真夜中』の作文集

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真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/18/2024, 2:28:42 AM

「真夜中」

くっついて映画見て、
そろそろ寝ようかって君の顔を覗き込んだら
もう、寝てた。

あどけない寝顔。
長い睫毛。
薄く空いている口。

起こすの忍びないから、ここで寝ちゃおうかって
真夜中のカウチは今日も平和。

5/18/2024, 2:25:40 AM

真っ暗な部屋で携帯端末を触る。明日も仕事なのに、眠れないのだ。何とか眠気を誘えるように難しい話を電子書籍で読んでいたが、画面の明るさで目が冴えてきた。寝る前に、携帯端末を触るのが悪手なのは分かっている。でも、目を瞑れば今日の脳内反省会が始まってしまう。散々反芻した自分の今日の反省点を脳内の小さな自分たちがあげつらう。それから帰りの会の公開処刑のごとく、今日の行動について意見が飛び交い、結局自分が悪いと言う結論になるのだ。毎晩眠るまで内省で悶えるぐらいなら、睡魔で気絶するまで携帯端末を触っている方が良い。気が紛れるし、考えなくて済むからだ。端末の時計は午前二時を表示している。もう二時か。この調子だと寝坊するかもしれない。それでも頭は覚醒したままだ。まあ、無理に寝ようとしない方が精神的には良いだろう。肉体的には良くないが。SNSのアプリをタップし、開く。この時間帯は皆深夜テンションで投稿しているのか、怪文書がよく流れてくる。次の日の夜になっても残っているので、正気で書いている可能性もありそうだ。トレンドを確認すると、箱というワードが入っていた。開くと、部屋の中で箱型に潰された人間の遺体が見つかった事件の記事が出てきた。興味本位で記事を読む。遺体は綺麗な正方形ではなく、どうやら部屋の形に沿って潰れているらしい。まるで部屋ごと圧縮されたかのような書き方だが、記事の写真を見る限り、部屋は潰れていなかった。被害者の血痕は部屋の壁の至る所に飛び散っていたが。ベッドの上で布団と一緒に圧縮された状態だったので、寝ている間に潰されて死んだようだ。コメント欄を読むと、ある都市伝説の仕業じゃないかという書き込みを見つけた。検索すると、最近出来た噂のようだ。要約すると、真っ暗な部屋で寝る人間を無差別に狙うらしい。検索結果には似たような事件の記事や現場らしき部屋の写真が数枚出ている。起き上がり、部屋の中を見回す。カーテンを閉めているため、真っ暗で何も見えない。この暗闇の中に、私が寝るのを今か今かと待ち望む噂の何かが潜んでいるのだろうか。…寝る前に読むんじゃなかった。いや、見つけて正解だったのか。取り敢えず、今日からは常夜灯をつけて寝ることにしよう。欠伸が出て、まぶたが重くなってくる。そろそろ眠れそうだ。常夜灯をつけ携帯端末の電源を落とし、目を閉じる。意識が薄れていく中、ミシッと部屋の角から音がしたような気がした。

5/18/2024, 2:00:55 AM

【真夜中】

家族も 寝静まり
しんとする中
スマホから 音楽が鳴り響く
私一人の 時間

たまに通る
外を走る 車の音

窓から 吹き付ける
冷たい空気が 気持ちいい

真夜中の 自分時間

5/18/2024, 1:47:49 AM

真夜中のエンジェル、私にも声かけてよ。
まだ起きているから。
東側の窓を少しあけておくね。
そこから、入ってきて。

5/18/2024, 1:44:46 AM

【小説 真夜中】

「帰らへん!!!」

愛しの我が家のリビングで、色黒の肌をした深緑色の瞳を持つ男はそう言ってひんやりスライムぬいを抱きしめた。
これが女の子だったら良かったのに。
思わず呟いてしまった一言は「いややー!」と喚く男の耳にまでは入らない。
なぜこうなったのか。
氷を多く含んで溢れそうなコーラともう冷めきってしまったであろうポップコーンを眺めながら、ついさっき呼び鈴に応答したことを深く後悔した。


