『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目が覚めるまでに、
一つ、深呼吸をする。
また今日も呼吸をしていることを知り、
また一つため息をつく。
ああ、また今日が始まる。
目が覚めるまでに
「も〜〜〜あげはちゃん!!?いつまでねんねしてるの!?」
「春駒。蝶羽は本気で起きないタイプよ。待つしかない」
「えへんへん……そんなあ……ひよこちゃん……」
「泣き方やば……」
「どうしても三人でお出かけしたいい……」
「なんかアクションをしてみなさいよ」
「アクションってなにすればいい?」
「知らないわよ……お母さんのマネとか?」
「なるほど!」
「納得した……」
「あげは〜起きて〜朝だよ〜〜」
「変わってないわよ」
「ちょっとテンション下げてみた」
「……?」
「起きた!?」
「おはよ〜あげはちゃん!ロングスリーパーだね〜」
「…………兄さん」
「兄さん?あ、寝ぼけてるな〜!!わたしは春駒だよ〜……んええ!?」
「会いたかった……」
「蝶羽!?それは春駒!!寝ぼけすぎよ!」
「……グス」
「あ、あげはちゃ、な、泣いてる!?ひ、ひよこちゃん、これ見捨てちゃだめだよね!」
「……そのままにしてあげたほうがいいかも」
「だよね!よーしよしよし、おはよおはよー」
「……目が覚めるまでに何分かかるやら」
深い眠りに付きたい。
日中眠くならない睡眠をしたい。
睡眠不足はそれだけで人生がハードになる。
目を閉じるまでにあの子の声を少しでも聞けたらな
夢でもいいから
気づいたら石造りの迷路の中。
夢だという自覚があって、でも目が覚めるまでに出口を見つけないといけない。
ここも違う。ここも、ここも行き止まり。
焦燥感で呼吸が早くなり、そのうち迷路の足元が崩れて。残念。時間切れ。
こういう夢って、起きぬけ最悪だよね。
夢占いで調べてみちゃったりして。大抵何もないんだけど。
明日は夢見が良い夢でありますように。
家族の目が覚めるまでに、
私はここを脱出しなければならない。
昨日、兄(仮)に言われた。
《明日朝方5時までにこの家を出るんだ。
そうしないと、君はここで、死ぬ。
僕みたいに。命を失うんだ。》と。
だから私は、今から、
ここを出ないといけない。
現在時刻は4時26分。
タイムリミットまで、あと、34分。
現在の私の立ち位置は、
玄関前にあるリビングのキッチン。
玄関まではあと少し。
だけど、外の世界をまともに見た事のない私が、外に出たら、迷子になって、また捕まらないか心配…。
でも、こんなクヨクヨしてたら、
𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲は先へ先へと進まない。
私は一歩を踏み出した。
92テーマ【目が覚めるまでに】
目が覚めるまでに僕は何をするべきだろう。
この透明で透きとおった果のない空間の中、
出来ることはなんだろう。
僕は何をしたいんだろう。
僕が思うことは。
本音は。
目なんて冷めなければいい、そう思ってる。
この世界は。
僕が生きているこの世界は。
97%はとても深くて血みどろで意味がわからなくて難しい。
3%はこの空間と同じ。
何にでもなれるし、いつでも97%へ追い出そうとする。
97%に生きている僕は。
3%に恋い焦がれて依存している僕は。
いつ死んでもいいし、時が来るまで生かされる。
どうせ人生の97%は自分の選択で。
3%は神様が予め僕に与えた人生のデータだ。
くらくらするこの世界で3%に行くためだけに、
朝がもう一度来て瞼が上がってしまったら。
なりたかったわけじゃないけど3%に行くために僕がした、
97%の選択のうちの1つを完結させるため労働者になる。
まだ高校生にさえなりきっていない僕の。
いつまでも少年でいたい僕の。
僕だけの少しの後悔と屈辱と。
僕だけのたくさんの好奇心と少年心を。
楽しそうに笑って話す高校生を横目に噛み砕く。
目が覚めるまでに
ねえ。
私さ、昼寝したいんだよね。
買い出し行ってくれない?
え?嫌?いいじゃん。前は私が行ったじゃん。
……うん。よろ〜
私の目が覚めるまでに買ってきてね。
いや〜、起きたときに誰もいなかったら寂しいでしょ?
うん。そういうことで。
あの日、君が目覚めることは無かった。
でも、俺は待ち続ける。
起きたときに寂しくならないように。
君の目が覚めるまで__
『目が覚めるまでに』 No.110
目が覚めるまでに
あなたがそこに帰ってきて欲しい
目が覚めるまでに
あなたにそこで笑っていて欲しい
目が覚めるまでに
あなたが頭を撫でていて欲しい
どうして
どうして私をおいていっちゃったの?
