相合傘』の作文集

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相合傘』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/19/2024, 1:45:00 PM

相合傘


友だちと相合傘してて、
私は自分の肩が濡れる側。

単純に太ってるから幅を取る。

6/19/2024, 1:44:54 PM

鉄を七秒炙るだろ、それを柔いところに押し付ける
そしたらぷしうと音がするなり、白く固まり焦げ臭くなる
明日には橙色のちまい蚯蚓が、その次にはチーズの生菓子が、その場で立ち代わりめくるめく、国家のように変態していくだろう
蓋ができれば軈て抜け落ち、そこは赤い丘のできる
そして3年すればまた、なだらか白い土地になるんだな

お前を頼ってきたのではないよ、
お前は只マシな敵であるのだよ
お前は人間ではないよ、
お前は型落ちの妥協案なのだよ

長い間ハッキリとしてやれなくて本当に済まなかった…

だからどうか言わせてくれ。
あまり傲慢になるなよ、
お前には何の価値もないんだから。



お前のせいで出来た数十の傷が力こぶのように腫れて痛む。
過敏になった患部は風にも涙を垂らして、暑い夜にも涼めない。
しばらく一年は、神経痛が忘形の友となるだろうね。

信頼のシの字も知らなかったのだよ。
あまりにもお前らはわたしの邪魔をするものだから、そして恐ろしや自覚もないようだから。
ほら、ご覧。お前の節穴でも見えるか。

なんと醜いことだろう!

呼吸を乱れさすのは簡単だが、その責任は、どうなるんだね、その姿は、快楽だけには貪欲なのに、避妊すらしない浮世人とは、何が違うのかね…

恨むぞ貴様ら、3年経っても、なだらかでも。

6/19/2024, 1:44:30 PM

小さい頃から、『穴に飛び込んで』ブラジルに行くことが夢だった。
 バカな事だと周りから散々言われたが、少なくとも私は真剣だ。
 そして今、私は夢を叶えようとしている。

 目の前にある穴はブラジルまで通じる予定の穴だ。
 嘘をつくなと怒る方もいるかもしれない……
 だが私は成し遂げた。

 もちろん人力ではない。
 普通に掘るだけでも重労働だし、り掘るだけをしては生活もできない。
 だから私は機械工学を学び、作ったのだ。
 地球の裏側まで掘り進めるモグラ型掘削機を。
 だがそれでも足りない。

 地球の内側は熱い。
 なんでも6000℃くらいで、太陽の表面温度くらいはあるそうだ。
 もし穴が通じていても、中心部を通るだけで消し炭になり、ブラジルには行けない。

 なので作った。
 太陽の炎にも耐える、耐熱服を……
 これで安心、あとは穴が開くのを待つだけ……

 感慨にふけっていると、目の前のモニターが掘削完了のシグナルを出る。
 このシグナルはモグラ型掘削機が、地球の裏側まで掘り進めたことを意味する。
 これでブラジルまで穴が繋がったわけだ
 ありがとう、モグラ123号。
 あとは落下するだけで、ブラジルに行ける。

 だが飛び込む直前で、怖気ついてしまった。
 絶叫系がダメなのだ
 何事も経験だと、一度だけ乗ったジェットコースターの事を思い出す。
 アレは地獄だった。
 ここに来て行きたくないと思い始める

 だが私は首を振って思い直す。
 ここまで来て中止なんてありえない
 こういうのは、勢いだ。
 思い切って飛び込む

 内臓が上に押し上げられるような嫌な感触とともに、私は落下する。
 とんでもない勢いでどんどん落ちていく。
 しばらくすると、落ちているのか、浮いているのか、感覚が麻痺してなにも分からない。
 だが私は何も心配してない。
 なぜなら私の計算は完璧だから。

 ブラジルに着くまで40分くらい。
 空気抵抗があるから、もう少しかかるだろうが、それは誤差の範囲――

 
 あっ空気抵抗を計算に入れるの忘れてた。
 このまでは重力の向きが変わったとき、勢いが足りずブラジルまでたどり着けなくなってしまう。
 悩んでいる間も、私はどんどん落下していく……
 このままでは、私はずっと落下したままどこにも辿り着けなくなってしまう
 だれか助け――


 ◆

 衝撃が体を伝う。
 何が起こったか分からず、体を起こす。
 すると目に入って来たのは、見慣れた寝室だった。
 夢だったらしい。

 椅子に座って寝て、椅子からずり落ちたようだ
 正直悪夢だったので助かった。

 汗をびっしょりかいて、気持ち悪い。
 シャワーを浴びよと立ったところで、庭が視界に入る。

 庭には穴があった。ブラジルまで通じている穴――
 出はもちろんなく、子供の頃、ブラジルまで掘り進めようとして、諦めた穴だ。

 頑張って掘ったのだが、ある時不注意で穴に落ちてしまい、それ以来落ちる感覚がトラウマだ。
 埋めたかったのだが、親がもったいないと言って、夏にプールとして使っている。

