『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしも ひとり暮らしをするなら
狭い部屋 ワンルームでいいかな?
俺は 身勝手なハルの母親に
いつも 合わせて暮らしている
ハルも 自由なひとり暮らしに憧れている
何年先になるかは 分からない
自立したいもんである
そのためには 貯金しないと(笑)
ずっと 長い間 ハルは無職だった
和樹さんが 仕事の面接に行ってくれたおかげで
去年から 働けるようになった
俺達は これからも 助け合って
夢を叶えるために 頑張るつもりだ
僕には自分の部屋があるが、決して広いとは言えない。ベッドと机、クローゼットでいっぱいだ。
それでは、あっても、なくても同じではないかと思われるかもしれない。そんなことはないのである。自分の部屋が与えてくれるもの――、それは安心感だ。狭くても、自分の居場所がある。それだけで救われることだってあるのだ。
秘密を打ち明けることだって、思いっきり「バカヤロー」と叫ぶこともできる。そんな場所が果たして学校にあるだろうか。狭いけれど、いや狭いからこそ思いっきりくつろげる。
鬱憤を晴らせる場所がある。それは、とても大切なことだ。自分の家でなくてもいい。そういう場所を作ってほしい。
目が覚めたら見知らぬ天井
真っ白い天井に所々黒いシミがある
少し眩しい明かりが部屋を照らす
体を起こすと木製のテーブルがあって
紙とペンが置いてある
その紙にはなにも書かれておらず
出口のドアも窓もない
紙を裏返しても何も書かれておらず
無意識にペンを取って紙に書こうとした
あれ?
………
胸から既視感が湧き上がる
それはまるで噴火した火山のようだった
不安が恐怖が絶望が込み上げてくる
いまは
なんかいめ?
お題『狭い部屋』
何でも置けちゃいそうな広い部屋
好きな柄のカーテンにお気に入りのベッド
好きなものを好きな様に詰め込んだ部屋
大好きな幸せの空間
なのに
いつからだろう
床一面に散らばる紙や参考書
いつからか閉じたままのカーテン
好きな物で詰め込んだはずの部屋
広くて幸せな部屋はどこか暗く狭い部屋へと
変わってしまった
#狭い部屋
⑪あなたは『福』を『招』く招き猫に思えます。
それに、笑いセンスもあって人々を笑わせてくれる…そんなあなた。
…出会った頃から大好きでした。
「福永招平」
⑫あなたは、『木兎(ミミズク)』のような大きな体を持ち、周りに『光』をもたらすような人ですね。
…こんな私にも明るく接してくださったあなたへ。
これからも、誰かに光を照らし続けるあなたが幸せに生きられますように。
「木兎光太郎」
⑬「北」キツネのように冷たい道も、険しい道も淡々と歩いてきたあなたはすごく素敵です。
それに、人のこともよく見ている方でしょう?
他人にも自分にも厳しいが故に言葉がきついと周りが感じることもあるかもしれません。
それでも、そのような真っ直ぐな言葉を投げかけてくださるのは自分にいる身の回りの人間に対して、「お前ならちゃんとできる」と『信』じているからでしょう。
そんなあなたに私は尊敬しています。
「北信介」
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(※内容がここから変わります)
狭い部屋
狭い部屋で研磨と2人っきり。
猫のような吊り目で見つめられるのは…正直、恥ずかしい。
でも、あなたの瞳がとても綺麗でドキドキしながら見惚れてしまった。
少し時間が経った頃、彼が私を見つめるのをやめ、そっぽを向いた。
何故?と思ったがすぐに分かった。
…少し長めの髪の隙間から彼の耳がとても赤くなっているのが何よりの証拠だ。
壁はただ白く 小さな窓
あるのはそれだけ
壁を飾る絵画もないし
おしゃれな家具も
ぬいぐるみも何もない
窓から差す月明かりが
冷たい床に影を差す
この檻の中から見える世界は
なんと美しいことだろう
窓を打ち付ける雨音
雷鳴が近づき
やがて虹に変わる
夜には満点の星空が語りかけ
月明かりが優しく見守ってくれる
ここには何でもある
外から見たら小さな箱だけど
不思議と外に出たいと思わない
外に出たとたんに
夢は覚める 知ってる
手を伸ばして透明な壁をなでながら
今日も小鳥の囀りを聴く
わたしはまだ此処にいる
いつか閉ざされた心が解放される
その日まで
【狭い部屋】
【狭い部屋】
僕は教室をとびだした。
悪からにげるように。
にげた先には…はじめて見る教室があった。
教室に入ると何も無い。静か。狭い。
息切れがひびく。
地面にうずくまると
僕はさっきのことがフラッシュバックして。
クラスの誰かの笑い声
クラスの誰かの怒鳴り声
こわいこわいこわい。やめて…!
