『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様が舞い降りてきて、こう言った
「貴方を救いましょう」と。
何十億人もの苦しんでいる人々の中から私を選んでくれたの?神様、そんなの勿体ないよ。
穢れた血、犯された脳、偽善に染った言葉
私を救うメリットなんてない
それなのに、手を差し伸べてくれるの?
嬉しい、ありがとう神様
神様はやっぱり私の事ちゃんと見ててくれてたんだ!
私ね、行きたい世界があって、
───あ
目が醒める。鼓膜を切り裂くアラームが聞こえる
身体を焼くような朝日が私を叩き起す。
ふふ…おはよう。
神様なんていない世界。
「何故そこまでするんだ?」
もう分かんないよ。
『私の命令に従いなさい。』
ある時、神様が舞い降りて、こう言った。当時はどういう事か分からなかった。しかし、段々と分かるようになってきた。僕は神様のために存在しているのだと。
この国では、昔からあらゆる所に神様が存在していた。それはきっと、人間の心の中にもだ。僕はそんな人間の心に住み着く神様の言葉を信じ、実現してきた。それが悪い事でも、神様の命令は絶対なのだ。
ある夏の日、神様が舞い降りて、こう言った。
『人間を一人、殺しなさい。』
僕は頷き、ナイフを持って出かけた。向かう場所は、僕のたった一人の友達の家だ。
「急にどうしたんだ?」
彼は僕の突然の訪問に戸惑いながらも、笑顔で出迎えてくれた。僕はそんな彼を、直視できなかった。
「お願いだから、僕に殺されてくれ。」
僕の狂った言葉に、彼は動じなかった。彼は僕に小さく、理由を聞いてきた。
「僕の神様がそれを望んだから。なんて言ったら笑う?」
彼は頭を振った。その顔は微笑んでいた。
「得体のしれない神なんかに、何故そこまでするんだ?」
「分からない。でも、生きる理由が欲しかったのかも。」
僕は泣いていた。酷く愚かな事をしている気がした。そんな僕を見て彼は、少し同情しているようだった。
「可哀想だから、殺されてあげるよ。」
僕は震える手でナイフを握り、彼に向けた。彼は全てを受け入れるように、笑っていた。
彼を殺したあとも、体が震えていた。もう僕は戻れないんだ。僕が泣いていると、神様が舞い降りて、こう言った。
『私を殺して。』
神様の殺し方なんて知らない。でも、この神様は僕の心に住み着いている。それならば、殺し方は一つしかない。僕は持っていたナイフで、自分の腹を割いた。
神様が舞い降りてきて、こう言いました
『こんな暑い中外に出る必要はありません。
死にますよ。いいですか?
生きたいならエアコンをつけた室内で日々過ごしなさい。』
だから私は今日も節電、節約など考えずエアコンをつけ
扇風機で空気の巡回をさせ、
冷たい飲み物片手に好きな動画をみて
食べたいものを食べて部屋に引こもる。
そう神様がそう仰ったのだから良いです。
神様が舞い降りて、こう言った…
早寝早起きして
痩せれば良い事があるよ!