 この穴を通じていたら、ブラジルまで行くかって?
 無理、精神が持たない。
 落下はもうコリゴリだ。

6/19/2024, 1:43:10 PM

【相合傘】

土砂降りの雨が降る

きっとどこかにいる主人公が

悲しんでいたりしているのだろう

でもそれは僕では無い

だってきみを持つ僕はこんなにも

浮き足立っているのだから

隣に駆け寄ってきたきみが

折り畳み傘を持っていることもわかっている

僕がわざと傘を忘れたこともきみはわかっているかも

同じ傘で手が届きそうな距離にいたかったから

形にできない想いさえきみに届けば良いな



2024-06-19

6/19/2024, 1:42:50 PM

相合傘

背の高いあなたと低い私

傘を忘れたあなたと傘に入ると手が吊りそうになってしまう

それに気づいたのかあなたはそっと傘をとって私を引きつけた

そういうところに惹かれたのかもしれない

あなたの左肩は少し濡れていて

ありがとうと小声で言った

6/19/2024, 1:40:33 PM

色とりどりの花が、色を失ったビル街の雨雲の下に咲いている。
一人一人で忙しなく乱れているのをどこか滑稽に思いながら私はエレベーターでフロントまで降り、カバンから折り畳み傘を取り出した。……が、外を見る限りどうやら雨が強いようだ。こんな風雨じゃ折り畳み傘なんて無力だろう。ぼんやりと空を見ると、しばらくすれば弱まりそうだった。はあ、とため息を吐きスマホを取り出そうとした瞬間、後ろから色鮮やかな色が私の手元を染めた。

「よ。困ってる?」
「……横溝君。フロントで傘を開かないの」
「ハハッ、お堅い氷川様の仰せのままに〜。けど俺はツンケンしてるかっこいいお姫様のために傾けてるんだぜ?」

へらりと茶髪の彼が笑う。ステンドグラスの模様が描かれたビニール傘を持ったいけ好かない彼は、肩を竦めながらのらりくらりとクサイセリフで躱す。私はその言葉の一つ一つに顔を顰め、指先で傘を退ける。

「変な冗談はよして。そういうのは好きな子にでもやりなさい」
「だから今やってるだろ」

は、と声が漏れた。
その声を食べるように、彼は私の口を手で覆ってから彼自身の手の甲へキスを落とし笑う。
あまりにも非現実的で、信じられなくて。

だけど。
仕方ないから、今日はステンドグラスみたいなその傘に入ってあげることにした。
雨は、そろそろ止みそうだ。

6/19/2024, 1:34:07 PM

相合傘

車での移動が多いから
傘はいつも持っていても
多少の雨なら走って建物の中に入る事が多い

傘は必ずとっておきのお気に入りを買う
そうすると雨の日も気分がいいから

じゃぁ 何故使わないかって?

盗まれた事が2度もあるからよっ!!

傘ドロボウのやーつ!
もし見つけたら胸ぐら掴んで
それからあーして こーして

わたし 逮捕される???

ん?お題と関係なくないか?

6/19/2024, 1:32:40 PM

雨燦々

偶然雨が降って
傘を忘れてきて
走ろうかどうか迷って
そこへ
君が
君が
来て
傘に入れてくれた
雨様様
楽しそうな君の声が
かき消されるけど
僕の心音は
悟られないから
雨よ
雨音よ
今日ばかりは
恩に着るぜ

お題:相合傘
※既出作品より

6/19/2024, 1:32:39 PM

相合傘。

背の高い
2人が
相合傘だと
傘が狭くなるかな?

2人でくっつくのも
めちゃくちゃ
楽しそう。

65cmの傘で
2人で
お出かけしよう。

その時までに
【雨の曲】を作ってね。

6/19/2024, 1:32:35 PM

悪い記憶ばかり思い出す
全て投げ出したくなる

貴方に逢いたくなる
話したくなる
もう一度
【記憶】
疲れた、ねむい、やりたくない
休みたい、

6/19/2024, 1:32:04 PM

相合傘

君がどう思ってるかなんて
わからないからこそ

お似合いだね

そんな他人の言葉に助かる

6/19/2024, 1:30:08 PM

―――きっと誰だってやった事あるだろ?


