『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様へ
神がいるのなら私は問いたい。
何故人間はこんなにも醜いのだろうか。
どうして私はこんなにも無能なのだろうか。
生きる意味とはなにか。
あいもやでー
拝啓、
随分と日が伸び、暖かな風や甘い草花の匂いと共に陽気な日々が続いております。
柔らかな日の元に、我先にと咲き誇るツツジが日常を彩っています。そこでふと、疑問に思いましたのでなに何かご存知であれば、とこうして手紙を送った次第です。
あの、あの大量に咲いているツツジの蜜を全て集めたら、一体どんな毒になるのでしょうか。
私はもう、気になって気になって、きっと今夜は眠れそうにありません。そちらにもツツジは咲いていますか?一体どんな色なのでしょう。
お返事お待ちしております。
お題 神様へ
神様へ
私の願いなど聞き入れたくないこと
十分に、承知しています
神様へ
力無い私に、あと少し力を
あの方を守る力をください
神様
いない
そんなこと知っている
希望とは縁のなかった私の生きてきた道に
ふと転がってきた貴方は
まるで天使のようだった
だから、勘違いしてしまうんだろう
力無い私も、運命だ
自らが諦めた結果の運命だ
だから、神様
いま、私が諦めず立てば
私があの方を守り続けると誓ったら
運命は、変わりますか
ふざけんなよ
何が神様のおかげだよ
全部俺の努力でここまで来たんだ
周りに評価されるほど安い男じゃねぇんだよ
いっつもそうだ
俺が何にかする度にあいつ神でも味方につけてるんじゃねぇの?
とか言うけど俺は計算して動いてんだ
効率よく動いてんだ
俺の事をよく知らない癖に勝手に俺を評価すんじゃねぇよ
神様なんて俺は大っ嫌いだ
『はぁ…』
「どうなさいました?」
『いんや?
人間にとって私は都合のいい相手なんだと思って』
「まぁ、そうでしょうね。
貴方様を見ることなんてできないんですから」
『だよねぇ…
見えてないと都合よくするのが人間だよね』
「ええ、そうですね」
「○○様‼︎
また新しい願いです‼︎」
『またかぁ…
人間はどうして叶わないと思ってる願いを私に願うんだろうね』
「さぁ…?
星占いいいときだけ信じる、みたいな感じなのでしょうか」
『あはは、確かにそうかもね。
僕は星みたいなものだからね』
「…?どういうことでしょうか?」
『人間相手じゃ届きやしない場所にいるってことさ』
「確かにそうですね。
…誰も、貴方様には敵わない」
「…貴方様は誰の願いも叶えない。
だけどしっかり願いの内容は確認しますよね。
何故ですか?」
『気になるからね』
「はぁ…
では、何故願いを叶えないのですか?」
『んー…
私にばかり頼っていたら何もできなくなってしまうだろ?
…だから私が叶えてあげたいと思っても絶対叶えないようにしているんだよ』
「…叶えたいと思った願いがあったのですか?」
『君はやっぱり賢いね。
特別に教えてあげようか』
「え…いいのですか?」
『いいんだよ。
そんなこと聞いてくる子、初めてで嬉しいよ。
…ほら、これだよ。
覗いてご覧。』
「…はい」
『神様へ
神さまへ
なんで、俺はこんな身体なんだ。
俺は嘆いた。
「あなたの体が、生きたいと言ってたからよ」
医者はそう言った。
そんなはずはない。こんな、全身包帯で巻かれた、こんな焼けた身体が。
「……勘違いするんじゃないよ。言ったのはあんたじゃない。あんたの体の、細胞だよ」
なんだって?
「あんたらはね、産まれるまえから、生きることに貪欲なんだ」
馬鹿なことを。
「あんたが、どんな悪党かなんて、あたしら医者には、全く関係ないことなんだ。まったくね」
なら、俺はまだまだ、この痛みと向き合わなくてはならないのか。
「……まあ、この火傷は。あんたが殺した人間からの恨み、或いは神さまからの天罰。とでも思うんだね」
そう、その医者は言った。
そうか。それなら納得できる。
しかし何故、俺は喋っていないのに、会話になっているんだ?