時は数刻前まで遡る。

任されていたプレゼンテーションの発表が午前中に済み、珍しく何事も問題なく上手くいった金曜日。
週末ということもあって気分が良くなっていた僕は、帰路の途中で寄った某大型スーパーで簡単な買い物と今日の晩酌のためのお酒を購入した。
今日は夜遅くまで呑むのもいいな〜
と上機嫌に買い物カゴをレジまで持っていこうとした時、なんとなしに見たスマホのウェブ広告が目に付いた。
「これって。」
僕が見たかった映画じゃね?
数度目を瞬かせてみたが、変わる様子のない広告に我慢することは叶わず。
気づいた時には自身の手には借りてきたDVDが握られていた。
そんなこんなで帰ってきて早々予定変更で買い直したコーラとレンジで簡単ポップコーンを取り出して映画鑑賞の準備を始めた。
ポップコーンはレンジに突っ込んでおき、あらかじめ作られていた大きな氷を四つほどコップの中へ入れ、買ってきたコーラを開けて注ぐ。
プシュッという軽快な音と注いだ拍子に鳴る氷の音が心地よく、スマホで歌詞も分からないような洋楽をかけてみた。
音楽が加わり、準備まで楽しくなってきた僕は、レンジで作り終わったポップコーンを大皿に移し、リビングの机の上にそれぞれ並べ、DVDを取りだしてデスクトップに入れる。
いざ、映画の世界へ!
とリモコンを操作しようとした時、それは来た。

ピンポーン

普段来客が少ない分鳴らされることのない家のベルの音が部屋にひびき、驚いてリモコンを落としそうになる。来客?と首を傾げて時計を確認すると、既に23時を過ぎた頃だった。

ピンポーン
ピンポーンピンポーン

居留守を使おうかと思案した僕を非難するかのように激しく鳴り始めたベルにものすごく嫌な予感を覚え、警察でも呼んでやろうか…と考えたところでドンドンと強く扉を叩く音まで聞こえてきた。
流石のこれには近所迷惑が考慮されるため、仕方なく
「今開けるよ!」
と玄関に向かって叫んでおく。
ソファに沈めたばかりだった重い腰を上げてペタペタと裸足で廊下を歩き、玄関の鍵に手をかける。
こんなことをするような無礼な人間は一人しかいない。

「遅いで!!!」

扉を開いた目の前には、野菜を手にいっぱい抱えた古くからの友人が立っていた。

「……今真夜中だよね。」
「23時やからまだ深夜。」
「じゃああと一時間で真夜中だよね。帰って。」
「無理や。ルームメイトに追い出されてしもた。」
「……じゃあ野宿して。」
「なんでそないな冷たいこと言うん!?」

とりあえず入れてくれと力ずくで玄関をこじ開けようとし始める友人に対抗して、嫌だと頑なに拒否をしていると
「ここで泣き喚くで。」
ガチトーンで言外に近所迷惑で家追い出されてもいいんだな。という脅迫を受けたため、渋々彼を家にいれることにした。

それがいけなかったのだろう。
24時が過ぎた今、冒頭のやり取りが永遠と続いているのだ。
「帰れ。」
「嫌や。」
「どうせ君が悪いんだろ。謝って部屋入れてもらえよ。」
「ちゃうし!俺悪くあらへん!アイツが変に嫌味っぽいのが悪いんや!」
「はいはい。」
面倒くさくなってついあしらってしまったが、ホントやし。と不貞腐れる友人は見てて面白い。
けれどずっとここにいられてもせっかく借りた映画を満足に見ることも出来ないので、全く悪いとは思わないが早急に追い出したかった。
抱きしめ続けられて胴体が長くなりつつあるひんやりスライムぬいは心做しか元気がなさそうで、彼は体温高いからな。と変な納得の仕方をする。
疲れからか面倒くささからか現実逃避に走り出した脳みそに危機感を覚えた時、先程までキッチンに置きっぱなしだったスマホのバイブ音が耳に届いた。
ルームメイトか!?救世主か!?
急いで駆け込んだキッチンの上にあったスマホ画面を期待を込めて覗き込む。
誰でもいいからコイツを回収出来るやつ!
と思って覗いた画面には、一文。

