『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「もう、いいんじゃない?
あんな奴のために悩むなんてお前も馬鹿だなあ、
悪口を言うことが趣味なんだよ。
だから、お前は言わせておけばいい。
どうせ、すぐ飽きる。」
ずっと、絶望しか感じなかった。
心当たりのない陰口。
偶然かわざとかわからない一人ぼっち。
そんな生活が続いていたのに、
誰か……本当に神様かもしれないがそう言ったとき
何かが切れて
毎日が楽しくなった。
神様の予言通りそうなった。
一年間のことが何もなかったかのように
すべてが元通り、それよりも良くなった。
神様がいなければ、私、何をしていたのだろう?
思い返せば、いつだってなにかに守られていた気がする。
からかってきたあいつも、パシリとして私を使っていたあいつも、突然やめた。
嫌な夢を見たから、正夢にならないよう対策を立てて一日を過ごすと、対策していなければ、夢を見ていなければ、
嫌な夢が現実になっていたかもしれないなんてこともあった。
さらに私はよく、不注意なのか(何もなくても)転ぶ、(目の前に電柱があっても)ぶつかる、落ちる(深い溝や階段)。
……運が悪ければ死んでいたこともある。
でも、私は今日も元気に生きている。
だから、どこかには神様がいる。
見えなくても、存在しないかもしれなくても、私は信じる。
いつも、お世話になってます。
どうか神様、
今すぐ舞い降りて
私に生きろと言ってください
神様が舞い降りて、こういった
神様はいません。
ですから、神が告げる言葉もありません。
正義などない、好きなものを信じなさい、と貴女は歌の一節を口ずさみます。
そう、その通りなのですよ。人の考える正しさなど、歯牙にもかける必要はありません。貴女は貴女の求めるもの、信じたいと思うものを信じ、そのように生きればいいのです。
お題が大喜利みたいになっとるやないかい
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
一目惚れ 神のお告げは 諦めろ
悪魔の声は 不貞を誘え
夏料理 我天啓を得たりとし
アレンジしては 失敗を得る
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
テーマ“神様が舞い降りてきて、こう言った”
ある日、眩い光が私達を照らした。
「明日のラッキーアイテムはパエリア」
「パエリア?」
「イエス!パエリア!」
恐らく神と思われし者は
それだけを言って、飛びさっていった。
一体何だったのか…。
「あなたはよく頑張っていますよ」
神様は舞い降りてきてこう言った
ただ、その言葉が欲しかった…
認めてくださりありがとう。
いつか報われる。いつか幸せになれる。
いつか逆転できる。いつか見返してやれる。
いつか王子様か神様が現れて、こう言うのだ。
「今までよく頑張ったね。あなたは救われる」
いつか、いつか、いつか――。
「君達って本当に自分に都合のいい方に物事を受け取るよね」
男にも女にも見えるその人は、絵画のように美しい笑顔でそう言った。
「いつか報われる、だって?」
だってそうでしょう? 今までの苦労も、理不尽な暴力も今日この日、救われるためにあったのだ。
「幸せになれる、だって?」
だってそうでしょう。あなた、神様なんでしょう?
そう言うと、男はさも楽しそうに肩を揺らして笑う。楽しげに細められた目には、僅かにからかいの色が滲んでいた。
「君、自分が救われるに値すると本気で思ってる?」
「――え?」
「憎んで妬んで嫉妬して。相手より上に行かなきゃ気が済まない君達を、私がこのままにしておくわけないだろう」
その手には大きな鎌が握られている。
「救いは無いよ」
冷たい声と共に鎌が大きく振り上げられる。
――そりゃそうか。
生まれてこのかた、ラクして逃げることしか考えてなかったもんなぁ。
神様はお見通し、ってわけだ。
END
「神様が舞い降りてきて、こう言った
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「1年ぶり。元気にしてた?
まあ、私が力を貸したんだから、元気だったでしょ。」
「お賽銭、50円って少なくない?
5万円くらいくれてもいいんだよ〜。」
「また健康を願うの?つまんないね、いつも君はさ。
承りました〜。...また来年も待ってるからね。」
神様が舞い降りて こう言った 7/27
そんなに不安になる事はない。
日本の神々は、おおらかで小さな事で祟ったり呪ったりはしない。
神社の参道の真ん中を歩いた位で怒るような我々ではない。
が、次に来た際に同じ事をしたのなら、
神様が舞い降りて来て
僕に言ったんだ
「あの子との恋を叶えてあげよう」と
神様が舞い降りてきて、こう言った
『あなたはここで死んで、良いのですか?』
あぁいいさ、いいに決まってる。
別に生きていたっていいことはないし、意味もない。
それならば苦痛も何も無い世界で生きている方がよっぽどマシだ。
言って、僕は首に縄をかけ───
覚悟決めたヤツにンなこと言っても無駄なんだよ、今まで助けてくれなかったくせに
そう吐き捨てて、椅子を蹴った。
神様から、お告げをもらった
「人々を救済し、幸せに導きなさい。それがアナタの
使命なのです」
俺はその時思ったさ。こんなに光栄なことはない。
神から授かった神託。俺は特別なんだ。だから、
弱き者を助けなければならない。
俺にしか出来ないことなのだから。
だから、己の全てを人類の救済に費やした。
文字通り身を粉にして捧げつづけた。
やがて年老いて、人々を幸せに導いてきたはずの俺に
残ったものは何とも言えないむなしさだった。
確かに、数多くの人間に感謝された。俺の弟子になりたいと慕う若者もいた。
俺は使命を全うした、はずだった。
それなのにどうして俺は、満たされないのだ。
俺は、他者のために生きてきた。それが使命だったから。
神託がなければ、俺はどういう人生を歩んでいただろうか。
死を間近にして、そればかり考えてしまう。
朽ち果てそうになる身体に歯痒さを感じながら、
ただ、自分の役割に縋って生きてきたことに気づいて
とても滑稽で、己の幸せとは何か追求せず
寿命を使い切ってしまった。
そんな、俺の嘆きを神は何も答えてくれない。
突然、舞い降りて神託を告げたのにそれに答えた俺の
声を知らんぷりだ。
なあ神様、本当にその使命は俺にしかできなかったのか?
