『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はじめまして こんばんは 月が綺麗な 夜だから
全てを捨てて 遊びに来たの
─神様が舞い降りてきて、こう言った。
この世に神様なんて居ないと思ってた。
だって祈ったって願いを叶えてなんてくれないし。
もし見てたら、こんなアホみたいな人生に少しくらい救いをくれると思うんだけど。
──なんて思ってたら、だ。
ある日寝てたら急にベッドの傍に知らない人が立っていた。
女の人にも見えるし、男の人にも見えるし、中性的な人。
「ああ、ようやく迎えに来れた」
にこり、と笑ってその人はそう言った。
なんだなんだ。迎えとはなんだ。
早くしにたいとかは願ってない。
早くしんでくれとは願ったけど。
目を見開いて居ると、その人は笑みを絶やさずこう言った。
「私、神様なんです。あなたの願いを叶えに来ました」
いや、知らない。なんだ。何の話だ。
呆気に取られていると、その人は不思議そうな顔をして首を横に傾ける。
「あなたが願ったんですよ?アホみたいな人生に少しくらい救いが欲しいなんて」
だから、救いに来ました。
なんて、笑う顔は無邪気に笑う子供のようで。
でも、その笑顔を見て思わず全身に鳥肌が立つ。
嗚呼、アホらしい。呆気ない人生だった。
笑顔を絶やさない『神様』の顔が霞んでゆく。
意識も遠のいて、ゆっくりとまぶたを閉じる。
「さ、幸せな人生を送りましょうね」
子供に言い聞かせるような、心地の良い優しい声。
その声が紡いだ言葉が、最期に聞いた言葉だった。
「神様が舞い降りてきて、こう言った。/20240727」
『神様が舞い降りてきて、こう言った』
いつもは重い足取りは今日は軽かった。
気を緩めれば、スキップしそうになる程、僕の機嫌は良くて、ついつい頬が緩んでしまう。
僕がこんなにも機嫌が良いのは、理由がある。今日、僕は自殺することにしたのだ。
もう、限界だった。上司からのパワハラ。誰も助けてくれなくて、目をそらされる日々。僕が死ねば、少しでも罪悪感を抱えるだろう。
それで『オレのせいか?』と頭を抱える上司を見て、僕は言ってやるんだ。「そうですよ」
ちょっとした仕返しのつもりだ。お前のせいだ。という現実を突きつけて、お前も死ねば良いと思った。そして僕がパワハラされるのを無視した奴らも罪悪感を感じろ。
屋上への長い階段を上る。外にあって夏場は暑く、冬場は寒い。最悪な階段が天国へのカウントダウンだと考えれば、笑みが浮かぶ。
僕は天国へ行き、アイツラは地獄へ行く。
僕にこんな事をした自分を恨め。
風がビュービューと吹き荒れている。片足で立つだけで、落ちてしまいそうだ。
フェンスを跨り、空に向けて足を一歩踏み出そうとする。
すると、天から光が降り注いだ。死ぬ間近で幻覚を見ていると思い、構わず足を踏み出すと、羽が生えた人間…天使のような人が僕の前に現れた。
「君、このままだと地獄行きだよ」
天使のような人はそれだけを言い残していった。僕は空に向けて踏み出した足が重力によって真っ逆さまに落ちていった。
地面に激突し、僕は頭を打って、即死だった。
神様が舞い降りてきて、こう言った
それが神であるなら
わざわざ演出するのかな
何処からでも言えるのでは
それを神と騙す手法は既にある
基本的には恐怖の類で
人は信じているのではなくて
自分を騙すことに必死
神が言葉にするとして
私に伝わる言葉とすると
その言葉は私にあるもののはず
言葉を様々にして
違いを表しても
同じ場所にあるもの
何処にでもある様に見えても
留まることがない
既に言葉は別の言葉に変わり逝く
言葉に頼り
言葉で騙し
その言葉を駆使しても
文章として明らかで
同じではないけど目的は似た感じ
1つを多岐に渡らせて
多岐を一つとする
違いはあっても同じ派生
どれか1つに決める必要はない
主義主張に限るなら
神様が来た、その後に別の神様が来るかも
これまでの行いが覆ることはない
どんな理由があろうとも
一時的に遠ざけれてもなくならない
騙すのって
瞬間火力に似てるね
時さえ過ぎて振り返れるのなら
決して騙し続けれない
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
「幸せは、自分で掴むもの
僕の力じゃなんともできないよ」
神様にも
辛い時はあるのかな…?