「悪いがお前の家に行くと言ってアイツが出て行った。俺は寝る。」

なんとも無慈悲で残酷な文。
こうして、僕の過ごすはずだった真夜中の平穏な映画鑑賞会は友人の号泣とポップコーン爆発事件によって掻き乱されて幕を閉じた。

5/18/2024, 1:34:10 AM

真夜中って、夜?それとも朝?どっちなんだろう?

「夜中なんだから夜に決まってんじゃん」

とは思う。

だけど、午前0時。日が切り替わった時間。新しい幕開けの時間でもあると思う。


昨日が終わって眠る時間なら夜って感じがする。昨日も1日お疲れ様でしたって。

でも、こらからどんどん明るくなっていく時間って考えたら、朝になる前って感じがする。だからちょっと朝っぽい?前準備、、みたいな?


捉え方1つで変わるなーなんて思ったり。


無理矢理な視点かもしれないけど、どんなことも二面性を持ってるからこそ、考え方1つで変えれるかもな、なんて思ったり。

お腹空きました まる

5/18/2024, 1:29:36 AM

真夜中の
これぞ夜というちょうど真ん中の一点は
どこか別の世界につながる入り口で

きっとその中で夢を見る
見たい夢も見たくない夢も
ぐるぐる溶けて混ざった自分から出てきたもの

朝になって忘れてしまっても
その塊は昼の自分に溶け込んで
また夜に溶けて混ざって夢を見る

5/18/2024, 1:26:51 AM

真夜中の一人の時間がなによりも落ち着く。


昼間、バカ騒ぎしてるから余計に。

やっぱり一人の時間はいいなぁ。


ほんとに心が休まる。

5/18/2024, 1:21:40 AM

ただ単に、太陽が地球の反対側に行ってるだけなのに、孤独に震えたり、不安に包まれたり、人ならざるものに怯えたり。
何も変わらないはずの街が、昼とはまったく別の顔を見せる。

見えないことに対する根源的な恐怖なんだろうけど、これだけ灯りが増えた現代にあっても、その恐怖は消えるどころか、その力を増してきているような気がする。
光があるからこそ、その片隅に出来る闇が、より一層深いものになってしまうのかもしれない。

幼い頃は、夜になると、いろんな心配事に苛まれて、布団の中で眠れない時間を過ごした。
親が死んでしまったらどうしようとか、明日学校でイジメられたらどうしようとか、あのタンスの引き出しから白い手が出てきたらどうしようとか。

どれも、考えたところでどうにもならないし、昼に考えても不安には違いないことだが、夜にはそれが何割か増しになって、悶々とするだけで解決なんかしない。
そんな夜を何度も繰り返した。
あの頃は夜が嫌いだった。

真夜中、不意に目が覚める。
静まり返る世界。すべてのものが死に絶えたような。
オシッコがしたくなり、階下のトイレに向かおうと階段の上に立って下を見下ろすと、そこにシルクハットを被った誰かが立っていた。
暗闇の中に薄っすらとシルエットが見え、黙ったまま、こちらを見上げているのが分かる。
明かりをつけて確認するなんて余裕はなかった。
すぐに部屋に戻り、ベッドに潜り込んで布団にくるまって、朝までトイレは我慢した。

幼い頃の記憶。
今となって思えば、単なる勘違いや記憶違いに過ぎないのかもしれない。
でも、あの夜の雰囲気と相まって、この思い出は生涯消えることはないと思う。

…と、窓の外を見れば今は、抜けるような青空が広がっている。
ほら、こんな時間にこんな話をしても、あの時の恐怖はまるで蘇ってこない。
人間って現金な生き物だな。
何十年と忘れない記憶のはずなのに。

