目が覚めるまでに』の作文集

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目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/3/2023, 3:25:02 PM

【ただの日記】

たまに日記っぽいことも書いていこうかなーと思います!(楽しい)
最近暑いですね〜自分は本当に暑いのが苦手で夏の間は息絶えかけの状態です笑

そういえばこの間、薬局でラムネが売っていたので思わず値段も見ずに購入してしまったのですが、美味しすぎてびっくりしました!!ラムネって飲んだの何年ぶりだったかしら……?あれにビー玉を入れようとした人、すごくセンスがいい(どこから目線)←

夏も盛りでね、暑い日々が続きますけど(いやだなぁ)、ラムネでもがぶ飲みして頑張りましょー!

8/3/2023, 3:16:09 PM

とある非日常

ふと目が覚めた。なにか夢を見ていた気がする。
まぁ、どうでもいいかと、時計の方に目をやる
午前3時…起きるにはまだ早い時間だ。
もう一度寝たいところだが、完全に覚醒してしまったようで目を閉じても寝られなかった。
どうしたもとかと思いながら、布団から起き上がり何となく甲板に出てみる。
そうすると、船をとしていたシャドウと目が合った。
「あれ?船長??寝てたんじゃないの?」
「少し目が覚めた。どこかに行くのか?」
「うん、散歩に行くところ!船長も一緒に来る?」
この時間船に船長がいないのもどうかと思ったが、まぁ仲間も弱くは無いから大丈夫だろうと思い
シャドウの誘いにのることにした。
「あぁ、いいだろう」
「やった!じゃあ早く行こ!」
そういい、彼女は俺の腕を引き、船から飛び降りる。
こうして、一緒に散歩するのはなんだか久しぶりで、少しワクワクしてる自分がいる。
彼女と手を繋ぎ、木々をぬけていくと、街に出た。
昼間ここに来た時は栄えている街らしく、人の声がうるさいほどに響いていたが、この時間にもなるとしん、と静まり返っている。当たり前のことなのだが、それにどこか違和感を感じた。
不安というか、わけの分からない感情が俺を襲った気がした。
その不安を無くそうと、彼女に話しかける。
「静かだな。」
「ん?うん、そうだね。この時間になると人は寝ちゃってるだろうし、自然に静かになるよねー。
本当あの賑やかさが嘘みたい。」
「あぁ、そうだな。」
彼女の声を聞いたことで少し安心した。
そのまま彼女に手を引かれ、街から、森へ入り、
抜けると、そこには満点の星空が広がっていた。
「よし!到着!昨日きれいな星空を見れるところを見つけてさ!折角ならって思って連れてきちゃった!」
綺麗な星空と、それを背に笑う彼女を見て、俺は柄にもなく見とれてしまった。
彼女は本当に綺麗だ。
腰まで伸びた漆黒の髪、引き込まれるような神秘的青い瞳、透白肌。
何処か人間感のない美しい彼女に目を奪われている。
「?どうしたの?そんなに私の事見て。
もしかして、見とれてた?」
ニヤッと意地悪そうに笑い、彼女は言う。
俺はそれに珍しく素直に答えてやることにした。
「あぁ、見とれてたよ。お前が思った以上に綺麗でな。」
「え…!」
すごく驚いたような表情の後に彼女は真っ赤になって顔を背けた。
…たまには正直に話すのも悪くないかもしれない。
いつもは気恥ずかしくて言えないが、今日はなんだか言わなければならない気がした。
彼女をこちらに振り向かせ、手を握り、深呼吸をしてから言った。
「俺はシャドウのことが好きだ。」
もう、彼女が吸血鬼であることなどどうでもよかった。
どんなに、世界から忌み嫌われる種族の生まれであろうと、俺は彼女を好きになった。
好きになったやつが偶然人間ではなかっただけだ。
「い、いいの?吸血鬼だよ?私…」
「そんなこと今更どうでもいい。俺はお前が好きだ。」
「…わ、私も!!私も船長のことが好き!」
いつもの済ましたような笑顔からは考えられないほど動揺し、耳まで赤くなっている。
良い返事を貰えたせいか、口元が少し緩んだ。
「あれ?船長わらってる?!」
「あ、いや…」
「あはは、笑顔下手だなぁ〜」
「おい。」
「あはは、ごめんね笑ありがとう。私を好きになってくれて。」
「あぁ、こちらこそ。」
お互い気恥ずかしく、少し沈黙が流れた。
そこで俺は前から思ってた提案をすることにした。
「…俺らは今から恋人だろう?」
「まぁ、そういうことになるよね…」
「じゃあ、1つ願いがある」
「…なに?」
「俺のことは名前で呼んで欲しい。
恋人で船長としか呼ばれないのはどこか寂しいからな。」
「…ふふ、あはは」
「何ださっきからよく笑って。」
「いや、意外と可愛いところあるんだなって思って。」
「…俺に可愛いなんて言うやつ初めてだぞ」
「だって外ズラに可愛いところはないもん。
どっちかと言うと怖さが勝つね笑」
「…で、俺の願いは聞いてくれるのか?」
「……うん…いいよ、ホーキンス」
照れくさそうに俺の名前を呼彼女。
思わず可愛いと思ってしまう。
彼女も人間と付き合うのは抵抗があっただろう。
それなのに俺の告白を受けてくれたのだ。
俺は責任をもって彼女とこれからを生きていかなければならないと自分に誓った。
夜も開け、朝焼けが見えてきた。
「…そろそろ帰るか、ほかの船員が心配する」
「そうだね!」
俺達は朝焼けを背に、船へ戻って行った。
その時、誰かの気配を感じた気がした…。

