『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
イェーズス・ブライベット・マイネ・フロイデ
誰のせいでもない
誰かのせいにしたところで
何も変わらない
全部無意味だったの
あたしの日常はどことなく不安定だった
それは自分自身のせい
恐ろしいことに
あたしは全てを呪ってしまった
過去も未来も何もかも
そしてあたしの心は真っ黒に染まって
吐き出すことさえできなくなって
聖書も讃美歌も届かなくなった
私は呪い続けるだろう
他人とそして自分を
あたしの血液は工場の汚染水
あたしの涙は血の雫
あたしはいったいいつから壊れたの?
気がついた時にはもう遅かった
噛み合わない歯車
雪解けの道路
廃校の教室
寂れたコンサートホール
あたしの人生
あたしの希死念慮
ああ、イエスよ
あたしはどうすればいいのですか?
あなたの御元には居られないのですか?
チャペルの鐘が鳴るとき
あたしは一人画材や荷物を捨てて
手ぶらでどこか遠くへ消えて行く
現実を見るのが辛かった。
見せつけられる自分の努力を遥かにしのぶ才能。
地位と財力しか見ない女たち。
精神的にも経済的にも苦しくなっていく生活。
今はもう居ない優しく励ましてくれた両親。
折れかかっていた心が先日、完全に折れた。
上司に言われた一言。
「君は何でここにいる?この役たたずが」
頑張って保ってきたものが全て崩れた。
だから、逃げた。
最近SNSで話題になっていた異世界に行ける方法。
やる前は半信半疑だったが本当だったのだ。
でも、僕は知らなかった。
逃げた先が必ずしも天国とは限らないんだって。
これだったらあのまま死んだ方が良かったかな。
目の前に広がる光景は地獄そのもの。
「あーあ、ようやく本当の意味での現実逃避、出来たと思ったのに」
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『現実逃避』
暑くもなく寒くもない部屋で
じっと動かないでいたいな
誰とも接したくないし
誰にも関わられたくない
そういうのを“独りよがり”だとか
“殻にこもる”と言うけれど
自分の身を守るために本能的に
外の世界との繋がりを切りたい時だってある
どうせ眠っても目が覚めたら現実なんだ
夢の中や自分の都合の良い世界が
このままずっと続けば良いのにな
僕はわりと恵まれているほうに値する人間だと
自分でも自負している
けれど欲望や悩みは常に泉のように湧き出してくる
きっと無い物ねだりなんだろうな
それは一種の病かもしれない
こんな現実欲しくないや
辞めたい棄てたい逃げたい消えたい
負の連鎖が頭の中でいつまでもできている
ここで逃げても意味はない
そんなことは知っている
でもどうにもならない
だから同じことを繰り返す
自分で自分を傷つけているのに見て見ぬふりする
嗚呼
今日も空は青い
現実も夢の中も空は青かったな
でもちょっと現実の空は
僕には眩しすぎて辛いな
ところで
逃げることは恥ずかしいことなのかな
現実逃避とは
愚か者がすることなのかな
答えは誰が教えてくれるんだろうか
認められたいな
誰でもいいから僕のこと
認めてくれないかな
私は20年間つまらない女でございました。育ちは東北で、東北とは言っても極端に田舎に入るような場所ではありません。家の近くの往来もそこまで少ないやうではなく、学校からの帰り道には近所の見慣れた顔ともよくすれ違います。挨拶を交わすことは遂にございませんでしたが、お互いきつと認識はしていたでしょう。小学・中学と受験など考えもなく、言われたやうに公立へ上がりました。高校は家からは少し離れていましたが、自転車で通えるやうな場所でした。つまるところ、田舎でも都会でもないところで私という人間は育ったのです。そのことについては今も不満はございません。