黒板に書かれた日直の名前に相合傘を書き足して
現実になれば なんて願って
恥ずかしくってすぐ消して
そんな甘酸っぱい想い出


やったところで何にもならないのわかってるのに

……ちょっとだけだから

すぐ、消すから……

イタズラに手が動いて君との間に傘を描く

「…っ、何してんだろ」
書き終わり、ふと、正気に戻る
「消そ、」
チョークで汚れてない手で黒板消しをつかみ消そうとした

その瞬間

その手が誰かによってとめられた

「えっ?」
「ストップ 。 なーに、可愛いことしてんの?」

顔を覗き込まれとっさに逸らす
――見られた、見られた… 見られた…!
恥ずかしさとか色んなものが込み上げて一気に顔が赤くなる
ち、違うって言わないと、

「え、いや、なにも、なく、て、」
動揺し、体ごと逃げようとする俺をつかんで、彼女は言う
「ふーん何も無いんだ、てっきり可愛い可愛い相方くんが、やーっと私のこと好きだって言ってくれるのかと思ったのに」
ざんねん、なんて言いながらも掴んだ手は離そうとしない
それどころか顔を覗き込もうとしてくる

今、顔なんて見られたら、赤いのがバレバレじゃないか
俺が、
俺が君のこと好きなのが、バレバレじゃないか…!
必死に抵抗するけど彼女に勝てそうもなくて
俺の涙目なった目と君の楽しそうな目が合う

「ねえ、それで…?」
「…へ?」
「私に言うことあるんでしょ?」


期待に満ちた彼女の目が
楽しそうな彼女の口元が
密着した手から伝わる彼女の温度が
その全てが俺に「すき」を自覚させる

あぁ、負けた
俺の負けだ

「っ!おれっ、君が…




お題:『相合傘』

6/19/2024, 1:29:54 PM

相合傘…
何を書くよ?

ノートの端っことかに書くアレなのか
それとも一つの傘に好きな人と二人で入るアレなのか

どちらにしろあまり思い入れがなさすぎて書けなかった

とりあえず真っ先に浮かんだのは
雨の日の送迎で利用者と一緒に入るアレだった

甘酸っぱさの欠片もない

6/19/2024, 1:29:29 PM

「あっ」
校門を出ようとしたその時、琉生は空を見て短く叫んだ。
 冷たい雫がパラパラと降り、どんより重たい雲が町全体を覆っている。現在、天気は雨。道路に雨が弾く音が響いていた。
「あー最悪…こんな時に限って傘忘れてもうた。」
 琉生は降り注ぐ雨粒を見ながら不服そうに顔を曇らせた。時おり吹く風が冷えていて、肌寒さを感じさせる。雨は思っていたよりも強く、走って帰る気力が彼には沸かなかった。
 雨止むまで校内に残ろっかな。と思い、踵を返そうとした時、
「あ、琉生じゃん。何してるの?」
 背後から琉生の名を呼ぶ声ご聞こえた。琉生は声が聞こえた方へ振り向く。
「おお、勇治じゃん!やっほー。」
 琉生は声の主が勇治だと知り、元気良く手を振る。勇治は駆け足で琉生の方へと向かった。
「お前、こんなところで突っ立って何してたんだ?」
「いやー、傘を忘れてな、どうしようか考えていて…。」
 不思議そうに尋ねる勇治に琉生はわけを話す。
「今日の天気予報見てなかったのかよ。…しゃあないなー。折り畳み傘だけど入るか?狭いけど。」
「えっ、いいのか?!ありがと、助かるわ!」
 軽く感謝を述べると、勇治はリュックから折り畳み傘を取り出した。そして、二人肩を並べて雨が降り注ぐ、灰色の町を歩きだした。



「なあ、勇治ちょっといいか?」
 下校中、琉生が突如尋ねた。笑いと戦っているのか、彼の体は小刻みに揺れている。
「まて、お前が何を言いたいかはわかる。だが今は言うなよな?」
 何を考えているのか理解した勇治はそんな琉生に釘を刺す。だがそんな彼も小刻みに揺れ、笑いを耐えしのいでいた。
「いやもうさ、笑わない方がおかしいって。だって…傘の意味ないんだもん、この状況…!」
 琉生は互いの肩を見ると、耐えられなかったのかとうとう大笑いをしてしまう。
「それは言わない約束だろ……てダメだ、なんでか知らんけど…笑って…しまう…!」
 琉生の笑いに連れて勇治も大いに笑いだした。
 琉生と勇治は相合傘な状態で小さな折り畳み傘に詰めて歩いていた。だが、男子高校生二人が折り畳み傘で相合傘をすることは体格的に難しく、二人のはみ出た肩とリュックは盛大に濡れていたのだ。
 二人とも意味がないことにとっくにわかっていた。雨も強いし、ある程度は濡れるだろうと割りきっていたのだ。だが、ここまできたら知っていたのを通り越して、もう可笑しくて笑いが溢れてきた。
 ザーッと雨音が響く中、二人の男子がバカ笑いをして楽しそうな声を響かせていた。
「ていうか、そんなに笑うならもうちょっとこっち来いよな。」
 ひとまず、笑い終えた勇治はまだ笑い続けている琉生の腕を組んで自分の体と密着させる。
 すると琉生は勇治の行動にびっくりして笑い声を止めた。その代わり、気まずそうに辺りをキョロキョロ見渡していた。
「お、おい…誰か見ていたら…」
「大丈夫だって、周りに誰もいないってお前もさっき見ただろ?それにこんな雨の中だし、気付かれないって。」
「そうだけど…」
「いやか?」
「いやというよりは、なんか…慣れないっていうか…。」
 そんな状態のまま時間が過ぎていった。二人は互いに無言でうつ伏せたまま、顔を合わせようとしない。だがそのかわり、二人の顔を真っ赤に染まっていた。
 二人は恋人であった。