8/3/2023, 3:09:20 PM

目が覚めるまでに
この夢から目が覚めてしまう前に、貴方にもう一度だけ会いたい

8/3/2023, 3:08:57 PM

「図書室で寝たら風邪ひくって言ったのは先輩なんだけどな。」

授業終わりの放課後。次回のテスト範囲で分からないとこを教えてもらおうと訪れた図書室で、目当ての人物はペンを持ったまま眠っていた。
一応、紙にインクが滲まぬように、先輩が持っていた愛用の万年筆を手から離して机に置いておく。ついでにかけたままのサングラスも横に取って置いた。
疲れてるのかな。
よく見ると目元に大きな隈があるし肌も荒れている。
先日も様子がおかしかったし、明らかに顔色が悪い先輩に大きなため息が出た。
ただ勉強に追われて寝てないだけなのか、プレッシャーから寝れていないのか。はたまた雨に濡れたせいなのか。どれにせよ体調が悪そうな先輩を放っておくことはできない。
目が覚めるまで待っていよう、とも思ったが図書室は夏のせいか肌寒くなっていた。その証拠に普段ワイシャツ姿の先輩が珍しくセーターを着ている。

「起こす…のは、嫌だな。」

かといって私だけで運ぶのは無理。片割れの兄でも呼ぼうか。
片腕を枕にして眉間に皺を寄せたまま眠る先輩の額をグリグリとひとさし指で押してみる。眠っている時くらい、顰めっ面はやめて欲しいな。
少しの間伸ばすように押し続けていると、先輩は小さく唸り、やっと眉間に皺を無くした。

「よく見るとお兄さんにソックリだな…。」

本人に言えばドスの効いた声で誰がなんだって?と聞かれるだろうから言わないが。目元や鼻の形、口元もじっくり見ればこの間偶然出会ったお兄さんに似ている。流石兄弟というべきか。
私と兄はあんまり似ていないからな〜。
ふわふわと手触りの良い猫のような髪質に、先輩は天パなのかなと考える。クルクルとした髪をひとつまみして伸ばし、放してみると元の状態に戻った。
何度かやっていると段々面白くなってきて、先輩の頬をつまんでみたり、髪の毛に指を通してみたりと遊び始める。

「先輩、早く起きないと風邪引きますよ〜。」

うぅんと唸る先輩を小さく笑ってから、私は図書室の本を開いて活字を追うことにした。
体調が悪そうな先輩を放っておくのか。と普通の人が見たら言うかもしれないが、きっとこの人はココが一番落ち着く場所なんだと思う。額の熱はなく、体温もいつもと同じくらい正常。
なら原因は寝不足しかない。先輩はテストが近くなるとよく目元に隈を作るから原因はソレだろう。
それに、運ぶために兄を呼びに行くのも面倒くさかった。呼びに行くとこまではいいが、後々質問攻めにあう可能性を考えると憂鬱だ。

