みー

それからはもう、みんなからの地獄の質問攻めが待っていた。
そして今は教室から離れたところでまなちゃんからの質問攻めに合ってる最中でして・・・・・・・・・・
「どう言うことなの?みく!?」
私達が教室じゃなく、わざわざ離れたところで話している理由は、転校生お決まりである机の周りにみんなが集まるやつで羽矢くんはアイドル状態になっていてそして、羽矢くんの前の私の席が取られちゃってる訳なんです。
だからこうして教室から離れた場所で、まなと話している。
「あんなに羽矢くんと接近してあの超かっこいい顔で優しく微笑まれてなかった!?」
接近!?
みんなからはそう見えちゃったんだ。
実際は二の腕?のあたり少しだけ触られただけなんだけど。
ていうか、私もわかんないんだよね。
「うん。何であんなこと急にしたんだろう?
初めて会ったのに。ていうか、あんなにかっこいい顔してるんだもん。会ったことあるなら忘れないよ?」
「まぁ、確かにそうよね~、あんな爽やかイケメンなかなかいないものね~
じゃあ、小さい頃は?
小さい頃に会ってたとか可能性ないの?」
うん〜、小さい頃か。
確かあんな子はいなかったと思うけど。
幼稚園ぐらいの時の友達とか?
その時ふと、たまに見る夢を思い出した。
男の子が泣いている夢。
ズキッ。
「うっ、痛い。いたっ、何この痛み」
とにかく痛い。
ズキズキして頭を叩かれているような痛みだ。
「ちょっと、大丈夫?急にどうしたの」
まなが駆け寄ってきて背中をさすってくれた。
ほんと、急にどうしたんだろう?
夢のことを思い出したら急に・・・・・。
でも、今日はもう考えないほうがいい気がした。

                     続く

読んでくれてありがとうございました。
ほんとに少しずつしか書けてませんが、少しでも面白いと思ってくれた方は次も見てくれたら嬉しいです。
次はもっと書いていきたいと思っています。


私だけ
私だけなんでこんなに惨めで頭が悪くてダメダメなんだろう。
せめて、テストではいい点をって思って勉強はするけど、なかなか上手くいかないし。
何でもかんでもいつも私だけみんなの一歩後ろを歩いてる。
あーあ、少しは成長してこれだって思えるようなことを作って誇れるような自分になりたい。
できればそれは小説を書くことがいいな。

7/18/2023, 11:13:23 AM

毎日一生懸命お仕事して頑張っているのに上手くいかないことばかり⋯あーしたら良いかなぁ⋯とかこーしたら良いかなぁ⋯とか考えて実行するのに間違えてばかり⋯なんでいつもいつも私だけ上手くいかないんだろう⋯

7/18/2023, 11:11:32 AM

私だけ

私だけ楽してていいの?

私だけクーラーの部屋で、
ダラダラしてていいの?

一応、家事してるけど、
なんか後ろめたい
          専業主婦

7/18/2023, 11:11:19 AM

「私だけ」

たくさんの人がいる中で、
何もなしとげていないのは私だけなのかも、
と思うことがよくある。

なにをしているのか。
このまま終わるのかな……私の人生。

でもどうやら、遅咲きの人生にする、
という考え方が残されているらしい。

もともとスロースターターで、
私らしいと言えば私らしいかもしれない。

ここから、どうやって踏み出す?

7/18/2023, 11:08:46 AM

#私だけ

私だけ愛されない。
大切にして貰えない。友達に恵まれない。

そんなことなかった

7/18/2023, 11:07:10 AM

お題:私だけ



#2★俳句★

コッチカッコッチッ 呼ばれているね 時計のね





★詩★  ✕2本


#2、Title【感受性の弊害】

    
     

