『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【⠀狭い部屋の冒険】
狭い部屋はジャングルさ
椅子は木々、机は山
足元の絨毯は深い川
靴下モンスターが潜むぞ
ベッドは王の玉座かな
毛布は高貴なローブだね
クッションは忠実な騎士たち
ぬいぐるみの兵士が守ってる
クローゼットは秘密の洞窟
宝物が山積みだ
古い靴、忘れられた帽子
冒険心をくすぐるね
窓から覗けば新しい世界
鳥たちが歌う空の旅
しかし帰れば安心の場所
この狭い部屋が待っている
狭い部屋でも広い心
ここで世界が広がるよ
笑い声が響くたびに
狭さも忘れるんだ
『 狭い部屋 』
狭い空間。。。
物がごちゃごちゃ。。。
よし、片付けて
狭い空間を居心地の良い空間に変えよう。
まずは、
えーっと、…
何から片付けていいか、わからん‼️
頑張れ、アタシ‼️
笑笑
黒猫はな
『狭い部屋』
また揺れた。大きな地震から一夜明け、まだ余震が絶え間なく続く。何かあったら直ぐ動けるように、昨夜は家族全員でひとつの部屋で過ごした。
「恐い‥」小さな弟が母にしがみつく。大丈夫と言う母も不安気だ。築60年の我が家、古い家屋に強い揺れが危険なのは私にも分かる。すると父が「心配するな。昔おじいちゃんが言っていただろう?この家で一番安全なのは狭い部屋だって」
今度は更に大きく揺れた。皆、悲鳴を上げてうずくまる。少し揺れが弱くなった時父が部屋を出ながら「さあ、こっちだ!」と叫んだ。
「母さん、もっと奥へ!」
「おばあちゃん、早く!」
数分後、トイレの中に家族6人ギッチギチに収まった。
狭い部屋は嫌いじゃない。
要はモノがなければ広くなる。
昔は自分も部屋も、モノはなかった。
生きていくうちに、捨て方が分からないものが増えていく。処理できないモノも。
捨て方さえ分かれば捨てるのに。
各自治体によって違いますだの、ケースバイケースだの誤魔化され結局煙に巻かれて積まれていく。
だからモノを増やしたくないのに、要らないモノに限って勝手に増えていく。
私にとって、ここは狭い部屋だった。
こんな狭い所にはいられない。私には似合わない。
だから、もっともっと広い部屋を手に入れることにした。
そうして、私は宇宙に出た。
こんな狭い部屋――地球にはいられない。
もっと広い宇宙を手にする為に。この宇宙は私の為にあると信じて。
『狭い部屋』
ちょっと狭いくらいがちょうどよい。
安心感。
お気に入りのものに囲まれて過ごせるって
なんやかんや贅沢です。
ありがたいね。
#狭い部屋
ここにロフトベッドとか置いて一人暮らししたい。倉庫部屋を掃除している最中、不意に彼はそんなことを言い出した。この家には寝室以外に彼の自室もあるのだが、突然の家庭内別居宣言である。少し面食らったが、本人が言うに「秘密基地みたいで楽しそう」とのこと。確かにこの部屋だけ四帖ほどしかなく、そう思う気持ちはわからなくもない。コンセントがここなら向きはこっちか、などと掃除を放り出しシミュレーションまでする始末。飄々としている彼の、普段あまり見せない子供っぽい部分。率直に可愛いと感じていたら次の瞬間「でもロフトで一緒に寝るのはきついよな」とか呟くからつい笑ってしまった。一人暮らしの設定はどこへ行ったのか。もっと若い頃に出会っていたら、そんな同棲生活もあったかもしれないけれど。お喋りは終わりと彼を掃除に引き戻す。さっさと終えて、今の自分たちの家に帰るために。
(題:狭い部屋)
狭い空間で君とふたり
他に人はいない
牢獄のような場所で
ふたり寂しく住んでいる
ご飯は1日3回
とても健康的である
だがしかし
ご飯の内容がたまったもんじゃない
大人ひとりが食べるには少なすぎる白ご飯に
味も薄い量も少ないおかずとスープ
スープにもやしは入っているが
数本だけであり栄養もなにも摂れない
他の囚人は毎日働いているに対して
ふたりは一歩も部屋から出られない
少し運動だってしたいのに
なんて愚痴を零す毎日
狭い寒い硬いこの狭い部屋の中で
ふたりは死ぬまでを共にすることになる
175テーマ【狭い部屋】
ふたりは捕まっていて、しかも無差別殺人犯で、昔同じ牢獄にいた囚人3人を殺したため、ふたりしかいない部屋が用意されている。
そして、そこの警備は常に厳重警戒体制であり、いとも簡単に抜け出すことは愚か、部屋の扉のノブに触った時点で罰が下される。
"ふたりは~共にすることになる"は、脱獄もなにも許されない環境で、死ぬ以外の選択肢を与えられておらず、死ぬまで牢屋。永久牢獄である。
読んでくださりありがとうございましたっ!
