『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたに近づいた塔が壊れたときから
我々は未だに手をとりあう世界を作れません
どうかもう一度、許していただけるなら
たかいたかい銀色に輝く塔へ登らせてください
(神様へ)
神様へ
見えないけど
神社に行くと
神気なのか
神聖な空気を感じる
健康で普通の日常が
おくれていることに感謝
世の中の変遷と共に、何番煎じかも分からない程に形骸化した言の葉の数々を淡々と組換え並べるだけの作業と化した僕等はその本質を伝えられないまま終わるのかと考えた事はあるだろうか。
着々と変化し続けるものには味や歴史等の重みがあるとして、言葉には権力を持ってしても誰もその本質を伝えることは適わない。
君に伝えたいと想うこの言葉の本質は、いつ君の中の本質に届くのだろうか。
神様へ
この投稿に
たくさん反応がありますように
【神様へ】
困ったときの神頼み。
必要なときだけ思い出して持ち上げる。
私と一緒ね。
よく都合のいい存在って言われないかしら。
私は言われるの。都合のいい女だって。
みんな私を利用したいときだけ声をかけて
私しかいないと持ち上げて頼る。
ね、一緒でしょ?
「ねぇ神様、私にはもう貴方しかいないの」
―――――――――――――――――――――
- To God -
神様へ
はじめてお手紙を書きます
病気をいただいた時は
本当に辛かった苦しかった
いつまで戦いが続くのかと途方に暮れました
でも。。。少しずつ少しずつ少しずつ
戦うことをやめました
病気を受け入れてみました
”病気もわたしのからだの一部”
からだが愛おしくなりました
からだは神様からの贈り物
大切にして生きています
神様へ
僕は神になる夢をみました
夢の中で僕は何でも出来ました
夢の中で僕は世界を創り生き物を生み出しました
美しい出来に感嘆の息を洩らしました
平和な世界をと想いを込めました
人間たちは僕に供物と祈りを捧げました
僕は彼らに知識や恩恵を授け願いを叶えました
文明は徐々に発展していきました
僕はそれを毎日優しい、愛しい気持ちで眺めていました
しかしそれも長くは続きませんでした
やがて彼らは争いを始め、欲のままに全てを求めました
毎日たくさんの人が血を流し息絶えました
気が遠くなりました
その時やっと僕は気が付きました
とんでもない事をしてしまったと
僕の無責任な行いでたくさんの人が死にました
良かれと生み出したたくさんの生き物が死にました
あっという間に増えた生き物全てを導くなど僕には不可能でした
でも僕の想いを伝えるにはあまりに遅過ぎたのです
人間たちは自分たちの手で神を生み出し崇拝しました
その数が多過ぎた為に僕の存在は埋もれました
誰に僕の意思を告げても信じる者はほんの一握り
僕が二の足を踏んでいる間にも時はあっという間に過ぎ去りました
そして僕の存在はすっかり忘れ去られました
神は跡形もなく消えました
人間たちは僕ではなく木や石の塊に価値を見出し縋りました
偽物の何の力も持たない神に毎日祈りました
彼らは時間の経過と共にそれにすら飽きました
どうやら僕がいなくても世界は回るらしい
気に入りませんでした
僕はもう考えるのをやめました
記憶の奥底に全てを押し込めようとしました
その間にも世界からは作った当初の面影は消えていきました
僕の中からあの頃の想いも消えていきました
ある日僕は僕が創った世界を握り潰し投げました
そして僕はまた世界を創りました
そこで僕は夢から覚めました
神様へ、僕たちはあなたの何番目の駄作ですか?