「神様が舞い降りて来て、こう言った」が今日のテーマ…っていうかこれはもうテーマと呼ぶには長過ぎるが。そもそも自分は神様の存在を信じていない。この世界には、なにも悪いことをしていないのに生まれつき病気や障害を持っていたり、たまたま少数派の属性だったり、恵まれない環境で育ったりして苦労している人がたくさんいる。もしも神様がいるなら、こんなに不平等で理不尽な世界をそのままにしておくわけがない。だから神様はいない。もしくは、「あえてそのままにしている」とすれば、そいつは性格が悪すぎるので神様なんて呼べるシロモノではないし、まったくアテにできない。だから結局、人間が社会システムを用いてそういう人達を助けて、少しでも平等を実現していくしかないのだ。
神様が舞い降りてきてこう言った。
お母さんは
元気だよ。
天国で
呑み会してるよ。
「おい、そこの若いの」
「え?…私?今年50になりますけど?」
「わしに比べれば若い若い。ところでおぬし、気付いておるかの?地球温暖化が、おぬしのせいじゃということに」
「…ん?何の話です?」
「だから、地球温暖化じゃ。おぬしが世界中に展開しておる」
「世界中に展開って…おじいさん、熱中症で頭やられちゃったんじゃないの?早く家に帰った方がいいよ」
「まったく自覚無しか…おぬし、ここ数年、好きなアイドルがおるじゃろう」
「え…ああ、いるけど、それがどーしたの?」
「地球温暖化の原因はそれじゃ。推しへの熱量が大きすぎるんじゃ」
「…何言ってんの?」
「おぬしの推しへの愛が強すぎて、この星のトータルバランスにインパクトを与えとる」
「もっと分からん」
「詳しいことはわしにも分からん。神様だって万能じゃない」
「神様?あんたが?…てゆーか、神様は万能なんじゃないの?」
「それはおぬしらの勝手な思い込みじゃ。万能なら、こんな殺人的な暑さ、とっくに何とかしとる」
「人類に与えた試練かと…まあいいや、で、何が言いたいの?俺に推し活をやめろってこと?」
「そーゆーことじゃ。聞き分けがいいな。もっと抵抗されるかと思ったが」
「やめるとは言ってない。でも、地球が滅んだら推し活も出来なくなるし、最近、お金も体力もキツイから、そろそろ考えなくちゃと思ってたんだ」
「そうか、それがいい。言ってみるもんじゃ」
「なんか、そうとなったら急に気持ちが冷めてきたよ。気が楽になったっていうか、解放されたっていうか」
「執着しすぎてたんじゃないのかの。思い入れが深いと、何かと頑張りすぎてしまうもんじゃ」
「なるほど。この際、熱中するようなモノをすべて手放してみようかな。もっと自由になれる気がする」
「よし、神様からの助言じゃ。おぬし、煩悩を捨てて放下せよ。…決まったな★」
「なんかよく分かんないけど、まあ、ありがたいお言葉として貰っとくよ。じゃあ、もう行くわ」
「うむ。永遠に励めよ」
最後のセリフはさらによく分からなかったが、それはさておき、私にそんな力があったとは。
人類代表ってことなのか?
まあ、いずれにせよ、地球をこれ以上、灼熱の星にする訳にはいかない。
私のあらゆる熱を冷まして、クールなダンディになろう。
私にはそれが似合ってる。
…その後まもなく、地球が約一万年振りの氷河期に突入することになるとは、たとえ神様にだって分かるまい。
お題「神様が舞い降りてきて、こう言った。」(雑記・途中投稿)
夜行バス乗るのに30%と電池残量少ないし、過去イチ雑記が書きにくいお題だから無理ちょっと諦める!