保険屋の母は常に忙しい人間でした。土日こそが稼ぎ時であったので、世間一般が休んでいても1人スーツを着て他人の家に足繁く通っていました。そのため母親と休日遊ぶといった経験は私には思い当たりません。(全くなかったというわけではないが、凡そなかったと言っても過言ではない)父の方は教鞭を執っていたので、休日は私を連れて食事処に連れて行ってくれたりしました。それも私が高校に入って休日は友人と会ふのが常になる前までですが。そして父は大学に入るのが最近の常であるということもずっと私に説いておりました。そのため私はなんの疑問も持ち合わせることなく、家から駅を数箇所挟んだ大学を受験し、入学して今があります。特に学びたいこともなく、今の生活は高校から同じの友人数人と共に教授に言われたことを淡々とするだけであります。
しかし私達は大人になったやうな気でいる子供だったのであります。ある日友人の1人に親しくする男ができました。異性といふのは大人になりきれていない子供を大変狂わせる要素を十分に持った者であります。その友人はある日を境に私達と行動することはなくなりました。他は「なんだってあんなに入れ込む程の男か」などと文句を垂れていましたが、私個人は己にもできれば心持がよくわかるやうになるだろうと分かっておりました。それでも私も他もきつとその友人が羨ましかったのでしょう。それでいなくなった友人の外でまたいつもの通り生活を続けておりました。
友人が1人内輪からいなくなって数月経った頃、私の元に1本電話が入りました。それは緊急を要してはおらず、また私の誠実も少し忘れさせたやうでした。私は愉悦と背徳感を持って、言われた通り駅前の少し高飛車な店に行きました。その男の言葉の裏にあるものに私は気付いていない振りをしていました。熱心に話を聞き、まるで「私は友人に誠実で、善い人なんだ」とその男や隣の席の見知らぬ夫婦に主張して回っているかのやうな顔でいました。しかし私があの電話を取った瞬間から、私が「うん」と返事をしたあの時から事は起こっていたのです。そして私も何が起きているのかはきちんと理解していました。その晩、私とその男は互いが共通で知るその人を裏切ったのです。それはとても卑劣でも、好奇心がそそられる出来事だったのです。大人なやうで子供な私は事が終わってからその始末の付け方に困りました。そこで私は事を終わらせることを止めにしたのです。私達は幾度となく逢瀬を重ねました。私達の間柄は他には説明できないやうでありながら、言葉にするのは至極簡単なものでした。しかし敢えて私はここでこの間柄を明確にする積りはありません。
男は女という生き物をわかっているというふうでした。しかし彼は私の事はわかっておりませんでした。次第に私の心の欲は強くなっていったのです。それは遊びでは終わらせてやらないぞといった、男へのある一種の嫌がらせでもありました。その心は男にはすぐ伝わったやうで、連絡の回数はみるみる少なくなりました。私は許せなかった。私の心は友人を裏切ったが、裏切られる事は許容できなかった。私の制御装置は男の「もう終わり哉。」という簡単な言葉で完全に壊れたのであります。私自身も制御を取り戻そうとすら思いませんでした。
愛というものは止まりません。ましてや他者の言葉一つで終わるほど軽いものではないのでございます。恋はある種の間違いでありますが、愛は本質から狂っていなくては生まれないのです。そして狂った者は戻らないのです。例に習うやうに私も戻りません。戻れません。
私の愛はその男をも完全に壊したのであります。
手に握ったものが生暖かい重みを感じて光ります。
しとしとと云って床は赤く濡れて光ります。
ぬめらぬめらと光ります。
--------------さて、珈琲でも飲もうかな。
『現実逃避』
現実逃避
逃げたいって思いました。
全てが苦しいって感じました。
誰かに言っても「頑張れ」としか言ってくれません。
現実逃避
コーラ 映画 ポテチ
仮想の世界で強くなって
現実は分かりにくいことが多い。
強くなるには痛い思いしないといけないし。
死なない程度に生きましょう。
『現実逃避』
さあ、急げ急げ。時間は15分しかないぞ。
僕は特別なスーツに身を包み、銀の四角の中で
モジーを使って白い大きなマイを35個に分ける。
最初、均等に分けるのが難しかったが
一週間もすると慣れて難なく出来るようになった。
出来上がったマイの塊を丸い入れ物に1つずつ
入れればミッションクリアだ。
後残り2つ‥になった時、後ろからオヴァの
「スギー!何してるの!?」の声が聞こえた。
「杉井君!何してるの!?