まあ、だからこそ、どんな不安や恐怖を抱えても、夜が明けて次の朝が来れば、人はまた立ち上がり歩き出せるのだろう。
必ず太陽は昇り、朝は来る。これからも、ずっと。
そう信じたい。

5/18/2024, 1:17:58 AM

ずっと前からわかってた、
お前が俺を見ていないことなんて。

それでも、
一緒にいる時間が長くなればなるほどに愛おしさが大きくなって、
とうとう隠し切ることが出来なくなり、
口を滑らせた。


「やっちまったな…」



真夜中に後悔。





240518 真夜中

5/18/2024, 1:16:51 AM

『真夜中』

「お誕生日おめでとう。」

日付が変わった頃。

真夜中にお祝いするのが恒例だった。

もう君には届かない祝福。

君の子どもと一緒に

君の写真の前で手を合わせる。

「きっとママにも聞こえているよ。」

そう話しながら。

5/18/2024, 1:15:41 AM

真夜中

 最近ほかの時間は暑いけど夜中はちょっと寒いんだよな。夜勤の人間としては着る服にちょっと困る。

 出勤する時はちょっと厚めの上着を着るとちょうどいいんだけど朝帰る時はちょっと暑いから上着が邪魔になるんだよな。

 まぁ脱いで持って帰ればいいだけの話なんだけどこの上着がちょっと邪魔だ、というだけの話。

 それと最近の悩みで小説が書けなくなってきた。なんか書いてて面白くなくなってきた。こういう時こそ書くべきなんだけどやる気が出ない。

 このやる気ってのは行動して出てくるものだからとにかく書け!という話なんだけどどうにもね。理屈はわかっちゃいるけどやる気がしないんだ。

 これじゃいかんしとにかく一日一文字でもいいから書いてモチベーションを復活させないとな。一日一文字記さばって言葉もあるし毎日やることは大事。

5/18/2024, 1:00:30 AM

真夜中になると、
世界は自分だけのためにあるような気がして、
少し楽しくなる。
このまま、
時間が止まってくれればいいのにと思う。

5/18/2024, 12:55:33 AM

真夜中にコンビニエンスストアで疲れ切った見知らぬあなたを見る。伝わらない内心でそっとささやくお疲れ様になんの意味があるのだろうかと考えて自分が言われたいのかもしれないと疲れ切った腕でカゴを持ち直した。疲れた顔のレジ係が口角を上げてマニュアル通りの口上を伝えながら手を動かす。帰り道を歩きながら元気なのは星ぐらいだろうかと上を見れば流れ星が落ちていった。星の投身自殺のようだと思ってしまった自分の思考にますます疲れが押し寄せる。ここがビルの上でなくてよかったと発作的な思考をそっと手に持った袋が押し止める。帰って温かいものを食べよう少しは心がましになるはずだからと星に願って家路に向かう。

5/18/2024, 12:48:40 AM

真夜中になると何故だか心が苦しくなる。まるでこの世界にたった一人のような孤独感に襲われるのだ。どうか、どうか私をひとりにしないでくれ。その時、月明かりが私を優しく包み込んだ。

5/18/2024, 12:28:30 AM

真夜中の、と最初につくだけでワクワクが止まらなくなるのは私だけでしょうか。

真夜中のコンビニ
真夜中のアイス
真夜中のラーメン

真夜中ってなんて魅力的な言葉なんでしょう。

5/18/2024, 12:21:14 AM

『真夜中』

日付けを越えても眠れない。スマートフォンを弄ろうかとも思ったが余計に眠れなくなるのでやめておく。静かな寝室に音を立てるのは寝返りで起こる衣擦れと自分のため息。寝るのがずいぶんとへたくそになってしまった。寝付きがいいねと言われていたのはずいぶんと昔のこと。
思い悩むことがなかったこどもはいろんなことに思い悩む大人になった。昔の後悔、今の不満、先への不安。思い巡らせるこの時間をやめられればと思っているけどやめ時がわからない。
窓の外から救急車のサイレン。我に返って時計を見てはまだ夜は長いとため息を吐く。

