『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
※二次創作
※悪い子3人組(ばいきんまん、ドキンちゃん、ホラーマン)
ある日のバイキン城。
「ん〜…」
眠い、けど眠れない。そんな夜が続いてる。
(お腹空いたけど…こんな時間にお菓子食べたら怒られちゃうな…)
二本角の黒い宇宙人はベッドから抜け出し、キッチンへ向かった。
「ふぁ〜…あれ?」
キッチンへついたとき、彼の仲間の一本角の赤い宇宙人の少女が立っていた。
「ごくごく…ん、ばいちゃん?」
「あれ…ドキンちゃんも眠れないの?」
「うん…実は私もなの。だからホットミルクを作って飲んでたの」
「オレサマも眠れないから、なんかお菓子でも食べよっかなって思ってたんだけど、ホラ兄に怒られちゃうよね…」
「お前ら…こんなところで何してんだ?」
「うわっ、ホラ兄!?」
赤い少女と話してると、彼のもう一人の仲間の骸骨が現れた。瞬間移動でもしたんじゃないかと思うくらい、この骸骨はいきなり出てくるから心臓に悪い。
「もう、おどかさないでよ!」
「悪かったって。で、お前らがここに来たってことは…」
「ギクッ!」
「考えることは一緒だな」
「ほえ?」
「実は俺も…眠れないんだ」
骸骨の言葉に、二人の宇宙人は納得した。
「ホラ兄もホットミルク飲みに来たのね?」
「ごめんね、ホラ兄に内緒でお菓子食べようとして ました!」
「いや、そのことは別にいいんだが…」
「あっ、そうだ!」
突然、黒い宇宙人はひらめいたように角をピンと伸ばした。
「みんな眠れないなら、朝までパジャマパーティしようよ!」
「さすがばいちゃん、頭良いわね!さんせーい!」
「…たく、しょうがねえな。眠くなるまで付き合ってやるよ!」
真夜中のパジャマパーティは朝になっても続き、三人は数日寝不足になったらしい。
おしまい!
正確な時刻までは分からないけれど、いまはたぶんもう真夜中。辺りは自分の足音以外、物音ひとつしない。しんっと静まり返った夜の住宅街をひとり気ままにただ歩く。
半袖のシャツに薄手のカーディガンを羽織っただけの服装に、ときおり通る夜風が当たるとひんやりとする。でも寒いほどの冷たさではなくて、どちらかというと浮き足立つ心を幾分か冷ましてくれる涼しさが心地良かった。
私はつい緩んでしまいそうになる顔を何とか抑える。自分だけしかいないこの空間が、想像するだけで楽しくて、嬉しくて仕方がない。しかも今夜はちょうどよく満月だ。闇色の空を仰げば夜道を照らす丸い黄金色が、私の世界に美しく映える。
『小さい頃から夢見てたの』
まさかこんな形で夢が実現するなんて。
『この街にいる住人が、私以外みんな消えちゃえばいいのに、って』
そうすれば私は自由になれる、そう思い願い続けてきた。
「夢って信じ続ければ叶うものなのね・・・・・・」
恍惚とした私の呟きは、この深い闇夜の中にだけ響き、その後は溶け込むようにして消えていった。
【真夜中】
真夜中
ピーターパンがトントンと窓をたたく
夜空の旅へ出発だ!
夢みたいな冒険のはじまり
ネバーランドは私の中にある
さぁ勇気を出して飛びたとう
/真夜中
ちびすけにとってまよなかは十二時
(シンデレラにもそうあった)
生意気になるとまよなかは二時
(うしみつの意味を知る)
いまはもうわからない
ずっと起きてられるように
なってしまったし
誰かにとっての朝は
三時、四時だと
友だちのこととして知っているから
真夜中
風の音で目が覚めた。
閉めたはずの窓が開いている。
時計の針は2時過ぎ。
左隣はぽっかりひとり分の穴。
「ねえ」
ベランダに居るんだろう、そう思って声をかける。
「ねえ」
返事がない。
夜風に当たってそのままトイレにでも行ったんだろうか。
面倒だけど、ベッドから抜け出して大して広くもない部屋の中を見て回る。
いない。
「ねえ」
答えは無い。
ふいに衝動に駆られて、ベランダの下を覗き込む。
いない。
時計は2時30分を指した。
1日が終わって
今日も疲れたなーって独り言を言う。
ずっと我慢してるけど
夜になると悲しくなってきて
涙がこぼれ落ちてしまう。
俺って、こんなに弱かったっけ、
くじけそうな自分に悔しくって、
また泣いてしまう
真夜中に家を抜け出した。
夜の海に行ってみたかったからだ。
最初で最後の悪さ。
私は夜の海に溶け込むんだ。
これはイメージ
昔から度々頭に思い浮かぶイメージ
透明なグラスの中になみなみと水が入っている
その水には黒やねずみ色、銀色の澱みがふわふわと漂う
澱みは外からの刺激で撹拌されてグラスの中をぐるぐる回る
大きな塊や、細かく小さな気泡となってぐるぐると
一日が終わりに近づく時
一日が始まろうとする時
澱みはゆっくりとグラスの底へ落ちていく