お皿にご飯をよそう時はしゃもじを使って
もっとこうふんわりと‥」
大場先生は呆れながら僕に言う。
それを側で見ていた同じ給食当番の凜が
「杉井また何処かに逃避してたんでしょ。
早く現実に戻って」と笑った。
彼氏に振られ就職に失敗した魔女は「現実が私に優しくない」と言って猫となった。猫になれば、みんなから可愛がってもらえる。その上、両親共に猫嫌いの猫アレルギーなので必然、家を出ることが出来るのだ。
斯くして、猫になった魔女は屋敷を追い出され、独り立ちした。が、猫生は彼女の想像を裏切る過酷さだった。
結局、魔女は屋敷へ帰った。玄関で人間の姿に戻った彼女はほっとひと息吐き、ぽつりと呟く。
「おうちが一番」
現実逃避
キエテナクナリタイ
命を絶ちたいわけではない
ただ、この場から
初めからいなかったかのように
どこから間違ったのだろう
出産?
結婚?
引越?
就職?
卒業?
受験?
入学?
誕生?
平行世界のわたしを探す
あのとき どんな選択をしたなら
間違わなかったのか
そう思いながら
キャベツを刻む
人参を刻む
玉ねぎを刻む
玉ねぎを刻む
玉ねぎを刻む
【現実逃避】
今、この瞬間が現実逃避。
スマホに逃げてる私。
やるべきことが山ほどあるのに
やりたいと思ってることもたくさんあるはずなのに
こうしてスマホをいじっている。
そうしているうちに夕方になり
今日もまた何もしてないことに気づきながら夕飯の支度をする。
寝る前に明日は、あれをしてこれをして少しは充実感を得られる1日にしようと思って布団に入る。
朝になりとりあえずは朝食をとる。
そうして、どれどれ天気はどうかな?とスマホを開く。
いろんなニュースが目に入りついつい読み始める。
仕事や家事を少しやると、ひと休みと自分に言いスマホでゲームや将棋をする。
負けると悔しくて勝つまで止められない。
夢中になってるときに来客や電話がくると外したメガネが行方不明になり慌てる。
仕事や家事の合間のスマホなのか?
スマホの合間の仕事と家事なのか?
わからない。
そんな自分が情けなくなる。
何かでボーッとしている時間が大事、なんてことを読んだか聞いたかした記憶がある。
しかしボーッとしているといろんな不安が押し寄せてきそうで現実逃避できるものを求めてしまう。
ボーッとしないで掃除でも片付けでもすれば良いのに…
でもまだ寒い、とか天気も悪いと言い訳し、断捨離すべき山のような物たちを見てテンションだだ下がり。
外を見ると太陽が夕陽の色になってきた。
今夜は何を作ろうかな?とまたスマホでレシピを検索する。
そして余計なものを見てしまう。
あ〰️時間がない!とあり合わせの料理をして1日が終わってゆく
私の現実逃避はエンドレス
(ちなみに私は自営業です。会社員ではこんなことはないでしょう)
『現実逃避』
現実逃避の時間はわずかである。
昼食のサンドイッチを頬張って、私はそう思った。
現実逃避をしながら考えていた。
きっと、還れる場所があるから「バカンス」は楽しいのだと‥
現実逃避ってなんだろう。
よくわからない。
勉強をしないこと?
嫌なことを忘れること?
現実逃避というのはそもそも
ひとりひとり違うものなのではないか。
私の現実逃避は学校に行かないこと
そして保健室にいること
クラスメイトから逃げること
でもそれは私だけの現実逃避
友達や他の人とは全く違う。
ー自分だけの、〝現実逃避″
クラスメイトから、同僚から、仕事から、勉強から…逃げて逃げて逃げまくって自分が成り立つ。
逃げることはきっと大事なこと。
逃げちゃダメな時もあるけど。
「にげていいんだよ」
恋星ゆい🥺
現実逃避
逃げるのは簡単で、逃げるのは難しい
飛び降りれば、轢かれれば、それはいとも容易く逃げられる
真正面からやめると告げたり引っ越したりすることは難しい
追いかけられない方法という一点では逃げるのは一番いい
でもその後生きられないということは墓や棺や葬儀代がいるんだと思うと難しい
そんな貯蓄はない
現実から逃げるのは簡単ではない
現実的な方法ではね
現実逃避
レベル上げの為にモンスターと対峙し
攻撃し防御し魔法の杖で詠唱呪文を
唱えヒールを唱え仲間のパーティーの
HPを回復しモンスターを倒してコインを
集め コインが貯まったら 道具屋や
防具屋を回り新しい装備に切り替える。
それが終わったらまたレベル上げ
合間に町や村の人に話し掛けクエストを
頼まれそれを達成するとお礼にレアアイテム
を貰え また森や林 草原に行ってレベル上げ コインを貯めて 貯めて 貯めまくって ポーションや状態異常回復薬を
買い込み セーブポイントのある宿屋で
体を休め セーブをして いよいよ本番
上級のダンジョンに挑み
トラップの消える床や上下逆さまになる
部屋 壁があって進めず隠し扉を
探さなければいけない部屋
全てのトラップの謎を切り抜け
クリアしても 小ボス 中ボス 大ボスの
連続コンボ 復活の呪文を駆使して
踏みとどまって 何回死んだか....