5/18/2024, 12:20:47 AM

夜遅くまで起きていて、いい事なんてちっともありはしない。
暗いと思考までネガティブになるし、体も休まらないし。何かの用事をこなすならまだしも、ただスマホをいじっているだけなら尚更だ。
ああほら、
どんどん闇が僕を侵略していく
憂鬱な気分に落としていく
そのくせ、自分は一緒に沈んではくれない
ずるいやつだ。
朝の光も夜の闇も、僕を堕落させる原因でしかない。
朝は絶望感しか与えないし、夜は僕を包み込んだまま留めてくれない。
意地を張っているから、駄目なのかな
もっと素直になればちゃんと愛してくれる?
でも、自分をさらけ出して弱味を見せて受け入れられなかったらどうするんだろう
自分が弱い事を知っている人間がこの世にいるなんて耐えられない
こういう性格だから
全てをこの性格のせいにするような奴だから
何でみんなあんなに生きてるんだろう
誰か頑張って死んでくれないかな
どうせ泣くんだから何もしたくない何もされたくない
愛してほしい
認めてほしい
怒らないで
全部僕なんだ
許して
わがままって言わないで
やんわりと指摘しないで
叱らないで
見せないだけで弱いんだよ
強くなれたなら
もっと強く生まれていたなら
どんなに良かったか
愛に溺れさせて
どっぷり浸かるくらいの愛をちょうだい
それで息ができなくなって
死んでしまっても僕、構わない
そのまま死なせて欲しいんだ
愛されている自覚があるまま死なせてくれ
お願いだから


夜に起きていても、良いことなんて何も無い。
それでも僕は、朝を来させないために今日も瞳を閉じない。


お題『真夜中』

5/18/2024, 12:12:03 AM

両親が睡眠の海に沈んでいる時

私は家から抜け出した。

雨降る夜の交差点

水たまりには

傘を差す私と点滅している信号機を映していた。

真夜中月一の頻度でここに来る。

きっかけは5年前のあの日。

彼と事故に遭ったこと。

私は命は助かったが1、2ヶ月の入院。

彼は事故で命を落としてしまった。

何があったかも分からないくらい

混乱したことを覚えてる。

横断歩道を渡っている途中

彼が急に私を抱きしめ大きな衝撃があったあと

目を開けると彼から赤い血が出ていたこと。

それは一目見て大丈夫じゃないといっていて。

彼は私が無事で居ることに

安心しているような顔をしたこと。

その場にいた通行人が人工マッサージを行ってるのを

力無く見てたこと。

救急車がきてくれてそれから気を失ったこと。

目を覚ました時そこにはもう彼はいなかったこと。

5年も時間が経っているのにずっと忘れない。


真夜中人の気配が薄い時間。

私はいつも思う。

あの時私が彼の代わりになれたなら

どれだけ良かったのか。

誰の慰めも受け入れなくて

彼の両親の大丈夫も

大丈夫じゃないこともわかってて

私が大丈夫じゃな顔しなきゃ

両親も悲しそうな寂しそうな顔をして

これじゃ幸せになれなくて

彼に会いたい

そんな声は雨の音にかき消されてしまったけど

きっとすぐには死なないから


私はまだ彼を思ってるけど
もうそろそろ今に目を向けないと
これからも見守っててね

そう雨降る空に向けて言葉を送る。





─────『真夜中』

5/18/2024, 12:04:07 AM

真夜中

子どもの頃、家で1頭の雌牛を飼っていた。ある日、牛が産気づいて、激しい鳴き声に目を覚まし、母と牛小屋に行った。

親牛は自力で出産している最中で、子牛が頭から出ていた。その後、さらに力んだら子牛が誕生した。

子牛は、体中が羊水まみれだったのだけど、自力で立ち上がり、親牛が体を舐めているそのシーンを見て、生命誕生の神秘を感じた✨✨

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