夜行バスの中で充電できたから追記。
私そもそも一応仏教徒なんですよ。お坊さんの資格取った正規の。
神道だかキリスト教だか何教だか知らないけど、神様なんて……所詮人間、とミクちゃんが歌うもので。
そういや「少年は神になりました」「神と悪魔の恋は禁断なので / キスをしただけで世界は滅びました」なんて歌もありますが。(両方とも商業CD化済み)
神様が降りてきてこう言った
「生きてもいいし、死んでもいいよ」
死にたいばかり考えていた私は『死んでもいいんだ』って許してもらえて嬉しくて
「じゃあ、死にたいで!」
って即決。
「そうか、わかった。じゃあ生きないんだね」
って神様
「うん!死にたい!」
って笑顔で応えた
「そーかそーか。すまないね。生かしたのも私だ。お詫びと言っては何だけど、死ぬ前に何か叶えたい望みはある?」
って神様が聞いてきた。お腹空いてるから、好きなものがお腹いっぱい食べたいし、叩かれたり、閉じ込められたりしないで、お母さんとお喋りしたい。お風呂に入っていい匂いの自分になりたいし、同級生の子が着てる綺麗な服や、筆箱も欲しい。ふかふかのお布団も憧れてるし、通学路以外の外の世界も知りたいなぁ
って考えて
「何もいらなから、死にたい」
って答える。
「本当に?今しか願いは叶えてあげられないよ?」
って神様が言う。
「うん!私ね、お母さんから『産むんじゃなかった』『死ねばいいのに』って言われるの。だからお母さんに笑って幸せになって欲しいから、死にたい!」
だから産まれなかった事にしてほしい。
でも、産まれちゃったから、私の願いの分はお母さんにあげたいなぁ。無理ならいいんだけど。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「ギフトをあげよう」
それは、特別な力ではなく、お前に見合った十字架。
十字架は背負う者の器に比例する。
イエス・キリストは私たち兄弟姉妹の全ての罪という十字架を背負いゴルゴダの坂道を歩いた。彼は言うだろう「人の為にあらず」と。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
お前に見合った、十字架しか与えない。
試練の少ない奴は向こうではぺいぺいの末席
大きな試練を背負った者は神様の右の座に座る。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「命をあげよう」
「ギフトをあげよう」
「お前に見合った十字架を」
「試練来い!」
令和6年7月27日
心幸
この世の終わりに何を望むか
どのような最後が世界に相応しいか
あらゆる真理を粒子にのせて降り注ぎ
受け取った人々の思考から数多の形が産み出され
様々の発展を遂げてゆくのを見守った
その最後の一粒に相応しい可能性
渡すべき心の持ち主が現れたなら
直接に手渡すべきだろうと探し続けてきた
相応しき心が見つかって最後の一粒を渡すとき
それがこの私の世界の終わりと決まっている
それがたった今である
「お前になんでもできる魔法をかけてやろう」
ある日突然神様がこう言ったの
私は驚いたけど嬉しくてすぐに承諾したの
体が少し重くなった気がした
それから私はなんでもできるようになったの
お金にも困らない、欲しい物だってなんでももらえる
あの人に振り向いてもらえる、本当に最高
だけどなかなかにつまらない
[お願い、魔法を解いて]
神様は予想通りみたいな顔をするの
なんでもできるってのも飽きてきちゃってつまらなくて
神様は魔法を解いてくれた「今回だけだぞ」と言って
体が少し軽くなった気がした
神様が舞い降りてきて、こう言った。
ここが私の作ったと言われる「世界」なるものですか?
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「あなた、テストで赤点取ったのに補習授業から逃げましたね?」
「なぜバレた」
「貴方の担任だからですよ。」
「ふぁっ!?」
【神様が舞い降りてきて、こう言った。】
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「神は死んだ」
今、私は瞑想してるちゃんとはできないけど
目を瞑っている
そしたら私の目の前に神様が舞い降りてきてこう言った
神様は私に「そんなに自分を責めるなちゃんと見護っていた幸せになる様に」と神様が仰ってくださった
私は泣いてしまった
神様見護ってくださりありがとうございますと
心の中で唱えていた
神様が舞い降りてきてこう言った。
「誰か金を恵んでくれませんか?」
「え、神なのに?」人間は逆質問をした。
「人を救おうと、天から降りてきました。しかし地上では何やらお金というもので取引をしていますね」
「え、神なのに?」
人間は今さら何、みたいな言い方をした。
「それでまずは人の生活を間近で見て眺め、問題事を見出してやりたいと思ったのです」
「え、神なのに?」
人間は神を全知全能だと思い込んでいた。
喋ってみればなんだ、丸っきり無知じゃないか。
「今まで無関心だったのです。人間を作った後、疲れてしまって。だから、贖罪の意を込めて一から学ばせてください」
「……ショクザイ?」
「はい、贖罪です」
人間は返す言葉もなかった。やがて、
「ところで、今のあなたは神なのですか?」
「精神は神ですが、この身体は人間です。だから――」
次の瞬間、銃声が一発轟いた。
神様の頭に命中し、血しぶきをだしながら絶命した。
人間はひと通り死体を確認するも、やれやれとかぶりを振った。
銃声の正体は知っていた。
「おいみんな、自称神様の死体が獲れたぞ。どうする」
後日神様は、神様の供物になった。
神の言った通り、贖罪はショクザイとなったのだ。
神様が舞い降りて、こう言った
こっちにきてもいいんだよ。
頑張ったね。
えらかったね。
もう安心してね。
ーー
私は全員平等に手を差し伸べないよ。
神様が舞い降りてきて、こう言った
無理をせず自分の出来る限りのペースでがんぱりたまえ!!