お母さん
ずっと、諦めてた。
夢だから、仕方ないって思ってた。
でも、そうじゃなかったんだ。
好きだから、ってのは、言い訳でしかなくて。
本当に好きなら、ちゃんと止めるべきだったし伝えるべきだった。
そうしなかったのは、単に弱かったせい。
いつかは止めなきゃって、思ってた。
でも、その時だけでも見てもらえるなら、それだけで幸せだった。
だから、どうしてもその先に進めなかったんだ。
あの時行動しなかったら、こんな結末にはならなかったんだろう。
たまたま、なんて言葉で片付けられそうな行動は、今思えば必然だったんだろう。
その先に進むための、確かな一歩にはなったから。
ずっと、こうしていたかった。
ずっと、このままでいたかった。
でも、それがもう限界だった解ってた。
あの人の”目が覚めるまでに”。
あいつの”目が覚めるまでに”。
終わらない悪夢から、始まりの現実へ。
全てはそこから始まるんだから。
目が覚めるまでに
彼女は、まるで自分が別の世界にいるかのように感じていたが、彼女は、自分が本当にここにいることを確信した。彼女は、この美しい場所にいることに感謝し、自分自身を受け入れることができるようになった。
お題 : 目が覚めるまでに
夢の中で蝶になった。
まさに胡蝶の夢、と思ったが飛び回ることはできない。正しくは「私はイモムシとなり少女に飼われている」。
この姿に悲観することはない。私はこれから大きく、そして美しい羽をもつ蝶になる。その強い予感だけがあった。
少女はこの姿に嫌がりもせず私をかわいがった。やわらかい葉を置き、掃除をよくして、ごくまれに体をやさしく撫でる。
夢の中で、少女が何を言っているかは分からない。それでもその表情は楽しげで私を癒した。
私が大きな蝶になった時、少女はとても素敵な笑顔を見せてくれるだろう。
いつかの彼女の笑顔に想いを馳せ、イモムシはまた眠りにつく。
目が覚める前に、此処から出なくちゃ。
コンクリートで囲まれた廊下を必死に走る。
早く、早く、
もっと前に、
追っ手が来る。
それまでに出ないと
起きれない気がしてならないのだ。
早く、早く、
走れ、もっと、
追い付かれる。
見えた、扉だ。
閉まってしまう前に、行かなくては。
駆けろ、二度と起きれなくなる……。
夢に取り残されないように、
明日も無事に戻ってきてくださいね。
目が覚めるまでに
いったい何匹の子猫を見ただろうか
洋服を着ていたり
鎧を身につけていたり
ちょっと変わった子猫たち
みんな可愛かったけど
私はなぜか遅刻しそうだった
そんな夢を見たのでした
目が覚めるまでに
もう一度、夢を見させておくれ
とめどない夢を
現実にはありえない夢を
目が覚めるまでに
あの、夢色の空を泳ぎたいんだ
もっと、楽しい気持ちでいたいんだ
目が覚めた時に
ちゃんと現実と向き合えるように
目が覚める迄に、どうか…
きみの匂いや体温を僕から消して。
煙草の煙が漂う部屋に二人が笑う写真立て
思い出が燻り余薫がきつい
どうか…どうか…眠っているあいだに。
#目が覚めるまでに
書く習慣/121日目。
「 目が覚めるまでに 」…
夢を見ているた、
うん…
とてもいい夢だったはず…
なのに、どうして…
私「いやだ〜いくんだ〜!」
夢魔「ダメ、いっちゃだめ」
天使「あっちで、
むっちりドラゴン姉ちゃん と
メッチャカ
ロボット男の娘が
イチャイチャあっあっとぉ〜
凄いことしてるらしいよ〜〜。」
ハヨイケ >(*˙꒳˙ * )໒꒱←天使
私( `ᾥ´ )🪢⎛˶> × <˶ ⎞←夢魔
┏(`ᾥ´ ┏)┓ブチ🪢 ⎛˶> Q <˶ ⎞
生存本能「やめろ!罠だ!」
私「罠でもいい!」
( `ᾥ´ )
私「罠でもいいんだ!!」
( ; ᾥ ; )
こうして、、、
🌞<起きなさい…カス!🛏️
私「いやぁぁぁ!」
( ´・∀・` )私
🕰️→5:42
私「ん〜、目が覚めるまでに…
もっと見ていたかったな…」
私「さて、寝るか…」
【睡魔/マサイ a.k.a マサ寝坊♪】
めっちゃアラームが鳴る
私「・・・あ、今日か…」
次回!夏休みシス!
