狭い部屋、一人。外では雨が街を叩く。青い部屋で君の匂いが鼻をかすめる。隣には数日前まで使われていた座布団が一つ。何も出来ない不甲斐なさが心をくすぐる。この部屋から君が欠けた。あの時は多分、いや、確実に楽しかった。あれが君との最後の青春。
6/4/2024, 10:20:17 AM