“神様が舞い降りてきて、こう言った”
寂れた場末の酒場の一角。カウンターの隅にあるその席は、朝から晩まで入りびたる金払いだけはいい素性不明なアルコールホリックの為の特等席になっていた。そして今日も朝から酒を浴びるように摂取している哀れなアルコール中毒の男の目の前には頬杖をついて男を眺める神様の様にキレイな顔をした男が座っていた。
「いいご身分じゃあないか。こんな良い店で昼間っから酒に溺れているなんて」
「贅沢をしてて、悪いね。昼間どころか、朝からアルコール飲み放題だよ」
彼はペットボトルに入ったミネラルウォーターをチャプチャプと揺らしながら、ペットボトル越しにアルコールホリックの男を、つまりは俺を覗き見ている。その青空を写した様な目は昔と変わらない真っ直ぐで純粋な色をしている。アルコールで濁りきった俺の目にはあんまりにも眩しくて温かくて、思わず逸らした目線の先に彼の細くて白くて傷だらけの腕が映る。
少しだけ、傷が増えただろうか。じわじわと傷が減ってきた己の腕が情けなくて忘れる様に酒を呷る。目の前の神様は何が楽しいのか青空色の目を少し細めてやっぱりペットボトル越しに俺を見ている。
「平和な生活には馴染めないんだろう?」
「……じきに馴染むさ」
「お前が一番わかっているくせに」
「君にはわからないよ」
「お前のことは、俺が一番よくわかってる」
お前以上にな。身を乗り出して囁いた彼はそのまま俺の手にあるグラスに口をつけて顔をしかめた。匂いでわかっていただろうに、馬鹿なやつだなあと残った酒をいっきに呑み干す。これだけ呑んでも酔えない身体が恨めしい。酔えたら全てを忘れられるのに。目の前の彼のことだって。
少し水が減ったペットボトルを、やっぱりチャプチャプ揺すっている彼は最後にあったときより幾分伸びた横髪を耳にかけて微笑んだ。俺が初めて見た時からずっと苦手なその神々しいとも言うべき綺麗な笑顔を貼り付けて、俺の神様は傍若無人にこう言った。
「戻ってこい、俺のところに」
俺の答えを聴く気もなく立ち上がった彼の後ろを追いかけた。
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長めのお題は難しい、、、ので少しだけ改変しちゃいました
誰かのことを神聖化してみてる人が好きです
神様が舞い降りてきて「自分がしたいことと、
好きなことをやりとげなさい」と言っていた。
しばらくすると、神様は消えていった。
「どこに消えて行ったんだ?」と不思議に思い
ながら目が覚めた。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
君はまだ、ここに来るのは早い。
私は無知だったからその意味がわからなかった
私は無能だったからその言葉に混乱した
私は、ここでも必要とされていないのか
だけど全てが終わった今ならわかる
神様は全て知っていた
私が生きなければならなかった意味
私にも人のためになる才があったこと
だから再び舞い降りてきた神様に
私は微笑みかけた
あの時はありがとう
今こそ、貴方の元に行きます
ある日、ある時、ある場所で
神様が舞い降りてきてこう言い告げました
世界に彩りを持たせろ、、、と
当時の世界の人々は混乱しました
何故ならその世界は白と黒と灰色のみのつまらない世界だったから
そこから人々は頑張りました、何世紀にもかけて
そうして、空には綺麗な青色がつき木々には茶色や緑、太陽の赤やオレンジや黄色といった様々な彩りが世界に広がりました
そして今の世界になっていったのです
めでたしめでたし
『おかーさん!この世界って凄いんだね!✨』
『まるで別の世界みたい!✨』
お題『神様が舞い降りてこう言った』
神様が舞い降りてきて こう言った
自分のしたことは
いつか
自分に返ってくる
わかってる……
ごめんなさい……
「お告げ」
私の言動には、明確な理由はない。
なんとなくやりたくなったから──というのは、
理由として認められないらしい。
「いや、そんなわけないだろう」
「なんとなくなんて……志望動機どうするの」
それについては、インターネットで色々と検索して参考にするつもり。
「そんなのバレるだろ。自分の言葉で書かないと」
ランチを何にするかという小さなことから、進路の選択まで、すべて「なんとなく」という直感で過ごしていた。
なんとなく、直感で。
そういう風に人生の選択をしていくのは、そんなにいけないことなのだろうか。
何もしないより良いと思うのだけど。
いっそ「神様のお告げで」と言ってしまおうか。
────神様が舞い降りてきて、こう言った。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
神「人って愚かでつまらないよね。」
私「そうだね。男女平等とか差別とか言って結局は自分よがりの事を言って、環境は壊すし、傷つけあうし、やる気出せば何でも出来るって言って何もしないし、死にたいとか言って結局死ねないまま明日を迎えて、生きたい奴は諦めて死んで、人々はそれにすら気づかず人を叩いて…愚かですよね。
