病室』の作文集

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病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/2/2023, 10:24:18 AM

目が覚めるとベットの上だった。
カーテンに仕切られた小さな部屋の中で
ただ、小さな呼吸の音が聞こえた。

なんでここにいるんだっけ?

僕は誰だっけ?

なんで生きてるんだっけ。

8/2/2023, 10:24:05 AM

病室に、空調の乾いた音が響いていた。
かたわらには、新生児用の小さい小さいベッドが設置されている。

赤ちゃんは、眠っているのか身じろぎひとつしない。産まれたばかりの赤ん坊が、こんなに眠るものとは知らなかった。

私は四角い窓から真っ青な夏の空を見上げ、生まれて初めて味わう充足感に浸っていた。その後に続く、辛く険しい療育のことなどまったく知らないまま。

【病室】

8/2/2023, 10:22:06 AM

#病室

病室の窓から外を眺めること早数年。

毎日毎日同じ景色ばかりで正直飽きた。

あとどれ位ここにいれば良いのだろう。

ゲームも読書も飽きたし、お見舞いに来てくれる友人もいなくなった。

最近は家族すらもお見舞いに来てくれない。

看護師さんに話しかけても無視される。

なんで?どうして?

私だって病気になりたくてなったわけじゃない。

それなのに、私だけなんでこんな思いをしなくちゃならないの。

あーぁ、1人はいや。誰か私の所へ来てよ。

それから数日後、私の部屋に誰かが入ってきた。

珍しいこともあるものだと入口に目をやるとそこには看護師さんとほかの患者さん。

看護師さんはその人に向けて言った。
「今日からここがあなたのお部屋ですよ。」

どうして?ここは個室よ。それなのに、なんで他の人を連れてきたの?ここがあなたのお部屋?違うわ!私のお部屋よ!!

看護師さんに訴えたけど、無視された。
患者さんも私を無視した。

私が見えていないかのように振る舞う看護師さんと患者さん。

どうして見えないように振る舞うの?

8/2/2023, 10:20:57 AM

病室

夜勤やってた時の話……

とある精神科なのですが

拘束というものがありまして

その拘束をされている方がいました

昼間も夜も拘束をされていました

その方は、動くことはなくぶつぶつといつも

何かを話していたのをよく覚えております

そのとある夜の話です

精神科の夜なので、皆様、薬を飲んで寝ているため

私の足音だけが響く状態でした

その方の病室は、大広間の一番近いところだったので

部屋を回る際に一番最初に回る予定でした

部屋の前まで来ると

突如、後ろからその方が声をかけてきました

当時も今も意味がわかりません

会話はできてませんが、

こちらの意思は伝わったのか、何も暴れることなく

部屋に戻り、元通りにさせて頂きました

その後は、何度かすり抜けをするという

危険なことを何回もやられました

という嘘のような本当の話

あれは、こまりましまねぇー

8/2/2023, 10:20:12 AM

病室


ぼやける視界がクリアになる
ここはどこと聞く間もなく
どこかを理解する

世界という病院の
日常という病室

みんな普通だと思ってる病棟

それが私のいる病棟名だ
病識の欠場、病感の欠落

私は大丈夫
それがみんなの合言葉

それを前提に
あの人はおかしい
どうかしていると
非難しあって
同じ場所にいる

何をわかっているのか
わからないままじゃないか

私が私でいるうちに
私に迫られる前に
誰かの言葉に耳を貸す前に
誰かの指差す方へ黙って
ついていく前に

今ここがわかってどうする
どんな場所かを知って
自分に何を求める

今ある全てを疑って
病室が病室であることを
わかったままに
病人のふりして
抜け道がないか
目を凝らして探してる

私が私を追い越すために

8/2/2023, 10:18:50 AM

お外はどんな素敵な景色が
広がっているんだろう。

華やかで、キラキラしてて
素敵なんだろうなぁ…

どうしても言ってあげられない

憧れているだけが
幸せなんて

私は外を知っているから。

そんなに良い場所でもないよ。

だけど

せめて元気なら
楽しいのにね。

なんて

私は残酷。

–病室–

8/2/2023, 10:18:46 AM

長く伸びる廊下。
永遠に続くであろう苦痛に身悶える、身に覚えがする。
306号室のがら空きの部屋に、ひとりの痩身の男は腰かけた。
ここは、元は病室だった部屋で、鉄格子のはまった窓が厳しい。
なにをそこまで、妄執的にと思うが、警察病院の3階であって、人を逃がさないようにするのは、当たり前だろう。
現在は使われていないものと見え、消毒液の匂いはおろか、医者の話し声もしない。
ただ、相方が後ろからコツコツと靴音をさせて、近づいてくる音が聞こえた。
機嫌悪そうに語りかけたその男は、水道の蛇口をひねると、水を飲んだ。
こんな、水道管が腐っていそうな場所で……。と、怪訝な顔で返してやるが、ふてぶてしく息をつく。
ただ、男の有り様は、世間からは外れていたが、彼らの暮らす社会では、不適合者ではなかった。
暴力と策謀とが混雑する世界では、男の暴力癖は、クロールの途中で、息継ぎをするような、潔さに満ちていた。
相方は、血反吐を吐くようなこの、闇社会でのし上がってきた、成り上がりの男だったが、さすがにこの廃病院の調査にも、抜かりはないようであった。
ただ、愚痴は多かったな、と今になって思う。
愚策ではなかったが、愉快な話はひとつもなかった。