すると
ガチャンと扉の鍵がしまった。
暗い部屋。
静かな部屋。
狭い部屋。
誰か、、、
僕をたすけて
狭い部屋、一人。
外では雨が街を叩く。
青い部屋で君の匂いが鼻をかすめる。
隣には数日前まで使われていた座布団が一つ。
何も出来ない不甲斐なさが心をくすぐる。
この部屋から君が欠けた。
あの時は多分、いや、確実に楽しかった。
あれが君との最後の青春。
「狭い部屋」
心に浮かんだ言葉を
ぽつ ぽつ 書いていくうちに
無意識の思いが ひょいと顔を出す
歌を一曲 奏でるように
お茶を一服 飲み干すように
自分の世界が広がっていく
結びの言葉を探しあぐねて
えいやっと着地したら
そこはやっぱり 狭い部屋で
また別の白い壁に
『新しいお題があります』
とだけ 書かれていた
狭い部屋。
そこで私は、小さなアリを見た。足元には一輪の花が添えられている。床は緑色のごわごわのじゅうたん。
すると、後ろの方でごそごそと音が聞こえた。
振り向いても何も無い、真後ろには。ただの壁しかないじゃないか。そう思っていたらまた、ごそごそと音が聞こえた。なんだなんだ天井を見上げると、そこには人が出られるくらいの窓があった。私はなぜ気づかなかったのだろう。そうだ下しか見ていなかった。
しかし、窓を見つけた瞬間、私は他の「モノ」を見つけてしまった。それは私の視野の狭さだった。
この部屋は狭い。けれど落ち着く部屋であった。
昔からよく猫みたいな奴だと言われ育ってきた。狭いところは好きだし、好物は魚。気分屋でゆらゆら生きている。猫みたいな人間。
別にこの評価が嫌いな訳ではない。むしろ気に入っている。だって根無し草と言われるより、猫と言われたほうが誰だって良いはずだから。
自分が大学生になったとき、一人暮らしをしようと決意した。
大学は実家からでも通える距離ではあったが、いかせん自由ではない。自分という人間は明日のご飯が決まっているような人生が嫌いなのだ。つまり強欲であった。
一人暮らしをするために借りた部屋は狭い部屋であった。四畳半しかなく古くて虫がよく出たりするせいか、家賃が何処よりも安かったのを覚えている。
この四畳半の部屋とともに大学生活を過ごした。終わらないレポート、単位取得のために必死になったときもこの部屋には世話になった。
正直、自分のような人間が大学進学を目指したのは間違いであったのではないだろうかと考えていたが、今は後悔はしていない。
社会人となりあの部屋を出て数年、老朽化が原因となり取り壊しになったと聞いたとき。
今の部屋は広い。それは当時借りていた部屋と比べるからしょうがないのだが、もうあの安心感と思い出を得られないと思うと、少しだけ戻りたいという気持ちがでてきてしまった。
狭い部屋って何となく落ち着くよね
個人的にはトイレが落ち着くかなぁ
1人きりって感じがして落ち着く
普通の部屋だと
秘密基地みたいでワクワクする
本読んだり絵を描いたり
工作したり寝てみたり
狭い部屋っていいよね
落ちければそれでいい。豪華な家具が揃っていなくたって雨風しのげて、明日大切な人と話せるならそれでいい。
お休みなさい
狭い部屋(6月4日)
狭くて、暗くて、怖い部屋
僕は嫌い
狭い部屋
目が覚めたら、とても狭い部屋にいた。
窓は無く、場所や時間は分からない。
ドアに手を掛けるが、開かない。
ドアを叩き声を上げるが、反応は無い。
へたり込み、考える。
私はどこにいた?何をしていた?
━━思い出せない。
順を追って思い出そうと記憶を手繰る。
━━━━何も思い出せない。
私の名前は?家族は?
心は絶望に満たされた。
過去を思い出して
閉じ籠る私。
体も心も蓋をした私に
光をくれたあなた。
ありがとう。
狭い部屋
いつの頃だろうか
住む部屋の広さが
幸福の尺度のように
勘違いしていた
本当の恋をしていた時
共同玄関、共同トイレ
お風呂も銭湯の彼の下宿
あの狭い部屋で過ごした時間が
今より不幸だったとは
少しも思えない
不便と
不幸とは全然違うものなんだな
あたりまえのことなのに
案外気づけないものなんだな
ダンボールで出来た秘密基地。
作って潜って遊んでた幼き思い出。
狭い部屋より広い部屋に憧れてた頃もあったっけ。
だけど、やっぱり背中を丸めてひっそりと。
狭い部屋にいるのも心地よいから。。
今日も狭い部屋で
ひっそりと、、、
音を奏でる、、
歌ってる♬w
狭い部屋
ぼやけた視界の中、毎日僕に話しかける声が聞こえる。
愛しそうで、どこか楽しそうな男の人と女の人の声。
僕はその声が大好きだ。
…でもそんな声が今日は少し寂しそうに聞こえた。
手を伸ばせばすぐ届くような狭い部屋の中。
(僕がいるよ!)
そんな思いを抱きながら僕は必死に足を伸ばした。
「あっ蹴った!!」
大好きな女の人の嬉しそうな声と
「また分からなかった…うう、次こそは触るぞ!」
大好きな男の人の残念そうな声に安心して
僕はまた狭い部屋の中を揺蕩うのだ。
20代、鬱の中、やっと親元を飛び出して一人暮らしを始めた。辛かった。16時からの仕事に、15時45分にやっと起き上がって出かけていた。帰ったらすぐ寝て、食事も味を感じずただ生きる為に手頃な物を買って食べ、家にいる間は、ほとんど動くことも出来ずその場で泣いてやり過ごしていた。誰にも助けを求められず、狭い部屋の中。