いいよ、狭い部屋。
クーラーの効きがよい。
広い部屋用のクーラーはお値段が高い。
クーラーの効いた部屋で寝転べるなら
狭かろーが広かろーが天国だ。
ああ、夏がコワイ。
(狭い部屋)
8ページ
ここは異世界。
魔法使いや勇者、魔王等RPG世界のようだ。
a「ロゼッタ様、お食事のお時間です。」
『あら、わかりましたわ。今誰が?』
a「フロリアン様とシャネラ様、リフトル様が既に着席しております。」
『お父様が?お父様がいらっしゃいますの?』
a「昨夜馬車にてラリーダ王国から帰還なさいました。」
『……では少し待っていて下さいと。夜空のドレスを用意して!』
a「承知致しました!」
私はロゼッタ。本名は長いけれど
【ロゼッタ・フィーネ・ド・アドリアン】
アドリアン公爵家の次女。
親しい人や侍女達はロゼッタと呼ばれています。
でも家族は特別のタフィーの名を呼ばれています。
こんな私の自己紹介なんて二の次いえ、三の次!今は親愛なるお父様に会いに行かなければ。私はお父様の好きな柄のドレスを選びましたが…似合うと言ってくださるでしょうか…。
シャ「もう、遅いじゃないタフィー。お紅茶が冷めちゃう。」
『すいません。私、お父様が帰ってきたと通知を受けてドレスを夜空にしたんです。』
フ「うふふ。似合っていますタフィー。」
リ「そうだな。タフィーのドレスの柄は私が好きな物だけだがこれが1番好きだ。」
『ありがとうございます。褒められて嬉しいですわ。』
シャ「タフィーったらいつも堅苦しいわ。敬語なんて家族の間ではいらないって言ってるじゃない。」
『うふふ、ごめんなさい。ですがどうしても抜けないものでして…。』
フ「良いのよ。何時でも何処でも礼儀正しく。社会の秩序を守るのはアドリアン公爵家よ。それぐらい身についていた方が良いわ。」
リ「だが、シャルの気軽でフレンドリーなところも私は好きだぞ」
シャ「やだぁ〜褒めても何も出ないわ!」
『うふふ。シャルネ姉様って面白いですわ。』
この暖かい家族の時間を過ごしました。
そして私は自分の部屋へ行き、私と同じ柄のドレスを纏った空をじぃーっと眺めていました。
すると
カサコソ……トタトタ…………
誰かが歩く音でした。私の部屋を横切る人なんてお母様とお父様とお姉様しかいないけれど通るなら必ず私の用事でした。何故なら、私の部屋は御屋敷の1番高くて端にある部屋ですから。続く廊下も無く戻ることしかできないので、通る人は限られているのです。侍女だとしていても私は紐を引っ張っていません。私は嫌な想像が頭をよぎってしまいました。“暗殺者”かしらと。
ここの家は公爵家。名家中の名家。私も5歳や幼い頃には誘拐等ありましたが、今日まで何も無かったので油断していました。
『もしかしたら姿を見れるかもしれないわ。』
静かに独り言を言ってしまいました。
そして部屋の外に出ると、私の部屋の前に大きな穴がありました。見た感じ少し浅そうです。ハシゴもかかっていたので、今すぐ降りれると判断しました。
『……しょっ。 まぁ………………!』
私は驚いてしまいました。小さい頃謎だった硝子の大きな筒状の何かの謎が解けたからです。それはモニュメント等ではなく移動するためのエレベーター的存在。
私はその穴に入ったのです。
暗い公爵家の廊下をぐんぐん下がって行くのは不思議で非日常的で楽しかったです。
ガタン…………
シューーーー!
『な、なんですの。こ、こ…………。』
私は狭い部屋に着きました。
『キャッ!!!』
ガコンッダンッダンッグキッ
『うぁ゛ッ!』
私は余りの痛さに目を瞑りました。
ズキズキズキズキと脚の片方が痛くて泣いていました。
しかし、やっと怖さと痛みがなくなって来てから脚を見てみると、片方の脚があらぬ方向へいっていたのです。
初めて骨折しました。少し気持ちが悪かったです。
私は勉強を応用して歩ける用にしました。しかし、シーン…と誰も助けてくれるような状況ではありませんでした。私は食べ物も無い環境と寒さに凍えていました。
『狭い部屋にさえ……入……らな……ば。』
そんな途切れ途切れの言葉等誰も聞くわけも無く、独り寂しく死んでしまいました。
数日前の家族と会いたい…………
ほら、やっぱり
あんまり考えすぎちゃダメなんだよ
考えることは確かに真理に近づくけれど
考えすぎると逆に遠ざかる
人間そんな複雑にできてないのに
死にたいのに死ねないのは怖いから、とか
あの人が死んだのは事故だったから、とか
そんな事実を受け止められなくなるくらいなら
思考をやめた方がいい
適度に考えて適度に気を抜く
そのバランスを保たないと壊れてしまう
だからあの子は壊れてしまった
だから私は生き延びた
こんなに狭く小さいところで
発狂するのは救えない
私は生きる
あの子の肉を喰らってでも
狂っているのは
あの子だけ?