「先輩はそこまで頑張って何になりたいんだか。」

先輩の努力は人並み以上で、この学校の誰よりもすごいとは思う。けれどこうやって自分を疎かにするのは理解ができなかった。
もっと自分を大切にして欲しいし、自分はすごい人だということを認めて欲しい。自尊心がないよりは、高い方が生きるのに幾分かマシだろう。

「先輩が壊れるとこは見たくないな。」

独り言を呟いてから、再び活字に目を通す。
先輩の目が覚めるまでにこの本は読み終えてしまおう。きっとちょうど良い時間帯になるはずだし、隣で様子を伺えるのは安心する。
そして先輩が目を覚ましたら、労いの一言でもかけてあげようか。
想像しながら笑みを零す。
先輩が先輩のままであってくれればいいな。

ふとよぎった昔の友人の綺麗な笑みに自分の中の弱い部分が音を鳴らした気がした。


【目が覚めるまでに】

8/3/2023, 3:08:18 PM

目が覚めるまでに


今この文章を書いている、読んでいると錯覚している。
私達が体験している今現在は、
培養液で満たされた強化ガラスの中に浮く
電子回路の渦に巻かれた脳が生み出す虚偽の映像。

感じなければ、感じていると思っているうちに。
考えなければ、考えていると思っているうちに。
生きなければ、生きていると思っているうちに。

培養液のその中で、目が覚める、までに。

8/3/2023, 3:07:43 PM

目が覚めるまでに

たくさんの夢を見よう
そして目が覚めたら
その夢を叶えよう

8/3/2023, 3:04:59 PM

一人の夜が懐かしい
寂しくもあり
開放的でもあり
今はあなたの傍らで
寝息に耳をそばだてる
私の前でだけは
無邪気でやんちゃなあなたでいて欲しい
甘えた声で囁いて欲しい
あなたの目が覚めるまでに
わたしの夢を叶えましょう
永遠に変わらない愛を下さい
耳元でそっと
毎晩愛を囁きます

8/3/2023, 3:00:05 PM

【目が覚めるまでに】

目が覚めるまでに
充分な睡眠をとりたい

目が覚めるまでに
疲れを癒したい

目が覚めるまでに
心地の良い夢を見ていたい

目が覚めるまでに
好きな人と甘い時間を過ごしたい

目が覚めるまでに
家族をあたたかく想いたい

目が覚めるまでに
友達をどう笑わせるか考えたい

目が覚めるまでに
思い出を噛み締めていたい

目が覚めるまでに
自由な身を味わいたい

目が覚めるまでに
くだらないことを考えていたい

目が覚めるまでに
世の中を動かす計画をたてたい

目が覚めるまでに
人生が上手くいく悪巧みをしていたい

目が覚めるまでに
金を得るためのずる賢さを身につけたい

目が覚めるまでに
悪人のような傲慢な自信に満ちたい

目が覚めるまでに
未来への目標を決めておきいたい

目が覚めるまでに
自分の成長を評価したい

目が覚めるまでに
心の中で神を崇めたい

目が覚めるまでに
人を助ける善人になりたい

目が覚めるまでに
心を強くしたい

目が覚めるまでに
自分より強い者に歯向かうチカラを得たい

目が覚めるまでに
あやまちを悔やみたい

目が覚めるまでに
嫌なことを忘れたい

目が覚めるまでに
綺麗な幻想に浸っていたい

目が覚めるまでに 目が覚めるまでに 目が覚めるまでに
目が覚めるまでに 目が覚めるまでに 目が覚めるまでに
目が覚めるまでに 目が覚めるまでに 目が覚めるまでに

………
……


朝だ。




せめて

目が覚めるまでに

希望を持って 明日の朝を 望みたい。




…行ってきます。

8/3/2023, 2:56:27 PM

目が覚めるまでに

何度君に謝ればいいだろう

君は何度訪れてくれるだろう


夢にまで来てくれなくなったのは

きっと僕と完全に縁を切るつもりだからなんだね

8/3/2023, 2:54:25 PM

夢の中で私は貴方と二人、大きな樹の下に座っていた。
木漏れ日の柔らかな暖かさと、ふかふかの芝生。通り抜けるのは爽やかな風。
私たちは何をするでもなく、並んで座っている。