    夏の蝉が、泣いている

      鳴いているより、泣いている。





#3、Title【愚かな呪い】


呪いにかかったようである。

それはなかなかほどけない、

もつれた糸のかたまりのようで。

私はそれにからまって、

どうにも、ほどこうと、もがき、あがいても。

何にもどうにもならない始末でありました。

それは、毒と知っていても飲み干すような。

それは、しぬとわかっていても高い崖から深い海に身を投げてしまうような。

そんな、

呪いにかかったようである。

そんな呪いであれば、呪いのほどき方も、と思うのだけれど…。

愚かな私は、

ほんとうに、

ほんとうに、

何も知らないのでありました。

ただひたすらに、

見知らぬ冷静さと、

もやの様な中はただただ見知らぬ様で知っている、

深い憂鬱そのものだと、

私はいつも、

ほんとうに、

ほんとうに、

ただ、

そのもやの中の出口は、

なんだか知っているようでありました。

7/18/2023, 11:03:59 AM

#私だけ


今日もおつかれさま

帰宅してすぐシャワー

何も着ずに冷えたベッドに飛び込んで

冷えたビールと日替わりおつまみ

私だけの特別な時間

幸せはつくれる

7/18/2023, 11:02:10 AM

私は長女。
だから私はいつも割りを食ってばかり。
お母さんもお父さんも初めてだから仕方ないこともあるとは思う。
定期テスト前の大変さは、時代が違うからなのかわかって貰えない。
スマホやゲームのない時代の大人に私の苦労はわからない。
進学の度にある受験は昔と違うし、なんか教科書も違うんだって。
なのに、私の苦労も知らないで、昔の価値観押し付けられるのが凄く嫌。
朝は早く起きなさいー。早起きは三文の徳。なんていつの時代よ。遅刻しなけりゃいいじゃん。
転ばぬ先の杖?何が起こるかわからないのにたくさんの杖を作っておくなんてナンセンス。
今の時代は臨機応変でしょ?その場になった時にどう行動するかが重要。
その点、弟は今の時代を生きてる私をみてるから、いいよなって思う。
私、クソほど努力してなんとかまぁまぁな成績だけど、私の助言も聞かない弟はバカ。
勉強すれば点数取れそうなのに、全然勉強しないからイライラする。
親も、弟には甘い。
弟は、親の顔色伺うのが上手だから下の子って得だなって思う。
私だけ、こんなに頑張ってるのにさ。
朝起きなさいって文句ばかり。私、文化部だから時間だけは自由に使えるんだよね。
その点、弟は早寝早起き。運動部の宿命だよね。可哀想
私の部屋汚いから無くしたもの探すのに無駄な時間が…うんたらかんたら言ってくるけど、別に私の部屋が散らかって迷惑かけてないし。
弟は、男子だからコスメもいらないしそもそも持ち物が少ないから片付けるの楽だよね。
そんな事比べられても迷惑。
それより私の成績見てよ。78点とか76点とか。
「あと2点で評定5だったね」なんてテンション下がる事しか言わないで。マジムカつく。
前日、徹夜で頑張ったのに。
なんで私だけ褒めて貰えない?
弟なんて欠点ばかりなのに、何も言われない。
長女って損ばかり。
なんで私だけ褒めて貰えないの?
こんなに頑張ってるのに。
親の言うこと聞かないから?
それって親が間違ってるのに?
なんで私だけこんな苦しい思いしないといけないの。
大学の第一希望はあと評定が、1足りなかった。
第二希望は英検の点数が100点足りなかった。
第三希望は…
少しづつ落ちてるのにさ。
私、強がってるだけなのに。
親は「どうせ私達の話きかないでしょ」って。
親のくせに、私の進路の心配もしない。クソだよね。
どうして私だけ苦しまなきゃならないの?