Title¦神様へ
神様へ
なんで人間を産んだんだ。
お前がいなければ私は産まれずにすんだのに。
最悪だ。
[神様へ]
飴玉が。ノートが。5円玉が。貸した本が。バラバラと降り注ぐ。
僕は神様へ手を伸ばしたけど、彼はにっこりと微笑んで、瞬きひとつでその手を弾いた。
なんで、も声にならない。涙も出ない。
「もう、君は要らないんだ。私は何も受け取らないし、受け取った物は返すよ」
それだけ言って、彼は僕の前から姿を消した。
僕が神様へ捧げられるものは、全て無かったことにされた。
捧げたものも、全て無かったことにされた。
でも、彼へ捧げた心だけが返ってきてないと気付いたのは。
荷物を抱えてとぼとぼ帰る、月明かりに照らされた夜道の中だった。
神様へ。
行く年を惜しみながら、新しい年に希望を馳せるこ
の頃。お健やかにお過ごしのことと存じます。
日頃特に信仰もしてはいないのに、時折無性に祈り
を捧げたくなることがございます。そのような時だ
けに祈るわたくしめをどうか許して欲しいと身分相
応ではないですが勝手に願います。さて、わたくし
めも此岸に生まれ幾分か経ちました。正直に申し上
げますと此岸でのどす黒く渦巻くこの社会に疲れて
しまいました。貴殿がなにを思われて私達人間をお
作りになられたかは私には理解の及ばぬ領域ですが
折角頂いた生命を貴殿の為に使えなくて申し訳あり
ません。この生命に既に未練はありません。特に何
かを成すことも出来ず、申し訳ないのですが、貴方
様の元に帰る事をお許しください。
【神様へ】
祈りは届かない
どんな希望もお前は無視をする
だから私はお前に頼るのをやめた
だから私はお前を信じるのをやめた
試練とか、授かりものとか
そんなものは存在しない
全部私達人間が作り上げたものなのだ
全部お前がもたらしたものではない
どうせ私のこの声も
聞こえちゃいないんだろうが
だから言わせてもらう
神へ
私はお前が大嫌いだ
誰がなんと言おうと構わない
お前がいるから
お前が“いる”と信じるやつがいるから
争いは減らないんだ
お前がいると信じるから
救われないと嘆く人がいる
私はお前が大嫌いだ
お前を信じる人がいるからだ
信じる人が救われるなら
何故争うのだろうか
何故不幸になる人が
救われない人がいるのだろうか
だからもう私は祈らない
お前に縋らない
お題:神様へ
タイトル:一人の無神論者より
もう一度やり直せるなら
私は先輩とより戻したい
浮気されて別れたけどそんなのどうだっていい
知らなかったら幸せだった
どうせなら最後までずっと隠していてほしかった
浮気するならバレないようにしてよ、笑
先輩が私に言った「だいすき」も「愛してる」も
全部嘘だったのも私はわかってる
浮気されてるのには気づくけど
先輩の嘘になら簡単に騙されちゃうんだから
どうせなら「浮気してない」って嘘ついてよ。
神様へ
あの時に戻りたいです。
書けないかも。
私の信じる神様は生きてる人間とはやり取りしないから書くとしたら嫌な書き方になりそうで書きたくない。
ファンタジー系なら書けるかもだけど世界観とか説明しなきゃだから難しいし。とか言ってたけど書けました。
あごひげを蓄えた男が勝ち誇った笑みを浮かべた。
「巫女よ、御神体をどこに隠した?」
先程飲んだ水に自白薬でも入っていたのだろう。逃れる手を用意していないとでも思っているのだろうか。
「知りません。知っていても言うことはありません」
思わず怒気が籠もって低い声が出る。というのも本当に知らないのだ。
何重にも暗号化すれば問題ないはずが、記憶があると知られればひどい拷問を受けるかもしれないからと奪われてしまった。知っていたらもっとできることがあったろうに、神様なのだからもっと自分の身を大切にしてほしい。
部下の男に何やら耳打ちされた男がこちらを睨んで足早に去っていく。私は細く息を吐くと思索の海に沈んだ。
―――神様へ、今の私は弱くてあなたを守れない。私はあなたのそばにいてもよろしいのでしょうか。
【神様へ】
満開のポピーが、一面に咲き誇っている。赤、黄色、白、オレンジ……色とりどりの花々の前に膝をつき、ウイスキーのボトルと二つのグラスとをそっと地面に並べた。
『なんだってそんな場所で寝転がってるんですか、貴方』