答えてくれよ、ちゃんと使命を果たせたのか?
よく頑張ったくらい言ってくれてもいいんじゃないか?
最期くらい俺を、救ってくれよ。
あの日、天から舞い降りてきたように
もう一度、俺の前に、
なあ、
「神様が舞い降りてきて、こう言った」
神様が舞い降りて来て、こう言った。
わ た し が つ く り ま し た 。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「いつも幸せそうだよね」
「そんなことないけどねえ」
「いつも笑ってるじゃん」
「神様が笑ってなさいって言ったからだよ」
「ええ怖〜笑」
「でもさ、ちっちゃいころ。誰かしらには、笑っててねって言われなかった?」
これは3ヶ月前の話。
少し、疲れたかもしれない。そう思ってベランダに出た。ここは6階。自殺なんてお恐れたことできないけど、ちょっと、ほんのちょこっとだけしんみりしていた。
風が舞った。
それは美しいものとは程遠かった。ガラスのように脆くて、水のように歪んでいた。神様だった。絶対に神様だと確信した。
「あー、だるい。」
喋った。その容姿が、雰囲気が、存在するが恐ろしくてたまらなかった。
「ねー君、ちょっと神様交代しない?」
仮にも、本当に神様であるとしたなら、言動が軽すぎると今になっては思う。でも当時は気が動転していたらしい。なぜかって、こう答えたからさ。
「、、、はい。」
神様が舞い降りてきて、こう言った。
神様が舞い降りてこう言った。
「やり直したことは無いか。」
あの時私は死んだ。大好きな彼との記念日デートの日だった。待ち合わせの場所へ向かう時トラックが突っ込んできた。私は即死だった。あぁ、もう終わりか。もっと生きたかったな。気づいたら何も無いところにぽつんと立っていた。ここはどこ?。
すると、一筋の光が近づいてきて、「やり直したことは無いか。」と言った。私はなんの迷いもなく、ただ一言。もう一度だけ___。
神様が舞い降りてきて、こう言った
知ってるよ
君が私の家を毎日綺麗にしてくれていること
「境内の掃除は終わった?」
「終わった。だから学校行ってくるね」
「いってらっしゃい。気をつけてね」
よく学校と呼ばれるところに遊びに行くけど
いろんな事を学ぶ場所らしい
彼女も黒い板と睨めっこしてるのを見るけど
たまに寝ているのがかわいい
知ってるよ
彼女はとても信仰心が強いこと
きっとそれは私の住む家を管理する家系に生まれたから、というのもあるのだろうけど
「明日の模試がうまくいくようにお参りでもしようかなぁ…?」
「神頼みが悪いわけじゃないけど、お参りって本当は願いをしに行くんじゃなくて、神様に感謝の祈りを捧げることなんだよ?」
「へぇ…!さっすが!物知りだね!」
「そうかな?」
「ちなみにさ、神様って存在すると思う?」
「ん〜…どうだろ。習慣だから境内の掃除とかしてるけど、運がいいわけじゃないしなぁ…」
…あれ?
「神社の宮司さんの娘がそんな事言っていいの!?」
「まぁそこは信仰の自由というものがありますから!」
「まぁそうだよねぇ」
…信仰心は…!?
「もしも神様がいるなら金髪のイケメンと十字路でぶつかって恋が始まりますように!」
「なにそれww 典型的すぎるww」
知らなかった
もしかしたら私にも知らない彼女の素顔が他にもあるのかもしれない
彼女のことなら全て知ってると思ってたのに
神様を軽く貶した次の日
私は壮大に寝坊した
しかも今日は模試なのに!!
慌てて身支度を済ませて全速力でいつもの道を走る
右に曲がる交差点にさしかかった時
思い切り私は誰かとぶつかった
「っ、すいません!大丈夫で…す、か?」
ぶつかったのは金髪のイケメン
あれ
なんか
このシチュエーションって…
神様が舞い降りてきて、こう言った
「私の知らない君をもっと教えてほしいな」
「いやいやいや!それどころじゃないから!!」
「え!?」
神さまが舞い降りてきて、こう言った。
これはどうしたことか、神とは汝らが考えるような、主体としての意志と機能を持つ、人格紛いに限局されるような存在ではない。そもそも私とか自分とかいう概念すらなく、汝らに形として知覚できるものではなかろう。
それでも神が見えてしまったと言うとき、人間は全的である神を自らの能力で矮小化し、そこから神の名のもとで自らの不安や苦しみを世界に広げ、そこに数多の不調和や争いを生むだけだった。
きちんと治療を受けるが良い。神は見えるような小さなものではない。神の名のもとに世界に不調和と不幸を持ち込むのであれば、もうそろそろ耐えがたい。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「人生はなんのためにあるのか。考えてみよ」