7/18/2023, 11:01:10 AM

#私だけ

こんなこと願ってなかった
なんで、私だけ、、

7/18/2023, 10:58:07 AM

私だけ、黒い部屋でひとりきり。
遠くでは、みんなが白い部屋で遊んでる。
この黒い空間はどこまで続いているのだろう。
白い部屋を求めて、歩いても歩いても、届かなくて、
日に日に遠ざかっているような、感じがして、。
「だめ!私を置いて行かないで!」
「私を…ひとりに、しないで、、」

私だけ、取り残されちゃった。
白い部屋はもう見えない。
私の当たりを渦巻くのは黒い部屋。
ただ、それだけ。



85テーマ【私だけ】

7/18/2023, 10:57:42 AM

私は、学校でも一人ぼっち、、、いわゆる陰キャ
みんな、から愛されない私は、ずっと一人、、、
親からも、愛されず、一人ぼっち
暗い部屋で、一人、、、みんなは、明るい白い部屋で、遊んでいる、、、白い部屋をめざして歩いても、白い部屋には、届かない、、、
日に日に遠ざっているよな気がした
そして、私は、そう言った

「だめ、私を置いていかないで、、、」
「私を、一人にしないで、、、」

そういって、白い部屋は、消えていった、、
私の当たりは、黒い部屋。
ただ、それだけ、、

「私だけ」

7/18/2023, 10:54:01 AM

私だけが知り
  私だけが持ち
  私だけが守れるのは

  あなたへの想いと
  あなたとの想い出


  私だけの
  唯一無二の
  心を満たす宝物

  

           # 私だけ (220) 

 
   ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢


 
  夏の日の 
  通り雨にも似た

  ひとときだけの 
  恋だというのなら


  鮮やかに
  心に残る想い出を

  ゆら ゆら ゆらと 
  抱きしめて


  あの人の前から
  もう
  消えて行くのが
  良いでしょう



  あれほど
  恋焦がれた人なのに

  今では 
  逢うのもさみしくて


  二人の間に
  天の川

  越すに越せない
  この流れ




          ☆夏の恋物語 (219)

7/18/2023, 10:51:43 AM

私だけ

思えば、いつだってそうだった
私だけが持っていない
私だけができない
私だけがひとりぼっち

どうして?

いつだって、世の中を、世界を恨む
どうしていつも私だけ…

7/18/2023, 10:51:10 AM

お題『私だけ』

 アモンに言われて主様の部屋に行く。
 ドアの前に立ち、なぜか緊張していることに気がついた。深呼吸を3回したけれど、俺の手のひらはびっしょり汗をかいている。
 意を決してノックをすれば中から「誰?」と主様の声が聞こえてきた。
「俺です、フェネスです」
「どうぞ入って」
 今朝まで俺を避けて回っていたのに、どういった風の吹き回しだろう? も、もしかしたら本格的に俺に暇を出すおつもりなんだろうか……だったら嫌だ……。
 胸の中にいろんな思いがグルグルと渦巻いていくけど、主様を待たせるわけにはいかない。俺はドアを開いた。開けた途端に濃厚な花の香りが俺の鼻の奥を満たしていく。
「フェネス、早くここに座って」
 いつも主様が座っている椅子、その背もたれの後ろに主様は立っていらっしゃる。
「……はぁ……?」
 疑問はあったけれど、今は言われることを素直に聞いておいた方がいいだろう。俺は小さな椅子に身体を押し込んだ。
 ぽふ、と頭の上に何かを乗せられた。
「ふふ、やっぱりフェネスによく似合う」
 手鏡を取り出して覗き込めば、それはピンクの薔薇の花冠だった。
「あの、主様? これは……?」
 意味が分からず目を白黒させている俺に主様は「お礼」と言う。
「お、お礼? 何のです?」
「私が生まれて明日で11年。それまでほとんどずっと私のお世話ばかりを焼いてくれたでしょ。だからね、フェネス、ありがとう。アモンに教えてもらってリースと、ドライフラワーをあしらった額縁も作ったの……って、フェネス? どうしたの?」
 俺は泣いていた。泣きながら、主様の心根を少しでも疑った自分を呪った。こんなに素敵に成長なさったのに……俺は、俺のことしか考えていなかった。
「すみません、俺、てっきり主様に嫌われてしまったかと思って……うっ、うっ」
 すると主様は決まり悪そうに「ごめんなさい」と頭を下げる。
「そ、そんな、主様は何も悪くないです!」
「でも、フェネスを振り回して傷つけた。だから、ごめんなさい」
 ああ、主様は一体いつの間に、こんなにも素敵に成長されたのだろうか。