デゥエルスタンバイ
では、また明日…
!( ^ω^)📱←ポケモンスリープ
「何がグッスリねん!気絶やん!」
↑
見事な_________________だった。
走る
暗くて先も見えない
目印も無くて、ただひたすらに
何かに追われるように
どこまで走っても、走っても
どこまで行っても逃げられない
不安で、怖くてどうしようもなくて
座り込んでしまう
たった一度で良いから
少しだけ勇気を振り絞って
決して諦めない
手を握るの、私を引っ張る優しいあなたの手を
目が覚めるまでに
私の夫はDV夫である。
最初は些細な嫉妬心からだった。でも、最近は私がそこにいるから、ただただ殴りたいからとエスカレートしていった。
身体はアザだらけ、皮膚をタバコで焼かれ、背中に熱湯をかけられたこともある。
たまりかねて、警察に行くと、その倍殴られる。
「おまえ、逃げたりしたら実家、燃やすからな」
強迫観念から逃げることができなくなった。
耐えて耐えていたが、昨日は酷かった。たぶん肋骨は折れているだろう。
(逃げないと殺される)
私は夫が寝た後、必要最低限の物を鞄に入れた。
夫の目が覚めるまでに逃げよう。
逃げないと絶対に殺される。
荷物を持って玄関に行こうとした時だった。
「おまえ、どこに行こうとしているんだ。まさか、俺から逃げようとしているのか、、、」
ゆっくりと近づいてくる夫。
私は無意識にまな板の上の包丁を掴んだ、、、。もう、殴られるのは嫌だ!
大きな肉切り包丁は夫の肉を裂いた。
ごめんね、お母さん、、、。
"目が覚めるまでに"
大我の手術後、ずっとソワソワしていた。
俺に切れないものは無い。無論、自分が執刀医として彼の手術を施したのだから、何の心配もない。いつも通り行えていれば、何も心配することは無い。だが状況が状況で今まで感じた事の無い、あの精神状態の下で施した手術というイレギュラーだ。、完璧に出来たとしても『それでも不完全だ』と残酷な形で告げられる。残酷な結果が下される可能性を示唆する様な考えが頭の片隅にチラつく。
それに大我は俺の恋人だ。外科には"身内の執刀をしない"という暗黙の了解が存在する。恋人というのは"身内"には入らないが、俺にとって大我は身内同然に思っている。
だから大我が目を覚ますかどうか、自分ですら不安で落ち着かない。落ち着かないから何度も何度も彼の横たわるベッドに足が向く。その度に確認したバイタルはいずれも正常値を示していて、胸を撫で下ろし部屋を出て自分の居るべき場所に戻る。ずっとこの繰り返しだ。このままいけば数時間後には目を覚ますだろう。それを信じて、彼が目を覚ます前にこのザワザワした気持ちを落ち着かせなければ。幸い予想した時間までは充分に余裕がある。
──その間にどうにかして心を落ち着かせて、彼の目覚めを待とう。
そう思うと脳裏に中庭の花壇が浮かび、足も自然と中庭を向いた。
中庭に着き、花壇に近付く。最後に見たのとは別の花が植えられていて、季節が移り変わったのを感じ胸がジクリと痛んだ。
花壇の前でしゃがんで花を見る。朝露を纏ってキラキラと輝きながら花弁がそよ風に揺れている。その綺麗な様に心が少しずつ凪いでいき、口角が僅かに上がる。
少し見惚れてしまった。立ち上がり戻ろうと身を翻し1歩踏み出すと、突然黒い蝶が現れてヒラヒラと優雅に舞いながら花壇の花の上に止まった。舞い踊る姿は優雅で自然と目で追ってしまう程美しく、黒い羽は角度によって違う色の光沢を放っていてまた美しかった。ふと、その羽に見覚えがある気がして記憶を遡る。その答えはすぐに分かった。
──あの人の髪だ。
大我の髪は動く度、サラサラと風になびく度に違う色の光沢を放つ。濡れ羽色で、数房混じった白髪すらも美しい髪。記憶を反芻していると、
──あの人が元気になったら、この花壇に連れて来よう。
ここの花達をしゃがんで見る大我の姿を想像する。その横顔は、優しさに溢れた素敵な微笑みを浮かべていた。すると想像の中の大我はこちらを向いて「綺麗だな。」と言う。
急に早くあの人に会いたくなった。再び身を翻し、踏み出す。あの人はまだ意識の海の中を漂っているだろう、それでも早くあの人のいる病室へと足早に1歩、また1歩と前に動かしていく。
少し前までわだかまっていた悪い想像など、とうに頭から消えていた。