真夜中』の作文集

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真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/17/2023, 3:48:38 PM

このまま

光がない暗闇。
自分が何処に居るかもわからない。
何処へいけばいいのかもわからない。
だから、暗闇を照らす光を探さなければ。
でも、私にはもうないの。
貴方という光が――。

真っ暗だ。私は歩く。何の光もなしに。ふらふらする。
ああ、このまま倒れて真夜中の暗闇の中に溶け込んでしまいたいなぁ。

<真夜中>

5/17/2023, 3:42:21 PM

冴えた目とは裏腹に、重い体はベッドにすっかり沈みこんで起き上がれそうにない。不可能というわけではないが酷く億劫だ。時計を見ればすっかり夜も更け、本来ならば寝息を立てているべき時間。
 転がるようにして体制を変え、もうひとつの空のベッドを目にとめた。本来ならば彼がいるはずのベッドだが、この時間まで埋まらないとなれば何となく事情はわかる。神経質で人間嫌いの厭世家は職場で寝ることをしない。他人がいる空間では常に気が張って休めやしないと零したこともあったし、そもそも家までそこまでの距離があるわけでもない。どこかに泊まっている可能性は低いだろう。仕事が山積みという話も聞いていないはずだ。
 放浪か、と結論を出す。
 たまにふらりと帰らなくなるのだ。外泊も野宿もしないので大幅に日を跨いで行方をくらますことはないが、どこにいるのか皆目検討がつかなくなる。こうなっては私も楽しくはない。夜という時間はやけに嫌なことばかりが頭をよぎるもので、不安で目が冴えて眠れなくなってしまう。革靴の下は石畳だろうか、街灯は見えるだろうか、怪我はしていないだろうか、ちゃんと、帰って来てくれるだろうか。
 ひとりで過ごすには夜は長すぎる。早く帰ってきて沈んだ真夜中から連れ出して欲しいと願うが、きっとそれは叶わず、彼は朝日とともにあの戸を開け、孤独の健闘を終えた私を不慣れな手つきで撫でるのだろう。


『真夜中』

5/17/2023, 3:38:22 PM

真夜中に押し寄せる明日への不安と、今日の後悔。
考えたって仕方ない、後悔したって仕方ないことくらいは知ってる。
でも、見えないものは怖いのだ。知らないものは怖いのだ。
考えたって仕方がない、それくらいのことは何度も言い聞かせてきた。
でも、辞められない。

5/17/2023, 3:33:35 PM

ベットに吸い込まれる。

ため息とともに、深く深く堕ちて行く。

真夜中の戸を叩き、追い出されるように朝になる。

「あぁ、また今日も生きている。」

5/17/2023, 3:28:28 PM

ネオン 彩る夜の街
雑音に被る 雨音
濡れた烏のやうな 路地裏

月は 闇に飲み込まれた
濃い酒の香り 吐息に混ざる紫煙
糸の切られた 人形達
海が散らばる 路地裏

壊れた傘を差す
まだ 始まったばかりの夜
明日に願う 歩みを止めて
美しく傲慢な セカイよ
まだ目を覚まさずに
                お題【真夜中】
             タイトル【夜の祝福】