 その日から、2階の執事室のドアにはリースを、俺の机には主様をスケッチした絵を入れたフレームを、それぞれ飾った。

 それは、俺だけの特別な話。

7/18/2023, 10:50:49 AM

小さい頃から
集団生活が苦手だった。

でも学校を休むとか行かないという
選択肢は持っていなかった。

子供は学校に行くもの。
そうシンプルに思っていたから
遅刻をしないのは当たり前。
休むのは風邪をひいた時や忌引の時だけ。
至って真面目な子だったと思う。
先生方からの評判も真面目という言葉が
よく返ってきていた。

私はただ、
苦手という感情を出さず
猫をかぶっていただけに過ぎない。
当時も今も先生方の評価は
過剰評価だと思っている。

友人が出来ない訳ではないけれど
友人と話をしていても
テレビ越しの様な感覚で
他人事のように感じていた。

はたから見ればクラスに馴染んで見えるだろう。
けれど、
心はクラスの中で一人だけ浮いていた。

他者と混じり合えない
水と油のような。
異分子。

友人にこの事を素直に話した事がある。
しかし、あまり理解を得られなかった。

自分でもどうして自分のことなのに
こんな他人事のように感じるのかわからないのだから
そうなってもしょうがない。

大人になった今でも時折
学生の時と同じ気持ちになる。

異分子であり続けることに
慣れてしまったからかもしれない。

7/18/2023, 10:49:02 AM

いつも、私だけ頑張れてない。
頑張らなきゃとは思うのに、いつからか本気になれなくなった。
頑張れなくなった。
元から頑張れていないのかもしれないけど。
今日もそんなことを考えている。
明日は満員電車か。
意味は無いけれどカートに入れた商品。
まだ、これを頼んでいないから頑張って生きてみようか。

7/18/2023, 10:48:09 AM

私だけは違うと思いたかった。

 平凡な家庭に生まれ、これといった才能もなく、ごくごく普通に育った。
 大学を卒業して、地元の零細企業に就職して、パワハラに耐えて耐えて――こんなクソみたいなところは私の居場所じゃない。もっともっと良い企業に勤めて、こんな奴らを見返してやるって、会社を辞めた。
 転職は思ったよりも大変で、でも、地元の会社くらいこの学歴でどうにかなるんじゃないかって、そう思っていた。
 お祈りメールが届くたび、おまえは社会に必要ないって言われているようで、辛かった。
 そしていつからか、部屋から一歩も出なくなっていた。
 心配して顔色を窺ってくる親がウザイと思う反面、とても申し訳ない気持ちになった。

 どうして――どうしてこんな風になってしまったのか。
 せめて普通の生き方くらいできると思っていた。大学を卒業して、就職して、結婚して、家族を作って。最低限、そんな一般的と言われる人生が送れると思っていた。むしろそれ以上の生活が出来ると思っていた。
 引きこもり? あんなものに自分がなるわけないと思っていた。なってからも、すぐにどうにかなると思っていた。
 こんな人生は違う。私は引きこもりではない。そんなことにはならない。意思が弱いあんな奴らとは違う。今はただ時期が悪いだけ。周りが悪いだけ。違う。他責思考ではない。これは事実だ。
 現実から目を逸らして。私だけは、そんなものとは絶対違う! そう思っていたかった。


『私だけ』

7/18/2023, 10:47:14 AM

私だけ……。
こんな人生を歩まされていると、そう思いたくもなる。
私だけ、運が悪い。私だけ、見放された。私だけ、幸せと無縁だ。
あの悪女の所為で。人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……人でなしの今井裕子。



私だけ……。その先にあるのは、あなたも……なのか。

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