「そんなの」
ふっと、視界から医者が見えなくなった。
……いや。正しくは、視界がなくなったのだ。
「ここが、神さまのいる場所へ魂を送るか、地上へ返すかの、選定の場だからね」
「あんたは、体が生きようとしている。加えて殺人犯は、地上にて人間らしい裁きを受けないと、ね」
その医者は、最後にそう言って、俺の焼けただれた身体に触れて、わざと痛みを与えた。
ああ、そうか。
「神さま」はどうあっても、俺を生かしたいらしい。
その記憶は。
地上へと返された俺には、残らなかった。
何一つ、全く。
神さまよう、これで満足か?
神様へ。
神様へ。
祈りが通じるなら
当て逃げした
人が
早く出て来ますように。
神様へ。
明日までに
ふくらはぎの
打撲が
少しでも
よくなりますように。
※無神論者が書いたお話です。嫌な予感がしたらお気を悪くされる前に別の方の話に移ってください。お願いします。
「神様へ、私の病気を治してください」
「神様へ、私のパパとママを仲直りさせてください」
「神様へ、ちっとも返事をよこしてくれませんね」
「神様へ、わたしはそちらへ行けますか?」
「神様へ、あなたの所へ文句を言いにいきたいと思います。私は悪いことをしていません。どうして地獄に落ちると言う人がいるのか不思議でたまりません。今いる人に向けて、なんの証明にもなりませんが、わたしはあなたのところに言って文句一つ言わないと気が済みません、覚悟してください」
神様へ
神様へ
こんにちは
毎日の日々をいかがお過ごしでしょうか
私たち人間はたびたび悩んでは頭を抱え
しまいには貴方頼みをしてしまうことが
多々ありますが
この一度きりの人生
そばで見守る貴方がたまにクスリと笑えるくらいは
日々を楽しんでいこうと邁進している所存です
どうかくだらない願いばかりをしてしまっても
話だけでも聞いてやってください
貴方がやれやれと内心呆れながらも
ただそこにいてくれると思うだけで
こちらはずいぶんと心が軽くなるものです
末筆ながら
貴方の存在に最大級の感謝と
未来永劫の繁栄を想いつつ
【神様へ】
私は、この世界の神様に言いたい。
どうしてこの世は不平等なんですか?
どうして悪い人間を作ったんですか?
そもそも、どうしてこんな世界、作ったんですか?
___と思っている私を見て、笑っていますか?
そもそも、私らが神様に容易く会える訳ない。
……まあ、いつか会った時のために考えとこ。
どうせいないだろうけど、ね。
『神様へ』
僕は悪魔だ。
僕は死神だ。
僕は嘘つきだ。
僕は人殺しだ。
僕にとっては人を殺す作戦を考えたり、殺したりするのは唯の手続きでしか無くって退屈なものだとしか思えなかった。
今更。変わろうとも思わない
もう既に汚れきっているし、今更傷つくほど
柔な心は持ち合わせていない。というより
はなから、人を殺して傷つくモノも持ってない。
だから、いくら汚れても大丈夫
ニンゲンは卒業したから、愛着なんてもう湧かない
其れに気付けば、
組織でも歴代最年少なんて称号のお陰で周りからは「悪魔の申し子」だの「黒の中の黒」だのと言われていたし自分はそうなんだろうなと納得もしていた。
ただ、唯一の友人だけが哀しい眼をして
「神様なんかにならなくていいんだよ。
お前は頭があまりにも良かった只の子供だ
お前は神様に期待してもいいんだよ」
と、静かに云った。
神様へ
(宝石の国二次創作)