5/17/2023, 3:23:17 PM

早寝した方が節電になるし
明日が楽になると分かっているのに
つい、だらだらと夜更かししてしまう
朝よりも夜中の方が、断然楽しい


と最近まで思っていたけれど
今は元気がなくて、日付が変わる前からしんどい

もう寝ます、おやすみなさい

5/17/2023, 3:18:00 PM

真夜中

夜の帳が下りた頃

辺りは何も見えなくて

町並みはがらりと様子を変え

1寸の先さえも分からぬまま

人々の喧騒は消え

いつもなら聞こえない音すらも顔を出す

光すらも見えないこの道で

ただ彷徨う

いつもの道もまるで違う道の様に

少しの不安と焦燥が何処か刺激的で

あてもなく歩く

ふと空を見上げてみると

いつもは町灯りに光を奪われてる粒が

今は夜の帳を彩る

幻想的なこの空に心が奪われ

さっきまでの不安や焦燥は無くなり

感動と希望に満ちてゆく

空を見上げているこの時だけは

現実を忘れさせ

時間の概念すらも無くなっていく

気がつけば夜明けが近づき

いつもの様相へと戻って行き

また現実へと戻ってゆく

5/17/2023, 3:14:54 PM

真夜中に目が覚める。

ひとりの時間が好きだ。
恐怖感はない。
世界は、眠っているのだから。

おもむろに、冷凍庫から
お気に入りのアイスを取り出して

キッチンに座り込み
ゆっくりと、頬張る。

未だ、微睡みに包まれながら
食べるアイスに、無音の鐘が鳴る。

美味しい。

朝が来るまで、まだ時間もあるし
もうひと眠り。

もう一度、おやすみなさい。
また、あした。


【お題:真夜中】

5/17/2023, 3:14:54 PM

人々からは「マヨナカ」と呼ばれる時間帯。
僕は今日もここで1人、彼女を待ち続ける。
そう。僕の「彼女」を。




·····まぁ、当然、来ることなんて無いんだけどね。

5/17/2023, 3:14:12 PM

ひとりで歩くと、心に闇が湧く。
縦軸のマイナス方向へ渦を巻き、全ての思考を負へ落とし込んでゆく。

少しひやりとした草いきれに、連れて行かれないように。


私はただ、月を見上げる。

5/17/2023, 3:13:45 PM

真夜中

本当は仲良くしたいけど
戦わなければいけないときもある存在

本当はつらくて苦しいときに
静かによりそってくれる存在

誰にも見せることないであろう姿を
こっそり見せられる存在

誰にも話せない話を
何も言わず聴いてくれる存在

朝がくることを恐れている私に
少し時間をくれる存在

あなたにのまれないように
あなたと仲良くなれますように

5/17/2023, 3:11:56 PM

真夜中

月が映える
辺りは静かで
音が通る
過ごし易い時間帯

真夜中はどの季節でも好ましい

無って感じ
のんびりゆっくり過ぎていく
明日に向かう準備期間

なにかをしなければいけなくもない
好きなことをし易いけど
基本的には寝てる気がする

真夜中と言えば除夜の鐘が有名かな?

真の夜中
夜の中の真

世の中このくらい平和だと
いいんだけどな

真夜中
それは一時の休符
何でもない空白
移り変わる夜のもっとも静寂な時

5/17/2023, 3:10:13 PM

今日もやらかしちゃった
周りの人はみんな言う
あんまり気にしないでって
気にしないなんて無理だよ
そう思いながら1人で電車に揺られ却っていた。
今日も恒例の1人反省会
いつも無意識にやってしまうんだよね
私は小さい所まで気にしすぎだった
揺れが止まって駅を出ると
そこには満遍なく広がり続ける夜空があった
その絶景を目の前に先程の考え事は忘れただただ見惚れていた。
本当に綺麗だった 。

お題[真夜中]
No.39

5/17/2023, 3:09:36 PM

お題「真夜中」



秒針の音 犬の寝息

遮光カーテンがより暗さを手助けし

耳からの情報ばかり入ってくる

音を頼りに手を伸ばす

午前二時

ああ今夜も上手く眠れなかった

何度も目覚める細切れの眠りは

常に重く頭と身体にまとわりつき

陽の下にいても

現の時間を旅させる

少しでも長く、一秒でも長く

眠りを貪りたいのに

毎朝その願いは叶わない

目覚ましより早起きな足元のカレによって

打ち砕かれるのだから

5/17/2023, 3:04:56 PM

テーマ : 真夜中

いいよね、真夜中って落ち着く
僕、大好き
でも、真夜中と深夜の違いはなんだろうって思うけど

僕の中の真夜中ってさ真っ暗なんだ
こう、星がないっていうか
塗りつぶしたような黒に近い紫1色というか
キラキラはしてない

だけど、よくアニメとか本でよく魔法使いがキラキラしてる棒を振ると周りがキラキラするじゃん?
それを考えると、僕の中の真夜中ってキラキラが映えるような情景してるって

あれかな?
ディズニーってよく真夜中に魔法振りまいてるイメージがあるんだけど

例でいうと
シンデレラとか、あれ真夜中…?に魔法が解ける!
一応真夜中だよね!?
ピーターパンとか、真夜中かどうかは置いといて
とりあえず、夜だよね
ティンカーベルがキラキラして空飛んでるの

だからなのかな
キラキラしてる物が好きなのに
イメージの中の真夜中に星とか月が一切ないのは
魔法の方が綺麗って無意識に思ってるからなのかな

それとも、アニメか絵本の見すぎかww

ま、圧倒的後者だよな( 'ω')