摩擦で傷んだ感情と他人の言葉を包みながら静かに静かに溜まっていく
ゆっくり
ゆっくりと
すっかり上澄みと沈殿物に分かれた頃
グラスの中は淡墨色
そこは静まりかえった夜の海となる
私の中にグラスは常にあった
静かな夜の海を感じる時
自分に一番近い言葉が生まれる
感情は平坦で頭の中も凪いでいるのに、なぜだかとてもお喋りになる
歳を重ね、だんだんと分かったこと
これは私の孤独
誰も入ることのできない私だけの場所
真夜中は孤独の形を露わにする
お題:真夜中
真夜中に町を一人で歩く
誰もいない静かな町を
耳に入ってくる音は
自分の足音、それと自分の呼吸
あとは虫の声
霧雨に濡れた石ころと草が
月明に当たりひかめいてある
空気は澄んでいて程よく冷たく
息をするのが心地よい
息がし辛い朝からなんか
この真夜中に逃げてしまおう
楽なこの深夜にずっといるのさ
寝てる。
でも寝る前に今推しは、何やってるか考える。
真夜中にふと泣きたくなることがある。太陽のある昼間なら平気なのことが、暗闇になると恐怖として襲いかかってくる。
怖い。寂しい。苦しい。死にたい。
寂寥感から来る涙を止める術は見つからず私はただ朝が来るのを待つ。
真夜中目が覚めたら
外へ出てみる
人気のない公園で
ブランコに乗ってみたりする
そうして眠れなくなったら
アイスでも買いに行く
それを片手に食みながら
トボトボ家に帰ればいい
真夜中くらい
今日あったことも明日あることも
考える必要は無い
自分の大事な人は
明日も無事に幸せであるように祈って
嫌いな自分は
明日も寿命じゃないのかなって落胆すればいい
ところで、真夜中って何時なんだろう
自分は勝手に午前3時だと思ってる。
_ ₅₅
朝が来ないままで息ができたなら
私も少しは息がしやすくなるのかな
時計が零時を指したとき
俺は街に出た。
昼間は賑わって居る商店街、
途切れることを知らない車の列。
そんなことを忘れさせるくらい
真夜中は静かで別世界だった。
空を見上げると上には
大きな満月が
俺を飲み込んでしまうほど近くで輝いていた。
それに負けないくらいに星も輝いていた。
今まで見た事のないくらいの夜空で
真夜中の散歩が最高なものになったと俺は思った。
─────『真夜中』
正しいか
正しくないか
悪や、悪じゃない、とかよりも
好きな男の人といられたら
それが一番正しいと思う
私にとって
私の幸せ、なのだと
ねむれない
ねむいのに。そんな時は深酒してしまう。
不安を隠すように書き殴る。
以前はブログしていたけど、今ではIDもパスワードも忘れた。ログインはできない。
ログインの必要なサイトで活動するのが嫌になった。
だから簡単に書けるココやイルカを活用。虚無。
真夜中。そっと目を細めた。別に何かがあったわけでもない。ただ、無意味なことをしただけ。
そんなことをしている私はきっと寝れない訳じゃない。寝ることをやめたいと思ってしまっただけなのだろう。それこそ、なんの利点も、なんの意味もないのに。それでも罪悪感は全くといっていいほどなかった。
だとしたら、私にとっての真夜中は、意味を作らなくていい時間なのかもしれないな。
せーの、の合図で
みんな一緒に眠ってみたら
どれだけ大きな夢ができるんだろう
天井のLEDライトに目を焼かれながら
きっと優しい世界を想像する
(真夜中)
真夜中に眠れなくて散歩に出掛けた。
夏だったから夜風が心地いい。
皆、寝てるだろうと思っても人はいる。
24時間、開いてる店もある。
何となく安心する。
ただお客さんも少ないだろうし大変だと思う。
そんなに悪くない時間だが明日の体調は悪い。
それが分かってるから少し気が重い。
眠れない理由は分からない。
でも、やっぱり真夜中は寝ているうちに過ごしてしまいたい。
こんなに暗くて不安ばかり募る。
そして、不安の理由も分からない。
真夜中、それは俺の一番好きな時間だ。誰にも邪魔されずゆったりと···自分の時間を楽しむ事が出来る。
元々、小さい時から集団行動が苦手だった。苦手なりにも皆に置いていかれないように必死に振舞っては、気苦労していた日々を送っていた。
今、大人になってもまだ少しだけ···集団行動は苦手なままだが、少しだけ分かったものがある。きっと社会に出てから恥ずかしい思いをしない為なんだと思う。
まぁ···確かに、集団行動をしないと周りは兎や角言う者が出てくるし···‘’何故、お前だけ出来ない?”と言われてしまうのだろう。其れだけは御免被りたい。皆足並みは違うんだから、全てが合う訳じゃない。逆も然り、足並みは違えど、合わせる事は出来るとも言える。
少なからず、フリーランスで仕事している俺には全くの無関係なんだけどな。自分の好きな事ぐらい好きにやろうぜ?人生は長いんだから。