やっと命からがら地獄のコンボを抜け出したと思ったらまた次の町に行き新しい
ダンジョンに向かわなければならない
二次元の何と過酷の事か それに比べたら
三次元なんて 軽い 軽い
さあ早く 溜まった夏休みの宿題
全部おわらせなきゃね!!
現実逃避 終わり
こうして私は、目の前の軽い現実に
立ち向かって行く
ボスの名前は、宿題
さあ行こう 大丈夫 絶対倒せる
何せ私は、勇者なのだから
宿題よ 待っておれ このペンと言うなの
剣で必ずお前を倒す いざ行かん
と私は、「馬鹿な事やってないでさっさと
終わらせなさい!」と言う仲間の厳しく
背筋が伸びる様な怒鳴り声 否 声援を
受けてペンを宿題に突き付ける
宿題に長い攻撃詠唱呪文をぶつける為
奴の体に呪文の文字を刻み付ける
数式と言う名の攻撃詠唱呪文を
ちなみに余談だがさっき声援をくれた
仲間の名前は、オカンと言う
よきパーティーの仲間を持って
私は、世界一の幸せ者である
おっと どうやら敵のボスは
仲間を呼んだ様だ
私は、また長い呪文の詠唱にはいらねばならぬ
今度は、漢字と言う呪文の詠唱に
なのでもうのんびりと話す時間は無いので
このへんで切り上げさせてもらう
さらばだ諸君 私は、必ずやこのボスを
倒し 皆に心の安寧を与えると約束しよう
その日までしばしのお別れだ さらばだ
こうして 勇者は 光の早さでペンと言う
名の剣を宿題に突き立て倒して行った。
勇者のおかげで世界の平和は守られたのだった。....。
「現実逃避」
現実逃避をしたくなったら、私はヘッドホンをつける。
そうして大音量でジャン・シベリウス作曲「フィンランディア」をかける。
私の心は、フィンランドの美しい自然を味わい勝利の旅をする。
現実逃避と侮る勿れ。
心は満たされ活力を得る。
さぁ、今日も頑張ろう!
もいもい!
――――――――――――――――――――
「現実逃避」
現実逃避をしたくなったら、私はヘッドホンをつける。
そうして大音量で音楽をかける。
重苦しい重低音が鳴り響く。
ここは、帝国に支配されたフィンランド。
地底から、上空から、内外問わず、物体のみならず精神を押しつぶすような音。
おどろおどろしく迫ってくる分厚いそれは、
自国を歴史から消し去ろうとする帝国の圧政であり、凍てつくような寒さであり、飢えであり、
死にたく無いと言う叫びに他ならない。
隣で同胞が苦しい声をあげている。
街で子どもの名前を呼ぶ母の声が聞こえる。
子どもは泣くことすら出来ず冷たくなっていく。
負けて、負けてなるものか。
トランペットが鳴り響く。
フィンランドの諸君よ、今こそ、立ち上がる時である!
ティンパニが加わり、闘争への機運が高まっていく。
力強い歩みを感じる低音が機運を支える。
戦士を鼓舞する上昇音。繰り返される勇ましいメロディ。
私は戦士の一人となり、帝国に挑んでいく。
勝利が見えたその先に広がるのは――――
木管楽器が奏でる美しいメロディ。その後、弦楽器が引き継いでいく。
多幸感に溢れ、どこか懐かしく、そして暖かい。
私の目の前には、フィンランドの美しい情景が浮かんでいる。
針葉樹林に囲まれた幾千もの湖。
清らかな湖と周囲の森のコントラストを何と言えば良いのか。
ビュハ山から見える真白の雄大な大地。
何もかもを覆い尽くす雪の美しさ。
煌めくオーロラ。
夏の沈まない太陽、白夜。
バルト海に面した、自然と融和したヘルシンキ。
こんなにも、こんなにも美しい!