さて、テーマに戻るか

今回、ファンタジー系な事メインに書いたけど
ふと考えてみれば心霊系とかも真夜中だね

そう思うと、真夜中っていろんな角度から見たら
新しい発見がありそうな気がする
とは言いつつも、今それを実行する頭はないけど

んー…花火とか見たくなってきちゃったな

そうだ、ちょうどこの文章を投稿する
AM0:04も【真夜中】に入る時間かな

5/17/2023, 3:04:26 PM

#21 真夜中


田んぼと畑は多いけど、交通もそれなりにある。
だけど遊ぶ所は無い。そんな中途半端な田舎で。

誰もが寝静まった真夜中に、少女が一人。


鍵の回す音が響かないように。
息さえ殺しながら慎重に。

そうっと家から抜け出してきたのだった。


歩きでは遠くに行けないから、自転車で。
隣の街に繋がる大きめの道路を、
彼女は衝動に任せて、がむしゃらに漕いでいった。

眠れなかったから
ふざけるな
風を感じたかったから
嫌だ嫌だ嫌だ
夜の道を見てみたかったから

シミュレーションじみた言い訳と、
意味のない罵倒の言葉が、
彼女の頭の中で浮かんでは消える。

高架へと続くゆるい坂を登り、それなりに景色が見渡せるようになったところで、彼女は止まった。

歩道には彼女しかいない。
車は秩序に従って通り過ぎていく。
隣の街は、まだ遠い。

彼女は街境の暗闇をしばらくの間見ながら、
泣きたくなるような気持ちと、孤独と、自由を味わった。


時間にして30分にも満たない、真夜中の散歩。

母の病と父の仕事によって平穏から遠ざかった家庭を
本当には受け入れらないくせに、

学校生活が何も変わらないから
拒否することもできない。

そんな、大人にはなれないが、
子供でもいられない少女にとって、

これが精一杯の反抗期だった。

5/17/2023, 3:00:42 PM

真夜中。私は外を歩くのが好き。

昼間の喧騒は無かったかのように、眠る街を練り歩くのが好き。
私だけが起きていて、私だけがこの世界にいるようなあの感覚が好き。
玄関から外へ出るときの、海に飛び込むようなあの瞬間が好き。

夜は私に優しいの。
真夜中は私を静かに待ってくれるの。

太陽が街を照らすまでの数時間、私は真夜中に身を浸すの。

5/17/2023, 3:00:06 PM

るらった、るらった。
ご機嫌な鼻歌が雨音に混じり、町も人も寝静まった暗い夜道に落ちては水たまりをつくる。
無邪気なあの子はお気に入りの長靴を履いて、できた水たまりからまた別の水たまりに飛び移って遊んでいる。ぴちゃん、ぴちゃんと跳ねる水滴が点滅する外灯の光を取り込んだ。

あの子はだあれ?
どこから来たの?
ひそひそとささやく声が暗闇の空白から漏れだすけれど、あの子はなんにも気にしない。歌声は全てをかき消して、眠りへと誘った。
るらった、るらった、すてっぷ、じゃんぷ。
ひと際大きな水たまり、ざぶんとあの子を呑み込んだ。誰も見てない、誰も知らない。
時計の針は二十四時を超越している。世界を打つ神様の涙が、地面を揺らめく鏡に作り変えた。
その表面にあの子はいるの?

しっとり濡れた髪を下げて、片手に持った傘を地面に調子よくついて。いつもは怒られることだって今ならできる。重くなる瞼を擦って、壁一面に映るカラーバーを目に焼き付けて。この時間は永遠だと錯覚し続ければ、いつしか嘘は誠になる。
るらった、るらった。自由な時間、不安な時間。
学校も、会社も、お店も、遊園地も、今は名前を失って、ただそこにあるだけ。深夜営業なんてしてないよ、もう眠ったほうがいい。

雨は止まない。明日の朝まで続くそう。
なら雨が止む日なんてずっと来ないね。
水の中からぶくぶくと、おかしなあの子の声がした。
どこかの誰かは真空の宇宙さえ青ざめるほどの冷たい空気を肺に入れて、どこからかにじり寄る不穏な気配をやり過ごそうと身を潜める。
光とあたたかさを運ぶあの火の玉が顔を見せるのはもう幾分か先、あの子が溶けて消える時。
このままがいいね。このままでいい。
それとも、早く消えて欲しい?

あの子は真夜中。ここは仮初の永遠。
言いつけを破ってこんな時間にも寝ないわるい子は、静寂のお化けに連れていかれるんだって。
るらった、るらった、らんらんらん。
あの子に「おはよう」を言う日はずっと来ない。
雨と鼻歌の合奏中、1khzの正弦波が遠くから聞こえていた。


【真夜中】

5/17/2023, 2:59:52 PM

暗闇を照らすのは赤い灯火。
真夜中だと言うのに鳴り響くサイレン。
俺は追われている。

早く逃げなければ。
捕まる。
捕まったらヤだ。
だから逃げた。

全力で夜の闇の中を走り抜けていく。
シャツを濡らす汗が気持ちいい。
運動をするのは久しぶりだ。
なんか気分が良くなってきた。

俺は走って、走って、走って。
住宅街を抜け、商店街を抜け、海に辿り着いた。

真夜中の海は、きらきらと光輝いている。
大学生ぶりの青春を堪能したみたいで。
心が踊り、ハッピーになる。

サイレンの音が近くなる。
そして聞いたことのある音になる。
ピピピ。ピピピ。ピピピピピピピ。

僕は目を覚ました。

「まーた他人の夢か。この人、だいぶおかしいんじゃないか?」

僕は独りぼやきながら、目覚まし時計を見やる。
まだ2時か。
うーん。運動でもするかぁー。

僕は都会の街を駆けていく。
真夜中なのに外は明るい。
適当にあたりを走ってから家に戻ると、時刻は3時。

久しぶりに走って思ったのは、ビル風がクソうざかった。

「とりあえず二度寝しよ」

漫然と、僕らの夜は更けていった。



〜真夜中〜

5/17/2023, 2:48:48 PM

夏間近の日の夜
何故か全く眠れないので
上着を着て、靴を履いた

外は、心地の良い涼しい風が吹いていた
上を見上げると、数え切れぬ程の星が
様々な色に光っていた

家に戻ると、外との気温差で
暑く感じた
部屋を見渡すと俺の目にはモノクロにみえた


真夜中

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