お題『狭い部屋』
狭い部屋
1人泣く
背中を見送るがもう既にその背中に飛びつきたい
行かないで、
願っても届かない。
目から涙が零れる。
〚狭い部屋〛
自分の素敵な部屋。
狭くても、夢のある部屋。
寝れる部屋。
狭い部屋
ここに来た時は物が何も無かった。
あれから5年
物が溢れてる。
きっと、もう使っていない物も
色々とあるだろう。
自分のお部屋を貰ったのは、
小学校入学と同時だった。
机、ベッド、本棚。
新しいお家で
こっそり用意されていたそれらは、
家具屋さんで私がいいなぁと言っていた物。
だからとてもとても嬉しかった。
……しばらくは、一人で眠ることだけは
少し怖かったけれど、やがて慣れた。
でもそのお家に長く住むことはなかった。
転勤、転勤で
あちこち移動した。
私は一人っ子だったから
どこでも
四畳半〜六畳のお部屋を与えられていた。
恵まれていたのかもしれない。
親達は、会社や世の中、
そして家庭と日常にも疲弊して
どんどん見えない部分から荒れていった。
いちはやく危機感を持って動いたのは、父。
単身赴任で、自ら家庭から旅立っていった。
残された、母と私の二人暮らしは
もう思い出したくない。
最後の家の、六畳の私のお部屋には、
私の好きな物をたくさん詰め込んでいた。
捨てられてしまったものも
たくさんあったけれど
懲りずに、また集めた。
この部屋があれば、
この部屋で過ごせるなら耐えられると
そう思っていた。
だけど。
もう無理だ、
こうして耐え続けても何も残らないどころか
本当にダメになると気付いて。
すべてを置いて、
全部、捨てて
私は部屋を、家から出て行った。
今でも——
時々、あのお部屋を思い出す。
私のすべてだったお部屋。
私が唯一、私でいられた場所。
あのお部屋に残して
もう処分されてしまっただろう物たち。
連れて行けず、ごめんね。
支えてくれて、ありがとう。
『狭い部屋』
よく、〇〇しないと出られない部屋。という創作話を目にする。しかしこの部屋はそれっぽくてそれとは違うのだとすぐに分かった。
ドアや窓は開かないが、とにかく狭い。縦3m、幅2mくらいだろうか。そこに今、俺は一人で閉じ込められている。
狭い部屋からどうやったら抜け出せるかヒントもない。
このままじわじわ2mくらいしかない天井でさえ迫ってくるんじゃないかとヒヤヒヤする。
そしてとにかく熱いのだ。灼熱の夏というような気温に、俺の全身からは汗が吹き出てベタベタとして不快だ。
――何かが変だと感覚がそう告げている。
突然襲われたその感覚に、俺は思いっきり自分の頬をぶった。
痛くない。
そう確信したとき、これは夢だと悟った。
しかしこの夢から覚めるにはどうしたらいいか分からなかった。
終わりがわからないこの状況に恐怖感が増す。
(2024/06/05 創作)
ちょっと書く時間がないので中途半端で終わります(笑)
最初は広かった自分の
部屋が今ではアニメグッズ
やらでいっぱい幸せも
たくさんもらったよ♪
だけどそのせいで部屋が
狭い・・・
本棚には講義のテキストだけでなく、興味のある本が並び始めた。友人が色鉛筆で描いた絵も吊るした。クローゼットの中の服も少しずつ色味を増やしている。
弓毛を緩め、本体を拭き上げる。これのおかげで毎日食べていけるし、教授と二人で演奏することが決まった。
記憶は無いけど、今が幸せだから。
Title「1Kの中身」
Theme「狭い部屋」
都会の光に憧れて
暗い夜道の田舎を抜け出し
1部屋5万の狭い部屋
都会の理想は幻想で
家族も友も置いてきた
誰もいない・・・
助けもない・・・
広い世界に黒い影
狭い部屋
子どもの見るアニメは大抵見る。遊んでいるゲームも大抵見る。宿題をしていたり、何か工作して創っていたりも大抵見る。部屋が狭いから、視界に入らないことがほとんど無いのだ。そのおかげと言っては何だが、大人的注釈のあった方が良いようなアニメ等(例えば『推しの子』など)の、強すぎるインパクトに理解のための枝を付けることや、オンラインゲームで遊んでいるときの反応に、ある程度の方向性を持てるように試みること、YouTubeで見ている動画の内容にひとこと言ってみたりもできる。オンラインで遊んでいる学校の友達が誰かということも、聞かずとも判ってしまうのだ。干渉しないが把握はする。ネットやサーバー内は「イマドキの注意エリア」でもあるから、ちょうど良いと言えば、ちょうど良い。
それぞれなのだろうけれど、「ちょうど良い広さ・狭さ」があると思う。狭すぎる部屋で無理に暮らせばストレス昂じて良くない心理状態になるし、広すぎる部屋は寒い感じがしそうだ。何より使わないスペースとか管理するのはちょっと。
自分の感覚としてはどうなんだろう。今暮らしている部屋は狭いのかな…いや、たぶんこのくらいだからなんとかなっているんだろう。たぶんね。