音楽はクライマックスへ続く。
オーケストラは、美しいハーモニーを、戦士への鼓舞を、それぞれ高らかに歌い上げる。
兵士を鼓舞する勝利へのメロディは、活力を産み、
力強くフィンランド自体を肯定し鼓舞していく。
多幸感に満ちた中で楽曲は終了する。
フィンランド人たる私も多幸感、活力でいっぱいになる。
現実逃避と馬鹿にする勿れ。
この湧き上がる活力は本物だ。
さぁ、今日も頑張ろう!
あなたは私のことが嫌い。
前までは仲がとても良かった。
3階の教室に行く時も、2人で行くことが多かった。
そして、よくあなたは階段の陰に隠れて、大声を出す訳では無いけど、先に行ったと思ったら階段の陰に隠れてしゃがんでたから、驚いたんだよ。
クラス合唱の時は、私が伴奏をやって、あなたは指揮者を担当した。2人で協力した。
あなたもピアノを習ってたから、指揮を執るのは上手だった。だから、とてもやりやすかったんだよ。
本番は、私が熱を出しちゃったけど、あなたがいたから、ピアノを弾くことが出来た。あの時は、38度も熱があったんだよ(笑)
けどね、体が覚えてたみたい、今までたくさん練習をしてきたからかな?
けど、指揮者と伴奏者は、他のクラスの合唱を見る時、隣に座れたんだけど、私は救護室で寝てたから、一緒に見れなかった。
集合写真を撮る時も、私は参加できなくて、それが心残りだった。
部活も同じ吹奏楽部で、私はホルンであなたはパーカッション。演奏する時の場所も、隣同士だから、話したりして、楽しかった。あなたの締太鼓も、ドラムも、シンバルも、木琴も、全部上手。
あなたが、女の子の中で、1番話しやすくて、1番仲が良いって言ってくれたこと、忘れてないし、これからも忘れないと思う。
夏休み、2人で大会の時の写真を選びに音楽室に行った。音楽室は、最上階だから、時間がかかって、私たちが学校で1番最後の生徒になった。
2人で一緒に帰った。家同士は、結構離れてたから、別れるのはとても寂しかった。
席替えをして、隣の席になった時、好きな本の話とかをした。あなたが本が好きだったのは、少し意外だったけど、嬉しかった。
けど、時間が経つにつれて、あなたも私も、価値観や考え方が少しづつ変わっていって、私とあなたの時計の針も少しずつズレて行った。
お互いに、それは感じていた。しかし、私もあなたも大切な友達が増え、そっちに合わせていっていた。
お互いに、すれ違っていくばかりだった。
そのうち、あなたの前からの友達との私へのいじりが始まった。あなたとあなたの友達は面白がって、そして、私の友達は私を守るために、対抗してくれた。
私はあなたに嫌われていると思った。
そして、私もあなたに対抗した。
けれど、私はベッドに入り寝る前、あなたが優しくしてくれた頃を思い出している。
それで、明日は今日とは違って、前みたいに優しくしてくれるだろうと、想像した。
そんなことあるはずないのに、現実逃避ばかりして、ほんとアホみたい
逃げることが悪いことなんて誰が言った
計画的撤退
大事なことだよ
現実逃避
現実の世界にいて毎日消えたくなるくらい苦しみを感じている
苦しみから逃れるために…現実から少しでも目を逸らしたくて…
物語の世界に逃げ込んだ…
自分の心を守るために…
現実逃避
常にしている。
悪い意味ではなく、
現実逃避することも良いと思う。
自分の頭の中だけの世界。
想像するだけなら、誰にも迷惑はかけない。
…と思っていたのだ。
しかし、歳を重ねる毎に、
将来老化で脳の機能が低下した時の事を
考えるようになった。
現実と想像の世界。
これがわからなくなってしまったら…?
これは…こわい。とてもこわい。
現実逃避の世界も
終活に入れなくちゃいけないかも。
『現実逃避』
疝気のせんちゃん病原菌♪
疝気のせんちゃん病原菌♪