そんな人間達に裁きを与えてください。」
神「驕るな。」
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「自分の好きな事をやりなさい」
周りの人達に合わせる人生など、全く楽しくない。周りの人達に合わせてどうなる。
ただ、安心感を得るだけ。
周りの人に合わせたあなたは、
自分自身を閉じ込めている。
もうやめなさい。
安心感を得ただけじゃ感じれないものがあるから。
ちょっとずつでいい。
ちょっとずつでいいから、自分自身を
出していこう。
きっと、あなたが自分自身をさらけ出すこと
を待ってる。
周りの人はもっとあなたの事を知れる。
もっとあなたを好きになる。
僕は善く生きたと思う。
最期は
運転中に横断歩道の歩行者を轢いてしまった
末に気が動転して電柱に衝突
という実に呆気ないものだったが、善く生きたと思う。
目が覚めたら、どこまでも真っ白な空間にいた。
これが噂の天国だとしたら、随分味気ないものだ。
左手には折り畳まれた小さな紙が握られていた。
開いてみると、
「来世 : タニシ」
と書いてあった。
僕は目を疑った。そんなはずはないからだ。
子供の頃から素直に生きてきた。
善い人であろうと、周りにも親切にしてきた。
おまけに文武両道で、与えられたものは
全力で頑張ってきたのに。
ああ神様、こんな仕打ちはあんまりだよ。
きっと何かの間違いだ。そう思い
どこまでも白が続く空間をまっすぐ走っていると、
「ザ・神様」な格好をした若い男が舞い降りてきて、
僕にこう言った。
「僕のこと覚えてるよね?」
学生時代の卒業アルバム、交換した名刺、
法事でしか会わなくなった親戚、、、
思いつく限りの記憶を引き出しても全く思い出せない。
文字通り頭を抱える僕を見て、
その神様は続けて言った。
「轢き逃げ」
どうやら彼は、僕とは比べ物にならないくらいの、
相当な徳を積んでいたらしい。
神様が舞い降りて、こう言った。
「助けてやろうか?」
私はその手を払い除けてやった。
「お前がいなくても、私は歩いて行ける。」
気まぐれな神様よりも、周りの人達の方がよっぽど助けになってくれます。神様より、友人を大切にするべきだ。
「人生」は意外と楽しかった?それとも退屈だった?
退屈だったなら、、、
今度は「猫生」でも生きてみる?笑
「神様が舞い降りてきて、こう言った」
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「あんなあ、神さんやから言うても限度はあるわ。救済は無償提供ちゃうで。わしはわしを信ずるもの達全部を毎日救いつづけとるんや。それがなんかな、なんというか当たり前になっとるな。あって当たり前。水道みたいにな、蛇口ひねったら当たり前にきれいな水が出るみたいに思とるやろ。自分が困ってるときだけ神さん、カミサン言うけどな、普段息災に暮らすということのありがたみを忘れとる。ありがたみを思い出したらたまにはな、手ぇ合わせてありがとう言うて拝んでみいや。そしたら、あんたもわしも心ん中がホックホクやろ?」
人としてのマナーを神様から教わる夜10時。
❴神様が舞い降りて来て、こう言った❵
『、、、』ジー
「、、、💦」
「あ、あのー」
「、、なんですか?」
『お主、、』
「、、?」
『ーーーーーー?』
「な、なんで」
「それを、、」
『、、、ニイ』
『月の化身』
『神の使い、だからだ』
神様が舞い降りて、こう言った
絶望からひれ伏して闇に放り込まれた
何処を見ても真っ暗な世界
自分がどうしたいのかも分からずに
途方に暮れようとしていた
涙は枯れ果て乾いた気持ち
重い足取りもう動けない
完全に無になろうとした時
神様が舞い降りて、こう言った
「このままでもいいのかい?
ここを抜け出したいのなら助けてやろう
試練を乗り越えるならば再び
元いた場所に還そう」
この手を逃したら次は無い
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「お前らの願いは沢山叶えてあげているのに
私の願いは誰も叶えてくれない。」
ー神様、貴方の願いは何でしょうか?
「正月にゆっくり過ごすことだ。
お前らが押し寄せるから正月は慌ただしい。
私だって大学駅伝を応援したいのだよ。」
フランス留学中の浅倉慎也は、作品の独創性を模索し続けていた。
彼はルイーズミッシェル広場の芝生に横たわり、深い青空を見上げていた。
紺色に近い空に浮かぶ真っ白な雲がそっと切れ、眩しい陽射しが差し込む瞬間、彼の中に何か特別なものが舞い降りてきた。
まるで神の啓示のように。
この時、彼の作品の方向性が確立されたであろう。
のちに「セキュエンタリズム」と名付けられる彼のオリジナル手法が、ここで生まれることとなったのである。
「神が舞い降りて」