神様へ、新たな神となる貴方へ。僕に出来なかったことを成し遂げた貴方は、満足していますか。どんな思いで、そこに辿り着きましたか。会話が叶わないことが、悔しくてなりません。貴方はなにを愛していましたか。僕は未だに、なにを愛するべきなのか分かりません。愛することの意味を、貴方は知っていましたか。
(地上にたった独り、一万年)
貴方の苦しみを想像して、怖くなってやめてしまう僕は薄情でしょうか。誰も愛せない僕であっても、そんなに永い孤独は耐えられそうもありません。貴方の受けている試練は、僕のものであったかもしれない。そう思うたび、神様に同情なんて可笑しな話ですが、貴方を思うのです。あぁ、話したいことがたくさんある。神様はそんな願い、叶えてはくれないでしょうが。
〈神様へ〉
神様=無限の叡智とエネルギーとすると
宇宙そのものが神様なのかもしれない
自分はそこから生まれ そこへ帰るなら
自分も神様の一部であろう
それなら宗教はいらないね
#8「神様へ」
ある日の放課後、隣の席の杏ちゃんが話しかけてきた
「ねぇらんー、藍は神様、信じてる?」
唐突な質問だった
「半分なら信じてるよ」
通っていた学校はきっと、僕の実力だけじゃ入学をすることができなかったからだ
「藍、神様を半分信じてたんだ!?((((;゚Д゚))))」
助けが欲しい時に助けてくれない、なんてこともあるので本当に半分なのだ
「じゃあ藍は神様が何か一つ叶えてくれるとしたら、なにをお願いするの?」
今度は真剣な顔で聞いてきた
「僕は……好きな人と結ばれますように、かな(´•ᴗ•;ก)」
「藍に好きな人いたんね!?」
さっきから失礼な(笑)
「悪かったな!(汗)……神様への手紙を書きたいな」
昔、恋をしていた女の子のことをバラすわけにもいかぬ…と覚悟を決めていたが
「その恋、叶うといいね。応援してる」
なにか聞き出そうとするのではなく、杏ちゃんはいたずらっぽく笑っていた
お題 『神様へ』
絶対に居やしない神様へ、どうか死んでください。
祈ったところで無駄だ。
幼い頃からそう言われて育ってきた。祈る暇があるなら腕を磨けと、そう叩き込まれてきた。
だから人一倍努力した。拾ってくれたその恩返しがしたいと、必死に銃を構えた。
神なんていない。助けてくれたのはファザーだけ。道端で呻いていた私の手を取ったのは、ファザーだけだった。
でも今、私はその教えを捨てようとしている。
「神様、どうか」
いもしない神を思い、薄汚れた手術室の前で、手を組んで震えている。
「ファザーを助けて」
医者にかかる金はあった。でも医者は首を横に振った。成功の保証はない、と。
無力な私に残されたのは、ただ祈ることだけだ。
愚かな私はなんでもできる気でいた。本当に何もわかっていなかったのだ。できることをし尽くした後はただ、祈るしかないと知らなかった。
「助けてください」
目を覚ましたファザーは怒るだろうか。でもそれでいい。呆れて捨てられたっていい。もう一度ファザーと会えるのだったら、どうなってもかまわなかった。
思円環
色付き過ぎた
鮮やかに
描く思想
止め処なくて
美しさは
煌く思考
触れる夢深く
愛しさに
願う思創
薄れ無い様に
叶えてく
刻む思脈
時を結びて
手繰り寄せた絲
繋がれ結て
離さぬ様に強く
祈りは 静かに
廻りて 巡るわ
魅せられ続け…
やっと、私の想いが報われました😭
あなた達のおかげです。
神様…本当にありがとう…
神様へ
あの人と
素敵な、日々を
過ごしたい。
この先もずっと、
仲良く、穏やかに、
そして幸せでありますように。
自分も努力し成長します。
どうか、よろしくお願いします。
もう何年も、
毎年同じ日に、同じお願いをしているな。
#神様へ