8/2/2023, 10:18:03 AM

病室。

ここにいると
こんなにも
ここをひつようとする人たちが
いることを知る

外にいると
みんなが健康そうに見えるのにね



そうでもないってことか

8/2/2023, 10:16:06 AM

病室

幼少の頃…難病になり
一生治らないと宣告を
受けて…泣いたことを
覚えている…

入院生活は周りに馴染めず
1人でゲームをしたり
音楽を聴いて過ごして
いた…

消灯になっても、
ゲームや音楽を聞いていた
ように思う

お気に入りのゲームや
音楽を何度も何度も繰り返して
いた。

人と馴染めなかったけど
お気に入りの世界があったので
うれしかった

8/2/2023, 10:13:20 AM

病室から見える景色を縁取るように、窓があり、そこに、彼女がいる、

まるで、絵画のような


桜の木と散っていく花弁、今にも消えてしまいそうな君の笑顔。

その全てが、合わさると凄く綺麗で…思わず写真を撮ってしまう。

そうすると君は

『なぁに?何を撮ったの?笑』と笑い聞いてくる

「君の笑顔だよ」と僕は答える


そうすると彼女は恥ずかしいなぁ、と照れながら笑う。

頬を紅色に染め…まるで、病気じゃなく、すごく元気そうな顔色にする。

それでも、君の笑顔腕は、持ったら、折れてしまいそうな…お世辞にも、いい体とは言えない体。


今にも消えてしまいそうで、でも、君には笑っていて欲しいから、それを悟られないように、今日も綺麗だよと言う。






彼女の遺影はその絵画の様な写真にした





数日前、彼女は、静かに息を引き取った。



最後の言葉は。


『この部屋から貴方がこの病室に走って入ってくるのを、毎日見てたわ…笑 愛してる』


と。

8/2/2023, 10:08:03 AM

窓から一番近いところ。

そこが私のベッド。

居心地の悪いベッド。

私が生きられるのは、あと一年。

その隣のおじいさんは、あと半年。

隣のおじいさんから、笑い声が聞こえてきた。

テレビの音が聞こえる。

私の顔は常に無表情。

テレビなんて雑音が流れる無機質なものに過ぎない。

あ、目の前の彼が微笑んだ。

私の顔を見て微笑んだ。

手を振られた。

そんな彼が生きられるのは、あと数ヶ月。

あぁ、あなたともっと早く出会えていたら、私は……

〜病室〜

8/2/2023, 10:06:27 AM

病室で目覚めた。
 やっぱり、と思った。おまえがオレの恋人になるなんて、やっぱり夢だったんだな。
 そう思ったのに、オレの手を握ってる奴が隣にいて。その光景には現実感がなかった。
 なぁ、これが現実なんだとしたら、今から謝っても遅くはないか?

8/2/2023, 10:05:53 AM

病室

なんか憧れてしまうところがあるんだよな。
だいぶ不謹慎だけど。
でも、やっぱり健康が一番なんだよな。

8/2/2023, 10:05:45 AM

カーテンの向こう

音がしなくなってしまった 。

あの声が、まだ耳に残っている

虚しくて、寂しい。

無機質な天井を見て思うのは、
もうすぐ夏休みが終わる。

それだけ

8/2/2023, 10:04:37 AM

【お題:病室】
1回入院したときに、赤ちゃんが同じ部屋で入院してて、可愛かったのを覚えてる。
あと、病院でお化け出ないのかなぁーってワクワクしてた笑。

なんか私だけ短いし、アホみたいな事しか書いてないのおもろい草

8/2/2023, 10:02:51 AM

窓から外を見た。君がいた。
綺麗な髪を整えながら、風に吹かれる君がいた。

また窓から外を見た。君がいた。
目が合って、こちらを見て笑いかけた。

また窓から外を見た。やっぱり君がいた。
薄れゆく意識の中でも、きらきらと輝く髪の毛が綺麗だった。

また、病室の窓から外を見た。
君は、いなかった。
最後くらい、会えたらよかったのに。

病室

8/2/2023, 10:00:50 AM

病室の窓から見上げる月が綺麗。
ずっと地球から眺められるように生きる。

8/3/2022, 9:54:45 AM

病室

病室は嫌いだ

出来れば関わりたくない

体の調子いい時にはその存在を忘れてるところ 

だがら病室は嫌いなのだ

yui

8/3/2022, 8:30:54 AM

変わらない天井

変わらない壁

点滴を持ってくる看護師さん

いつもと変わらない。

早く家に帰りたい。早く解放されたい。

常に願っている患者さん。

病室。

患者さんにとっては牢屋。

好きにできないから。

8/3/2022, 8:08:38 AM

真っ白な壁
真っ白な扉
真っ白なベット
そこに一人の患者
なんて静かで孤独な空間
ここが良い場所か悪い場所か
わかるのは患者のみ
騒がしくストレスの宝庫の世の中から離れて治療するには最適な場所と考えるか
騒がしい人たちと切り離され独りで寂しくなる場所と考えるか
人それぞれ思うことがあるだろう

さて、貴方はこの空間をどう考えるのか

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