真夜中に目が覚める。ひとりの時間が好きだ。恐怖感はない。世界は、眠っているのだから。おもむろに、冷凍庫からお気に入りのアイスを取り出してキッチンに座り込みゆっくりと、頬張る。未だ、微睡みに包まれながら食べるアイスに、無音の鐘が鳴る。美味しい。朝が来るまで、まだ時間もあるしもうひと眠り。もう一度、おやすみなさい。また、あした。【お題:真夜中】
5/17/2023, 3:14:54 PM