不意に、私はこれが夢だと気づいた。
この穏やかな空間は存在しないし、貴方は遠くへ逝ってしまった。
だから、これは私がみている夢。

でも、例えこれが夢だとしても、目が覚めるまでにどうしてもしておきたいことがある。
貴方が私の前から消えてしまったとき、どうして勇気を出して自分の気持ちを伝えなかったんだろうとずっと後悔してきた。
もしかしたら、幻とはいえこれが最後のチャンスかもしれない。

私は貴方の手に自分の手を重ねる。
夢だからだろうか。貴方はそのまま私の手を受け入れてくれた。
「貴方のことが好きだよ」
思いきって口にした言葉に、貴方はこちらを向いて「俺もだよ」と微笑んでくれた。
そうして、私たちは手を繋ぎ合ったまま、再び風景を眺めていた。

目が覚めるまででいい。この穏やかな時間が続きますように。
それ以上は望まないから。

8/3/2023, 2:47:49 PM

あと少しでいいから、この、ふわふわとした、おぼろげで揺蕩う感覚を味わっていたい。だって目が覚めてしまったら、全てがクリアすぎてつまらない世界に戻るのだから。

8/3/2023, 2:47:27 PM

目が覚めるまでに、か

 恋愛とか親愛、家族愛や友愛などなど『愛』がつくものを全力全身で叫びちらしたいかな
身近だから伝えるのが気恥ずかしいというのも理由ではあるけどそんなに可愛らしいものではない
もっとこう、目に見えない感情がそこに実在することを証明する難しさを考えずに吐き出したいのだ

 ただ『愛してる』と叫ぶのでは何の説得力もないし、私が抱いてる感情をそのまま相手にも伝えたいのに全く理解してもらえない状況になりかねない
 文章だけだと重たい愛に感じるだろうが、たぶん誰かが思い描いてるような愛よりずっと薄情なものだよ
愛よりも、それを正確に伝えたいという部分に執心しているから質の悪い完璧主義者と言われたほうがしっくりくる

 シンプルだけど正確に伝えられる方法はないか

 今、私はきっと夢をみていて目の前の人たちに伝えたいことがたくさんある
でも何をどう言えば伝わるのか悩んで迷っているのだ
 口から出た言葉は戻せない、だから迷う
 正直に愛してることを白状したらいいのか、それ故に憎んでいることもあると吐露していいのか
私には分からないんだ