「俺さ、あんまり雨って好きじゃなかったんだ…。けど今日から好きになった、かも…。」
 顔をうつ伏せたまま、琉生が呟いた。まだ顔が赤いが今度は耳まで真っ赤に染めている。
 少しの沈黙の後、「そうだね、俺も好きだな。」と勇治も呟き、組んでいた腕をほどいて今度は手を握る。
 そのことに驚いた琉生だがすぐに強く手を握り返した。
 すると琉生は押し寄せる様々な感情に耐えきれなかったのか、爆発したかのように突拍子のない話をあれよあれよと語り始めた。
 勇治は最初はなんのことかわからなかったが、微笑みを浮かべて、琉生の突拍子のない会話を楽しみだした。

題名 雨の日の下校も悪くない

6/19/2024, 1:28:13 PM

【相合傘】
 
私は梅雨の長雨が好きだ
特に雲の向こうにある光が透けて見える明るい雨空が好きだ
 
傘は差さない
雨粒が顔をパラパラと当たるのが心地よい
今朝は妻に折り畳み傘を渡された時はまたかと思った
傘は必要ないのだが、妻の心配顔を見ると受け取らざる得なかった
 
ふと、道の先に見知ったか顔が見えた
妻だった
片手に傘を差し、片手に畳まれた傘を持っている
迎えにきたのか…
どうやら雨に打たれる幸福な時間は終わりらしい
軽いため息とともに笑みがこぼれた
妻は私を見つけ軽く手を振り駆け寄った
 
 やっぱり!傘差してないんだから
 いいだろう?好きなんだ
 ダメよ風邪ひくかもしれないじゃない
 …ひかないよ
 
妻は私を傘にいれた

 おい…
 いいじゃない相合傘なんて久しぶりだわ
 
妻は機嫌よさげに歩き出した
まったく…
今日は、同僚に傘を貸したから、仕方なく濡れて帰ってきたと説明した
妻は、ふふんと笑うだけだった
どうやらお見通しらしい

雨粒がリズミカルに傘を打つ
あきらめて歩きだし家路についた
雨はまだ止みそうにない

6/19/2024, 1:27:32 PM

中学の修学旅行の時、びちょびちょの先生自分の傘の中によんだなあ。
先生歩くの早かったから速度をあわせるの、たいへんだった。
先生をかばって雨に右肩を濡らしたのも思い出の一つ、
懐かしいなあ。

6/19/2024, 1:26:13 PM

忍ばせた
鞄の底の
折り畳み
今ひとつだけ
嘘を吐かせて



【相合傘】

6/19/2024, 1:26:08 PM

してるはずなんだけどね相合傘

あまり強く記憶にないな

やっぱりそうゆう青春は学校生活有りきのものなんだなって

ちょっと悲しくなっちゃうな

一緒に学校通いたかったな

同じ時間過ごしたかったな


でも知ってるんだ

覚えてなくても絶対に、

あなたは私の代わりに肩を濡らしてくれる


悲しいのも私があなたを好きな証拠だから

ちょっと嬉しいままなんだ

6/19/2024, 1:22:43 PM

相合傘

別に濡れるのなんてどうでもよくて、

ただあなたの近くに行きたいだけ

6/19/2024, 1:20:50 PM

相合傘

雨が降り始めたのは 午後の授業中で
傘をもってきていない人が 多く

下校時になっても 雨は 止む気配がない
その中 常備している 傘を 得意げに 開いた

ふ、と横を見れば
同級生の 可愛い女子が 困っていて

声を かけたかった

だが 声が 出なく
右往左往しているうちに

他の男子が 声を かけた

嗚呼......

俺には 相合傘は
難易度が 高すぎた

一人 淋しく
傘を さし
トボトボと帰るのであった

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