中学の頃の一つ年下の後輩。クソ生意気で可愛げの欠片もなかったヤツ。卒業してからは交流なんて一切なくなってたのに、ロクでもないヤツらに絡まれて路地裏のゴミ捨て場に転がってたところを、偶然に見下ろされた。
人生の道の全てを踏み外したような俺と違い、真っ当な人生を歩み、俺でも名前くらいは知ってるような有名企業で働いていたソイツは、その日暮らしを繰り返していた俺なんかを何故か拾い、家に置いてくれた。
やれ就職しろ、やれ家事技能を身につけろと、毎日のように注意してくる口煩さに、辟易したことも正直あったけれど。だけど両親にすら見放された俺なんかを、本気で心配して本気で叱ってくれたのは、ソイツだけだった。……世界でおまえ一人だけ、だったんだ。
「なあ。俺、就職先決まったよ」
いつもおまえが晩酌に傾けていたウイスキーを、グラスに注ぎ入れる。おまえが連れてきてくれた花畑。悪い仲間にもう手を引きたいと伝えて、さんざんに殴られて腫れ上がった頬を抱えて明け方に帰った俺の手を引いて、おまえが教えてくれた秘密の場所。
『頑張った貴方にご褒美です。誰にも教えたこと、ないんですから』
柔らかく微笑んで俺の頭を一度だけ撫でたおまえの手の温もりを思い出す。俺なんかに手を差し伸べてくれたおまえは、俺の神様だった。この温もりは永遠に与えられるものだと、信じて疑っていなかった。
おまえがいなくなって、おまえの遺した日記を読んで、初めて知った。正しくて優しくて完璧なおまえにも、人並みの悩みや苦しみがあったこと。おまえも俺と同じ、ただのロクでもない人間でしかなかったこと。それでも真っ当に生きようと必死に努力して、今のおまえがあったこと。
「俺も、頑張るよ」
カンッと高い音を立てて、グラス同士をぶつけ合った。これからの人生への、決意を込めて。……過去の自分への惜別を、溢れんばかりに詰め込んで。
(さようなら、俺の神様だった人。おまえのいない世界を、俺は生きていくよ)
神様へ
自分を許すことが出来ない私は
結局、自分以外の人の事も
許せていないんでしょうか。
私は、ずっとずっと
安心して、暮らせる家が
欲しいだけなんです。
自分で自分にちゃんとした
居場所を作ってあげて
そこから、やっと私の一歩を
踏み出したい。
神様、私、、
なにひとつ諦めませんから。
【お題:神様へ】
ねぇ、神様。
私が思いもよらなかったラッキーは、
あなたの気まぐれな仕業なんですね?
#17「神様へ」
神様へ、お願いするには今恵まれすぎている。
けれども今は砂を噛むような毎日なんだ。でも、変化を望むのはとても怖い。
神様へ。
どうか今の状態が続きますように。
少なくとも予想される期日のその時までは。
私はもう押しつぶされてしまっていて、
そろそろ終わらせてもいいのではないかと、
勝手に自分で思っている。
しかし、
その行為は到底許されたものではない。
幸い私にはそのような症状はなく、
その行為をした後周りがどうなるかなんて、
とうに分かっている。
最初に述べたように、
私はもう終わらせようとしているのだが、
そうすれば、きっと私は天国にはいけないのだ。
その行為は1番重い罪である。
そう、決まっているのである。
その行為をしようと毎日思っている私は、
まだ天国にはいけるだろうか。
そして今日も私は、
私が決めた私の中だけのルールに縛られ、
作り出した神様へ、
懺悔の言葉を続ける。
「神様へ」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!
ぜひ来てください!!
私は寝ます!
ついつい
お願い事ばかりしてしまうんです
いかんいかんと思いつつ
目の前で手を合わせると
ついつい
お願い事ばかりだと疲れますよね
数が数ですもん
偶には
神様の幸せを祈りましょう
世の中持ちつ持たれつ
寄りかかるばかりでなく
自分も柱のひとつとなりましょう
神様へ
私たち人間を作ってくれてありがとうございます。
私今とても辛いです。
でもここ数日前までこの日常が続けばいいなって思う最高の毎日だったと言えます。
でも、大変ですよね神様。
もう終わらせちゃって大丈夫です。
手始めに私の人生終わらせてください。
明日が来ないのは少し怖いけど、月曜日が恐ろしいからはやめに、