 目が覚めるまでに言えるだろうか
 この夢が終わるまでに選べるだろうか

―愛しているからこそ、終わらせたいこと

―愛していないからこそ、続けられること

 どこからどこまで言えば私の気持ちは伝わるのか
 夢の中でまで優柔不断だなんてリアルだな
 泣き出してしまいそうだよ



            【題:目が覚めるまでに】

8/3/2023, 2:43:00 PM

『目が覚めるまでに』

おや、残念。
子供たちは既に夢の中かあ。ママまで寝てるし。

ちょっと仕事が長引いちゃったからなあ。
君たちの今日一日にパパは居なかった。ごめんね。

せめて今は寝顔をしっかり見ておこうか。
みんなの目が覚めるまでには、また仕事行かなきゃならないんだもんなあ。

明日はきっと早く帰るよ。

8/3/2023, 2:42:45 PM

目が覚めるまで

夢の中

とりわけ悪夢
でも悪夢って記憶にない

意味不明な夢なら何回も見てる
記憶にないけど何回も見てる夢もある

夢の中で
目覚める夢を見てから
夢から覚めることもある

別の日の夢と繋がってたり
物語調な夢もある

目が覚めるまでもなく夢
不思議なことに現実的な夢は見ない

絶対に見てないとは言えない
だけど記憶にはない

目が覚めるまで
でも誰も目を覚ましてはいない
夢と現の区別もない
曖昧模様ですよね

現実を見なさい
そこにはこれまでがある
そしてこれからもある

夢とは現で現とは夢

現の夢なら夢もみないといけない
そこにもあなたがいる

あなたはあなたを見ないといけない
もしもそれが出来るようなら
誰かも多少は見れるようになれる

そこに誰かがいれるように出来たら
あなたもあなたでいられるようになれる

でも無理はしないように
一致させる必要はない
それにズレが新しいあなたをもたらす

常に一致してることはない
だから見ているんだと思ったりする

8/3/2023, 2:40:29 PM

ふと誰かを思い出す
それは綺麗な顔でした
きっとまた同じように笑ってくれる

朝日に包まれて目が覚めるまで
あなたの温もり感じてたい

8/3/2023, 2:40:09 PM

ふと、目を覚ます。
真っ白い天井を見上げる。
窓から差してくるやわらかい朝日。
ぴん、と張った新鮮な空気がおいしい。うーんと背伸びをして状態を起こす。
「おはよう、」呟いてみるけれど隣に横たわっている彼は気持ちよさそうに目を閉じている。おそらく暫くは夢の中だろう。
全く。「明日は俺が先に起きて朝ごはん作るから期待しておいて」なんてほざいてた癖に。
はあ、とため息を着くけれどそこには怒りの感情は無かった。むしろその姿でさえ愛くるしい。
彼は寝ているだけなのに。私の感情をこんなにも揺さぶってくる。
何となく自分のスマホを触ると何故かカメラモードが作動していた。
ふと、子供の頃のように悪戯心が芽生えてくる。
1回ぐらいいいよね、寝ているあなたが悪いのだから。
私はピントを調整し、シャッターボタンを押す。
ぱしゃり、と控えめな音を立てて写真が保存される。
画面には彼の寝顔が表示される。
撮っちゃった、少し罪悪感が芽生えるけれど、愛くるしい寝顔が保存されたことに心が少しだけドキッと動かされる。絶対に内緒にしよう。彼は寝顔を取られて喜ぶような趣味は持たない。後にこの画像はおそらく私だけの宝物になるだろう。その事実が誇らしかった。
私はスマホをポケットにしまい、彼の横に寝転ぶ。
ゆっくりと息を吸い、目を閉じてみる。
これは彼の目が覚めるまでの出来事で、私だけが知っている。その事実を確かめるようにめいいっぱい息を吸い込んだ。

8/3/2023, 2:35:21 PM

きみをぎゅうと抱きしめて、ほほえみをこぼすようにそっと白い首にキスをして、くちびるにふれたぬくさに、とろとろとやわらかい涙がお腹から込みあげて、すっと鼻すじをくすぐって、それをやさしくぬぐわれてうれしくて、あたしを傷まみれにしたのも、しあわせまみれにしたのも愛だ

8/3/2023, 2:28:41 PM

目が覚めるまでに


会えなくなったあの人に
夢の中で会えたらしい。
なぜか隣のベンチに座っていて
こっちを見て笑っていたそうだ。
マスク&メガネのせいで
素顔は見たことがない……ってマジか!
近況など話をしたかったのに
その前に目が覚めてしまったそうで。
今度は目が覚めるまでに
いっぱい話ができるといいね。
おやすみzzz…

8/3/2023, 2:27:42 PM

眩しい。
そう一言で終わらせたら、そこで止まってしまうのはわかっている。
でも、そう一言こぼすことしかできないような眩しさも確かにあるんだ。

朝日が白光に転じる。海がてりてりと波間に輝く。
風に潮が交ざり、港の喧騒が届く。

久しぶりに触れる病室(へや)の外は、あまりに綺羅綺羅しかった。

【目の覚めるような】

8/3/2023, 2:26:38 PM

恋人が目覚めなくなった。

私の恋人は私の犠牲となった。
犠牲というのはやめておく。
もう彼が死んでしまったように聞こえるから。
だが、私のせいで彼が目覚めることができない。
早く彼の優しい声を聞きたい。
彼の笑顔を見たい。
彼の笑い声が聞きたい。

彼と話したい。

彼が目覚めたとき、安心して過ごせるよう。
彼が寝ている間にしなければならないことがある。
それは彼を轢いた犯人を見つけること。
そして、殺すこと。
怖いことを言っていると自分でも気づいている。
でも、しなきゃ彼は安心して寝ることだってできない。
犯人を探している間に、
私は、あることを知ってしまった。

私には、1000万の賞金がかかっていることを。

だから、私を一直線に狙って轢いて来たんだね。
私はこのことを利用して犯人を捕まえる。
彼が安心して暮らせるように。

タイムリミットは

彼の

【目が覚めるまでに】#4

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